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13日目③
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広げられた契約書は、端の部分は削られていて、折りたたまれた箇所は少し破けている。ついでに言うと全体的に皺が寄っていて、満身創痍という言葉がぴったりの状態だった。
怪我人を前にしたような心境で、触れるのに躊躇いを覚えてしまう。ちらりとレオナードに視線を向ければ、彼は腕を組み不貞腐れたような表情をして横を向いていた。きっと、こんな状態の契約書を見せたくなくて、持ってないなどという嘘を付いたのだろう。
「毎日、肌に離さず持っていれば……………まぁ、こうなるのは仕方ないじゃない。読めれば良いのよ。読めれば」
ずっと不機嫌なままでいられるのは困るので、そうフォローしてから、私は広げられた契約書を読み直した。
そして3行目に目を通した途端、私は勢い良く顔を上げた。
「レオナード、見てっ。ここよ、ここ」
指さしたのは、『婚約者のように振舞うこと』という一文。ちなみにレオナードは、そこに視線を一瞬移したけれど、すぐに姿勢を元に戻して再び腕を組んでしまった。
「ここがどうかしたのか?」
「どうもこうも無いわ。もっと明確に記載しておきましょう」
きっぱりと言い切った私とは反対に、レオナードは煮え切らない様子だ。
「ねえレオナード.........何か文句でもあるの?」
「文句という程ではないが、私は、このままでも良いと思う」
「良くないわよっ」
渋面を作りながらぼそっと呟いたレオナードの言葉に、思わず声を荒げてしまう。そして、その勢いのまま私は口を開………こうとしたけれど、それより先にレオナードが口を開いてしまった。
「言っておくが、面倒くさい云々で拒んでいる訳ではないぞ。私だって、何度もこの婚約者のように振舞うという一文については考えていた。そして考えた結果、このままで良いという結論に至ったんだ」
「どうして?」
「まず、私の出した婚約者という結論とは、もっとも信頼し尊敬できる存在だ。そして私と君は協力者であり、共犯者でもある。言い換えるなら、私は世界中で君の事を最も信頼しているし、君の日々の言動で頭を痛めることは多々あるけれど、それでも機転の良さ、こうと決めたらそれを成し遂げる強い意志、そしてはっきりと意見を口にできる物怖じしない態度。それは尊敬に値することだ。だから私はこれからも、君を婚約者だと思って接していきたいし、こういう道徳的な部分は、敢えて詳細に書くのは野暮な事だとも思っている。そういった全てを踏まえて、私は、このままで良いと主張したい」
「…………私の言動で頭を痛めることがあったのね」
「…………ミリア嬢、今はそこには触れないでくれ。頼む。で、この話を聞いて君はどう思う?」
触れるなと言われたところが妙に気になって、上手く考えることができない。けれど、レオナードの言っていることは一理ある。あるには、あるのだが────。
「あなた、息継ぎしないで良く言い切ったわね」
「感想を求めているのは、そこではないっ」
思ったことを口にした途端、レオナードから全力でツッコミを入れられてしまった。まぁ、的確なツッコミだったので甘んじて受け止めよう。それに、わざわざ的外れな感想を言ったのは、照れ隠しの部分があったから。
実はレオナードにそう言われて、本気で嬉しいと思う自分がいる。
改めて、お互いが協力者で共犯者であるという意識を共有できたことも。はっきり口に出して信頼していると言われたことも。自覚はないけれど、私の長所を事細かに言い連ねてくれたことも。こうして言葉にしてくれるのは、レオナードが初めてだった。
それに、誰かと向き合う気持ちをわざわざ書面に記すのが野暮だと言ったレオナードにも好感が持てる。だから、私は口にするのはこれしかなかった。
「そうね、あなたの言う通りかもしれないわね」
口に出してそう言えば、本当にそうだと思えてしまうのが不思議だ。そして、レオナードがきちんと言葉にしてくれたように、私も素直に自分の気持ちを伝えたくなる。
「私も信頼しているわ、レオナード。尊敬………している部分も少しはあるけれど、でも、ごめんなさい。私は口に出して言えないわ。ふふっ、だって恥ずかしいもの」
結局肝心な部分は言えず仕舞いだったけれど、レオナードはふわりと柔らかい笑みを浮かべてくれた。
「ああ、そうか。聞けないのは少し残念だが、君が納得してくれたのなら、それで良い。では─────………」
「ちょっと待って」
じゃあそういうことでと、いそいそと契約書を懐に戻そうとしたレオナードを、私は鋭い声で制した。
それを仕舞うのは早い。まだ見直して欲しいところが残っているのだ。
怪我人を前にしたような心境で、触れるのに躊躇いを覚えてしまう。ちらりとレオナードに視線を向ければ、彼は腕を組み不貞腐れたような表情をして横を向いていた。きっと、こんな状態の契約書を見せたくなくて、持ってないなどという嘘を付いたのだろう。
「毎日、肌に離さず持っていれば……………まぁ、こうなるのは仕方ないじゃない。読めれば良いのよ。読めれば」
ずっと不機嫌なままでいられるのは困るので、そうフォローしてから、私は広げられた契約書を読み直した。
そして3行目に目を通した途端、私は勢い良く顔を上げた。
「レオナード、見てっ。ここよ、ここ」
指さしたのは、『婚約者のように振舞うこと』という一文。ちなみにレオナードは、そこに視線を一瞬移したけれど、すぐに姿勢を元に戻して再び腕を組んでしまった。
「ここがどうかしたのか?」
「どうもこうも無いわ。もっと明確に記載しておきましょう」
きっぱりと言い切った私とは反対に、レオナードは煮え切らない様子だ。
「ねえレオナード.........何か文句でもあるの?」
「文句という程ではないが、私は、このままでも良いと思う」
「良くないわよっ」
渋面を作りながらぼそっと呟いたレオナードの言葉に、思わず声を荒げてしまう。そして、その勢いのまま私は口を開………こうとしたけれど、それより先にレオナードが口を開いてしまった。
「言っておくが、面倒くさい云々で拒んでいる訳ではないぞ。私だって、何度もこの婚約者のように振舞うという一文については考えていた。そして考えた結果、このままで良いという結論に至ったんだ」
「どうして?」
「まず、私の出した婚約者という結論とは、もっとも信頼し尊敬できる存在だ。そして私と君は協力者であり、共犯者でもある。言い換えるなら、私は世界中で君の事を最も信頼しているし、君の日々の言動で頭を痛めることは多々あるけれど、それでも機転の良さ、こうと決めたらそれを成し遂げる強い意志、そしてはっきりと意見を口にできる物怖じしない態度。それは尊敬に値することだ。だから私はこれからも、君を婚約者だと思って接していきたいし、こういう道徳的な部分は、敢えて詳細に書くのは野暮な事だとも思っている。そういった全てを踏まえて、私は、このままで良いと主張したい」
「…………私の言動で頭を痛めることがあったのね」
「…………ミリア嬢、今はそこには触れないでくれ。頼む。で、この話を聞いて君はどう思う?」
触れるなと言われたところが妙に気になって、上手く考えることができない。けれど、レオナードの言っていることは一理ある。あるには、あるのだが────。
「あなた、息継ぎしないで良く言い切ったわね」
「感想を求めているのは、そこではないっ」
思ったことを口にした途端、レオナードから全力でツッコミを入れられてしまった。まぁ、的確なツッコミだったので甘んじて受け止めよう。それに、わざわざ的外れな感想を言ったのは、照れ隠しの部分があったから。
実はレオナードにそう言われて、本気で嬉しいと思う自分がいる。
改めて、お互いが協力者で共犯者であるという意識を共有できたことも。はっきり口に出して信頼していると言われたことも。自覚はないけれど、私の長所を事細かに言い連ねてくれたことも。こうして言葉にしてくれるのは、レオナードが初めてだった。
それに、誰かと向き合う気持ちをわざわざ書面に記すのが野暮だと言ったレオナードにも好感が持てる。だから、私は口にするのはこれしかなかった。
「そうね、あなたの言う通りかもしれないわね」
口に出してそう言えば、本当にそうだと思えてしまうのが不思議だ。そして、レオナードがきちんと言葉にしてくれたように、私も素直に自分の気持ちを伝えたくなる。
「私も信頼しているわ、レオナード。尊敬………している部分も少しはあるけれど、でも、ごめんなさい。私は口に出して言えないわ。ふふっ、だって恥ずかしいもの」
結局肝心な部分は言えず仕舞いだったけれど、レオナードはふわりと柔らかい笑みを浮かべてくれた。
「ああ、そうか。聞けないのは少し残念だが、君が納得してくれたのなら、それで良い。では─────………」
「ちょっと待って」
じゃあそういうことでと、いそいそと契約書を懐に戻そうとしたレオナードを、私は鋭い声で制した。
それを仕舞うのは早い。まだ見直して欲しいところが残っているのだ。
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