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赤子の名前
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次の日
クルス「よし!行こう!」
「うん!」
キャリー「ええ!」
僕たちはバイクに乗りクリスタルシティに向かった
キャリー「あの人たちは・・・?」
「行商で後ろの方の街に向かいましたよ」
キャリー「ここら辺の街・・・デビルアルタイルの街ってこと!?」
クルス「だろうな」
キャリー「本当に信用できるの?」
「僕は信じてますが・・・」
キャリー「私は・・・」
クルス「無理に信じる必要はない。でも、あいつは色んな所を行き来している。仕事上な。これから向かうクリスタルシティではあまりあいつの行っている街のこととか言わないでやってくれ」
キャリー「・・・わかったわ」
クルス「すまないな」
しばらくバイクを飛ばし
クルス「そろそろ昼飯にするか」
「そうだね!」
近くの河原にバイクを止めて焚火を作り火を付けた
「・・・」
僕はご飯ができる間、図鑑を見ていた
クルス「お勉強か?」
「ん?うん。ちゃんと見ておけばよかったなって」
クルス「どれどれ・・・」
クルスさんは僕にくっ付き一緒に図鑑を見ていた
オギャーー!オギャーー!
赤ちゃんが泣き始めた
キャリー「もう少し待ってね~もう少しでミルクできるからね~」
クルス「そういえば、その子の名前は?」
キャリー「それが・・・まだ・・・」
「名前・・・付けないんですか?」
キャリー「考えた事なかったのよ・・・いままで二人っきりだったし・・・」
クルス「・・・」
「・・・」
キャリー「少し考えてみようかな」
そしてご飯を食べて・・・
「・・・」
僕はミルクを飲む赤ちゃんを見ていた
キャリー「・・・やってみる?」
「え!?」
キャリー「昨日からずっと見てるからやってみたのかなって」
「そ、そんなこと・・・」
キャリー「はい!やってみなさい!」
そう言われ僕は赤ちゃんを抱きミルクをあげた
「うわ~~~・・・凄い飲むんだね!」
キャリー「赤ちゃんはたくさんミルクを飲むのよ。この子は特にね!」
クルス「乳は出るようになったのか?」
キャリー「まだみたいなの・・・たぶんもう少ししたら出るようになると思うけど・・・」
クルス「出るようになるといいな」
キャリー「そうね。あなたたちのおかげで生き延びられた。本当にありがとう!」
クルス「いいんだ。気にするな」
「あ、あの・・・赤ちゃん、ミルク飲み終わったんですが・・・」
キャリー「じゃあ、次は抱きかかえて背中を優しく叩くのよ」
「た、叩く!?なんでですか!?」
キャリー「ゲップさせないといけないのよ。さぁ、やってみなさい?」
「は、はい」
僕は赤ちゃんを抱きかかえて背中を軽く叩いた
ポンポン
キャリー「フフフ!もう少し強くね?」
「こ、こうですか?」
僕は強めに背中を叩く
ゲップ!
赤ちゃんはゲップをした
「で、できた・・・」
キャリー「慣れておいた方がいいわよ?いつかはあなたも子供を持つんだから」
「!?」
クルス「・・・なんで・・・ハルトがオメガだって知ってるんだ?」
キャリー「え!?ハルトくんオメガなの!?」
「え?」
クルス「え?」
キャリー「え?」
三人が首を傾げた
クルス「ハルトがオメガだと知ってるから教えたんじゃないのか?」
キャリー「違うわよ?父親になったら子供の世話するんだからってことなんだけど・・・」
「・・・フッ!フフフ!そういう事でしたか!」
クルス「なんだ・・・」
キャリー「まぁオメガなら尚更覚えておかないとね?」
「はい!」
キャリー「・・・ってことは・・・二人は・・・」
クルス「ああ。そうだ」
キャリー「そうなのね!」
キャリーさんはなぜか嬉しそうだった
クルス「さ、メシも食ったし行くぞ。夕方には着きたいからな」
「うん!」
キャリー「ええ!」
焚火の火を消し、バイクに乗りクリスタルシティに向かった
キャリー「・・・」
バイクに乗っている間、キャリーさんは何かを考えているようだった
「あ、あの・・・」
キャリー「・・・」
「・・・あの・・・」
クルス「ハルト。今はそっとしておいてやれ」
「???」
僕はクルスさんの言葉に従ってそっとしておくことにした
しばらくするとクリスタルシティの門の前に着いた
ネピー「あ!やっと帰ってきた!心配してたんだよ!」
クルス「ああ。すまない」
ネピー「まぁ無事でよかった!で、その人が?」
「はい。お願いできますか?」
キャリー「えっと・・・キャリーです」
ネピー「私はネピー!よろしくね!」
そういい街に入った
ネピー「キャリーさんの家はクルスさんたちの家の隣よ!」
そしてキャリーさんの家に入った
キャリー「広い・・・」
キャリーさんの家は僕たちのクリスタルシティの家と同じくらいだった
ネピー「これからはここで住んでね!食料はそこに置いてあるからね!」
キャリー「本当に・・・本当にありがとう・・・」
と、涙を流すキャリーさん
ネピーさんは背中を擦る
ネピー「辛かったでしょう・・・ここは安全だからね?安心していいのよ」
キャリー「ええ・・・ええ・・・」
クルス「あとは任せたぞ。俺たちは疲れたから家で休む」
ネピー「ええ。お疲れ様。ゆっくり休んでね?」
そして僕達はクリスタルシティの家に向かった
クルス「はぁ・・・疲れた~」
「僕も疲れた~」
二人してベッドに横になる
「久しぶりのベッドだ~」
クルス「そうだな~」
僕達は久しぶりのベッドを堪能していた
コンコン
その時、扉を叩く音が聞こえた
「は~い」
僕は扉を開けた
ガイア「ハルト!!」
「うわっ!」
扉を開けた瞬間、ガイアが抱き着いて来た
ミミア「ハルト!おかえり!」
「ガイア!ミミア!ただいま!」
ガイア「心配してたんだぞ!」
「ごめんね・・・でも、元気だよ!」
ガイア「それが聞けて安心した!」
クルス「ゴホン!!」
後ろではクルスさんが咳払いをした
ミミア「ガイア!お父さんが怒ってるよ?」
ガイア「あの人はお父さんじゃないぞ?」
ミミア「そうなの?」
クルス「俺はハルトの恋人だ」
ガイア&ミミア「・・・え!?!?!?」
ガイア「ほ、ホントか!?ハルト!!」
「う、うん」
ミミア「あ~あ・・・ガイアの負けっ!?」
ガイア「ミミアは黙ってろ!」
ガイアはミミアの口を塞いだ
「負け?」
ガイア「な、何でもないんだ!気にするな!それより!無事に帰ってきてよかったよ!」
「う、うん!心配かけてごめんね?でも、よくいるってわかったね?」
ミミア「毎日、門に居たからね!今日行ったら乗り物があったから!」
「そうなんだ!」
ガイア「・・・さて!元気そうだし、帰ろうか!」
ミミア「そうだね!帰ろう!」
「え?もう帰るの?」
ガイア「早く帰らないと母さんに怒られるんだよ・・・」
ミミア「いっつも怒られてるもんね~」
ガイア「うるせぇよ!じゃあな!」
ミミア「じゃあね!」
そういい二人は走って行ってしまった
「元気だな~」
僕はもうヘトヘトだよ・・・
色々ありすぎて・・・
「夕ご飯まで時間あるし・・・少し寝ようかな・・・」
僕はベッドに横になって
「・・・ん?」
横になっていたらクルスさんが入ってきた
「どうしたの?」
クルス「腕枕してやるよ!」
そういい腕枕してくれた
「ありがとう!」
クルス「おう!」
そして僕達はそのまま朝まで寝てしまった
次の日
クルス「じゃあな!」
キャリー「ええ。本当にありがとう!」
「いえ!時々来ますので!」
キャリー「その時はぜひ家に寄ってね!」
そしてバイクのエンジンをかけたとき
キャリー「ねぇ!」
「ん?」
クルス「ん?」
キャリー「この子の名前・・・クルトって名前にしたの!私たちの恩人の名前をもらったの!」
クルス「クルト・・・いい名前だな!」
「なんか恥ずかしいな・・・」
キャリー「私、絶対にこの恩は忘れないから!」
「そんな恩だなんて・・・」
クルス「まぁいいじゃないか。じゃあな!」
「では!」
そして僕たちは工場に向かってバイクを走らせた・・・
クルス「よし!行こう!」
「うん!」
キャリー「ええ!」
僕たちはバイクに乗りクリスタルシティに向かった
キャリー「あの人たちは・・・?」
「行商で後ろの方の街に向かいましたよ」
キャリー「ここら辺の街・・・デビルアルタイルの街ってこと!?」
クルス「だろうな」
キャリー「本当に信用できるの?」
「僕は信じてますが・・・」
キャリー「私は・・・」
クルス「無理に信じる必要はない。でも、あいつは色んな所を行き来している。仕事上な。これから向かうクリスタルシティではあまりあいつの行っている街のこととか言わないでやってくれ」
キャリー「・・・わかったわ」
クルス「すまないな」
しばらくバイクを飛ばし
クルス「そろそろ昼飯にするか」
「そうだね!」
近くの河原にバイクを止めて焚火を作り火を付けた
「・・・」
僕はご飯ができる間、図鑑を見ていた
クルス「お勉強か?」
「ん?うん。ちゃんと見ておけばよかったなって」
クルス「どれどれ・・・」
クルスさんは僕にくっ付き一緒に図鑑を見ていた
オギャーー!オギャーー!
赤ちゃんが泣き始めた
キャリー「もう少し待ってね~もう少しでミルクできるからね~」
クルス「そういえば、その子の名前は?」
キャリー「それが・・・まだ・・・」
「名前・・・付けないんですか?」
キャリー「考えた事なかったのよ・・・いままで二人っきりだったし・・・」
クルス「・・・」
「・・・」
キャリー「少し考えてみようかな」
そしてご飯を食べて・・・
「・・・」
僕はミルクを飲む赤ちゃんを見ていた
キャリー「・・・やってみる?」
「え!?」
キャリー「昨日からずっと見てるからやってみたのかなって」
「そ、そんなこと・・・」
キャリー「はい!やってみなさい!」
そう言われ僕は赤ちゃんを抱きミルクをあげた
「うわ~~~・・・凄い飲むんだね!」
キャリー「赤ちゃんはたくさんミルクを飲むのよ。この子は特にね!」
クルス「乳は出るようになったのか?」
キャリー「まだみたいなの・・・たぶんもう少ししたら出るようになると思うけど・・・」
クルス「出るようになるといいな」
キャリー「そうね。あなたたちのおかげで生き延びられた。本当にありがとう!」
クルス「いいんだ。気にするな」
「あ、あの・・・赤ちゃん、ミルク飲み終わったんですが・・・」
キャリー「じゃあ、次は抱きかかえて背中を優しく叩くのよ」
「た、叩く!?なんでですか!?」
キャリー「ゲップさせないといけないのよ。さぁ、やってみなさい?」
「は、はい」
僕は赤ちゃんを抱きかかえて背中を軽く叩いた
ポンポン
キャリー「フフフ!もう少し強くね?」
「こ、こうですか?」
僕は強めに背中を叩く
ゲップ!
赤ちゃんはゲップをした
「で、できた・・・」
キャリー「慣れておいた方がいいわよ?いつかはあなたも子供を持つんだから」
「!?」
クルス「・・・なんで・・・ハルトがオメガだって知ってるんだ?」
キャリー「え!?ハルトくんオメガなの!?」
「え?」
クルス「え?」
キャリー「え?」
三人が首を傾げた
クルス「ハルトがオメガだと知ってるから教えたんじゃないのか?」
キャリー「違うわよ?父親になったら子供の世話するんだからってことなんだけど・・・」
「・・・フッ!フフフ!そういう事でしたか!」
クルス「なんだ・・・」
キャリー「まぁオメガなら尚更覚えておかないとね?」
「はい!」
キャリー「・・・ってことは・・・二人は・・・」
クルス「ああ。そうだ」
キャリー「そうなのね!」
キャリーさんはなぜか嬉しそうだった
クルス「さ、メシも食ったし行くぞ。夕方には着きたいからな」
「うん!」
キャリー「ええ!」
焚火の火を消し、バイクに乗りクリスタルシティに向かった
キャリー「・・・」
バイクに乗っている間、キャリーさんは何かを考えているようだった
「あ、あの・・・」
キャリー「・・・」
「・・・あの・・・」
クルス「ハルト。今はそっとしておいてやれ」
「???」
僕はクルスさんの言葉に従ってそっとしておくことにした
しばらくするとクリスタルシティの門の前に着いた
ネピー「あ!やっと帰ってきた!心配してたんだよ!」
クルス「ああ。すまない」
ネピー「まぁ無事でよかった!で、その人が?」
「はい。お願いできますか?」
キャリー「えっと・・・キャリーです」
ネピー「私はネピー!よろしくね!」
そういい街に入った
ネピー「キャリーさんの家はクルスさんたちの家の隣よ!」
そしてキャリーさんの家に入った
キャリー「広い・・・」
キャリーさんの家は僕たちのクリスタルシティの家と同じくらいだった
ネピー「これからはここで住んでね!食料はそこに置いてあるからね!」
キャリー「本当に・・・本当にありがとう・・・」
と、涙を流すキャリーさん
ネピーさんは背中を擦る
ネピー「辛かったでしょう・・・ここは安全だからね?安心していいのよ」
キャリー「ええ・・・ええ・・・」
クルス「あとは任せたぞ。俺たちは疲れたから家で休む」
ネピー「ええ。お疲れ様。ゆっくり休んでね?」
そして僕達はクリスタルシティの家に向かった
クルス「はぁ・・・疲れた~」
「僕も疲れた~」
二人してベッドに横になる
「久しぶりのベッドだ~」
クルス「そうだな~」
僕達は久しぶりのベッドを堪能していた
コンコン
その時、扉を叩く音が聞こえた
「は~い」
僕は扉を開けた
ガイア「ハルト!!」
「うわっ!」
扉を開けた瞬間、ガイアが抱き着いて来た
ミミア「ハルト!おかえり!」
「ガイア!ミミア!ただいま!」
ガイア「心配してたんだぞ!」
「ごめんね・・・でも、元気だよ!」
ガイア「それが聞けて安心した!」
クルス「ゴホン!!」
後ろではクルスさんが咳払いをした
ミミア「ガイア!お父さんが怒ってるよ?」
ガイア「あの人はお父さんじゃないぞ?」
ミミア「そうなの?」
クルス「俺はハルトの恋人だ」
ガイア&ミミア「・・・え!?!?!?」
ガイア「ほ、ホントか!?ハルト!!」
「う、うん」
ミミア「あ~あ・・・ガイアの負けっ!?」
ガイア「ミミアは黙ってろ!」
ガイアはミミアの口を塞いだ
「負け?」
ガイア「な、何でもないんだ!気にするな!それより!無事に帰ってきてよかったよ!」
「う、うん!心配かけてごめんね?でも、よくいるってわかったね?」
ミミア「毎日、門に居たからね!今日行ったら乗り物があったから!」
「そうなんだ!」
ガイア「・・・さて!元気そうだし、帰ろうか!」
ミミア「そうだね!帰ろう!」
「え?もう帰るの?」
ガイア「早く帰らないと母さんに怒られるんだよ・・・」
ミミア「いっつも怒られてるもんね~」
ガイア「うるせぇよ!じゃあな!」
ミミア「じゃあね!」
そういい二人は走って行ってしまった
「元気だな~」
僕はもうヘトヘトだよ・・・
色々ありすぎて・・・
「夕ご飯まで時間あるし・・・少し寝ようかな・・・」
僕はベッドに横になって
「・・・ん?」
横になっていたらクルスさんが入ってきた
「どうしたの?」
クルス「腕枕してやるよ!」
そういい腕枕してくれた
「ありがとう!」
クルス「おう!」
そして僕達はそのまま朝まで寝てしまった
次の日
クルス「じゃあな!」
キャリー「ええ。本当にありがとう!」
「いえ!時々来ますので!」
キャリー「その時はぜひ家に寄ってね!」
そしてバイクのエンジンをかけたとき
キャリー「ねぇ!」
「ん?」
クルス「ん?」
キャリー「この子の名前・・・クルトって名前にしたの!私たちの恩人の名前をもらったの!」
クルス「クルト・・・いい名前だな!」
「なんか恥ずかしいな・・・」
キャリー「私、絶対にこの恩は忘れないから!」
「そんな恩だなんて・・・」
クルス「まぁいいじゃないか。じゃあな!」
「では!」
そして僕たちは工場に向かってバイクを走らせた・・・
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