警察官の豹獣人

ジャム

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僕の本気・・・みせてやる!

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・・・豹谷視点・・・
いつもの遥人じゃない・・・
いつも気だるそうにしている姿しか見たことがなかった・・・
でも、今は違う・・・

「これが・・・本物の遥人・・・」

俺はこれから先、ずっとこの姿を忘れることはできないだろう

・・・???視点・・・
「ウシシシシシw愉快爽快www」

無能って見てるだけで面白いw
ただ慌てるしかできない・・・人形みたいw

「う~~~ん!それにしてもあのハッカー・・・ププw」

あの時の顔・・・www

「思い出しただけで笑いが止まらないwwwウシシシシシシシw」

悔しそうな顔www
今頃、絶望で泣いてたりして・・・www

「泣き顔・・・見とけばよかったな~~~www」

さて・・・そろそろ俺っちはお仕事と参ろうか・・・

「ん?なんだ?これ?」

俺っちは一つ気になるファイルを見つけた

「超極秘情報?気になるな・・・」

俺っちはそれを開いた
その瞬間

『パッパパパ~ン♪』

という軽快な音楽が流れたと同時にパソコンが操作不可能になった

カタカタカタカタ・・・バン!!!

「なんでだよ!!!!」

???『なんででしょうw』

「!?その声・・・」


・・・遥人視点・・・
「先ほどはどうもw」

???『これ、テメェの仕業か!!ふざけんな!俺っちのパソコンが動かねぇじゃねぇか!!』

「興味本位で開くからいけないんだよ?w」

???『テメェ・・・』

「いや~開けてくれてよかったよ~おかげで君のパソコンの情報が丸わかりw」

???『は!?」

「性癖もわかっちゃったwへ~痴漢系が好きなんだね~あ、SMもあるね~w」

???『ふざけんな!見るな!』

「お!イヤーンな写真まであるじゃんwお盛んだね~ご丁寧に日付までw」

???『おい!やめろよ!!!』

「やめないよ?面白いね~このまま探したら日記とか出てきたりしてw」

???『テメェ・・・マジで殺す!!』

「やれるものならやってみろよ・・・『狼山 久瑠氏』(おおかみやま くるし)さん?」

狼山『!?』

「あなたのお名前ですよね?ウルフキャニオンのリーダーさん?」

狼山『な、なんのことだ?』

「とぼけても無駄だよ?もう全部わかっちゃったから。それより逃げた方がいいんじゃないの?逃げれればの話だけどw」

狼山『な、なんで逃げなくちゃいけないんだよ・・・』

「テレビつけてみな?」

狼山「テレビ・・・は!?」

「わかった?」

今、テレビではウルフキャニオンのリーダーの名前と顔写真が大々的に報道されてる
そして住所も特定したから警察が家を取り囲んでいる映像も流れている

狼山『な、なんで・・・』

「持ち上げてから・・・叩き落す・・・確かに爽快だねw癖になりそうw」

狼山『クソが!』

「仲間に連絡しても無駄だよ?」

狼山『!?』

「もうお仲間さんも捕まってるはずだし、もちろん、スパイも捕まえたよ?」

狼山『な!?』

「警察組織がこんなにセキュリティが緩いのはおかしい。だとしたらスパイがいるって考えるのが当然だよね?」

狼山『な、なんで、わかったんだ』

「考えればわかることだよ」

狼山『・・・』

「15人も居てウィルスを防げないはずがないんだよ。だとしたら、その15人の中にスパイがいる。そう考えるのが妥当でしょう?まさか、全員スパイだとは思わなかったけどw」

狼山『なんでわかったんだよ・・・』

「狼山さん・・・大切な情報は厳重に管理しないといけませんよ?パソコンをハッキングしたら仲間の情報が全部入ってましたw」

狼山『あああああ!クソ!』

「ハハハw焦ってる姿はいいねw」

狼山『ここから見てるのか!?』

そういいカメラに顔が近づく

「うん!さっきからずっと大きなスクリーンで警察の方たちとお茶を飲みながら見てるよ?w」

そういうと慌てて布をかぶせた

「あらら、残念wもっと見たかったなw」

狼山『う、うるさい!』

「『狼山 久瑠氏』35歳 無職 恋人・家族なし 両親が亡くなったあとハッキングを駆使して他人の口座からお金を引き出して生活をしている。ウルフキャニオンを立ち上げたのは・・・復讐だよね?」

狼山『ああ・・・そうだよ!この国は俺を助けてはくれなかった・・・だから俺が壊してやるんだ!』

「なんも努力してない奴がいうセリフですね」

狼山『お前にはわからないだろうよ・・・俺の気持ちなんて』

「わからなくはないけどね」

狼山『!?』

「親を亡くしハッキングの技術の磨いて・・・僕も同じようなものだったし」

狼山『・・・』

「まぁ、あとは優秀な警察に任せてあります。では」

そういうと接続を切った

カタカタカタカタ

僕は警察のサーバーを最新のウォールで守るためのプログラミングを組んでいた

偉そうな人「ほう・・・そのようなことも・・・」

「・・・豹谷さんは?」

偉そうな人「現場に向かってもらったよ。彼にも手柄を立てさせてやらないと・・・優秀な人材なんだ」

「そうですか・・・」

偉そうな人「えっと・・・すまなかった・・・」

「なにがですか?」

偉そうな人「あのような態度をとってしまって・・・」

「それがあなたのお仕事です」

偉そうな人「・・・」

「・・・」

カタカタカタ・・・タン!

「これでもうハッキングの心配はありません。定期的にメンテナンスをしてバージョンアップをすれば問題はありません。では」

そういい僕は帰宅した

・・・夜・・・
豹谷「ふぅ~疲れたよ~」

「疲れたなら自分の自宅におかえりください」

豹谷「ここが自宅だもん!」

そういうと僕が座っているソファに寝っ転がって僕の膝に顔を乗せてきた

豹谷「はぁ~体力が回復していく~」

「回復したらかえってくださいね」

豹谷「え~」

僕はお茶を飲みながらニュースを見ていた

「ちゃんと捕まえられたんですね」

豹谷「ああ。特に抵抗することもなくなw」

「それはよかったですね」

豹谷「お前が的確に情報をまとめて俺のスマホに送ってくれたから全員捕まえることができた。ありがとな!」

「僕たちはバディです。それぐらいなんてことはありませんよ」

豹谷「そうだな!・・・なぁ」

「はい?」

豹谷「俺のこと・・・好きか?」

「なんですか?いきなり」

豹谷「答えてくれ・・・俺のこと好きか?」

「・・・」

豹谷「・・・」

凄く真剣な顔
これはふざけたり曖昧に答えてはいけないな

「好きですよ」

豹谷「じゃあ証拠」

「え・・・証拠?」

豹谷「ああ」

「証拠って・・・」

豹谷「・・・」

「・・・」

チュッ

僕はキスをした

「こ、これでいいですよね!」

豹谷「証拠不十分だ」

そういうと僕を持ち上げて寝室に向かった

「え!?疲れてるって・・・」

豹谷「キスされて全回復したw」

「あ、罠にハメたな!」

豹谷「俺は警察だw誘導尋問ぐらいできるw」

そしてキスをされベッドに押し倒された・・・
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