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アルトのアメリカ大冒険 - Route 69 - 12
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はいはい、何を頭のかたい事を言うとるのやら、あのフラメンシアめは…。
ええとですね、大西洋を渡るひこうきの中でも、それはそれは気まずそうにしておるフラメンシア。
私の隣に、座ろうともしません。
そして、私の隣に座っておるのは、オスカー・ジャルジェ大司教。
このオスカー大司教、一時的に金田のケベックへ派遣されていた立場です。
しかし、これから冬を迎える金田。
その間にも、来年春からの本格的な金田東北部の木こり事業の開始に向けて、準備が必要な事態になっておったそうです。
そこで、ロレーヌのマリアンヌ殿下と交代する形で、パリに戻ることになりました。
差し当たっては、私とソフィー、そしてジョセフとシャルルの専属の側仕えをやってくれる事になりました。
といっても、建前ではベルサイユ宮殿の救世主教礼拝堂を罰姦聖母教会様式に改装した「ベルサイユ聖母教会」のあるじとしての赴任となるそうです。
ただ、ですね…。
ぶっちゃけあの教会、父上と母上、そしてわたくしたち専用の礼拝堂でしたから、教会としてのお仕事はあってないようなものなのです…。
そう、私がこのオスカーという、長身の麗人に期待することはただ、一つ。
このオスカー、端から見ても美人なのです。
それはそれは、もう、人が羨むほどに。
おまけに、この時代の女としては、かなり珍しい部類の長身。
ベラ子陛下にすら、手のひら2つくらいの僅差で頭が並びそうになるくらいなのです。
つまり、この美貌の女武人を連れて歩くだけでも、わたくしの株は上がる。
私はそういう考えです。
で、見た目だけではないのです…。
どうもこのオスカー、そうではないかとパリに寄越されて来た時から勘繰っておりましたが、やはりというべきか、かつての私に似たような癖がありましたのを確信しました。
ええ、オスカーめ、あまり男に興味がない様子なのです。
困った女やな、とは思いましたが、考えてみれば男絡みの醜聞を引き起こさないと体で誓うも同然のこの女の性癖、私どもには有り難いかも知れません。
ただ一点、わたくしの体を狙っておったらしい事を除けば…。
私は、密かに壁際に座るオスカーの股間に手を伸ばし、膝掛けで隠されたいちもつを握ってやります。
(ふふふ、まさか、そなたがさもしい考えの持ち主であったとは…)
(ああ、このような場所でかかる辱め…お戯れはおやめください…)
(何を今更…そもそもベルサイユの風呂場で、バレエの後にそなたもこれをわたくしたちに見せつけておったでしょうに…)
ええ、オスカーも、ベルサイユ宮殿で行われております舞踏の鍛錬には顔を出す立場だったのです。
そして、ストラスブールのマリアンヌ枢機卿の下から派遣されて来た理由の一つが、わたくしどもブルボン王家の子女の護衛でしたから、我々と一緒にバレエを学んだ後、風呂に入っておったのです。
この風呂、実のところは入浴した護衛や随伴役の痴女皇国幹部にとっては、ある意味では屈辱的なことをやらされる場所でした。
せんずりを披露させられるか、はたまた私ども兄弟姉妹の手で体をいじくられるのが慣例だったのです。
ええ、このひこうきに乗っている中で、私がちんぽの先から噴き出る白い汚液の勢いを拝見していないと言えば、マリアリーゼ陛下くらいじゃないですかね…。
そうです、フラメンシアですら、晒しものにされておったのです。
(文句はベラ子陛下に。私らが色気付いてないからってことで、性教育とやらを行うためだったそうだからね…)
(テレーズ…私はあんたにこそアヘ顔を見せたくないのよ!)
ええ、フラメンシアの怒り狂うこと、怒ること。
しかし、これは皇帝勅命。
それと私は、確信しておりました。
こいつ絶対に、私らをいずれは食うつもりやったと。
いえ、もう少し高尚な言い方をするならば、家臣として仕えるための必須の行為として考えておったようなのです、わたくしたちブルボン王家の兄弟姉妹との、おめこ。
そう…私は皆に囲まれてしこしこと逸物をしごくオスカーの側に寄り添い、密かに思わせぶりな言葉を囁いておったのです。
(ああオスカー、このいちもつで女を泣かせるところが見たいわ…いずれはわたくしたちも、このいちもつの価値を体でわかる立場…男どもがどのようにさかって気をやるのか、その時のためにもわたくしたちに見せてちょうだい…)
(ああっお戯れをテレーズ殿下…ひいっ、ソフィー殿下も、きんたまをそのようにいじられては私は果てまするっ)
ええ。
痴女皇国の幹部の皆様、このオスカーのようにわたくしたちがその体をいじりまくり遊ぶ対象だったのです。
ベラ子陛下ですら、その時の一件をお話しすると、心底嫌そうになさってますから。
しかし、マリアリーゼ陛下のおいいつけで、その時の陛下のあられもないひとり遊びの痴態醜態の一部始終、聖父様にも送られてますからね。
(その時に興奮したおじさまが、思わずせんずりしていたのをベリンダちゃんが見咎めたおかげで、すんでのところでせんずり罪を免れたのはバラしておくのです…あたしだけが屈辱を受けるのは悲しすぎるのです…)
ああ、そうですね。
痴女皇国では自分だけでひとり遊びするの、大罪だそうです。
しかし、愛人のせんずりを遠隔で眺めて自分もしこしこする程度には仲がよろしいのですから、別にいいんではと思うのですけどねぇ。
しかし、私としては、こうした醜態痴態の暴露はともかく、英国との交渉の方が気になりますところ。
何分にも、かの国は我がフランスの国土よりも小さな島が本体。
マリアリーゼ陛下いわく、アイルランドの北側を入れてすら、フランス本土の半分くらいだそうです。
つまり、先ほど離れた新大陸からの何がしかを手に入れねば、しんどい国なのです。
そして、この国を無下に袖にできない理由が、厳然と存在します。
マリアリーゼ陛下のお父上の家系、連邦世界とやらでは英国の大貴族だそうです。
そして、わがフランスに輪をかけて、しち面倒臭い諸々が大好きなあの根性が捻じ曲がった連中ですから、うちの国みたいに謀反とか反乱とか政争とか謀略とか、貴族同士はともかく王家に向けては簡単に弓引き銃口を向けるようなことを許さぬもろもろが存在するようなのです。
(テレーズちゃんが辛辣すぎるのです…)
(いいたいことはわかりますけど、よめ、おこらないように…)
(テレーズ…あんた、怖いもんなしなの…)
いえ。
私はソフィーやジョセフにシャルルを路頭に迷わせたくないだけなのです。
連邦世界での私の流浪と末路のようなこたぁ、経験させたくもないのです。
(それにさぁ…テレーズちゃんの英国王室と貴族社会の認識、間違っちゃいないんだよ…間違ってないから余計にこたえるんだよ…ただねテレーズちゃん、今から話をするおばちゃんはね、後々に連邦世界で同じ地位についたおばちゃんとか、そのおばちゃんの部下で南米の小島をぶん取り返すためだけに大軍を派遣したおばちゃん並みに顔面の装甲が分厚いからね…少々の皮肉には堪えない代わりに、反撃が痛烈だからね…)
つまり、マリアリーゼ陛下の申されたいこと。
私やフラメンシアが前に出て話をすると、英国に喧嘩を売るのが目に見えてるから黙っといて欲しい。
交渉は、私がやる。
(ベラ子にすら相手させたくないんだよ…)
(まぁ確かに、エリザベス2世陛下並みか、それ以上って感じですからね…)
しかし、実際の交渉ですが。
バッキンガムでは行われなかったのです…。
ええ、またしても招かれたのは、バッキンガム手前の、セント・ジェームス宮殿。
しかし、そこで報告会とやらを開催したのは、正解でした。
例によってスーツとやらをお召しになった初老の婦人ですら、オスカーに目を奪われたのです。
ええ、オスカーに近寄るなり、その髪の毛や顔やらを撫で回し、人形でも触るが如く見聞なさるご婦人。
しかし、その狼藉、マリアリーゼ陛下ですらとがめようとは、なさいません。
ですが、雇い主の私としては、たまったもんじゃありませんよ。
マリアリーゼ陛下以上に憮然とした表情だったの、間違いありませんから。
そしてですねぇ、事もあろうにこのご婦人、こんなことをのたまうのです。
「ああ、なんという方なのかしら…ねえ貴女、英国軍親衛隊にお越しになる気はなくて?」
ちょ、ちょちょちょちょちょ!
フランス語でのこの口説きに、真っ青になるわたくし。
しかし、婦人の前に片膝をついて、釈明を述べるオスカー。
「かくの如きお褒めを賜り、ありがたき幸せに存じます。しかしながらご婦人…わたくしはこの身をフランス王国と、その頂にありまする王女殿下に捧げた身の上…わたくしの身柄をどうしても欲するとお申しであれば、我が主君に願い出て頂けますと、陛下のお気持ちを害することもなき事となりますかと」
と、ご婦人の手を取って下から目線で頼みよるのです。
ええ、いけめんはおとくってやつの、女版です。
その、キラキラしたオスカーのおめめから出る、いけめん光線は、さしものこの難物婦人にも効果的だった模様。
しかぁし。
私の方を向くなり、婦人はこんな爆弾発言をぶっ込んで来やがったのです…。
「なぁるほど、よく出来た家臣をお持ちのようね…テレーズ陛下」
ぶ。
何をいきなり、藪から棒にカマしてくるのでしょうか、このおばはんわぁっ。
こんな事を言われたひには、フラメンシアが過剰に反応するじゃないですか…。
(あたくしがおさえております。しかし、おくさま…よめにかわってもうしますけど、まだ、てれーずちゃんはフランスのじょおうさまときまったわけではないとおもいますよ…)
(アルトリーゼ閣下、少しの間とは言え私どもの方にお越しの節にはお世話になりまして…ただ、私たちとしては…そうですね、この場に英国女王などという身分の者はおらぬ前提でお話をしたいのですけどね、テレーズ殿下たち幼いお子様方を放浪の旅に出させたり、あまつさえ殿下たちの身を保護し祖国を奪還させる手助けをする云々の大義名分を他の国に与えてしまう方が、結果的にはフランスにもイスパニアにも大損となり、欧州をかき回す話になってしまうと思うのですよ…)
むむ…そんな話、出発前にはおくびにも出さなかったじゃないですか…と思わず口を尖らせかけましたが、とりあえずということで、、皆は茶席に座り直します。
「フランシスや、そしてオリバーや…仮にそなたたちが大英帝国の重鎮であれば、テレーズ殿下のご兄弟と妹君、どうなさるか、お聞かせになって頂けるかしら」
で、壁際に控える執事役のお二方…正体は存じておりますが、この場ではあくまでも執事ですので、執事のおじさま方の意見をお聞きしてみましょう。
「は…奥様の申される通りに存じます…仮に英国がブルボン王家の王位継承権者を保護したとすれば、フランスの地に王権なり政権を樹立した者に対して、正当な統治者の権利はこの方々にありとして異論を申し立てるでありましょう」
「フランシス殿に同じく。あまつさえ、フランスへの派兵、検討に値する話となりますかと」
つまり、私たちの思いはともかく、ブルボン王家の王位継承権者がうかつに第三国に渡れば、それこそ私たちが生きた錦の御旗、生きた王冠となってしまう。
そして、生きた王冠を保護してフランス王家による統治を回復する名目で、フランスの行政に介入して統治権を奪いに行く口実を与えるようなものだ。
女王陛下は、そうお申しなのです。
「むろん、テレーズ殿下の即位が叶わない時点で、英国はおそらく、大陸に手を伸ばし、殿下たちの庇護に走ることは間違いないと思えますわ…ねぇ、サリアン…」
と、この場にはおらぬ、痴女皇国紫薔薇騎士団英国分団長への同意をお求めになるご婦人。
(ですね。他国に要らぬ手を伸ばされる前に、英国が介入するのはまず間違いありません。そして、私の上司も英国からの要請を受け入れて、テレーズ殿下たちの保護に動くことを承認なさるでしょう…)
この、サリアン分団長が言われる「私の上司」というのが曲者なのだそうです。
シェリル・ホールデンという方を経由してこそいますが、アグネス・ワーズワースという人物が、サリアン分団長の最終的な上司だそうです…。
Sheryl Holden. シェリル・ホールデン Thousand Suction. 千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団 Information department, Ministry of Interior, Imperial of Temptress 痴女皇国内務局情報部付 Ian Lancaster Fleming anniversary Information Research Center. Foreign Affairs Division 2nd manager. イアン・フレミング記念情報研究センター外事第二室長
Agnes O'Connell Wordsworth. アグネス・ワーズワース Million Suction(Limited Ten million) 百万卒 Slut Visual. 痴女外観 Special Advisor, Ian Lancaster Fleming Memorial Research Institute, New-British. イアン・フレミング記念情報研究センター特命顧問 Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団
(つまり、サリアンさんは痴女皇国本国の指示だけで動いていないのですよ…NBの現・首相であるアグネスおばさまの意向も受けて活動しています…)
そして、目の前のご婦人に意見することはもちろん、マリアヴェッラ陛下やマリアリーゼ陛下ともある意味では対等の立場の人物らしいですね…アグネスとか言われる方…。
(クリスおじさまの義母であり、実父のヘンリー・ワーズワース前・英国海外領NB大公の後妻ですよ…)
(つまり、ベラ子はまだしもあたしからすりゃ義母扱いなんだわ、アグネスさん…ま、あのワーズワースのジジイとお妾さん関係にあった時から知ってるからね…)
(マリアちゃんのおむつ交換もやってあげた仲じゃない…こほん。まぁともかく、陛下。マリアちゃんとベラちゃんもだけど、テレーズ殿下を即位させて傀儡政権を拵えておく方が英国としては利益があるように思えますよ。いいですかフラメンシア殿下。確かにスペインは現状、フランスを経由しないと荷揚げした貨物を陸路で捌けないとはマリアちゃんやミセス・リエから伺っています。しかし)
と、聞き慣れぬ心話が繋がります。
(そのフランスにしても、連邦世界の欧州対アメリカ大陸との商取引同様に、フランスだけでは荷捌きができない立場になると思うのですよ。でなくば連邦世界のロッテルダムやハーグ、更にはハンブルグからデンマークの辺りがコンテナ港として栄えないでしょ? だからと言ってストローだとフランスに利益がないし、そうかと言って関税をかければ今度は周辺国が怒り出したり、自分ちの港に直接船を入れろって話になるんじゃないかしら)
ものすごくズバズバと申される方、なのですね、このアグネスという御仁…。
(伊達や酔狂でヘンリーに長年くっついて政治家の真似事をしていた訳じゃないんですよ…それにテレーズ殿下、マリアちゃんから聞いてますけど、今のそっちだとまず、内政を立て直して安定させるのが先決でしょう。これは、フラメンシア殿下がフランスの女王か王女になったところで、今のフランスの派遣を握った存在が行うべき必須事項だと思えるわよ…)
(ま、確かにおばさまの言うとおりでさ、めんどくさい事も押し付けられるってこった…だから、英国としても直接には手を伸ばしたくても伸ばすと後で火傷するから手を出し控えてるんだよ…)
(そして、カナダをどうこうするって話ですけどね、私が聞いた限りじゃ国土開発、あそこは大変よ…フランスの植民地にするにしても、広すぎるわね…)
(おばさま、だからこそ傀儡政権を金田にも樹立したいんですよ…そのために、痴女宮の罪人頭の入れ替えをですね…ごほごほ)
(まぁともかく、即位の話についてはですね陛下、うちの義理の娘たちの意見を聞いて支持するなり反対するなりを決定頂ければと思いますの。あとですね、ミス・フランシスカから、サリアンとうちのシェリルを通じて打診があった件ですけどね…)
で、この後の話こそが驚愕ものでした。
遥か遠く離れた別の星、それも異なる世界におりながら、どこまで把握してるんでしょうか、このアグネスというお方。
(ま、当代の英国本国王室に成り代わって仲裁と助言を代行させて頂いたまでです。テレーズ殿下にも、いずれ直接にお目にかかることがあるかも知れませんが、その節にはよろしく…あと、フランス王国の戴冠式への使節派遣は…マリアちゃんかベラちゃんか、クリスくんが代行してくれるからいいわよねっ)
(おばさま。もしかしてうちのおかんのように、息抜きでこっち来てサボるつもりでは)
(もしかしなくても企んでいるわよ。ジーナさんばかりそっち行ってんのにですねぇっ)
(アグネスさん…うちはスケアクロウの乗務指導とかテンプレスのドック入り引取りとか飛行時間稼ぎとか色々ありますやん…)
(それはジーナさんの都合と事情でしょ…)
で、内輪揉めはともかく。
私は、もう一つの懸念を伝えます。
「で、罰姦の後継者争いの話も、我がフランスにとって無縁ではないでしょう…罰姦次期教皇は少年が就任することが確定であると聞き及んでおります。すなわち、今後の罰姦の運営体制には、その少年教皇の後見者の意見意向が極めて強く反映する話ではないかと思うのです…そこへ来て、私たちブルボン王家から次期フランス王を出すとしても、その認証を行なった罰姦要職者が代替わりして「あれはなかったこと」と手のひらを返されただけで、私たちは後見者の一つを失うことになってしまうでしょう…」
そして、罰姦の尼僧教育施設を複数運営するイスパニア…つまり、フラメンシアにとっても、この話は無関係ではないはずなのです。
むしろ、根比べなる、教皇選出選挙へ出馬する教皇候補を送り込みたい部類でしょう。
「その件ですが、ミス・フランシスカ…昨今、大陸…特にイスパニアやロシアで流行りの大道曲芸とやら、我が英国にも興行の許可を寄せておりますけどね、あれ、フランスで興行しておるのを私どもの国民が向こうに観に行く方が面倒がなくていい気もするのだけど…パリにあれを観れる場所、ございましたかしら…」
ええとですね、大西洋を渡るひこうきの中でも、それはそれは気まずそうにしておるフラメンシア。
私の隣に、座ろうともしません。
そして、私の隣に座っておるのは、オスカー・ジャルジェ大司教。
このオスカー大司教、一時的に金田のケベックへ派遣されていた立場です。
しかし、これから冬を迎える金田。
その間にも、来年春からの本格的な金田東北部の木こり事業の開始に向けて、準備が必要な事態になっておったそうです。
そこで、ロレーヌのマリアンヌ殿下と交代する形で、パリに戻ることになりました。
差し当たっては、私とソフィー、そしてジョセフとシャルルの専属の側仕えをやってくれる事になりました。
といっても、建前ではベルサイユ宮殿の救世主教礼拝堂を罰姦聖母教会様式に改装した「ベルサイユ聖母教会」のあるじとしての赴任となるそうです。
ただ、ですね…。
ぶっちゃけあの教会、父上と母上、そしてわたくしたち専用の礼拝堂でしたから、教会としてのお仕事はあってないようなものなのです…。
そう、私がこのオスカーという、長身の麗人に期待することはただ、一つ。
このオスカー、端から見ても美人なのです。
それはそれは、もう、人が羨むほどに。
おまけに、この時代の女としては、かなり珍しい部類の長身。
ベラ子陛下にすら、手のひら2つくらいの僅差で頭が並びそうになるくらいなのです。
つまり、この美貌の女武人を連れて歩くだけでも、わたくしの株は上がる。
私はそういう考えです。
で、見た目だけではないのです…。
どうもこのオスカー、そうではないかとパリに寄越されて来た時から勘繰っておりましたが、やはりというべきか、かつての私に似たような癖がありましたのを確信しました。
ええ、オスカーめ、あまり男に興味がない様子なのです。
困った女やな、とは思いましたが、考えてみれば男絡みの醜聞を引き起こさないと体で誓うも同然のこの女の性癖、私どもには有り難いかも知れません。
ただ一点、わたくしの体を狙っておったらしい事を除けば…。
私は、密かに壁際に座るオスカーの股間に手を伸ばし、膝掛けで隠されたいちもつを握ってやります。
(ふふふ、まさか、そなたがさもしい考えの持ち主であったとは…)
(ああ、このような場所でかかる辱め…お戯れはおやめください…)
(何を今更…そもそもベルサイユの風呂場で、バレエの後にそなたもこれをわたくしたちに見せつけておったでしょうに…)
ええ、オスカーも、ベルサイユ宮殿で行われております舞踏の鍛錬には顔を出す立場だったのです。
そして、ストラスブールのマリアンヌ枢機卿の下から派遣されて来た理由の一つが、わたくしどもブルボン王家の子女の護衛でしたから、我々と一緒にバレエを学んだ後、風呂に入っておったのです。
この風呂、実のところは入浴した護衛や随伴役の痴女皇国幹部にとっては、ある意味では屈辱的なことをやらされる場所でした。
せんずりを披露させられるか、はたまた私ども兄弟姉妹の手で体をいじくられるのが慣例だったのです。
ええ、このひこうきに乗っている中で、私がちんぽの先から噴き出る白い汚液の勢いを拝見していないと言えば、マリアリーゼ陛下くらいじゃないですかね…。
そうです、フラメンシアですら、晒しものにされておったのです。
(文句はベラ子陛下に。私らが色気付いてないからってことで、性教育とやらを行うためだったそうだからね…)
(テレーズ…私はあんたにこそアヘ顔を見せたくないのよ!)
ええ、フラメンシアの怒り狂うこと、怒ること。
しかし、これは皇帝勅命。
それと私は、確信しておりました。
こいつ絶対に、私らをいずれは食うつもりやったと。
いえ、もう少し高尚な言い方をするならば、家臣として仕えるための必須の行為として考えておったようなのです、わたくしたちブルボン王家の兄弟姉妹との、おめこ。
そう…私は皆に囲まれてしこしこと逸物をしごくオスカーの側に寄り添い、密かに思わせぶりな言葉を囁いておったのです。
(ああオスカー、このいちもつで女を泣かせるところが見たいわ…いずれはわたくしたちも、このいちもつの価値を体でわかる立場…男どもがどのようにさかって気をやるのか、その時のためにもわたくしたちに見せてちょうだい…)
(ああっお戯れをテレーズ殿下…ひいっ、ソフィー殿下も、きんたまをそのようにいじられては私は果てまするっ)
ええ。
痴女皇国の幹部の皆様、このオスカーのようにわたくしたちがその体をいじりまくり遊ぶ対象だったのです。
ベラ子陛下ですら、その時の一件をお話しすると、心底嫌そうになさってますから。
しかし、マリアリーゼ陛下のおいいつけで、その時の陛下のあられもないひとり遊びの痴態醜態の一部始終、聖父様にも送られてますからね。
(その時に興奮したおじさまが、思わずせんずりしていたのをベリンダちゃんが見咎めたおかげで、すんでのところでせんずり罪を免れたのはバラしておくのです…あたしだけが屈辱を受けるのは悲しすぎるのです…)
ああ、そうですね。
痴女皇国では自分だけでひとり遊びするの、大罪だそうです。
しかし、愛人のせんずりを遠隔で眺めて自分もしこしこする程度には仲がよろしいのですから、別にいいんではと思うのですけどねぇ。
しかし、私としては、こうした醜態痴態の暴露はともかく、英国との交渉の方が気になりますところ。
何分にも、かの国は我がフランスの国土よりも小さな島が本体。
マリアリーゼ陛下いわく、アイルランドの北側を入れてすら、フランス本土の半分くらいだそうです。
つまり、先ほど離れた新大陸からの何がしかを手に入れねば、しんどい国なのです。
そして、この国を無下に袖にできない理由が、厳然と存在します。
マリアリーゼ陛下のお父上の家系、連邦世界とやらでは英国の大貴族だそうです。
そして、わがフランスに輪をかけて、しち面倒臭い諸々が大好きなあの根性が捻じ曲がった連中ですから、うちの国みたいに謀反とか反乱とか政争とか謀略とか、貴族同士はともかく王家に向けては簡単に弓引き銃口を向けるようなことを許さぬもろもろが存在するようなのです。
(テレーズちゃんが辛辣すぎるのです…)
(いいたいことはわかりますけど、よめ、おこらないように…)
(テレーズ…あんた、怖いもんなしなの…)
いえ。
私はソフィーやジョセフにシャルルを路頭に迷わせたくないだけなのです。
連邦世界での私の流浪と末路のようなこたぁ、経験させたくもないのです。
(それにさぁ…テレーズちゃんの英国王室と貴族社会の認識、間違っちゃいないんだよ…間違ってないから余計にこたえるんだよ…ただねテレーズちゃん、今から話をするおばちゃんはね、後々に連邦世界で同じ地位についたおばちゃんとか、そのおばちゃんの部下で南米の小島をぶん取り返すためだけに大軍を派遣したおばちゃん並みに顔面の装甲が分厚いからね…少々の皮肉には堪えない代わりに、反撃が痛烈だからね…)
つまり、マリアリーゼ陛下の申されたいこと。
私やフラメンシアが前に出て話をすると、英国に喧嘩を売るのが目に見えてるから黙っといて欲しい。
交渉は、私がやる。
(ベラ子にすら相手させたくないんだよ…)
(まぁ確かに、エリザベス2世陛下並みか、それ以上って感じですからね…)
しかし、実際の交渉ですが。
バッキンガムでは行われなかったのです…。
ええ、またしても招かれたのは、バッキンガム手前の、セント・ジェームス宮殿。
しかし、そこで報告会とやらを開催したのは、正解でした。
例によってスーツとやらをお召しになった初老の婦人ですら、オスカーに目を奪われたのです。
ええ、オスカーに近寄るなり、その髪の毛や顔やらを撫で回し、人形でも触るが如く見聞なさるご婦人。
しかし、その狼藉、マリアリーゼ陛下ですらとがめようとは、なさいません。
ですが、雇い主の私としては、たまったもんじゃありませんよ。
マリアリーゼ陛下以上に憮然とした表情だったの、間違いありませんから。
そしてですねぇ、事もあろうにこのご婦人、こんなことをのたまうのです。
「ああ、なんという方なのかしら…ねえ貴女、英国軍親衛隊にお越しになる気はなくて?」
ちょ、ちょちょちょちょちょ!
フランス語でのこの口説きに、真っ青になるわたくし。
しかし、婦人の前に片膝をついて、釈明を述べるオスカー。
「かくの如きお褒めを賜り、ありがたき幸せに存じます。しかしながらご婦人…わたくしはこの身をフランス王国と、その頂にありまする王女殿下に捧げた身の上…わたくしの身柄をどうしても欲するとお申しであれば、我が主君に願い出て頂けますと、陛下のお気持ちを害することもなき事となりますかと」
と、ご婦人の手を取って下から目線で頼みよるのです。
ええ、いけめんはおとくってやつの、女版です。
その、キラキラしたオスカーのおめめから出る、いけめん光線は、さしものこの難物婦人にも効果的だった模様。
しかぁし。
私の方を向くなり、婦人はこんな爆弾発言をぶっ込んで来やがったのです…。
「なぁるほど、よく出来た家臣をお持ちのようね…テレーズ陛下」
ぶ。
何をいきなり、藪から棒にカマしてくるのでしょうか、このおばはんわぁっ。
こんな事を言われたひには、フラメンシアが過剰に反応するじゃないですか…。
(あたくしがおさえております。しかし、おくさま…よめにかわってもうしますけど、まだ、てれーずちゃんはフランスのじょおうさまときまったわけではないとおもいますよ…)
(アルトリーゼ閣下、少しの間とは言え私どもの方にお越しの節にはお世話になりまして…ただ、私たちとしては…そうですね、この場に英国女王などという身分の者はおらぬ前提でお話をしたいのですけどね、テレーズ殿下たち幼いお子様方を放浪の旅に出させたり、あまつさえ殿下たちの身を保護し祖国を奪還させる手助けをする云々の大義名分を他の国に与えてしまう方が、結果的にはフランスにもイスパニアにも大損となり、欧州をかき回す話になってしまうと思うのですよ…)
むむ…そんな話、出発前にはおくびにも出さなかったじゃないですか…と思わず口を尖らせかけましたが、とりあえずということで、、皆は茶席に座り直します。
「フランシスや、そしてオリバーや…仮にそなたたちが大英帝国の重鎮であれば、テレーズ殿下のご兄弟と妹君、どうなさるか、お聞かせになって頂けるかしら」
で、壁際に控える執事役のお二方…正体は存じておりますが、この場ではあくまでも執事ですので、執事のおじさま方の意見をお聞きしてみましょう。
「は…奥様の申される通りに存じます…仮に英国がブルボン王家の王位継承権者を保護したとすれば、フランスの地に王権なり政権を樹立した者に対して、正当な統治者の権利はこの方々にありとして異論を申し立てるでありましょう」
「フランシス殿に同じく。あまつさえ、フランスへの派兵、検討に値する話となりますかと」
つまり、私たちの思いはともかく、ブルボン王家の王位継承権者がうかつに第三国に渡れば、それこそ私たちが生きた錦の御旗、生きた王冠となってしまう。
そして、生きた王冠を保護してフランス王家による統治を回復する名目で、フランスの行政に介入して統治権を奪いに行く口実を与えるようなものだ。
女王陛下は、そうお申しなのです。
「むろん、テレーズ殿下の即位が叶わない時点で、英国はおそらく、大陸に手を伸ばし、殿下たちの庇護に走ることは間違いないと思えますわ…ねぇ、サリアン…」
と、この場にはおらぬ、痴女皇国紫薔薇騎士団英国分団長への同意をお求めになるご婦人。
(ですね。他国に要らぬ手を伸ばされる前に、英国が介入するのはまず間違いありません。そして、私の上司も英国からの要請を受け入れて、テレーズ殿下たちの保護に動くことを承認なさるでしょう…)
この、サリアン分団長が言われる「私の上司」というのが曲者なのだそうです。
シェリル・ホールデンという方を経由してこそいますが、アグネス・ワーズワースという人物が、サリアン分団長の最終的な上司だそうです…。
Sheryl Holden. シェリル・ホールデン Thousand Suction. 千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団 Information department, Ministry of Interior, Imperial of Temptress 痴女皇国内務局情報部付 Ian Lancaster Fleming anniversary Information Research Center. Foreign Affairs Division 2nd manager. イアン・フレミング記念情報研究センター外事第二室長
Agnes O'Connell Wordsworth. アグネス・ワーズワース Million Suction(Limited Ten million) 百万卒 Slut Visual. 痴女外観 Special Advisor, Ian Lancaster Fleming Memorial Research Institute, New-British. イアン・フレミング記念情報研究センター特命顧問 Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団
(つまり、サリアンさんは痴女皇国本国の指示だけで動いていないのですよ…NBの現・首相であるアグネスおばさまの意向も受けて活動しています…)
そして、目の前のご婦人に意見することはもちろん、マリアヴェッラ陛下やマリアリーゼ陛下ともある意味では対等の立場の人物らしいですね…アグネスとか言われる方…。
(クリスおじさまの義母であり、実父のヘンリー・ワーズワース前・英国海外領NB大公の後妻ですよ…)
(つまり、ベラ子はまだしもあたしからすりゃ義母扱いなんだわ、アグネスさん…ま、あのワーズワースのジジイとお妾さん関係にあった時から知ってるからね…)
(マリアちゃんのおむつ交換もやってあげた仲じゃない…こほん。まぁともかく、陛下。マリアちゃんとベラちゃんもだけど、テレーズ殿下を即位させて傀儡政権を拵えておく方が英国としては利益があるように思えますよ。いいですかフラメンシア殿下。確かにスペインは現状、フランスを経由しないと荷揚げした貨物を陸路で捌けないとはマリアちゃんやミセス・リエから伺っています。しかし)
と、聞き慣れぬ心話が繋がります。
(そのフランスにしても、連邦世界の欧州対アメリカ大陸との商取引同様に、フランスだけでは荷捌きができない立場になると思うのですよ。でなくば連邦世界のロッテルダムやハーグ、更にはハンブルグからデンマークの辺りがコンテナ港として栄えないでしょ? だからと言ってストローだとフランスに利益がないし、そうかと言って関税をかければ今度は周辺国が怒り出したり、自分ちの港に直接船を入れろって話になるんじゃないかしら)
ものすごくズバズバと申される方、なのですね、このアグネスという御仁…。
(伊達や酔狂でヘンリーに長年くっついて政治家の真似事をしていた訳じゃないんですよ…それにテレーズ殿下、マリアちゃんから聞いてますけど、今のそっちだとまず、内政を立て直して安定させるのが先決でしょう。これは、フラメンシア殿下がフランスの女王か王女になったところで、今のフランスの派遣を握った存在が行うべき必須事項だと思えるわよ…)
(ま、確かにおばさまの言うとおりでさ、めんどくさい事も押し付けられるってこった…だから、英国としても直接には手を伸ばしたくても伸ばすと後で火傷するから手を出し控えてるんだよ…)
(そして、カナダをどうこうするって話ですけどね、私が聞いた限りじゃ国土開発、あそこは大変よ…フランスの植民地にするにしても、広すぎるわね…)
(おばさま、だからこそ傀儡政権を金田にも樹立したいんですよ…そのために、痴女宮の罪人頭の入れ替えをですね…ごほごほ)
(まぁともかく、即位の話についてはですね陛下、うちの義理の娘たちの意見を聞いて支持するなり反対するなりを決定頂ければと思いますの。あとですね、ミス・フランシスカから、サリアンとうちのシェリルを通じて打診があった件ですけどね…)
で、この後の話こそが驚愕ものでした。
遥か遠く離れた別の星、それも異なる世界におりながら、どこまで把握してるんでしょうか、このアグネスというお方。
(ま、当代の英国本国王室に成り代わって仲裁と助言を代行させて頂いたまでです。テレーズ殿下にも、いずれ直接にお目にかかることがあるかも知れませんが、その節にはよろしく…あと、フランス王国の戴冠式への使節派遣は…マリアちゃんかベラちゃんか、クリスくんが代行してくれるからいいわよねっ)
(おばさま。もしかしてうちのおかんのように、息抜きでこっち来てサボるつもりでは)
(もしかしなくても企んでいるわよ。ジーナさんばかりそっち行ってんのにですねぇっ)
(アグネスさん…うちはスケアクロウの乗務指導とかテンプレスのドック入り引取りとか飛行時間稼ぎとか色々ありますやん…)
(それはジーナさんの都合と事情でしょ…)
で、内輪揉めはともかく。
私は、もう一つの懸念を伝えます。
「で、罰姦の後継者争いの話も、我がフランスにとって無縁ではないでしょう…罰姦次期教皇は少年が就任することが確定であると聞き及んでおります。すなわち、今後の罰姦の運営体制には、その少年教皇の後見者の意見意向が極めて強く反映する話ではないかと思うのです…そこへ来て、私たちブルボン王家から次期フランス王を出すとしても、その認証を行なった罰姦要職者が代替わりして「あれはなかったこと」と手のひらを返されただけで、私たちは後見者の一つを失うことになってしまうでしょう…」
そして、罰姦の尼僧教育施設を複数運営するイスパニア…つまり、フラメンシアにとっても、この話は無関係ではないはずなのです。
むしろ、根比べなる、教皇選出選挙へ出馬する教皇候補を送り込みたい部類でしょう。
「その件ですが、ミス・フランシスカ…昨今、大陸…特にイスパニアやロシアで流行りの大道曲芸とやら、我が英国にも興行の許可を寄せておりますけどね、あれ、フランスで興行しておるのを私どもの国民が向こうに観に行く方が面倒がなくていい気もするのだけど…パリにあれを観れる場所、ございましたかしら…」
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