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15.モフモフ天国
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奴隷商で奴隷を買った次の日。
とうとう引き取りの日になってしまった。
俺は、興奮して眠れなかった。
「はぁー。緊張してきた~。あの子、可愛かったしなぁ~。エヘヘ。」
〈ハルト~気持ち悪い顔になってるぞ……。〉
ギンに見られてしまった……。
取り敢えず、心を落ち着かせる為にギンをモフモフしまくる。
「よし!奴隷商に行くぞ!」
「ハルト様。お待ちしておりました。さあ、こちらへどうぞ。」
応接室に通され、ソファに腰を下ろす。
トントン。
扉のノック音がして扉が開く。
「お待たせいたしました。」
店員と一緒に獣人族の女性が入ってきた。
「ご主人様、このような私を買って頂きありがとうございます。」
「そう言えば、名前を聞いてなかったんだけど、名前はなんていうんだ?」
「私の名は、フェンリースと申します。」
買ったはいいけど、名前とかこの子にたいしての情報は何にも知らなかった。
すると、この奴隷商の会頭であるニベスさんが話始めた。
「ハルト様、この子が住んでいた村は今はもうないのです。フェンリースは、借金奴隷なのですがフェンリースが我が商会に売られた後に村が盗賊に襲われ村人は全て殺されてしまったのです。」
「……そうだったのか。フェンリースも一人なんだな。」
フェンリースは俺が守らないといけないと思った。
手続きは済ませてあるので、このまま宿へ帰ることにした。
宿に帰ると、部屋を二人部屋に変えてもらった。
(やべー!緊張してきたよー!まずは、少しずつ会話から始めて……それからどうすればいいんだー!)
結局、買い物をする事にした。
服や靴、生活するのに必要なものを買いそろえることにした。
「ご主人様、私なんかの為にありがとうございます。本当によろしいのですか?」
「うん?何が?」
「全て、新しい物なのですが……。普通は奴隷なんかに新しい物など買いませんよ?」
「あ~。俺は、フェンリースに普通の暮らしをして欲しいからね!」
「ありがとうございます。」
おや?尻尾がブンブン揺れている。
顔は普通だけど喜んでくれているのかな?
フェンリースは、牙狼族だそうだ。
顔と尻尾の差がすごいな。
「喜んでもらえて嬉しいよ!」
買い物が終わり、食事も済んだあと部屋に戻る。
ドクンドクン。心臓の音が聞こえる。
「フェンリース、こっちにおいで。」
「は、はい。ご主人様。」
フェンリースも緊張しているのか、顔がほのかに赤くなっていた。
「フェンリース、もう我慢出来ない。いいかい?」
「ご主人様、お手柔らかにお願いします。」
俺は、ついに…………
「えっ?」
フェンリースの声が聞こえたが、俺の我慢が限界だった。
「うわ~モフモフだ~!ギンもいいが、また違ったモフモフだ~!」
俺は、フェンリースを押し倒し尻尾や耳を触りまくったのだった。
とうとう引き取りの日になってしまった。
俺は、興奮して眠れなかった。
「はぁー。緊張してきた~。あの子、可愛かったしなぁ~。エヘヘ。」
〈ハルト~気持ち悪い顔になってるぞ……。〉
ギンに見られてしまった……。
取り敢えず、心を落ち着かせる為にギンをモフモフしまくる。
「よし!奴隷商に行くぞ!」
「ハルト様。お待ちしておりました。さあ、こちらへどうぞ。」
応接室に通され、ソファに腰を下ろす。
トントン。
扉のノック音がして扉が開く。
「お待たせいたしました。」
店員と一緒に獣人族の女性が入ってきた。
「ご主人様、このような私を買って頂きありがとうございます。」
「そう言えば、名前を聞いてなかったんだけど、名前はなんていうんだ?」
「私の名は、フェンリースと申します。」
買ったはいいけど、名前とかこの子にたいしての情報は何にも知らなかった。
すると、この奴隷商の会頭であるニベスさんが話始めた。
「ハルト様、この子が住んでいた村は今はもうないのです。フェンリースは、借金奴隷なのですがフェンリースが我が商会に売られた後に村が盗賊に襲われ村人は全て殺されてしまったのです。」
「……そうだったのか。フェンリースも一人なんだな。」
フェンリースは俺が守らないといけないと思った。
手続きは済ませてあるので、このまま宿へ帰ることにした。
宿に帰ると、部屋を二人部屋に変えてもらった。
(やべー!緊張してきたよー!まずは、少しずつ会話から始めて……それからどうすればいいんだー!)
結局、買い物をする事にした。
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「ご主人様、私なんかの為にありがとうございます。本当によろしいのですか?」
「うん?何が?」
「全て、新しい物なのですが……。普通は奴隷なんかに新しい物など買いませんよ?」
「あ~。俺は、フェンリースに普通の暮らしをして欲しいからね!」
「ありがとうございます。」
おや?尻尾がブンブン揺れている。
顔は普通だけど喜んでくれているのかな?
フェンリースは、牙狼族だそうだ。
顔と尻尾の差がすごいな。
「喜んでもらえて嬉しいよ!」
買い物が終わり、食事も済んだあと部屋に戻る。
ドクンドクン。心臓の音が聞こえる。
「フェンリース、こっちにおいで。」
「は、はい。ご主人様。」
フェンリースも緊張しているのか、顔がほのかに赤くなっていた。
「フェンリース、もう我慢出来ない。いいかい?」
「ご主人様、お手柔らかにお願いします。」
俺は、ついに…………
「えっ?」
フェンリースの声が聞こえたが、俺の我慢が限界だった。
「うわ~モフモフだ~!ギンもいいが、また違ったモフモフだ~!」
俺は、フェンリースを押し倒し尻尾や耳を触りまくったのだった。
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