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黄色いトンネル
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イ ゜m゜ナ この話は太平洋に面するある田舎町にある不思議なトンネルのお話です。
イ ゜m゜ナ そのトンネルは表も内側も全てが何故か黄色に塗られているトンネルだそうです。
地元の子供たちは「ばけトン!ばけトン!」と呼んでるそうなんです。
イ ゜m゜ナ その原因となったお話かどうかわかりませんがこんな話を聞ぃたんですね。
イ ゜m゜ナ その日、のどかな海辺を、…名前を仮に吉田さんとしときましょうか…いつも通り最終便のバスを走らせていました。
静かな田舎の港町、乗客は若いおにいさんが1人。
よくある光景。
次のバス停が見えてくると、そこは5~6人の中年団体
服装は礼服やドレスから婚礼帰りうだ。
近くにチャペルと披露宴会場がある。
このほろ酔い気分の方々はそこから来たのだろう。
ふと、その団体客の影に隠れてすぐに気が付かなかったが白いワンピースのようなものを着た若い女性が長い髪をなびかせ立っていた。
どうやら、中年団体とは別のようだ。
バスを停め、乗車口を開き客を乗せる。
( ・ω・) ………あれ?
いつまでたってもワンピースの女性が乗ってこな
他の乗客もざわつき運転手を見ている。
( ・ω・) いない……?
サイドミラーを見るとバス停には誰もいなかった。
気のせいだったのかと思い吉田さんは扉を閉めてアクセルを踏んだ。
出発して二つ目のバス停で中年団体客は降りていった。
静かになった車内。
乗っているのは運転手の吉田さんとイヤフォンを耳にあて窓の外を見つめるおにいさん。
( ・ω・) ん?
ふと、女の声が聞こえた。
何て言ったかわからないが、確かに聞こえた。
車内はラジオも音楽も流していない。
( ・ω・) 「…ああ、あのにーちゃんの音楽でも漏れたのかな?」
そう思い、吉田さんはバスを走らせた。
次のバス停でおにいさんは降りていった。
降りる際、やたら周りをキョロキョロしていたが、何か虫でも飛んでいたのか。
首をかしげ、運賃を払い夜の帳に消えていった。
しばらく走るとトンネルが見えてきた。
かなり距離のあるトンネルだ。
ライトをハイビームに切り替えバスを走らせる。
(;・ω・) !!!??
まただ。
確かに聞こえた。
女の声が。
車内には吉田さん1人。
ラジオも音楽も音声ガイダンスも流していない。
何気なくバックミラーを見る。
( ;° ω ° ) !!!??
女が立っている。
あのバス停に立ってた女だ。
後部座席前の通路に
胸まである真っ黒な長い髪
うつむき、両手を前にだらりと垂らして
そして、ゆっくりと
足を引きずりながら近づいてくる
声にならない悲鳴をあげながらスピードを上げる。
今すぐバスを乗り捨てて逃げ出したいがそういうわけにもいかない。
パニックに陥りながらひたすら運転を続けた。
バックミラーを見るたびに少しずつ近づいてくる女。
川 ゚‐゜
近づくにつれ女の服は白いワンピースではなく、純白だったであろう薄汚れたウェディングドレスだった。
口元から血を流しながら彼女はこちらに歩いてくる。
そしてバスはトンネルに入った。
オレンジのランプが次々と過ぎて行く。
そして…
川 ゚‐゜( ;° ω ° )
女は真後ろまできた
川 ゚‐゜ …とめて……
( ;° ω ° )て !!!??
キキキィィィィィッッッーーー!!!
思い切りブレーキを踏み込む
ちょうどトンネルの中腹辺り
勝手に開いた乗車口へ静かに向かう女
( ; ω ) …………ましゅ…
川川゜) ……?
( ; ω ) ……に……なりましゅ…
川川゜) ……は?…
( ;ω;) 運賃はぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!
川゜‐゜て ビクゥッ!!?
( ;ω;)560円にぃぃぃぃぃぃ!!!
( ;ω;) なりましゅぅぅぅぅぅ!!
川;゜ロ゚ は……はぃ…!
ちゃりーん
( ;ω;) ごじょうしゃあああああぁぁぁぁぁーーー!!!!!
( ;ω;) みゃことにぃぃぃぃぃぃ!!!
( ;ω;) ありがどうぅぅぅごぢゃいまちたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
川;゜ロ゚ ど……どうぃたしましてぇ…
ぅぃーーん
ガシャンッ
イ ゜m゜ナ そして、吉田さんは会社に帰ると体験した恐怖を同僚に語ったそうです。
イ ゜m゜ナ その噂は瞬く間に町中に拡がり、そのトンネルでは謎の事故が多発したそうです。
イ ゜m゜ナ そこでその街の役所が重い腰を上げトンネルが目立つよう黄色に塗られてそうです。
イ ゜m゜ナ そのトンネルは表も内側も全てが何故か黄色に塗られているトンネルだそうです。
地元の子供たちは「ばけトン!ばけトン!」と呼んでるそうなんです。
イ ゜m゜ナ その原因となったお話かどうかわかりませんがこんな話を聞ぃたんですね。
イ ゜m゜ナ その日、のどかな海辺を、…名前を仮に吉田さんとしときましょうか…いつも通り最終便のバスを走らせていました。
静かな田舎の港町、乗客は若いおにいさんが1人。
よくある光景。
次のバス停が見えてくると、そこは5~6人の中年団体
服装は礼服やドレスから婚礼帰りうだ。
近くにチャペルと披露宴会場がある。
このほろ酔い気分の方々はそこから来たのだろう。
ふと、その団体客の影に隠れてすぐに気が付かなかったが白いワンピースのようなものを着た若い女性が長い髪をなびかせ立っていた。
どうやら、中年団体とは別のようだ。
バスを停め、乗車口を開き客を乗せる。
( ・ω・) ………あれ?
いつまでたってもワンピースの女性が乗ってこな
他の乗客もざわつき運転手を見ている。
( ・ω・) いない……?
サイドミラーを見るとバス停には誰もいなかった。
気のせいだったのかと思い吉田さんは扉を閉めてアクセルを踏んだ。
出発して二つ目のバス停で中年団体客は降りていった。
静かになった車内。
乗っているのは運転手の吉田さんとイヤフォンを耳にあて窓の外を見つめるおにいさん。
( ・ω・) ん?
ふと、女の声が聞こえた。
何て言ったかわからないが、確かに聞こえた。
車内はラジオも音楽も流していない。
( ・ω・) 「…ああ、あのにーちゃんの音楽でも漏れたのかな?」
そう思い、吉田さんはバスを走らせた。
次のバス停でおにいさんは降りていった。
降りる際、やたら周りをキョロキョロしていたが、何か虫でも飛んでいたのか。
首をかしげ、運賃を払い夜の帳に消えていった。
しばらく走るとトンネルが見えてきた。
かなり距離のあるトンネルだ。
ライトをハイビームに切り替えバスを走らせる。
(;・ω・) !!!??
まただ。
確かに聞こえた。
女の声が。
車内には吉田さん1人。
ラジオも音楽も音声ガイダンスも流していない。
何気なくバックミラーを見る。
( ;° ω ° ) !!!??
女が立っている。
あのバス停に立ってた女だ。
後部座席前の通路に
胸まである真っ黒な長い髪
うつむき、両手を前にだらりと垂らして
そして、ゆっくりと
足を引きずりながら近づいてくる
声にならない悲鳴をあげながらスピードを上げる。
今すぐバスを乗り捨てて逃げ出したいがそういうわけにもいかない。
パニックに陥りながらひたすら運転を続けた。
バックミラーを見るたびに少しずつ近づいてくる女。
川 ゚‐゜
近づくにつれ女の服は白いワンピースではなく、純白だったであろう薄汚れたウェディングドレスだった。
口元から血を流しながら彼女はこちらに歩いてくる。
そしてバスはトンネルに入った。
オレンジのランプが次々と過ぎて行く。
そして…
川 ゚‐゜( ;° ω ° )
女は真後ろまできた
川 ゚‐゜ …とめて……
( ;° ω ° )て !!!??
キキキィィィィィッッッーーー!!!
思い切りブレーキを踏み込む
ちょうどトンネルの中腹辺り
勝手に開いた乗車口へ静かに向かう女
( ; ω ) …………ましゅ…
川川゜) ……?
( ; ω ) ……に……なりましゅ…
川川゜) ……は?…
( ;ω;) 運賃はぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!
川゜‐゜て ビクゥッ!!?
( ;ω;)560円にぃぃぃぃぃぃ!!!
( ;ω;) なりましゅぅぅぅぅぅ!!
川;゜ロ゚ は……はぃ…!
ちゃりーん
( ;ω;) ごじょうしゃあああああぁぁぁぁぁーーー!!!!!
( ;ω;) みゃことにぃぃぃぃぃぃ!!!
( ;ω;) ありがどうぅぅぅごぢゃいまちたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
川;゜ロ゚ ど……どうぃたしましてぇ…
ぅぃーーん
ガシャンッ
イ ゜m゜ナ そして、吉田さんは会社に帰ると体験した恐怖を同僚に語ったそうです。
イ ゜m゜ナ その噂は瞬く間に町中に拡がり、そのトンネルでは謎の事故が多発したそうです。
イ ゜m゜ナ そこでその街の役所が重い腰を上げトンネルが目立つよう黄色に塗られてそうです。
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