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とんでもないイスタンブール -昔の名前で出ていません-・9
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いやその、そこまで持ち上げられましても。
私も持ち上げられるほどかは少し疑わしい部類…げほげほ。
ですが、ここで驚愕の事態が。
「なぁにをごちゃごちゃとゆうとるのですかぁっ」
え。
「ササササササレルフィール、あなた何をしにっ」
「アルトリーゼ閣下、一体全体なんでここに…」
「あたしが呼びました…」
あんたか、という顔でベラ子陛下を見る我々。
そうです、アルトリーゼ閣下はシェヘラザード様やダニヤ様よりも遥かに手が早い方です。
そして、痴女皇国の女官で年季が入った者ならば知っておるはずです…「アルトさんは気が短い」のを…。
ええ、我々が止める間もなく、ごちゃごちゃ言ってた中から特にうるさそうな2人を両肩に担ぎ上げると、そのまま苗床の間に行っておしまいに。
無茶や。
誰もがそう思いました。
しかし、少なくともこの連中には効果を発揮した模様。
更には、アルト閣下は残りの者までを次々と苗床に放り込まれます。
ああ、なんという暴力装置。
しかし、ご本人はしれっと申されます。
「おししょうさま。それにダニヤさまもなにをてまどっておられるのですか。しのごのごちゃごちゃいうようなもんくいいは、まずいっぱつがむかしの聖院では?」
「いやそのオルレーニャ,それシーリェーン姉様がアルトリーネだった時期でもそこまでは…」
「まぁ、クレーゼ様の御代なら仕方ありませんけど…今はマリアヴェッラ陛下の時代…」
「いえその、あたしが本当ならこれしたかったんですけどね、もっと効き目のある人にやってもらうのがいいと思ったんですよ…」
「ぼうくんべらこちゃんでもいいとおもったのですが、あたくしがやったほうがてっとりばやいでしょう。それはそれとしておししょうさまにダニヤさま、そしてラービアさまですか。なんかすごい神殿をおつくりになられたとはうかがいましたが」
つまり、私にも見せろ。
アルト閣下はこう、言われたいようです。
という訳で、今度は立方体神殿の外に出てみることに。
この立方体神殿それ事態が大きな円形劇場のような体裁であり、かつその外周にも土産物や食堂、更にはラクダやら馬を預かる牧場らしきすら。
「淫化の修学旅行制度とやらに着目した巡礼者制度向けの施設です…」
つまり、一生に一度はこの滅姦にお越しやす。
これが中東行政局支配地の民の義務であり、かつ旅行の権利。
単に巡礼だけではなく、欧州から招かれたらしいチルコの天幕や、قاعة الكنز(秘宝館)とか書かれた看板が出た建物やら。
そして、こうした歓楽街や旅館街が取り巻く外が牧草地帯や農業地帯になっているとの説明を受けます。
で、巡礼者の交通機関たるラクダや馬、そして中には牛や象までもがいる、この円形の森。
とてもその外が延々と広がるが砂漠であるようには思えません。
いえ、どんどんと外周には畑や…椰子、そして絶林檎の林が広げられておるそうです。
「で、巡礼者のためのお楽しみですが…」
うわぁ。
確かにティオティワカンでもこれですけどね…。
ええ、買春者はどこで尻を振り腰を振るのか。
この、周りの森や林の中なのです。
ここの東方神学部預言者科分校生徒が売春を担当するというその光景、思わず凝視してしまいます。
そしてですねぇ、尻を振ってるの、男だけではないのです。
旅行者は夫婦で来ておる者も結構いるそうなのですが、では妻はどうするのか。
偽女種があてがわれるのです。
そう、女が巡礼してくれば、男子学生がその相手をするのだそうです…。
また、見込みのありそうな女子学生…地元の聖母教会で初等教育相当を受けた者たちが巡礼してきた場合、司祭候補者のちんぽ持ち尼僧がその対応に当たるようです。
ええ、司祭候補らしきが、少女を犯している姿も見えます。
ああ、なんて痴女皇国らしい風景。
そりゃ、尻にT形やY形の日焼け跡もつこうというものです。
白昼堂々の青姦。
しかもエロ下着やエロ衣装が尻に食い込んだまま、穴が開くその衣類の機能を利用して挿入されるのが痴女皇国流です。
私も痴女種化してから、脱いで性交した記憶がありません。
ただ、これは犯している方も犯されている方も、下着の淫蟲機能によって尻穴や豆を同時に責められることも影響しておるのですよねぇ。
そして、ここでは人に見られようがお構いなし。
町の中でも、場所は選びますが売春女役の生徒の誘導で青姦しておりますよ。
しかもここの学生、学生用の尼僧服や騎士服を着ておりますからすぐそれとわかるのですが、上半身は長袖ブラウス状の白い上着なのです。
ただし…下乳丸見え仕様の上に、その下のブラジャーが透けるほどに薄いのですっ。
更には女子の学生たち、頭がイスラム風の頭巾やスカーフではなく、ターバンを巻いてます。
これ、誰の趣味なのですか。
(男の娘っぽくて…)
で、逆に奉仕偽女種と化している男子生徒。
スカーフやフードです。
連邦世界のイスラムとは、屋外での頭の装いが男女逆転しとるのです。
(しかし、こうして見ると女子と男子の見分けがつかないというか…)
(思春期の女子ならちょっと太めになりますけど、喉仏かそれくらいしか見分ける場所がありませんね…)
(まちがっておかまをかってしまうことはあるのですか)
(基本的に宿坊で手配しますから、街中でふらっと買った以外はありえませんね…)
で、ここの売春。
巡礼者の拝礼作法の指導のためと称して、宿坊で案内役を手配してくれると。
これが、女子学生の担当になるそうです。
つまりここ滅姦の売春は、タイランディア辺りと同じで、1日単位。
そして名目はギア。夫婦であれば男子と女子生徒が1組になって来る模様。
更には、神殿都市滅姦への巡礼者旅行を推奨する一環で、客は無料で利用できるのです。
(実際には報償金算定など、行政局内での会計処理は行われているんですけどね…)
で、滅姦北方に所在する人工湖。
その湖岸には砂浜が設けられており、案内役も巡礼者をそこに連れて行くか、帰りに寄ってみるのを推奨しておるそうで。
ええ、行く前からどんな光景が広がっているのか、容易に想像することができますね…。
で、ここ滅姦の名物。
椰子ジュースはまだしも。
あの緑色のジュース、なんですか。
(絶林檎果汁50%だそうです。100%の果汁のものは危険すぎたと、ダニヤザードさんから言われまして…)
あと、ザムザムの泉の水で作っているという滅姦コーラ。
いまや淫化名産品の効果淫が入ってますよ、これ。
更にはチンポルチーニ入りの料理とか。
何がなんでも巡礼者のちんぽを勃起させるかおめこを濡らす強い意志、感じるのですが。
(効好嬌も好評で)
こうまでして、巡礼者から激しく搾り取りたいものなのでしょうか。
それと気になったこと。
肌の浅黒い巡礼者が結構、おります。
(紅海を挟んで暗黒大陸側からも、人を入れておるのです…元来はビクトリア湖岸に暗黒大陸向けのこうした売春巡礼地を置くべきではあるのですが、向こうの準備が整っていないうちは、あちらの俗民たちの世話を頼まれまして)
で、吸男根の港から出る船で紅海を横断してジェッダに入ると、今はバスで滅姦まで連れて来てくれるようですね…。
そして暗黒大陸側で余った者たちも、この預言科分校の生徒や周辺農園の農夫として受け入れておると。
ううむ。
「暗黒大陸地区本部も頑張ってはおるのですが、広さがやはり問題なのです。そしてこうした流入者を受け入れている一方で、連邦世界からの余剰人口を処理しているという二重の問題が発生しているようです」
で、私が懸念する理由。
移民問題が起きはしないか。
そして、アフリカは正に、連邦世界の歴史としても奴隷として連れ去られた人々はもちろん、飢餓や動乱、そして母国の経済に起因する脱出者が後を絶たない地域であると知っておるからです。
「ふふふふふ、そのへんはおししょうさまにおかんがえがあるようですよ…」
「フランシスカ様の懸念ももっともな話。そこで、アーペディオーネ地区本部長にお願いをしまして、受け入れる者は男女ともに独身者とさせて頂いたのです」
ええっ。
「すなわち、男はこの地の女と結ばれよ。女もこの地の男と結ばれよ、となっております」
「左様左様。そしてアルトリーゼ様の申される、肌の色で人に色目で見られるならばという話の解消にもつながりますかと」
ただ、アフリカの民族部族によっては、他者には推し量りがたい価値観を持っている者たちがおります。
例えば、刺青などはまだ可愛い方で、唇に円盤を仕込むとか。
「あ、その風習は痴女皇国世界ではありませんよ」
え、どういうことでしょうか。
「その風習、奴隷商人に連れ去られないように敢えて醜く見せる策として始まったそうですよ」
すなわち、奴隷貿易が本格化する前に手を打たれた痴女皇国世界では、その部族は何もそんなことをしなくとも平安が保たれ、ありのままの唇で暮らしておるそうです。
(仮に欧米に受け入れがたい文化を捨てられない部族があるならば、その部族の方々は残留を前提としていますよ)と、アーペディオーネ地区本部長からもお返事が。
(それと、痴女皇国流の介入は必須なのです)
なぜでしょうか。
(例えば、毎日毎日、川まで水を汲みに行く村落があったとしましょう。この村に井戸を掘ってやったとしますと、彼らは感謝しないのです)
えええええっ。
このアーペディオーネ地区本部長の発言には、他の人々も驚きます。
(その水汲みの作業に要する時間、労働の苦役から解放されるからだというのが彼らの言い分です。そして、もっと頭を抱える理由があるんですよ…)
そこから先も頭が痛くなった話でした。
(井戸があるような村なら、その村を襲えば井戸が手に入るじゃないかと考えて攻め入る他の部族がいるのです)
はぁあああああ?
(先ほど、ムルチ族の風習であったらしき話をされておったようですが、逆に美人だと他所に襲われるとして、着飾らない村もあったのですよ…)
ですので、痴女皇国が進出した際にはまず、何と言っても現地の治安維持が必須。
そして痴女皇国に刃向い逆らう村に対しては、敢えて厳しい措置を取らざるを得なかったのも事実であると。
(決して我々は善人とばかり思われなかった事もあったのです…)
で、最終措置。
アルト閣下と黒薔薇…いえ、以前は黒蛇騎士団と呼ばれていた時代の騎士、投入。
これが、一部族や一村落まるごと連れ去られて本宮地下墓所に送られ、維持精気の供出に使用された人々の調達方法として有効だったそうです…。
「あれはよめがむちゃしたところもありましたけどね…」
ただ、見ておりますとその肌黒い方々。
夫婦の巡礼者が歓待を受けておるのはもちろん、独身者でも学生たちが付き添っておるか、あるいは農夫村で分け隔てなく暮らしてはおるようです。
なぜならば、偽女種や男子学生の装いで、婦人巡礼者に乗って尻を振る者たちもいたのです。
そして、その黒い逸物を出し入れしています。
逆に、浅黒い尻にちんぽを打ち込まれている女子も。
いえ…黒人を知っていますけど、ちょっと色、浅くなってませんか。
(ここでくらせば、じょじょに、ここのものたちに合ったはだの色にかわるのです…)
そして私が気になったのは、彼ら彼女らの感情。
淫化はまだしも、明日輝や魔屋の地部族間争乱や強制移住に関する処理をそれなりに経験した私としては、不平や不満が出ていないかも気になります。
ですが、男女ともにそれなりに充実した日々を過ごしておるようです。
何より、なんだかんだ申して男女の仲になれば、相応に満たされるのは事実でしょう。
(そのためにも、助祭や輔祭の段階で既にオメコ慣れしておくことは重要。教師役の彼女たちの献身や公平性を強く監視しておるのも、生徒のひがみを無くするために重要なのです…)
いいこと6919号。
あんたの男の時の見た目を一切改善したくない理由はこれ、これなのよ。
偽女種に変わった際に注目されるようにという配慮なの。
そして、あんたはその微妙に他の女に毛嫌いされる外観態度言動所作が貴重なのよっ。
(さっきの女たちにも露骨に嫌がられてましたよね…)
(キモメンとか喪男とかチー牛とか心中で罵られてたわよね…)
しかし、それで腹を立てて逆に侮辱した女を犯して孕ませるからこそ、こいつの価値があるのです。
そう、6919号は女に嫌がられる事に価値がある男。
そして、蛇蝎の如く嫌われるからこそ、懲罰用として重宝したのですから。
フェミニストの殻を被った女性至上主義者や、さっきの女たちのように中途半端な色気商売で小金を稼ごうとする連中にあてがうには丁度良いのです。
(それに、こう言ってはなんですけど、連邦世界から引っ張って来た連中で今、豚扱いから脱却してそこから先に進ませたくなる人物の比率って、今でも全体の1割未満なんですよね…)
つまり、9割は苗床で溶解再生するか、最悪は悪魔島系の措置を取るか。
(我らに言わせれば、お前たちにどれほどの価値があるというのかとなりますわね…姉様、正直、あの者たちもさっさと苗床で溶かしてしまえばよかったのですよ…)
(まぁまぁダニヤザード、使い道がありそうならば救済の機会を示してやるのも道なのです。もっとも、それで更生に至ってくれるならばの話…)
(聖院時代から延々と続く我ら女官の本質を理解させてから処置するのも方法でございましょうや…)
ええ、アルト閣下の暴虐に、泣き喚く者の中には子供の顔を思い浮かべて泣き叫んでいた者もおりました。
しかし、当のアルトさんは。
(じゅにああいどるとかいってやらしいどうがやしゃしんをとらせるようなことをしていたのもおりました。それに、やましいことをしてそだてたこどもたちがまともな子であるかは、あたくしにはぎもんなのです)
つまり、こいつらから生まれた子もろくなもんじゃない。
アルトさんはそう、申しておられるのです。
そしてですね、そもそも何でこいつらが痴女皇国では犯罪者、それも重罪人なのか。
男を自慰行為に走らせ、現実の性交から遠ざけた大罪人となるのですよね…。
で、痴女皇国の女官であれば精気吸引量と効率を最大にするためにも、男の欲望を叶えるのが基本だそうです。
そして、精気回収手段のない状態での自慰行為に走らせるのは、死刑に等しい罪となりますから…。
これは、痴女皇国世界のエロ本自動販売機が主に、売春や性交の対象が身近にいる男性の居場所に配置されていることでも説明できます。
要は、女、あるいは男とやりたくなるためにあの自販機は設置されているのです。
決して自慰行為をさせるためではないのです。
(せんずり注意報を聖環から出させて、近くの女官に相手させるシステマにしているのもこのためです…)
およそ男であれば、その精気を余すところなく資源化するのが至上の国に来たのだから、その流儀に従ってもらうというのが痴女皇国。
それにアルトさんは「文句があるなら殴りに来い」という人です。
もっとも、今は宇宙はおろか、全次元でも、この方を殴り飛ばせる人物から数えた方が早いそうですけど…。
「ひどいですぅ、おししょうさまにはかてませんよ…」
「まぁまぁサレルフィール、それに気に病んではおらぬようですが、あの女どもの子供の今後とて全く無策ではないでしょう。実際には分体を送り込んでおりますから、しばらくの間は失踪に気づかれぬはず。それに、もしも親がおらぬ事で道を踏み外せば、その子らも我らが救ってやれば良いのですから…」
私も持ち上げられるほどかは少し疑わしい部類…げほげほ。
ですが、ここで驚愕の事態が。
「なぁにをごちゃごちゃとゆうとるのですかぁっ」
え。
「ササササササレルフィール、あなた何をしにっ」
「アルトリーゼ閣下、一体全体なんでここに…」
「あたしが呼びました…」
あんたか、という顔でベラ子陛下を見る我々。
そうです、アルトリーゼ閣下はシェヘラザード様やダニヤ様よりも遥かに手が早い方です。
そして、痴女皇国の女官で年季が入った者ならば知っておるはずです…「アルトさんは気が短い」のを…。
ええ、我々が止める間もなく、ごちゃごちゃ言ってた中から特にうるさそうな2人を両肩に担ぎ上げると、そのまま苗床の間に行っておしまいに。
無茶や。
誰もがそう思いました。
しかし、少なくともこの連中には効果を発揮した模様。
更には、アルト閣下は残りの者までを次々と苗床に放り込まれます。
ああ、なんという暴力装置。
しかし、ご本人はしれっと申されます。
「おししょうさま。それにダニヤさまもなにをてまどっておられるのですか。しのごのごちゃごちゃいうようなもんくいいは、まずいっぱつがむかしの聖院では?」
「いやそのオルレーニャ,それシーリェーン姉様がアルトリーネだった時期でもそこまでは…」
「まぁ、クレーゼ様の御代なら仕方ありませんけど…今はマリアヴェッラ陛下の時代…」
「いえその、あたしが本当ならこれしたかったんですけどね、もっと効き目のある人にやってもらうのがいいと思ったんですよ…」
「ぼうくんべらこちゃんでもいいとおもったのですが、あたくしがやったほうがてっとりばやいでしょう。それはそれとしておししょうさまにダニヤさま、そしてラービアさまですか。なんかすごい神殿をおつくりになられたとはうかがいましたが」
つまり、私にも見せろ。
アルト閣下はこう、言われたいようです。
という訳で、今度は立方体神殿の外に出てみることに。
この立方体神殿それ事態が大きな円形劇場のような体裁であり、かつその外周にも土産物や食堂、更にはラクダやら馬を預かる牧場らしきすら。
「淫化の修学旅行制度とやらに着目した巡礼者制度向けの施設です…」
つまり、一生に一度はこの滅姦にお越しやす。
これが中東行政局支配地の民の義務であり、かつ旅行の権利。
単に巡礼だけではなく、欧州から招かれたらしいチルコの天幕や、قاعة الكنز(秘宝館)とか書かれた看板が出た建物やら。
そして、こうした歓楽街や旅館街が取り巻く外が牧草地帯や農業地帯になっているとの説明を受けます。
で、巡礼者の交通機関たるラクダや馬、そして中には牛や象までもがいる、この円形の森。
とてもその外が延々と広がるが砂漠であるようには思えません。
いえ、どんどんと外周には畑や…椰子、そして絶林檎の林が広げられておるそうです。
「で、巡礼者のためのお楽しみですが…」
うわぁ。
確かにティオティワカンでもこれですけどね…。
ええ、買春者はどこで尻を振り腰を振るのか。
この、周りの森や林の中なのです。
ここの東方神学部預言者科分校生徒が売春を担当するというその光景、思わず凝視してしまいます。
そしてですねぇ、尻を振ってるの、男だけではないのです。
旅行者は夫婦で来ておる者も結構いるそうなのですが、では妻はどうするのか。
偽女種があてがわれるのです。
そう、女が巡礼してくれば、男子学生がその相手をするのだそうです…。
また、見込みのありそうな女子学生…地元の聖母教会で初等教育相当を受けた者たちが巡礼してきた場合、司祭候補者のちんぽ持ち尼僧がその対応に当たるようです。
ええ、司祭候補らしきが、少女を犯している姿も見えます。
ああ、なんて痴女皇国らしい風景。
そりゃ、尻にT形やY形の日焼け跡もつこうというものです。
白昼堂々の青姦。
しかもエロ下着やエロ衣装が尻に食い込んだまま、穴が開くその衣類の機能を利用して挿入されるのが痴女皇国流です。
私も痴女種化してから、脱いで性交した記憶がありません。
ただ、これは犯している方も犯されている方も、下着の淫蟲機能によって尻穴や豆を同時に責められることも影響しておるのですよねぇ。
そして、ここでは人に見られようがお構いなし。
町の中でも、場所は選びますが売春女役の生徒の誘導で青姦しておりますよ。
しかもここの学生、学生用の尼僧服や騎士服を着ておりますからすぐそれとわかるのですが、上半身は長袖ブラウス状の白い上着なのです。
ただし…下乳丸見え仕様の上に、その下のブラジャーが透けるほどに薄いのですっ。
更には女子の学生たち、頭がイスラム風の頭巾やスカーフではなく、ターバンを巻いてます。
これ、誰の趣味なのですか。
(男の娘っぽくて…)
で、逆に奉仕偽女種と化している男子生徒。
スカーフやフードです。
連邦世界のイスラムとは、屋外での頭の装いが男女逆転しとるのです。
(しかし、こうして見ると女子と男子の見分けがつかないというか…)
(思春期の女子ならちょっと太めになりますけど、喉仏かそれくらいしか見分ける場所がありませんね…)
(まちがっておかまをかってしまうことはあるのですか)
(基本的に宿坊で手配しますから、街中でふらっと買った以外はありえませんね…)
で、ここの売春。
巡礼者の拝礼作法の指導のためと称して、宿坊で案内役を手配してくれると。
これが、女子学生の担当になるそうです。
つまりここ滅姦の売春は、タイランディア辺りと同じで、1日単位。
そして名目はギア。夫婦であれば男子と女子生徒が1組になって来る模様。
更には、神殿都市滅姦への巡礼者旅行を推奨する一環で、客は無料で利用できるのです。
(実際には報償金算定など、行政局内での会計処理は行われているんですけどね…)
で、滅姦北方に所在する人工湖。
その湖岸には砂浜が設けられており、案内役も巡礼者をそこに連れて行くか、帰りに寄ってみるのを推奨しておるそうで。
ええ、行く前からどんな光景が広がっているのか、容易に想像することができますね…。
で、ここ滅姦の名物。
椰子ジュースはまだしも。
あの緑色のジュース、なんですか。
(絶林檎果汁50%だそうです。100%の果汁のものは危険すぎたと、ダニヤザードさんから言われまして…)
あと、ザムザムの泉の水で作っているという滅姦コーラ。
いまや淫化名産品の効果淫が入ってますよ、これ。
更にはチンポルチーニ入りの料理とか。
何がなんでも巡礼者のちんぽを勃起させるかおめこを濡らす強い意志、感じるのですが。
(効好嬌も好評で)
こうまでして、巡礼者から激しく搾り取りたいものなのでしょうか。
それと気になったこと。
肌の浅黒い巡礼者が結構、おります。
(紅海を挟んで暗黒大陸側からも、人を入れておるのです…元来はビクトリア湖岸に暗黒大陸向けのこうした売春巡礼地を置くべきではあるのですが、向こうの準備が整っていないうちは、あちらの俗民たちの世話を頼まれまして)
で、吸男根の港から出る船で紅海を横断してジェッダに入ると、今はバスで滅姦まで連れて来てくれるようですね…。
そして暗黒大陸側で余った者たちも、この預言科分校の生徒や周辺農園の農夫として受け入れておると。
ううむ。
「暗黒大陸地区本部も頑張ってはおるのですが、広さがやはり問題なのです。そしてこうした流入者を受け入れている一方で、連邦世界からの余剰人口を処理しているという二重の問題が発生しているようです」
で、私が懸念する理由。
移民問題が起きはしないか。
そして、アフリカは正に、連邦世界の歴史としても奴隷として連れ去られた人々はもちろん、飢餓や動乱、そして母国の経済に起因する脱出者が後を絶たない地域であると知っておるからです。
「ふふふふふ、そのへんはおししょうさまにおかんがえがあるようですよ…」
「フランシスカ様の懸念ももっともな話。そこで、アーペディオーネ地区本部長にお願いをしまして、受け入れる者は男女ともに独身者とさせて頂いたのです」
ええっ。
「すなわち、男はこの地の女と結ばれよ。女もこの地の男と結ばれよ、となっております」
「左様左様。そしてアルトリーゼ様の申される、肌の色で人に色目で見られるならばという話の解消にもつながりますかと」
ただ、アフリカの民族部族によっては、他者には推し量りがたい価値観を持っている者たちがおります。
例えば、刺青などはまだ可愛い方で、唇に円盤を仕込むとか。
「あ、その風習は痴女皇国世界ではありませんよ」
え、どういうことでしょうか。
「その風習、奴隷商人に連れ去られないように敢えて醜く見せる策として始まったそうですよ」
すなわち、奴隷貿易が本格化する前に手を打たれた痴女皇国世界では、その部族は何もそんなことをしなくとも平安が保たれ、ありのままの唇で暮らしておるそうです。
(仮に欧米に受け入れがたい文化を捨てられない部族があるならば、その部族の方々は残留を前提としていますよ)と、アーペディオーネ地区本部長からもお返事が。
(それと、痴女皇国流の介入は必須なのです)
なぜでしょうか。
(例えば、毎日毎日、川まで水を汲みに行く村落があったとしましょう。この村に井戸を掘ってやったとしますと、彼らは感謝しないのです)
えええええっ。
このアーペディオーネ地区本部長の発言には、他の人々も驚きます。
(その水汲みの作業に要する時間、労働の苦役から解放されるからだというのが彼らの言い分です。そして、もっと頭を抱える理由があるんですよ…)
そこから先も頭が痛くなった話でした。
(井戸があるような村なら、その村を襲えば井戸が手に入るじゃないかと考えて攻め入る他の部族がいるのです)
はぁあああああ?
(先ほど、ムルチ族の風習であったらしき話をされておったようですが、逆に美人だと他所に襲われるとして、着飾らない村もあったのですよ…)
ですので、痴女皇国が進出した際にはまず、何と言っても現地の治安維持が必須。
そして痴女皇国に刃向い逆らう村に対しては、敢えて厳しい措置を取らざるを得なかったのも事実であると。
(決して我々は善人とばかり思われなかった事もあったのです…)
で、最終措置。
アルト閣下と黒薔薇…いえ、以前は黒蛇騎士団と呼ばれていた時代の騎士、投入。
これが、一部族や一村落まるごと連れ去られて本宮地下墓所に送られ、維持精気の供出に使用された人々の調達方法として有効だったそうです…。
「あれはよめがむちゃしたところもありましたけどね…」
ただ、見ておりますとその肌黒い方々。
夫婦の巡礼者が歓待を受けておるのはもちろん、独身者でも学生たちが付き添っておるか、あるいは農夫村で分け隔てなく暮らしてはおるようです。
なぜならば、偽女種や男子学生の装いで、婦人巡礼者に乗って尻を振る者たちもいたのです。
そして、その黒い逸物を出し入れしています。
逆に、浅黒い尻にちんぽを打ち込まれている女子も。
いえ…黒人を知っていますけど、ちょっと色、浅くなってませんか。
(ここでくらせば、じょじょに、ここのものたちに合ったはだの色にかわるのです…)
そして私が気になったのは、彼ら彼女らの感情。
淫化はまだしも、明日輝や魔屋の地部族間争乱や強制移住に関する処理をそれなりに経験した私としては、不平や不満が出ていないかも気になります。
ですが、男女ともにそれなりに充実した日々を過ごしておるようです。
何より、なんだかんだ申して男女の仲になれば、相応に満たされるのは事実でしょう。
(そのためにも、助祭や輔祭の段階で既にオメコ慣れしておくことは重要。教師役の彼女たちの献身や公平性を強く監視しておるのも、生徒のひがみを無くするために重要なのです…)
いいこと6919号。
あんたの男の時の見た目を一切改善したくない理由はこれ、これなのよ。
偽女種に変わった際に注目されるようにという配慮なの。
そして、あんたはその微妙に他の女に毛嫌いされる外観態度言動所作が貴重なのよっ。
(さっきの女たちにも露骨に嫌がられてましたよね…)
(キモメンとか喪男とかチー牛とか心中で罵られてたわよね…)
しかし、それで腹を立てて逆に侮辱した女を犯して孕ませるからこそ、こいつの価値があるのです。
そう、6919号は女に嫌がられる事に価値がある男。
そして、蛇蝎の如く嫌われるからこそ、懲罰用として重宝したのですから。
フェミニストの殻を被った女性至上主義者や、さっきの女たちのように中途半端な色気商売で小金を稼ごうとする連中にあてがうには丁度良いのです。
(それに、こう言ってはなんですけど、連邦世界から引っ張って来た連中で今、豚扱いから脱却してそこから先に進ませたくなる人物の比率って、今でも全体の1割未満なんですよね…)
つまり、9割は苗床で溶解再生するか、最悪は悪魔島系の措置を取るか。
(我らに言わせれば、お前たちにどれほどの価値があるというのかとなりますわね…姉様、正直、あの者たちもさっさと苗床で溶かしてしまえばよかったのですよ…)
(まぁまぁダニヤザード、使い道がありそうならば救済の機会を示してやるのも道なのです。もっとも、それで更生に至ってくれるならばの話…)
(聖院時代から延々と続く我ら女官の本質を理解させてから処置するのも方法でございましょうや…)
ええ、アルト閣下の暴虐に、泣き喚く者の中には子供の顔を思い浮かべて泣き叫んでいた者もおりました。
しかし、当のアルトさんは。
(じゅにああいどるとかいってやらしいどうがやしゃしんをとらせるようなことをしていたのもおりました。それに、やましいことをしてそだてたこどもたちがまともな子であるかは、あたくしにはぎもんなのです)
つまり、こいつらから生まれた子もろくなもんじゃない。
アルトさんはそう、申しておられるのです。
そしてですね、そもそも何でこいつらが痴女皇国では犯罪者、それも重罪人なのか。
男を自慰行為に走らせ、現実の性交から遠ざけた大罪人となるのですよね…。
で、痴女皇国の女官であれば精気吸引量と効率を最大にするためにも、男の欲望を叶えるのが基本だそうです。
そして、精気回収手段のない状態での自慰行為に走らせるのは、死刑に等しい罪となりますから…。
これは、痴女皇国世界のエロ本自動販売機が主に、売春や性交の対象が身近にいる男性の居場所に配置されていることでも説明できます。
要は、女、あるいは男とやりたくなるためにあの自販機は設置されているのです。
決して自慰行為をさせるためではないのです。
(せんずり注意報を聖環から出させて、近くの女官に相手させるシステマにしているのもこのためです…)
およそ男であれば、その精気を余すところなく資源化するのが至上の国に来たのだから、その流儀に従ってもらうというのが痴女皇国。
それにアルトさんは「文句があるなら殴りに来い」という人です。
もっとも、今は宇宙はおろか、全次元でも、この方を殴り飛ばせる人物から数えた方が早いそうですけど…。
「ひどいですぅ、おししょうさまにはかてませんよ…」
「まぁまぁサレルフィール、それに気に病んではおらぬようですが、あの女どもの子供の今後とて全く無策ではないでしょう。実際には分体を送り込んでおりますから、しばらくの間は失踪に気づかれぬはず。それに、もしも親がおらぬ事で道を踏み外せば、その子らも我らが救ってやれば良いのですから…」
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