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8 予想外が起こると驚くよね

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  今日も、屋台で料理を売ろうと準備をしていると誰かに見られてる気配がした。


「なんな、視線を感じる……。」


キョロキョロしていると視線を感じなくなった。


「あれ?視線が感じなくなった。」


  準備をしているまた視線を感じる。


「これって、私の準備の仕方をみてるのかな?」


でも、料理はもう終わっている。


「今日は、サンドウィッチもあるよ!」


中身は、簡単!パンにバターを塗ってレタスにきゅうりにトマトマヨネーズで味付け!

あと、オークカツのサンドウィッチ!


「匂いがお腹を空かせるんだよね~」



匂いにつられたお客が次から次へとやってきた。

「すみません!このオークカツのサンドウィッチを五個ください!」


「は~い!ありがとう~!」


「俺は、サンドウィッチとホットドッグを3つずつもらおう!」


仕事中、ずっと視線を感じ気持ち悪かった。


「そろそろ、お金も貯まったから他の街にいこうかな。」













次の日

  私は、次の街のデネスに向けて出発した。


「デネスってどんな街なんだろー!楽しみだな♪」


暫く歩いていると


「あっ!また、見られてる。まさか!ストーカー!?日本ですらストーカーなんかに合わなかったのに、異世界に来てモテ期到来かしら!?」

 モテ期!モテ期!


「もう~!陰から見てないで素直に出てきたら!?」

私は、叫んで言った。


「私に、何か用ですか?大体は、予想出来てますけどね。」

私が、振り返りながらいうと、木の上からが姿を現した。


「……えぇぇぇー!予想以上にモテモテだったよ!予想外だよ!」

  私の何処に惚れてしまったのだろうか?


「私に何かご用ですか?言いたい事があるなら言ってください!」

もじもじしながら言葉を待った。


「「「「「下さい!」」」」」


「…………えっ?料理のレシピ?私が目的じゃなくて?」


「「「「「はい!レシピを売って下さい!!」」」」」


「チッ。モテ期だと思ったのに!もうー!絶対にレシピなんか売ってやるもんか!」



「「「「そんな!!売って下さい!大金もご用意しますから!」」」」


この人達は、それぞれ違う商会の人らしい。

私は、を無視して歩き始めた。













ある商会では

「なんだと!女を怒らせてレシピを売ってもらえなかっただとー!ふざけるなー!」

「申し訳ございません!ですが、何に怒ったのかわからないんです………。」




 ミサトの勘違いにより、この男は給金を減らされるのだった。
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