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Unbeaten Tracks in Japan - 日本をめこ紀行 -「渚にて編」

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アルトリーネでございます。
童心に帰るって楽しいことですよね。



悪ガキの心に満ち溢れていなければ。

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あたくしの発言に、皆様が振り向かれます。

(そーよね考えてみればその手があったよね)

(ふむふむ。それなら楽しみにしていた連中が恨むこともあるまい)

(大佐、やっぱアレやるいう連絡回覧回せる?)

(まぁ、まだ中止とは言っていない。主賓抜きでも慰労の為にやるつもりだったしな)

(よしよし。ほな飛び入り二名参加やなあ)

(アルトよく考えたわ、やっぱりあたしのアルトよ!)

(よーし、名案が出た記念にちょっとアルトと舞台の上で白黒)

(かーさん。上司の前よ。前もここで色々やって警務に怒られたって聞いたよ!それ以前に調整以外でアルトちんぽ勝手に使わないでよ!やるなら父様かダリアかそこのエロ二匹とか使ってよ!)

(…えろ…)

(…うん、エロと言われて否定しないけど…なんか凄く悲しい…)

あ、ラッツィオーニ様とまぐわい、二人とも犯る気満々だったのですね。

「あんたらの痴女ちんぽとか痴女おめこ提供してみろ。明日、奥様がテンプレスに突撃してくる。手コキか皮膚接触ドレインで我慢してもらえ。中将閣下。独身であらせられるならこの二人と云々はわたくしも容認いたします。しかし…せめて今晩はちょっと…」

そこで転がってぴくぴくしたまんまのエンリケ様をチラッと見ながらジーナ様が本当に残念そうにおっしゃいます。

(なんか真剣に残念ですわよ、将軍閣下ならあたくしOKなんですけど)

(まー一晩くらいならあたしの方も大丈夫、だけどねぇ…痴女しかあかん体になられたらねぇ…)

(奥さん大事にしてりゃいいんだ。だが、夫人をないがしろにするとあの国はな…あの下半身主将な首相でも、その原則を徹底遵守していたんだよなぁ)

(ああ、ぶんがらぶんがらな合意的ロリヤのフラワーゲームやったおっさんねぇ。あれは異常な種馬というかヤリ馬というか…)

で、そのラッツィオーニ様。

二人の間で同じくぴくぴくしてはります。手加減したんでしょうね。多分。きっと。

(下半身主将同士で、パパはリビアで大佐をしている人とも仲が良かったらしいし)

(なにかこう、連邦世界の男性というのはこういう方ばかりなのでしょうか)

(あたしも色々思うところあるんだけど、一方でうちのクリス父様とか、そっちの菅野父様みたいな妙な固い身持ちの方もいるしねぇ)と、生まれたばかりにしては耳年増全開なむすめ衆。

(マリア様の時もこんな感じだったんですか)

(いや、あたしん時もっと頭痛かった)

(アルト。あたし達さぁ、クレーゼ母様とも繋がってる訳よ。この意味わかるよね?)

(ですからマリアが生まれた後は自粛しておりましたのよ!)

(母様。一日一〇回を五回にして、それを自粛というのか皆に聞いてみてくれないか)

(んんんんんん!)

(しかし、一日に十回って可能なんですかね)ダリアが素朴な疑問を投げかけます。

(っとな、固有名詞になってる校長ってわかるか校長)

(ああ、貧乏国とはいえ、聖院の北北西にある国の連邦世界の同位置のあそこをちんぽ一本で救ったちんぽ英雄)

なんか世の中で一番尊敬できない英雄という気がします。

実際には貧困や文盲問題を大きく改善された方らしいのですが、累計一万人を超える人数を買春して救っただけに、警察も頭を抱えたそうで。

(そこのGDPの五パーセントを投じてちんぽでょぅι゛ょ援助して感謝状が来た人ですね)

剣で国を救うならともかく、ちんぽで救われる国も大概だと思いますが…まぁ、聖院世界でも私どもの本宮の周りの国、割と性に自由な上に食うに困らない割に貧乏なところ、多いですしねぇ。

(あの数字を達成するようなものなのだよ雅美さんアルトくんダリア。あたしも白マリも頂点だから出来るには出来るんだが、要は普通の人が十分とか三十分かかるとしよう。それを五分未満に濃厚凝縮する技があるのだ。頭もいじくるんだけどな)

(そして取っ替え引っ替え。一〇人やるのに一時間かかりません。最速二十分)

(ピンクなサロンに行ったら荒稼ぎ間違いなしやな…)

(京橋と西中島になかったっけ、かーさん。お金に困ったら行かせよう。うん)

(ああっ娘が実の母を女衒に売り飛ばそうとしている!)

(売り飛ばされたくないならちゃんと高木お祖父様の会社を助けるのよ!)

(そーだそーだ)

(まぁ、独身社員の特定目的支出を改善しそうでなぁ…)ジーナ様が頭を抱えておられます。

そして特殊公用車をママの店の前に回していただいて、中将・少将・ゴルディーニ様が官舎区画へお帰りになります。

宙兵隊幹部の内緒の送迎や、脱走者捜査用に宙兵隊警務部が使っている車だとジーナ様から教えていただきます。

あ、お支払いはエンリケ様に支給されているしょうぐんさま用の電子マネーでお支払いになられましたようで。

公式行事で使うおかねのお支払に使われるそうですが、ま、あまり無茶苦茶な金額ではなかったようです。ええほてるのすいーと二泊分未満、と聞かされました。

で、わたくしたちはママにおわかれを告げてまた来るねと言われながらてんぷれすへ。

そして作戦予定変更に伴う諸々を終えて、翌朝。

「ほーっほっほっほっ12月とは思えないわねっ!」

「いやーやっぱり青い空白い砂青い海だぜっ!」

「なーマリア、ほんまにこの一帯だけやろな…琉球ニュースとか沖縄通信社みたいなんどうとでもなるけど、地元漁協だけは文句言いに来ささんといてな?頼むで?」どえろ水着姿の娘二人に涙目で頼み込む、どえろ水着姿のははおや一名。

「…あと、アレとアレ…一掃してるよな?頼むで。あれこそ危ないからな?」沖合にいかりを下ろしたてんぷれすを見ながらジーナ様。

「うん。一匹ずつ残して沖合2kmに捨てた。問題なし」

と、置かれた2つのぷらすちっく水槽をちらりと見やる白マリ様。

きっちり蓋がされていて脱走不可能なようにしてあります。更に「危険!猛毒!」「絶対に触るな!」と書かれた紙が上に貼られています。

このすけべいびでおでぷーぷー鳴らしてそうな貝は何でしょう。もう一つの水槽にはすごく小さなたこさんがいます。たこやきのタコにも出来そうにありません。

「アルトは大丈夫。かーさんはちょい危ない。つまり、痴女要素がない普通の人が素手で扱うと真剣に死ぬのよ」

「貝の方はうかつに触ると毒針を発射するんだ。問題はその毒でな。通常は一時間から二時間で死ぬ。あたしらには全く効かんけど」

「タコも同じ。ちょっと見てみて」と、白マリ様が水槽を軽くかたかた揺すります。あら。

「と、こんな感じでネコ科のでかいやつみたいな模様が現れるのよ。これが攻撃状態で、こうなるまでは砂に近い色してるから見つけにくいのよね。で、何も知らずに触れたり踏むと噛みつくんだけど…」

「ああ、こいつも神経性の猛毒持ちなんだよな。アルトならチクッとしただけで済むが、かーさんはムカデに噛まれた程度の間ギャーギャー泣き喚いてのたうち回る。父様も同じ。で…」

「俺や中将閣下なら死ぬ。ま、宙兵隊の陸戦兵士ならこれの注意を叩き込まれてるが、航空や宇宙軍の連中はなあ…一掃してくれて助かったよ。ありがとうマリア達」ゴルディーニ様はその筋肉を誇示するすいえいぱんつ姿です。おなかでてないのがすごいです。

「ちょっと借りていいか、タコ。エンリケを噛ませたいんだが」ラッツィオーニしょうぐんさまはさすがにおなかでてます。ですがクリス様曰く、よーろっぱのひとはとにかく浜辺で日光浴が大好きなので、あまりからだのことを気にしないそうです。

「まーまー。流石にあれパワハラにならんのかよ。あたしら確保だけでよかったけどよ」三角ぼうしをかぶらされて「わたしはちんちん生やした娘の機密をもらしました」というひどい看板を首からかけられているしょうしょうさま。たしかにあたくしたちはちんちんはやせますが。

「陸戦のホプキンス上等特務兵曹が大激怒してな。あれ怒らせると中将閣下でも宥めるのに苦労するんだよ」と、ゴルディーニ様が肩をすくめられます。

「あー、あの将官への意見具申権限持ってる人か。ならしゃーないな。しかし大佐、なんであんなん今まであの地位にいられたのさ」黒マリ様が尋ねられます。

「私から答えよう。国別の将官割り当て枠というのがあってな。大国の軍人ばかりで構成されないようになっているんだ。ただ、あまりに小さすぎる国や、警察だけで足りる国は意向を聞いて人員を出す気がないなら除外しているがね」しょうぐんさまが仕方ないね、という顔で答えられます。

「はっはーん。それで」

「ああ。ただ…国によっては、優秀な人材を自国防衛軍で囲い込む傾向があってなあ。一応は面接や筆記、指揮実務試験を行ってから将官登用しているのだが…」

「あーわかるぜおっちゃん。試験だけは受かるタイプだ」

「これだけは言わせてくれ。俺の周囲に今、海ヘビやハブがいない事を奴は神に感謝すべきだ。あいつも一応カトリックだろうに」

「ま。このタコと貝はやめといてくれよ。あとで遊ぶのに使うからな」ニヤニヤとマリア様が笑っています。

「しっかし、よりによってほんっとに空気読まない奴は読まないよなぁ。あたしらがこっちきたら絶対親睦深めるの優先するのわかんねーかよと」そうです。昨日休まれていたおねーさん達を含むママのお店のみなさんを特別に招待して、みんなで季節外れの海水浴をしようと、聖院の女官の接待を名目にあそんでいるわけです。

そしてここは一般のひとが入れない宙兵隊のくんれん用の砂浜だそうでして、痴女がうかつにちんこ出しても問題にならないそうです。

「はっはっはっマリアリーゼ陛下、そちらの発案で我々も楽しい時間を潰されずに済み、まことにありがたい限りであります」

「ああ。話を回したホプキンス君の顔を潰さずに済んでわたしも一安心よ。申し訳ありませんでした、両陛下」話の出たホプキンス様を連れてきたのはエルメンカーレしょうしょうという方で、宙兵隊でたぷすを着るへいしの方々がいる陸戦部隊担当のしょうぐんさまだそうです。

「ま、アレについてはもう少し確保させていただきますね」罰をうけている人をみながら黒マリ様がおっしゃいます。

「そろそろ航空自衛軍が炊事車を持って来てくれる時刻ですしね。我々は飲料を提供致します」冷蔵けーすや、ぽりばけつに氷水を入れた中に缶飲料というのみものをがさがさ入れて冷やしておくそうです。基地まつりの際におきゃくさんに売るための備品を持ってきたそうで。

「ところでホプキンス君、エルメンカーレ君…あれ以外に政府や宇宙軍の内通者はおらんだろうな?」

「大丈夫であります中将閣下。というか、宇宙軍でも嘉手納分遣隊は我々と同様の意見なのを高木少佐に確認頂いておりますし」

「いや、迎撃飛行隊、401IFSのリンカーン少佐も来てるクチなんですよ…スクランブル要員と機材担当以外、全員ここにいます。もう怒り狂ってて、誰が出迎えの護衛機なんか飛ばしてやるか。勝手に降りて来いとか無茶言ってましたよ。わはははは」ジーナ様が爆笑しながら向こうの方にいるいちだんを見ます。

「ああ、あの分遣隊は間借りしてるようなものだからな。航空部棟を共用しているし、第一彼らは左遷ではないが閑職だからなぁ…」

「そりゃ楽しい親睦会邪魔されたら怒りますわなぁ」
そして砂浜のかたいところにくるまが何台か到着します。

「あらーまりあちゃんにまりあちゃんどえろー」

「どめちゃんもどえろー」むっちむちすぎではないのですが、割とおっぱいばいんばいん系などめき三尉です。

「アルトくんはなんかすらっとした感じなんだけどー、お尻の形とかおっきさがあっちよねー。はいれぐーな感じで」

「需要があれば貸しますわよ。かしちんひゃくまんえん」

「なんかものすごく関西人よね、マリアちゃん」

「仕方ねーじゃん。あたしらの母親がアレだぜアレ」えらいさんたちで固まってる中のジーナ様が目立つ目立つ目立つんですが。

「そりゃまぁ、踊り子さん達や現場組の見た目だからなぁ。おっさんおばはんな将官連中の中にいたらそりゃ浮くわ」遠目に見てもすげいケツしてはりますね。聖院仕様のすけべいな姿でも全く問題なく着こなされています。

「後ろ姿だけ見てたらちょいでかいアルト。ダリアはもーすこし細い」

「雅美さんはかーさんよりちょい太い。んでばいんばいんがクラ子…アルトいわくの乳上様な。クレーゼ母様は雅美さんとクラ子の間くらいか」

「ちなみに百目鬼さんと黒マリアとあたしはなんとか48あたりにいそうな体型だそうです」

「あたしらは体いじれるけど、顔と釣り合わなくなるからな。ま、今くらいでも充分よ」

「…はい、マリア。ええ。じゃ、迎えに行きます。おーい白マリ、準備できたらしいから直接行ってくるわ。アグネスさんも来るってよ」

「ほーい。日除け用意しておくよー」ぴかっと光って消える黒マリ様。今日はこの中では大人しめの黒Tバックみずぎ。白マリ様は色違いです。で、大人しくした理由が…。

黒マリ様が戻ってきましたが、アロハシャツを羽織り半パン姿のワーズワースはくしゃく様の手を引かれています。更には同じくアロハ姿で、結構きわどいビキニの女性が。

「アグネスさん、ここ、パパラッチいないし大丈夫よ?連邦側の女性もほとんどTバック以上だし浮かない浮かない。ほほほ」

そうです、あいじんのアグネス様もご一緒です。もっとも、ご結婚は時間の問題とか。

先ほどのちちくらべいやしりくらべでいうと、わずかの差でちちうえとクレーゼ様の間に入る模様。

「とりあえずあちらに宙兵隊のえらい人たちとジーナ母様いてます。あと、パラソルとビーチチェア準備ずみ。あ、ちょっとお祖父様とアグネスさん、必ずこのコップの水、全部飲んどいて下さいね」

黒マリ様が引っ張ってきた小さな使い捨てコップの水を飲まれてから、ご案内でとりあえずご挨拶に向かわれます。ま、あとはどないにでもなりますね。

「ドメちゃんもとりあえずこれ飲んでね。はい」ワーズワース様に渡されたのと同じものをどめき様に渡す白マリ様。

「これは何かね、白マリくん」

「ほっほっほっ、わかりやすく言うと、あたしらやアルトやかーさんとーさんなど、新世代痴女の身体に切り替わった人の近くにいても過剰な痴女化を防ぐための飲むワクチンみたいなものやね」

「にゃるほど。つまりちんこはえないように、と。くいっ」

「を。いい飲みっぷりだねぇ。なお、バリウム検査やった人はコップのサイズわかるかもー」

(しろまりー。目標捕捉。嘉手納着陸コースに入った。現在高度FL400。手伝っちくり)

(おけー。みえたー。テンプレスの陸戦隊はあの格好よね?)

(ああ、大爆笑して乗ってくれた。いつでも出て来れるってよ)

(エクレールのパイロットはどう言ってんのさ)

(まー仕方ないねー。墜落さえなきゃ好きにしてくれと。コントロール奪われてるのは困るけど俺らのせいにならんならOK。あと出来たら歓迎の光景見たいめっちゃ見たいってさ)

(外部点検の名目で一名、カメラ持っておりといでって言ったげて。偶然巻き込まれたふりしてりゃ連れてくよって)

(いやー皆さん友好的よねー)

(言い換えたらあの二人どんだけ嫌われてんのよって。わはは。お、来たぜ来たぜ。総員通達)

(お楽しみ中のみなさーん。来られましたー。歓迎の準備をお願いいたしますー)

ええ。なんかめっちゃ悪いことしはるみたいです。

きいいいいんという音がして青い帯を入れた、尖って平べったいひこうきがおりてきました。

なんとてんぷれすにおろすようです。いや、もうおりました。

かんぱんさぎょういんがすかさずしゃりんどめをかけています。おおきな階段をつけたくるまもでてきました。

(んじゃ迎えに行くぜ白マリ)

(合点承知。ふはははは。たっぷりかわいがったるでー)

(しかしめちゃくちゃな事考えたなー。事務局長専用機拉致してって通常なら外交問題炸裂やけど、そもそも公式外交もまだ全然やから抗議しても「とりあえず撃ち落とされんだけマシや思え」やからなぁ)

(無茶な会談セッティングしてあたしら困ってますー。ついでに聖院世界の存在ばらしたげますー。はーっはっはっはー)

(テンプレスにはNBのメディア乗ってるよな)

(うん。デイリーNBとザ・ディフェンスの報道チーム連れてきてる)

(こっちは合同通信と英国メディア各社勢揃い。準備万端や。引っ張り出してこい)ジーナ様他、軍のみなさまはそうがんきょうでひこうきのようすを眺めています。

いつのまにか肩には大きな水鉄砲。

(よし。二名確保。しかし意外に中、そんなに贅沢な感じじゃないよねー)

(まぁ、胴体細めの超音速機やし、最大で十二時間乗ってたら大抵のとこ行けるしな。あと贅沢にしすぎたら納税者怒るマジ怒る。うはは。おし引っ張り出せい。SPどないした)

(心話で事情話して、一応茶番で応戦してくれって頼んだ。ちょっと気持ちいい倒れ方するけどすぐ復帰できるから、あとはNBの指示に従って機体警護してくれたらいーよとご説明。何なら捕虜名目で一名くらいなら来ていいよって)

(なんとも理解の早いこって)

(そりゃー素手のエロ水着JK相手にいきなり発砲ってさすがにSPでも躊躇うよねーと、でっけえ声で聞かせて差し上げましてねぇ)

(うはは、ちゃんと記録しとろうな)

(うん、黒マリが記者同行させてる。この後報道チームと、陸戦隊といっしょに所定場所行くよ。歓迎したげてよ)

(よしよし)見れば、砂浜に皆さん一列に整列しておられます。その先には日除けの下のテーブルと椅子。お座りのワーズワース様とアグネス様。

で、グレーのスーツのまぁ肥えた卑屈そうなおっさんと、白い服のえらそうな白髪のぐんじんさんが、周りをNBの…全員海水ぱんつです。しかも水鉄砲そうびです。

で、NBの人は連邦側のみなさまの反対側に並ばれます。つまりえらい人をかんげいする位置ですね。

で、ワーズワース様を呼びに行った白マリ様と…後ろには、帽子の罰ゲームおじさ…なんでマイレーネ様がここにいるんですか。このおじさんマジにびびってますよ。逃げたら死ぬの確定ですよね。

で、ワーズワース様の隣に中将様とゴルディーニ様。

「ようこそ、事務局長閣下、大将閣下。実は、我が軍の恥さらしがNBに拿捕されましてね」

「拿捕したのはわたし、マリアリーゼ「高木」ワーズワース、ヘンリー・ワーズワースの孫娘並びにジーナ・高木連邦宙兵隊少佐の実の娘にして聖院金衣女聖太政官です」もちろん横と後ろで各国報道がカメラ回してます。その中央で、一瞬にして衣装チェンジして太政官正装をまとわれます。

「で、人質奪還を巡り先程まで、我が祖父ならびにわたくし対、連邦側直属上司が戦うも、敢えなく敗北」ラッツィオーニ様とゴルディーニ様が、テーブルを示されます。ぜんじどうじゃんたくというそうです。

「NB並びに聖院側は、我々の出す条件をクリアする事でエンリケ君の解放に応じると申されまして、小官としましては、部下救出のためにはやむを得ず応諾をせざるを得ませんでした」

「ねー、ラッツィオーニのおじさんの顔に免じて、極めて人道的かつフレンドリーな罰ゲームにしたよねー。連邦のみなさんも、ぜ・ん・い・ん・ご・う・いしたよねー」

「このホプキンスが断固として証明させて頂きます。事務局長閣下と大将閣下、お二人の尊厳を犠牲にする・だ・け・で人道的解決が図れるのはこの場を見ても明らかですな?」怖そうな顔のホプキンス様がニヤリ、と。

「事務局長閣下。大将閣下。何なら逃げて頂いても構いませんよ。その方が盛り上がるかと」と、メガホンマイク片手にワーズワース様が煽られます。うほほ。

で、ジーナ様がメガホンマイクをワーズワース様より受け取りまして…。

「それでは第一回NB・連邦合同親睦演習【浜辺でひえもんとり大会】を開始したいと思います。目標の内臓の代わりにNB側は大将閣下、連邦側は事務局長閣下の服を剥いでください。大将閣下と事務局長閣下は10分の間逃げ切るか全裸にされなければ勝ちです。武装は使用不能にさせて頂いていますので頑張って逃げてください。ではよーい…はじめ!」

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アルト「いいんですかこんなことして」
ジーナ「だから報道連れてきた。最悪、連邦が報道規制してもNBの放送局の番組無理やり流す」
白マリ「テンプレス艦長とワーズワース少将名で、あの海岸を十二時間だけ制圧占領するわ、すまん貸してくれと宙兵隊ならびにニューヨークの連邦本部に通告してるし。つまりあそこ一時的に占領地。連邦の人は全員捕虜なのね」
黒マリ「ごていねいに捕虜リスト作ってラッツィオーニさんに渡してるしな。おじーさまとかーさんとあたしの署名入りで」
ジーナ「あたしも人死にが出ないように企画考えてくれってワーズワース卿に頼まれたから頑張りましたーって姿勢。で、クリスと二人して構成に台本上げてと」
ゴルディーニ「で、連邦側は目標二名以外は合意。ドッ◯リカメラって奴か。まぁ、あのノリで行こうと」
ジーナ「ちなみにNBはもちろん、連邦本部並びに宇宙軍・宙兵隊各基地にリアルタイム中継中でーす」
アルト「いったいどうなるのでしょう」
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