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3章 農業がしたい
22、3分間の覚醒
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「「「あ……ああああいじんっっっっ!?」」」
「そうだよ。 ボクはあっちの世界でマスターと二十四時間三百六十五日ずーーーっと一緒にいたんだよ」
私達の目の前にいる、女子中学生位の見た目をしたボクっ娘堕天使は……そんなことを言いながら幼女2名を見下ろすと
「キミたちと一緒にしないで欲しいな」
……若干高圧的な態度でドヤ顔を見せた。 どうやら本人は、捉えようによってはケンカを売ってるみたいになりかねない発言をしたことに気付いていないようだ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
彼女の発言がやはり気に入らなかったみたいで、私の両サイドの幼女がとてつもなく不穏なオーラを醸し出し始めた。 眉間にめっちゃしわが寄っており、表情がその怒りをあらわにしまくっている
「「覚悟しろよ!! このクワ野郎!!」」
幼女2名は明らかにその見た目で出しちゃいけないだろっていう怒り声を出すと、無詠唱で何もない空間から大量の包丁を出現させる……って、ちょっまってまさか私のクワをぶっ壊すつもりなの!? それがないと農業が出来ないんだけどぉぉぉぉ
「へぇ……ボクと戦う気なの? いいよ、この家が壊れない程度に相手してあげる」
対するボクっ娘堕天使は、背中に黒い翼を生やしただけ。 自分の力にかなり自信があるのか余裕の表情だ
「「「決闘(デュエル)開始の宣言をしろ! ヒナ!!」」」
準備が出来たのか、三人で声をそろえて私に振った。 うん、そこで息を合わせなくてもいいしというか止めるなら今しかない
「三人とも、取りあえず一旦落ち着こうか。 ここでケンカしてても話が一切前に進まないから」
「「「……」」」
私の言葉が届いたのか……
「おい、く……るしあ、今から我と1つになるのじゃ」
ロリ魔王は唐突にそう提案した。 その表情はいたって冷静で、先ほどとは大違いである。
いったい何がロリ魔王を動かしたのだろうか
「えっ……それはボクを認めたということで良いのk」
「吸収(サクリファイス)」
ロリ魔王がそう言うと……るしあと同じ形の翼がロリ魔王の背中から出現し、るしあは輪に戻った。
「えっ? ロリ魔王今何したの?」
「……我は今、魔王ニーナ・イシュタルとしてここに蘇ったのじゃ」
……ふぁっ
「ニーナ様? まさか本来の力が……」
「<災禍輪(ディザスターメビウス)>を見るのじゃ」
卓上にある輪っかを見る私とティアラちゃん。 青色の光が……逆時計回りに減って来ていた。
「まさか……カラータイマー?」
「そうじゃ。 そして制限時間は3分じゃ」
……制約そのまますぎるんですけどぉぉぉぉ
「そうだよ。 ボクはあっちの世界でマスターと二十四時間三百六十五日ずーーーっと一緒にいたんだよ」
私達の目の前にいる、女子中学生位の見た目をしたボクっ娘堕天使は……そんなことを言いながら幼女2名を見下ろすと
「キミたちと一緒にしないで欲しいな」
……若干高圧的な態度でドヤ顔を見せた。 どうやら本人は、捉えようによってはケンカを売ってるみたいになりかねない発言をしたことに気付いていないようだ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
彼女の発言がやはり気に入らなかったみたいで、私の両サイドの幼女がとてつもなく不穏なオーラを醸し出し始めた。 眉間にめっちゃしわが寄っており、表情がその怒りをあらわにしまくっている
「「覚悟しろよ!! このクワ野郎!!」」
幼女2名は明らかにその見た目で出しちゃいけないだろっていう怒り声を出すと、無詠唱で何もない空間から大量の包丁を出現させる……って、ちょっまってまさか私のクワをぶっ壊すつもりなの!? それがないと農業が出来ないんだけどぉぉぉぉ
「へぇ……ボクと戦う気なの? いいよ、この家が壊れない程度に相手してあげる」
対するボクっ娘堕天使は、背中に黒い翼を生やしただけ。 自分の力にかなり自信があるのか余裕の表情だ
「「「決闘(デュエル)開始の宣言をしろ! ヒナ!!」」」
準備が出来たのか、三人で声をそろえて私に振った。 うん、そこで息を合わせなくてもいいしというか止めるなら今しかない
「三人とも、取りあえず一旦落ち着こうか。 ここでケンカしてても話が一切前に進まないから」
「「「……」」」
私の言葉が届いたのか……
「おい、く……るしあ、今から我と1つになるのじゃ」
ロリ魔王は唐突にそう提案した。 その表情はいたって冷静で、先ほどとは大違いである。
いったい何がロリ魔王を動かしたのだろうか
「えっ……それはボクを認めたということで良いのk」
「吸収(サクリファイス)」
ロリ魔王がそう言うと……るしあと同じ形の翼がロリ魔王の背中から出現し、るしあは輪に戻った。
「えっ? ロリ魔王今何したの?」
「……我は今、魔王ニーナ・イシュタルとしてここに蘇ったのじゃ」
……ふぁっ
「ニーナ様? まさか本来の力が……」
「<災禍輪(ディザスターメビウス)>を見るのじゃ」
卓上にある輪っかを見る私とティアラちゃん。 青色の光が……逆時計回りに減って来ていた。
「まさか……カラータイマー?」
「そうじゃ。 そして制限時間は3分じゃ」
……制約そのまますぎるんですけどぉぉぉぉ
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