雨宿り先の出会い

ジャム

文字の大きさ
上 下
7 / 16

面接

しおりを挟む
一週間後・・・
僕は面接を受けるためあるビルの前に居た

「え・・・」

そのビルは家からよく見ていたビルだ
ここら辺で一番の企業って聞いた時に気づくべきだった

「・・・受かるはずがないよ・・・」

僕は不安になった
この一週間、熊代さんと色々練習したが・・・

「自信・・・なくなったな・・・」

その時背中を叩かれた

熊代「ほら!しっかり!」

獅子国「そうだぞ!」

「二人とも・・・なんで?」

獅子国「俺はたまたまw」

熊代「俺は応援にw」

熊代さんはそうだろうけど、獅子国は絶対に偶然じゃない

熊代「大丈夫!絶対に合格するからw」

「なんでそう思うんですか?」

熊代「だって・・・俺が練習に付き合ったんだぞ?w」

なに、その自信は・・・
でも、なんか元気がでた

「行ってきます!」

そういい僕はビルに入って行った

・・・獅子国視点・・・
驚いた・・・
遥斗の笑顔久しぶりにみた

熊代「いい笑顔だな・・・」

「今まで見たことないんですか?」

熊代「ないよw笑うことができないほど追い込まれてたってことだと思ってたし・・・それに・・・」

そこまで言うと深呼吸をして

熊代「今は俺がいる!遥斗がこれからも笑顔で過ごせるようにするのが俺の役目だ!」

それを聞いて俺はちょっと悔しかったと同時に嬉しかった
俺じゃどうすることもできなかったことを「運命のつがい」がなんとかしてくれた
複雑な心境だ

「これからも遥斗をよろしくお願いしますね。もし、泣かせるようなことをしたら怒りますよ?」

熊代「ハハハw泣かせないから大丈夫!あ、夜は泣かせまくるけどw」

若干おっさんが入ってるんだな・・・この人

「熊代さん・・・ホントに28歳ですか?」

熊代「ん?それどういうこと?」

そして・・・

・・・遥斗視点・・・
「ふぅ・・・」

僕は面接を終えビルを出た
面接内容は熊代さんの出した質問通りだった
おかげでミスはなかった・・・はず

熊代「遥斗!」

「あ、熊代さん・・・と、隆司?」

獅子国「俺はおまけ扱いか・・・」

「あ、ごめん・・・」

熊代「どうだった?」

「よくわかりません・・・」

熊代「大丈夫!合格してる!間違いない!」

獅子国「その自信はどこから?」

熊代「俺が練習に付き合ったんだから受かってるよ!」

「もしかしたら受かってないかもしれないですが・・・」

熊代「そしたら俺と結婚して専業になればいいだろう?」

それもいいな
専業も悪くないかな

「そうですね・・・それも悪くないですねw」

熊代「なら就職はやめて専業になるか?w」

でも、一度は社会人として働いてみたいし・・・

「今回のダメだったらそうします!」

熊代「・・・そうかw結果は来週には出るはずだよw」

そして隆司を見送ってから僕達は家に帰った
家に着いてから僕から熊代さんを誘った

「あの・・・よかったら・・・やりませんか?」

熊代「いいのか?」

「はい・・・熊代さんと、やりたいです」

改めて言うのは恥ずかしい!!
それを聞いた熊代さんは僕を抱えて寝室向かった
お互い服を脱ぎ

熊代「お前もとうとう就職か・・・」

「お父さんみたいなこといいますねw」

熊代「俺は・・・複雑な心境だよ・・・」

熊代さんは少し苦笑いをしていた

熊代「働きたいという遥斗の意見は尊重してやりたい・・・でも、俺の帰りを家で待っててほしいという思いもある・・・俺が仕事を紹介しておいてなんだがねw」

「・・・子供・・・」

熊代「ん?」

「子供・・・たくさん作ろうって言ってましたよね?」

熊代「あ~最初の頃に言ったねw」

「すぐは・・・あれですけど、いつかは欲しいです。その時は・・・その・・・」

そこまで言うと僕は言葉が出なかった
欲しいのは事実。でも、仕事を初めてすぐにってわけのは・・・

「・・・」

熊代「・・・あの会社は育児休暇がしっかりしてるし託児所もある。だから、働きながらでも子育てはできるよ?」

「でも・・・家で待っていて欲しいんですよね?」

熊代「そうだねwでも、遥斗がせっかく頑張って面接に行ったんだから仕事も頑張ってほしいw」

「・・・」

熊代「じゃあ、こうしよう!」

そういうと熊代さんはある提案をしてきた

熊代「君の人生だから働きたいなら働けばいい。もし、働くのが嫌になったら俺の嫁として専業になってほしい。これでどうかな?w」

僕の・・・人生・・・

「フフッwこれも契約ですか?」

熊代「そう捉えてもらってもいいよ?w」

僕は熊代さんに抱き着いた
熊代さんは僕をベッドに押し倒しながら抱き締めてきた

(僕・・・この人が・・・本当に好きになったんだな)

そして

熊代「子供は5人がいいなw」

「それは・・・無理ですw」

熊代「え~~w」

5人も産んだら僕が大変だよ・・・
でも、それも言いかなと思ってしまっている自分もいる
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

蜘蛛の巣

猫丸
BL
オメガバース作品/R18/全10話(7/23まで毎日20時公開)/真面目α✕不憫受け(Ω) 世木伊吹(Ω)は、孤独な少年時代を過ごし、自衛のためにβのフリをして生きてきた。だが、井雲知朱(α)に運命の番と認定されたことによって、取り繕っていた仮面が剥がれていく。必死に抗うが、逃げようとしても逃げられない忌まわしいΩという性。 混乱に陥る伊吹だったが、井雲や友人から無条件に与えられる優しさによって、張り詰めていた気持ちが緩み、徐々に心を許していく。 やっと自分も相手も受け入れられるようになって起こった伊吹と井雲を襲う悲劇と古い因縁。 伊吹も知らなかった、両親の本当の真実とは? ※ところどころ差別的発言・暴力的行為が出てくるので、そういった描写に不快感を持たれる方はご遠慮ください。

エロゲ世界のモブに転生したオレの一生のお願い!

たまむし
BL
大学受験に失敗して引きこもりニートになっていた湯島秋央は、二階の自室から転落して死んだ……はずが、直前までプレイしていたR18ゲームの世界に転移してしまった! せっかくの異世界なのに、アキオは主人公のイケメン騎士でもヒロインでもなく、ゲーム序盤で退場するモブになっていて、いきなり投獄されてしまう。 失意の中、アキオは自分の身体から大事なもの(ち●ちん)がなくなっていることに気付く。 「オレは大事なものを取り戻して、エロゲの世界で女の子とエッチなことをする!」 アキオは固い決意を胸に、獄中で知り合った男と協力して牢を抜け出し、冒険の旅に出る。 でも、なぜかお色気イベントは全部男相手に発生するし、モブのはずが世界の命運を変えるアイテムを手にしてしまう。 ちん●んと世界、男と女、どっちを選ぶ? どうする、アキオ!? 完結済み番外編、連載中続編があります。「ファタリタ物語」でタグ検索していただければ出てきますので、そちらもどうぞ! ※同一内容をムーンライトノベルズにも投稿しています※ pixivリクエストボックスでイメージイラストを依頼して描いていただきました。 https://www.pixiv.net/artworks/105819552

強面な旦那様はかわいい

さぁぁああぁぁい
BL
裏社会でのんべんだらり生きてきた僕ちょーっと危ない橋渡り中に殺されちゃった☆☆ と思ってたら生きてたみたい!目を覚ますとそこは違う世界で、、、、両目に火傷をおった強面(好み)ガチムチ(好み)トラ耳しっぽ(大勃起)に襲われかけて、、、、、 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ この私作者様より 受け攻め異論認めない異文化交流じゃとのことです。 シリアスアリギャグあり 剣と魔法の獣人が嫌われ系な世界観でお送りします。 私の作品にしては珍しく総丸々ないです。一途系ですどす黒いですが

隠れSubは大好きなDomに跪きたい

みー
BL
⚠️Dom/Subユニバース 一部オリジナル表現があります。 ハイランクDom×ハイランクSub

開発される少年たち・家庭教師の淫らな性生活

ありさわ優那
BL
派遣家庭教師として働く三枝は、行く先々で少年の精通をさせてやったり、性的に開発することを趣味としていた。三枝は、勉強を教えながらも次々に派遣先で少年を毒牙にかける。勉強よりも、エッチなことを求めるようになってしまった少年たちの行方は……。 R-18作品です。少し無理矢理(あまり嫌がりません)。 乳首開発描写多めです。 射精管理やアナル開発の描写もありますが、既に開発されちゃってる子も多く出ます。 ※少年ごとにお話を書いていきます。初作品です。よろしくお願いします。

一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!

当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。 しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。 彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。 このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。 しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。 好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。 ※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*) ※他のサイトにも重複投稿しています。

寝取り屋が処女を奪われた話

朝果あさ
BL
副業でゲイカップル専門寝取り屋をやっている主人公が、依頼で抱いた相手の彼氏に処女を奪われ開発されていくお話。20話から主人公の親友も絡んできて三角関係になりつつあります。

山神様に捧げられました

ジャム
BL
昔の風習って今では考えられないことが多い これもその一つ・・・ 「山神様に生贄を」 そんな風習が色濃く残る話

処理中です...