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ミス・ルシファー!物語
第11位.メランコリック・イザベラ
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『あー、すまない..すっかり忘れていたよ?』
好青年な表情をしてビスは、そう自分の部屋の前で待っていた女兵士に謝罪した。
「いえ..ビス様が謝罪する必要はありません。
きっとビス様はお忙しくされていたのでしょう..」
そう言いながら何故か顔を熱くして赤らめる女兵士にビスは、
『忙しいもなにも...
昨日の夜から朝方まで母上とのセックス漬けだったさ?』
そのストレートな発言に女兵士は、
「まあ!?
...それはそれは素敵な夜でしたでしょうね..」
その一瞬戸惑ったような反応にビスは、
『素敵? 素敵な訳があるものか!
...この俺は、下界でヤりまくったせいでもう限界だと言うのに...
あの淫乱...
母上はそんな俺を朝の4時過ぎまで寝かさなかったんだ...
素敵なものか..』
その怒りをあらわにするビスの返答に女兵士はたじろぎながら、
「そ...そうでしたか...それは失礼いたしました」
とビスに気を使い謝罪した。
『ふん、なにも謝る必要などない。
ところでお前の名前は、なんと言うのだ?』
「私の名前ですか?
...私の名前はベラと言います」
『ベラか?...ベラよ申し訳ないが、
この通り俺はあの母上とのセックス漬けで疲れているのだ..
だからお前のヴァギナをご馳走になる性欲が残っていない。
すまないな』
それを聞いた女兵士ベラは、顔を曇らせ...
「...そうですか..
そうですわね。
ビス様はイザベラ様のお相手されて疲れてらっしゃると言うのに...
私ったらおこがましい...分かりました。
ビス様、どうかごゆっくりとお休み下さい。
それでは、私はこれで失礼します」
と少し残念そうにしながら無理して笑みを浮かべ、
その場をあとにしようとしたときビスは、
その去り際にベラのビキニスーツから見えた
ムッチリしたお尻に間を置いてムラムラすると
『待て..待ってくれ!
ベラよ?!』
「え? ..ビス様、どうかなさいましたか?」
『悪いが部屋の中で休む俺の肩を揉んでくれないか?』
「...ビス様?」
『嫌かな?』
「...いいえ! 喜んで!」
そう言い終えるとベラはビスと共に部屋の中へと入っていった。
──
一方、その頃..
ラ・ビス会議に出席する為に用意した特注のドレスに着替え、自身の住む城のベランダに立ち、外を眺めながら...
「おのれぇぇ..
ビスめ...まさか種違いと言え実の姉にまで手を出すとは...
あの鬼畜め......
まあいいでしょう?
ビスには、確りマイコを見張っててもらわなければなりませんからね...。
なにも起こらずに20歳を越えたと言えど..
あのマイコにルシファーの遺伝子がある以上..
ただ放って置くわけにはいきませんからね。
ビスや..
遊びもほどほどに
確りと見張っているのですよ...」
その憂鬱とは裏腹に既にマイコの持つルシファー遺伝子が目覚めていようとは、
母イザベラは、
このとき知るよしもなかった...
好青年な表情をしてビスは、そう自分の部屋の前で待っていた女兵士に謝罪した。
「いえ..ビス様が謝罪する必要はありません。
きっとビス様はお忙しくされていたのでしょう..」
そう言いながら何故か顔を熱くして赤らめる女兵士にビスは、
『忙しいもなにも...
昨日の夜から朝方まで母上とのセックス漬けだったさ?』
そのストレートな発言に女兵士は、
「まあ!?
...それはそれは素敵な夜でしたでしょうね..」
その一瞬戸惑ったような反応にビスは、
『素敵? 素敵な訳があるものか!
...この俺は、下界でヤりまくったせいでもう限界だと言うのに...
あの淫乱...
母上はそんな俺を朝の4時過ぎまで寝かさなかったんだ...
素敵なものか..』
その怒りをあらわにするビスの返答に女兵士はたじろぎながら、
「そ...そうでしたか...それは失礼いたしました」
とビスに気を使い謝罪した。
『ふん、なにも謝る必要などない。
ところでお前の名前は、なんと言うのだ?』
「私の名前ですか?
...私の名前はベラと言います」
『ベラか?...ベラよ申し訳ないが、
この通り俺はあの母上とのセックス漬けで疲れているのだ..
だからお前のヴァギナをご馳走になる性欲が残っていない。
すまないな』
それを聞いた女兵士ベラは、顔を曇らせ...
「...そうですか..
そうですわね。
ビス様はイザベラ様のお相手されて疲れてらっしゃると言うのに...
私ったらおこがましい...分かりました。
ビス様、どうかごゆっくりとお休み下さい。
それでは、私はこれで失礼します」
と少し残念そうにしながら無理して笑みを浮かべ、
その場をあとにしようとしたときビスは、
その去り際にベラのビキニスーツから見えた
ムッチリしたお尻に間を置いてムラムラすると
『待て..待ってくれ!
ベラよ?!』
「え? ..ビス様、どうかなさいましたか?」
『悪いが部屋の中で休む俺の肩を揉んでくれないか?』
「...ビス様?」
『嫌かな?』
「...いいえ! 喜んで!」
そう言い終えるとベラはビスと共に部屋の中へと入っていった。
──
一方、その頃..
ラ・ビス会議に出席する為に用意した特注のドレスに着替え、自身の住む城のベランダに立ち、外を眺めながら...
「おのれぇぇ..
ビスめ...まさか種違いと言え実の姉にまで手を出すとは...
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なにも起こらずに20歳を越えたと言えど..
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ただ放って置くわけにはいきませんからね。
ビスや..
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