幼馴染みの不良と優等生

ジャム

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少しだけ変わった日常

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校長「え~また校内でタバコが見つかりました・・・見つけ次第・・・」

(また・・・)

僕は周りを見渡した

(やっぱり・・・)

集会が終わり僕は屋上に向かった

「またサボったでしょう!」

獅子丸「ああ?春斗か。なんだよ」

「もう・・・またタバコなんて吸って・・・」

獅子丸「いいだろう・・・別に・・・」

「・・・」

僕はヒロちゃんの吸ってるタバコを取って吸ってみた

獅子丸「!?」

「ゲホッ!ゲホッ!」

獅子丸「だ、大丈夫か?」

そういい背中をさすってくる

「・・・なんでこんなの吸ってるの?」

獅子丸「慣れればうまいんだよ」

「そうかな・・・」

そして屋上の手すりに寄りかかった

「猫又さん、少年院に入ったんだってね」

獅子丸「そうみたいだな」

「まぁ、まだ未成年だし、刑期もそこまで長くはないみたいだし」

獅子丸「出てきたら絶対にお前のところに来るぞ」

「知ってるよw」

獅子丸「・・・そうか」

あれから一週間・・・
いつもの日常に戻った僕達
でも、少しだけ変化があった

伊達「あ、いたいた!獅子丸。先生にバレるぞ?」

獅子丸「テメェも言うのかよ・・・」

最近は伊達もヒロちゃんに話しかけるようになった

伊達「俺は用事があるからもう行くけど・・・タバコはやめておいた方がいいぞ?w」

と言うと走って行ってしまった

獅子丸「うるせぇのが増えちまったな・・・」

「そう言うわりには嬉しそうだね?w」

獅子丸「嬉しくねぇよ!ば~か!」

そう言いつつ尻尾が左右に揺れている

「フフw」

獅子丸「・・・なぁ」

「ん?」

獅子丸「・・・このまま一緒にサボらねぇか?」

「え?」

獅子丸「いいだろう?」

「・・・いいよw」

獅子丸「マジで!?」

「たまにはいいかなってw」

そういうと二人で学校を抜け出した
そして街を見て回った

「なんかこの時間に来るの初めてだから楽しいw」

獅子丸「お前・・・変わったな」

「そう?」

獅子丸「いきなりタバコを吸うし、サボるし・・・」

「・・・嫌だった?」

獅子丸「いや、そんなことはねぇよ」

「ヒロちゃんとずっと居るからねw少なからず影響はあるよねw」

獅子丸「・・・そうだな。俺もお前に影響されてるみたいだし」

「そうなの?」

獅子丸「ああ」

「どこが?」

獅子丸「さてwどこだろうなw」

そう言い歩いて行く
僕はヒロちゃんの隣を歩いていた
その時

「???」

僕のお尻の部分に何かが触れる感覚がした
手で確認するとヒロちゃんの尻尾だった

「どうしたの?」

獅子丸「え?わからねぇの?」

「うん」

獅子丸「・・・」

今度は尻尾が手に絡んできた

「手を繋ぎたいの?」

獅子丸「違う」

「離れたくないの?」

獅子丸「間違ってねぇけど・・・今は違う」

「じゃあ、なに?」

そういうと耳元で

獅子丸「お前を抱きたい」

「!!」

獅子丸「尻尾を絡めるのはそういう意味なんだよw」

「そ、そうなんだ・・・」

獅子丸「嫌か?」

「い、嫌じゃないけど・・・」

獅子丸「じゃあ、お前の家行こうぜ!」

そういうと僕の家に向かった
家に入るなり抱きしめてキスをしてきた

「ん・・・」

獅子丸「は・・・あ・・・」

そして服を脱ぎながら二階に向かった
寝室に着いた時にはお互い全裸だった
そのままベッドに押し倒され首を舐められた

「んっ!」

獅子丸「相変わらず敏感だなw」

そして涙が出てくる
それをヒロちゃんは舐める

獅子丸「甘い・・・」

そういい舐め続ける

「ヒ、ヒロちゃん・・・」

獅子丸「ああ。入れるぞ」

そういうと生で入れてきた

「んっ・・・」

獅子丸「学校サボってこんなことして・・・優等生が聞いてあきれるな?w」

「どこかの不良の影響だろうねw」

獅子丸「どこの不良かな?w」

「さぁwどこの不良だろうねw」

そして腰が動く

「あっ・・・んっ・・・」

獅子丸「う・・・やばい・・・もう・・・」

「僕も・・・」

獅子丸「中に・・・出していいか?」

「え・・・」

獅子丸「お前を失うと思ったとき、本能なのかわからないが、孕ませておけばよかったって思ったんだ」

「・・・いいよ」

獅子丸「ホントか?」

「ヒロちゃんが出したいなら」

獅子丸「・・・お前・・・ホントの不良になっちまったなw」

「ヒロちゃんに責任取ってもらうからw」

獅子丸「ああ、責任はしっかり取るよ・・・」

そう言い抱きしめて来て

獅子丸「う!!」

中が暖かくなる

「んっ!!!」

それがとても気持ちよくて幸せを感じた

獅子丸「まだ・・・出したい・・・」

「いいよ・・・いっぱい頂戴?」

そして夕方まで何度も中に出された

獅子丸「はぁはぁ・・・」

「はぁ・・・はぁ・・・」

ヒロちゃんが抜くと僕の中からたくさんの液体が出てきた

獅子丸「すげぇ量だなw」

「そうなの?」

獅子丸「ああw」

そんな話をした後シャワーを浴びてリビングに向かったときヒロちゃんのスマホがなった

獅子丸「もしもし・・・うっせぇな・・・ああ・・・一緒に居る・・・ああ」

そういうと電話を切った

「誰から?」

獅子丸「親父から、かなりご立腹だったよw」

「そうなの?」

獅子丸「ああ。サボるのはいつものことだけど春斗を連れ出したことにご立腹らしいw」

「サボったことに関しては怒られないのねw」

獅子丸「もう慣れてるんだろうwさて・・・学校に荷物を取りに行くかw」

そういうと二人で学校に向かった
学校では当たり前だが先生に怒られた
そしてヒロちゃんの家ではおじさんに怒られた・・・
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