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アルトのアメリカ大冒険 - Route 69 -6.5

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さて、離宮では元来なら部屋付きの女官制度というものがありまして。

青薔薇騎士団所属…つまりは厚労局の直接管理下となる離宮付メイド当番に該当する女官が、交代で各部屋のお世話役として常駐するのが原則になっています。

この通称:冥土勤務に当たると基本は24時間、担当する皇族の部屋に常駐して掃除洗濯お茶菓子食事の面倒といった冥土らしい行為をするほか、24時間勤務が終了する間際に、とても大事なことを時に部屋の主である皇族から受ける習わしになっています。

そう…聖院金衣時代から受け継がれている「精気授受」…女官の真の食事とも言える精製精気を貰うために、皇族と性交おめこする事が必須なのです。

この行為の後で昔は女官管理室、今は厚労局事務室に女官の皆のご飯である精気…百万卒なら百万人分に該当する大量の精気を持ち帰るのです。

しかし、離宮2階の雅美さんのお部屋。

内務局長たる雅美さんの趣味や仕事関係のブツが多数存在する上に、同居人が「誰でも彼でもおめこできない」制約が存在する、本来ならば神様である立場…つまり、本当の姿は神話神種族である娘さん、お二人。

で、雅美さんのお部屋の面倒見についてですが、ここだけは離宮のさらに後ろの後宮に詰めている黒薔薇または紫薔薇騎士団の騎士か、さもなくば離宮1階の女官控室にいる女官が要請に応じて掃除なら掃除をしに行くことにされました。

(黒薔薇騎士に冥土役させるってどうかという話もあるけど、元々後宮ってベラちゃんのメイド兼性欲処理役として黒薔薇の面子を使おうって話が出たからなのよね…)

(それ以前に黒薔薇さんと紫薔薇さんたちにちゃんとしたお部屋をあてがおうって件が存在したんですけど…)

つまり、雅美さんのお部屋では、ベラちゃんのお部屋の担当女官がやっているような「部屋の主の帰宅に合わせた当番交代と精気授受作業」が行われないのです。

これの何が問題かというと、青薔薇騎士の重要任務の一つ…つまり皇族から下賜されて厚労局に持ち帰るための精気授受の機会が失われるのです。

で、その代わりとして、ペルセちゃんとアフロちゃんには、私とダリアのお部屋付けの女官の面倒、必要に応じて見てもらうことになったのです。

と言っても二人とも、神種族の能力を解放しなくとも強力な痴女種状態です。

青色基調の競泳水着冥土とでもいうべき侍従制服の女官のお尻に突っ込んで突くと、それぞれがものの5分とかからずに目的を達してしまうのです。

で、私のお部屋の留守中に担当常駐していた女官と入れ替わりに明日朝まで私の部屋付けとなる女官二人、今度はアフロちゃんとペルセちゃんのちんぽを掃除します。

ちなみに…この行為、ベランダでやるのが最近の基本。

ええ…犯した後に「便器として使うか、顔にぶっかける」排泄が伴いますからね…。

言うなれば、これがあるからおおかたの皇族も、スコールタイムの辺りでなるべく帰宅するように心がけているのです。

つまり、毎日毎日、この時間帯には必ず降ってくる大雨で、文字通りの便器にされる苦痛を少しでも和らげてあげるための温情措置なのです…。

(ちなみにこの時、嫌がる顔を無理に作り笑いなどでごまかさなくてもいいという指導が入っています)

(むしろ、嫌がっていいとも)

なんで真剣に嫌がって良いのか。

それは、裏ビデオという分類になる連邦世界向け脱法動画の演出の必要があるためです。

美人の女官が文字通りの人間便器にされるという責め苦に耐える様、特にそれはそれはもう涙目で、心底嫌そうにしながら放尿するちんぽを咥えさせられて口から尿をこぼしている表情の方がウケがいいそうなのです、視聴者からの。

ええ、実のところはこの室見理恵とて、女官長経験者としてこの責め苦を積極的に与えている部類です。

(あのおししょうさまにすら、りえさんはやりますからね…)

(アルトさん…苦情はあたしを皇族扱いにしているまりりへ…乳上とかシェヘラザードさんの延命処置って、本宮皇族が担当することになってるの知ってますよね…)

(あたくしがたんとうしようとすると、おししょうさまにしぬほどいやがられたのです…)

そう、アルトリーネという銀衣騎士の出家名、元々は聖院時代のシェヘラザードさんに与えられていたお名前でした。

で、その名前を引き継いだのが聖院下級騎士オルレーニャさんこと、俗名がサレルフィール・アッ=シャフバンダルというアラブ系の娘さん…つまり、アルトさんその人です。

しかも、シェヘラザードさん、実質的にはアルトさんのお師匠さんにも当たるお方。

痴女皇国の階級や痴女種の卒級で言えば今のアルトさんの方が更に上なのですが、やはり、アルトさんが出家して聖院に厄介になった経緯もあって、シェヘラザードさんにはどうにもこうにも頭が上がらない立場のようです。

ただ、アルトさんにいくら奉仕しても昇格処理につながる皇族奉仕加点が考課になかなか載らなかったり、女官を妊娠させる能力が低いという制約が存在します。

(あたくしにおべっかをつかうだけではだめだということをからだでわからせるため、だそうです…)

ただし、その代わりに「アルトさんが一人卒女官を相手しても相手に生命の危険がない」特徴がある方です。

ベラちゃんのような、ちんぽを突っ込むのも突っ込まれるのも相手を選ぶような制約がないに等しいのです。

で、私が支部幹部の延命措置を主に担当する代わりに、痴女宮内の精気授受の漏れをカバーして貰っている立場なのです。

(そう言えばパイセンもその措置を受けているんですよね…おめこの相手に制約がないっていう)

(今でもアフロちゃんが忙しい時は支援に回るしね…)

そう、わたくし室見、突っ込む方も突っ込まれる方も制約がない部類なのです。

雅美さんは私のことをオナホとか散々な言いようですけどね…。

(いやー理恵ちゃん、あんたも結構、女官に対する態度が厳しいでしょ…あれ、本気で真剣に嫌ってる女官もいるからね…)

(まぁまぁ雅美さん、ちゃんとした理由があって文句を言うのなら請願対象ですけど、単にきつい厳しいってだけだと、それは女官が怠けたいサボりたい辛いことを避けたいがために、隙があったらパイセンの足を引っ張ろうっていう風にも受け取られかねない話じゃないですか。そうなったら逆に謀反ってことで黒薔薇や紫薔薇を動かしてでも謀反の目は摘み取るべきですよっ)

(ま、それ以前にうちの娘がそういう芽を摘み取ろうとしてくれるからね…)

ええ、持つべきは女官や騎士を監督する立場の役職者とのお突き合い、いえ、お付き合い。

(これは皆には内緒ですよ…ジーナかーさまからはパイセンを可能な限り庇えって厳命されてますからね…)

と、心話ではなくて、エマちゃん以外には傍受困難なクァンタムリンクでひそひそ話をしてくるのはベラちゃん。

そう、オナホというならば、私はジーナさんやベラちゃんのラスプーチンちんのオナホを務めていたのです。

いえ、ベラちゃんに関しては、今も時々。

あの巨根にかかると、十万卒の女官ですら息も絶え絶えになってしまうのです。

ですから、ジーナさんに気を回して頂いている以前に、手加減なしにベラちゃんがお尻を触れる相手として私は貴重な存在らしいのです…。

(あと、理不尽なことでパイセンの立場が危うくなったら、速攻でねーさんと家族会が動きます…パイセンだとあたしが庇ってることで増長はしないと思いますけど、謙虚にしてても足を引っ張られかねない立場ですからね…)

(ま、りええにはダリアの面倒見てもらってるしさ…それと、崇徳上皇陛下が言ってたけど、安井金刀比羅宮の女性メンバー曰く、りええはそういう女の妬みややっかみを引き寄せやすいらしいからね…くれぐれもベラ子とか雅美さんとかゆっきー以外への不用意な言動だけは控えてくれよ…)

あいあい。

(まぁ、だからこそ室見おばさまキリア・ムロミに叛逆する者は私やアフロディーが手ひどい目に合わせておるわけで…)

ええと。

ペルセちゃんの髪の毛が金髪から黒に変わっています。

そして、普段のショートヘアがロングに。

そればかりじゃありません。

普段のペルセちゃんは、頭身こそ違いますけど、私と似たボーイッシュ体型。

この子が黒薔薇騎士団長?と思うほどに若々しい感じなのです。

しかし、今は一気に大人化しています。

つまり、神話神種族としての本来の姿に戻ったような状態。

で、もう片割れのアフロちゃん。

この子も、普段はアイドルっぽい外観です。

ですが、神種族としての本来の姿はお色気バインばいん体型。

髪の毛も普段はブルネットっぽい純粋な金髪ではない色合いなのですが、本来の姿に近づくにつれてブロンドに変わっていくそうです。

そして重要な、変更点。

いつの間にか、二人とも、黒薔薇騎士団戦闘服…いわゆる、がんつ服といういつものアレに着替えています。

で、なぜか私も、専用の黒薔薇服に更衣させられておりますが。

と言っても、私は正規の黒薔薇騎士団員ではありませんし、資格者でもないのです。

(黒薔薇騎士と行動を一緒にする場合の装備だってことで、るっきー拉致作戦の際に仕立ててもらったのが今も選べるだけなのに…)

(まぁまぁキリアおねえさま、実際に黒薔薇騎士との接触の機会も多いのですから…)

(黒薔薇騎士の正式装備だと、下手な女官ならその場に何分か同席しているだけで勝手に性奴隷になってしまいますからね…)

そう、黒薔薇戦闘服の機能の一つに、女を発情させ狂わせるというのがあるのです。

今でいう牝狩淫めすかりん対麻やりたいまの原型のようなエロかロイド成分を分泌するのです、着用者の周囲に。

では、なぜ彼女たちは着替えたのでしょうか。

(キリア・ムロミ…あの財務女官、自身の将来に関していささかの不安があるような思考が読み取れますかと。田野瀬財務部長経由でデルフィリーゼ局長にも報告済みですが、進路について、例え財務部を外れようとも、敢えて本人の欲の赴くままにさせてよしとのお話です…)

(つまり…アフロと…それと、エロスの管轄の話になるのですよ…エロス、聞いていますね)

(ペルセポネ…それは、アフロディーネ様の指揮下に入れということかい?)

(もちろん。あなたの助けが必要となるかも知れません。アフロディーネの指示に応じてください…キリア・ムロミ…私たちもあの財務女官の傍にいた方がいいかも知れません…同行頂きたいのですが…)

まぁ、しゃあないでしょう。

この状態でのペルセポネーゼちゃんとアフロディーネちゃんは、一種のニコイチ状態。

そして、互いの能力を補完し合うのだそうです。

つまり、女官長の立場として、あの財務女官が変な方向に突き進まないかを監視する必要があるようですね。

そして、財務局の所属女官だけに、うかつな振る舞いが思わぬ影響波及となってしまいかねないのを防止するためでもあるようです。

で、我々はそろそろ雨が降り出した後宮の中庭に出ますが、ここでペルセポネとなったペルセちゃんに抱き抱えられる、わたくし室見。

そして、なんとペルセちゃん、ひと跳躍で一気に後宮の屋根の上に飛び上がってしまいます。

しかも、私を抱えたままですよ。

上級の痴女種女官かつ、しかも黒薔薇騎士団長にふさわしい義体を神様の力で制御すると、これくらいは楽にできるそうですが…。

で、後宮の屋根から、なんと2跳躍で雨に煙る淋の森の…財務女官と聖院学院教育部所属の生徒が乳繰りあっている付近に音もなく降り立つ、ペルセちゃんとアフロちゃんの二人…そして、私。

(上出来よペルセ…仮に、着地する気配が漏れていたとしても雨がかき消すわ…)

(大丈夫、二人からは気付かれていないわよ…)

しかし、恐ろしいにもほどがあったんですよ…何せ後宮から本宮聖院学院棟の屋上までの距離、今は延長されていますから1キロはあるんですけど、その距離をひとっ飛びに跳躍した上で、学院屋上に軟着陸。

そして間髪を入れずに、今度は聖院開闢記念大堤…ダムの上よりさらに高い学院屋上からは高低差200メートルがある教会裏手の空き地に衝撃もなく、私を抱えたままで着地するんですよ、ペルセちゃん。

(重力と慣性の制御とやらですよ…要は私とキリアの体重を限りなく無に近づけるなどすれば、このくらいは滑空翼に頼らなくとも可能ですよ…)

(ちなみに私も茸島緊急出動、ロビナとデンパサールの間は5分切りです…)

ううううう、どうせ私は相も変わらず、どんくさい部類なのです…。

(そんなことはありません…キリアのお体にこそ価値があるのです…)

(ふふふ、その硬くそそり立つ逸物にも…)

ええ、わたくし室見、後ろからペルセちゃん…しかも、大人状態のペルセちゃんのちんぽ、ぐりぐりとお尻に押し付けられておるのです。

しかも、私の前にいるアフロちゃんが私のちんぽにお尻を押し付けている状態。

(これ、私が二人に挟まれてると正直辛いものがあるんだけど…)

(こうしておかないと黒薔薇の秘匿機能が正常に発動しませんから…今、私たちはあの二人はおろか、淋の森の中にいる全員から見えない状態ですよ…)

(これこれ、嘘は言わないの、ペルセ…そもそも私たちとキリアがオメコをすることで、今一つ女官の過剰な発情に乗り気になれないあの男子生徒をその気にさせる必要があるでしょうに…しかも、我々が干渉していると気づかれることなく、あの二人に淫乱極まる性交に走らせなくてはならないのですよ?)
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