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◆◇第一幕◇◆ 時空の監視者の愛情は伝わらない
♪白と赤のコントラスト
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私はこの世界から決別することを決めた。そして今日それを実行する。バルドゥールの目の前で。
ただ実行するまでに少し準備が必要だった。元の世界では容易にできたことでも、この世界では、困難なことばかり。薄氷の上を歩く様な心境で、一つ一つ間違えないよう気付かれないよう、事を進めてきた。
そして今日は憂鬱な10日目。バルドゥールに抱かれる日でもあった。
陰鬱で、逃げ出したくなるほど辛い気持ちを抱えていても、太陽はいつもと変りなく、西に沈み、夜の帳が下りる。
ほとんど手を付けない食事が下げられたと思ったら、今日もいつも通り侍女の手で、強制的に体を拭かれて、新しい夜着を身に付けさせられる。
もちろんある程度はこの計画が気付かれないように、嫌がる演技をするのを忘れない。カイナの眉間に刻まれた皺を見て、私は内心、ほっと安堵の息を漏らす。
それから俯き、ベッドの端で彼を待つ。そうすれば、いつもと変わらず、侍女と入れ替わりで、バルドゥールが現れた。
「こっちにこないで」
バルドゥールが扉を閉めた途端、私はきつい言葉を投げつけた。
けれど、そんな私の言葉など、彼にとっては虫の鳴き声程度にしか聞こえないのだろう。軽く鼻を鳴らされて終わりだった。
そして私の元へと一直線に向かってくる。寝ろと、無表情な顔で、唇だけを最小限に動かして。
これまでの私だったら、ここで無様に嫌だと懇願することしかできなかった。でも、今日は違う。
「これ以上近づかないでっ。もし来たら、────………死んでやるっ」
今まで受けた幾たびの恥辱を思い出しながら、私はバルドゥールに警告する。
でも、もし仮に彼が足を止めてくれたなら、私はきちんと彼と向き合おうとも思っているし、どんな経緯でこの世界に来たかを包み隠さず話そうと思っている。
そして私は今後、どうするのが良いのか、バルドゥールが私に何を望んでいるのかを、ちゃんと言葉で聞きたいと思っている。
でも、そんなことを思った自分がひどく滑稽だった。バルドゥールは足を止める素振りすら見せなかった。
なら私も、こいつに目にもの見せてやる。
「聞こえなかったの!?私は本気よっ」
そう言って枕の下に隠していた、ガラスの破片を取り出した。
これを手に入れたのは今日の夕食時。ずっと待っていた。無駄に早く食器を割って手に入れても、悪知恵の働く侍女達が割れた食器の破片を繋ぎ合わせて、取り忘れが無いか確認するかもしれない。
だから彼に抱かれる直前に、これを手に入れた。
バルドゥールといえば予想外の出来事に、微かに目を丸くしている。初めて彼の表情が動いた。
その顔を見て、私は、ざまあみろと心の中で意地悪く微笑む。
ランプの灯りに反射して、手のひらに収まるこの小さなガラスの破片は、彼の目にはどう映っているのか。私には、高価な宝石をちりばめた鍵に見える。
これは見えない扉を開ける鍵。そんなことを考えたら、抑えきれなかった感情で少し唇が動いた。途端、バルドゥールは、ぴたりと足を止めた。
「馬鹿なことをするな」
苦々しく口を開くバルドゥールに、私は初めて笑みを向けた。そして、目を逸らさずに、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
「何が馬鹿なことなの?あなたの方が、よっぽど馬鹿よ」
「俺が馬鹿だと?」
「そうよ。あなたは私を好き勝手に抱いて、それが当然だと思っている。そしていつか私があなたを受け入れると信じて疑わない愚か者よ。それと、お生憎さま、私は気が短いの。ここから出れないなら、断行させてもらうわ」
何を、それはわざわざ言わなくても分かるだろう。
もう既に、ガラスの破片を素手で掴んでいる私の掌から血が滴り落ちて、真っ白な床に赤い染みを作っている。
バルドゥールは私の手元と足元を交互に見つめ、ぞっとする程、低い声で問うた。
「………本気で死ぬ気か?」
「ええ、そうよ。こんなのがずっと続くくらいなら、死んだ方がマシよ」
両手でガラスの破片を握りしめた私に、バルドゥールが一歩近づいた。その眼は飼い犬に手を噛まれた怒りで、ぎらぎらと私を焼き尽くさんばかりだ。
「今すぐ、それを離せ」
「嫌よ。もうこれ以上私に命令しないでっ」
私の叫び声を聴いても怯むことなく真っすぐ向かってくるバルドゥールの姿が、へらへらと笑う母親の姿と重なった。
何でもかんでも自分の思い通りにはならないことを思い知ればいい。力で押さえつければ、こうなることを目に焼き付ければ良い。
これは私の精一杯の抗議だ。そう目で訴えながら、ガラスの破片を首に斬りつけようとした瞬間、頬に衝撃が走った。
───殴られた。
そう気付いた時には、くらりと身体が傾いていた。そして、カシャンとガラスの割れた音が静かな部屋に無駄に響いた。
真っ白な世界に、鮮血が滲んでいる。普段、白一面のこの部屋に別の色が入ると、その白さが余計に際立つ。
そんなどうでも良いことを考えていないと、私は今すぐ発狂しそうになる。なぜなら、私は今、バルドゥールに抱かれているから。傷の手当てすらされずに。
手と頬と、それから体の中心に痛みを受け、涙が滲む。
無防備に広げられた掌に、一直線に引かれた赤い線。その線から彼が突き上げるたびに、鮮血が滲みだしてくる。
ああ、いっそこのまま、全部流れてしまえば良いのに……。
「この程度の傷では死なない」
私の思考を読んだかのように、荒々しく腰を掴みながら、バルドゥールは残酷な言葉を吐く。
「お前は、俺を受け入れることだけを考えろ。他のことなど余計なことだ」
それは命令でしかなかった。私の返事など待つつもりもなく、彼は更に激しく腰を打ち付ける。今日もまた服を着たままで。
心臓が掌に移動したかのように、そこだけがドクンドクンと脈打つ。痛みを感じるのは生きている証。死ねなかった証でもある。
ぼんやりとシーツに付いた自分の血痕を見つめていたら、突然彼の動きが止まった。私の中に欲望を吐き出した訳でもないのに。
ああ、さすがに醜く頬を腫らした女を抱くのは萎えるのか。
随分なご都合主義だと思うけれど、それより苦痛の時間が終わることの方が嬉しい。
けれど、それは違った。バルドゥールは自分のそそり立つものを引き抜くことはせず、私を起き上がらせたのだ。そしてそのまま正面から抱きかかえられる。
再び動き出したバルドゥールの顔が間近に迫る。密着した身体から、服越しに彼の熱が伝わり、私を犯しているこの男が血の通った生き物だということを、認識させられる。
そして彼の膝の上で突き上げられる感覚は、今まで以上に深く、私の中を侵していく。
自分の中の終点がここなのかと分かるくらい激しく深く突かれて、今までに無い感覚に襲われ、思わず息が漏れる。
それを見つめるバルドゥールは、満足げに目を細めている。
また一つ彼の歪んた欲求を満たしてしまった。そのことが悔しくて、血塗れの手で、彼を押しのけようとすれば、反対に手首を掴まれてしまった。そして掴まれた瞬間、血管が圧迫され傷口からどろりと鮮血が溢れ出す。
「────………痛っ」
掌の傷から滴り落ちた私の血を、バルドゥールは舌を伸ばして舐め上げる。ぬるりとした感触が気持ち悪い。
「………甘い」
そう言って微笑む彼の唇には、少しだけ私の血が付いていた。
朱色の髪に毒々しい赤。私を射抜く金色の瞳を見つめ、それを綺麗だと思う自分は、もう壊れてしまったのだろう。
そして私は彼と繋がったまま、意識を手放した。
ただ目が覚めた時には、手のひらには包帯が巻かれていた。
傷の手当てをされたことに、感謝の気持ちなど湧くわけがなく、ただ死ねなかったことが悔しくて、辛くて、痛かった。
ただ実行するまでに少し準備が必要だった。元の世界では容易にできたことでも、この世界では、困難なことばかり。薄氷の上を歩く様な心境で、一つ一つ間違えないよう気付かれないよう、事を進めてきた。
そして今日は憂鬱な10日目。バルドゥールに抱かれる日でもあった。
陰鬱で、逃げ出したくなるほど辛い気持ちを抱えていても、太陽はいつもと変りなく、西に沈み、夜の帳が下りる。
ほとんど手を付けない食事が下げられたと思ったら、今日もいつも通り侍女の手で、強制的に体を拭かれて、新しい夜着を身に付けさせられる。
もちろんある程度はこの計画が気付かれないように、嫌がる演技をするのを忘れない。カイナの眉間に刻まれた皺を見て、私は内心、ほっと安堵の息を漏らす。
それから俯き、ベッドの端で彼を待つ。そうすれば、いつもと変わらず、侍女と入れ替わりで、バルドゥールが現れた。
「こっちにこないで」
バルドゥールが扉を閉めた途端、私はきつい言葉を投げつけた。
けれど、そんな私の言葉など、彼にとっては虫の鳴き声程度にしか聞こえないのだろう。軽く鼻を鳴らされて終わりだった。
そして私の元へと一直線に向かってくる。寝ろと、無表情な顔で、唇だけを最小限に動かして。
これまでの私だったら、ここで無様に嫌だと懇願することしかできなかった。でも、今日は違う。
「これ以上近づかないでっ。もし来たら、────………死んでやるっ」
今まで受けた幾たびの恥辱を思い出しながら、私はバルドゥールに警告する。
でも、もし仮に彼が足を止めてくれたなら、私はきちんと彼と向き合おうとも思っているし、どんな経緯でこの世界に来たかを包み隠さず話そうと思っている。
そして私は今後、どうするのが良いのか、バルドゥールが私に何を望んでいるのかを、ちゃんと言葉で聞きたいと思っている。
でも、そんなことを思った自分がひどく滑稽だった。バルドゥールは足を止める素振りすら見せなかった。
なら私も、こいつに目にもの見せてやる。
「聞こえなかったの!?私は本気よっ」
そう言って枕の下に隠していた、ガラスの破片を取り出した。
これを手に入れたのは今日の夕食時。ずっと待っていた。無駄に早く食器を割って手に入れても、悪知恵の働く侍女達が割れた食器の破片を繋ぎ合わせて、取り忘れが無いか確認するかもしれない。
だから彼に抱かれる直前に、これを手に入れた。
バルドゥールといえば予想外の出来事に、微かに目を丸くしている。初めて彼の表情が動いた。
その顔を見て、私は、ざまあみろと心の中で意地悪く微笑む。
ランプの灯りに反射して、手のひらに収まるこの小さなガラスの破片は、彼の目にはどう映っているのか。私には、高価な宝石をちりばめた鍵に見える。
これは見えない扉を開ける鍵。そんなことを考えたら、抑えきれなかった感情で少し唇が動いた。途端、バルドゥールは、ぴたりと足を止めた。
「馬鹿なことをするな」
苦々しく口を開くバルドゥールに、私は初めて笑みを向けた。そして、目を逸らさずに、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
「何が馬鹿なことなの?あなたの方が、よっぽど馬鹿よ」
「俺が馬鹿だと?」
「そうよ。あなたは私を好き勝手に抱いて、それが当然だと思っている。そしていつか私があなたを受け入れると信じて疑わない愚か者よ。それと、お生憎さま、私は気が短いの。ここから出れないなら、断行させてもらうわ」
何を、それはわざわざ言わなくても分かるだろう。
もう既に、ガラスの破片を素手で掴んでいる私の掌から血が滴り落ちて、真っ白な床に赤い染みを作っている。
バルドゥールは私の手元と足元を交互に見つめ、ぞっとする程、低い声で問うた。
「………本気で死ぬ気か?」
「ええ、そうよ。こんなのがずっと続くくらいなら、死んだ方がマシよ」
両手でガラスの破片を握りしめた私に、バルドゥールが一歩近づいた。その眼は飼い犬に手を噛まれた怒りで、ぎらぎらと私を焼き尽くさんばかりだ。
「今すぐ、それを離せ」
「嫌よ。もうこれ以上私に命令しないでっ」
私の叫び声を聴いても怯むことなく真っすぐ向かってくるバルドゥールの姿が、へらへらと笑う母親の姿と重なった。
何でもかんでも自分の思い通りにはならないことを思い知ればいい。力で押さえつければ、こうなることを目に焼き付ければ良い。
これは私の精一杯の抗議だ。そう目で訴えながら、ガラスの破片を首に斬りつけようとした瞬間、頬に衝撃が走った。
───殴られた。
そう気付いた時には、くらりと身体が傾いていた。そして、カシャンとガラスの割れた音が静かな部屋に無駄に響いた。
真っ白な世界に、鮮血が滲んでいる。普段、白一面のこの部屋に別の色が入ると、その白さが余計に際立つ。
そんなどうでも良いことを考えていないと、私は今すぐ発狂しそうになる。なぜなら、私は今、バルドゥールに抱かれているから。傷の手当てすらされずに。
手と頬と、それから体の中心に痛みを受け、涙が滲む。
無防備に広げられた掌に、一直線に引かれた赤い線。その線から彼が突き上げるたびに、鮮血が滲みだしてくる。
ああ、いっそこのまま、全部流れてしまえば良いのに……。
「この程度の傷では死なない」
私の思考を読んだかのように、荒々しく腰を掴みながら、バルドゥールは残酷な言葉を吐く。
「お前は、俺を受け入れることだけを考えろ。他のことなど余計なことだ」
それは命令でしかなかった。私の返事など待つつもりもなく、彼は更に激しく腰を打ち付ける。今日もまた服を着たままで。
心臓が掌に移動したかのように、そこだけがドクンドクンと脈打つ。痛みを感じるのは生きている証。死ねなかった証でもある。
ぼんやりとシーツに付いた自分の血痕を見つめていたら、突然彼の動きが止まった。私の中に欲望を吐き出した訳でもないのに。
ああ、さすがに醜く頬を腫らした女を抱くのは萎えるのか。
随分なご都合主義だと思うけれど、それより苦痛の時間が終わることの方が嬉しい。
けれど、それは違った。バルドゥールは自分のそそり立つものを引き抜くことはせず、私を起き上がらせたのだ。そしてそのまま正面から抱きかかえられる。
再び動き出したバルドゥールの顔が間近に迫る。密着した身体から、服越しに彼の熱が伝わり、私を犯しているこの男が血の通った生き物だということを、認識させられる。
そして彼の膝の上で突き上げられる感覚は、今まで以上に深く、私の中を侵していく。
自分の中の終点がここなのかと分かるくらい激しく深く突かれて、今までに無い感覚に襲われ、思わず息が漏れる。
それを見つめるバルドゥールは、満足げに目を細めている。
また一つ彼の歪んた欲求を満たしてしまった。そのことが悔しくて、血塗れの手で、彼を押しのけようとすれば、反対に手首を掴まれてしまった。そして掴まれた瞬間、血管が圧迫され傷口からどろりと鮮血が溢れ出す。
「────………痛っ」
掌の傷から滴り落ちた私の血を、バルドゥールは舌を伸ばして舐め上げる。ぬるりとした感触が気持ち悪い。
「………甘い」
そう言って微笑む彼の唇には、少しだけ私の血が付いていた。
朱色の髪に毒々しい赤。私を射抜く金色の瞳を見つめ、それを綺麗だと思う自分は、もう壊れてしまったのだろう。
そして私は彼と繋がったまま、意識を手放した。
ただ目が覚めた時には、手のひらには包帯が巻かれていた。
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