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第一章 ライラ・マリー編
第6話 嘘が嘘であるうちに帰るんだ、ライラ
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『依頼』を受けた俺が教会を出るとすでに夕暮れ時で当たりは薄暗くなり始めている。
どこからかあふれた夕食の匂いが街に充満して、帰宅を促しているけれど、俺は『依頼』を受けた場所に向かおうと決めた。
街の外れにある持ち家に戻って、布の袋を準備し、五日分の食料を嫌な顔をされながら買って、街を出る。
この頃にはすでにあたりは暗く、こんな時間に出歩く奴は、命知らずか、命がいらない奴しかいない。
夜は魔物やら盗賊やらが活発になる。
思わぬ場所から飛び出してきた奴らに殺されることもある。
【荒れ地】よりは全然良いから、俺は発光石のランプを頼りに歩き続けるけど。
あたりは暗いが、今日は満月で、いつもより道は見やすい。
前も、後ろも。
誰がついてきているのかも、見やすい。
立ち止まる。
振り返る。
「いつまでついてくるつもりだ」
木の陰に隠れたつもりだろうが、その人物の持つランプから光が漏れている。
尾行をするにしては下手すぎる。
俺を殺すつもりじゃないのは最初からわかっていたから泳がせていたけれど、勝手についてきて勝手に襲われて殺されるのも夢見が悪い。
声をかけた瞬間その光がカタンと揺れて、そして、光を隠す蓋を外したのか煌々と明るくなった。
陰から出てきたのは一人の女性冒険者。
ウェーブがかった栗毛が肩まで伸びている。
腰には二本の剣がぶら下がっていて、一本は高価そうなのに、もう一本は安価なもの。
俺より少し若いくらいの彼女は見つかった当初は慌てていたが、今はキッとこちらを睨んでいる。
両手が震えてそれがランプの光を同時に揺らしている。
「あの……アタシ……」
そこまで言って、腰に下げた高価そうな方の剣を掴んで、
「Dランク冒険者のライラ・マリーです! あなたに聞きたいことがあってついてきました! この剣、あなたが売ったんですよね!?」
ったく今日は突っかかってくる奴が二人もいるのかよ。
突き出された剣をじっと眺める。
よく覚えていない。
「ああ……かもなあ。それで追いかけてきたのか? 文句を言うために?」
「ちがっ……、ううん。そうです! それに、あの、あなたがまた同じように誰かの遺品を売ろうとするなら止めようと思って」
「ほう」
俺は感心してしまった。
そこまでしようとする奴は珍しい。
俺に文句を言う奴は基本口だけ。
殴ろうとする奴はいたが、止めようとする奴は今までいなかった。
彼女は高価そうな剣を胸に抱いて、
「あなただって冒険者でしょう!? 魔物を倒して人を守るのが仕事のはずです! みんなそのために必死になって戦ってるんです! なのに……あなたが倒すのはゴブリンだけ! それもこの剣を持っていたような、武器を持ってるゴブリンだけです。とにかく、もうこんなこと止めてください!」
「お前、Dランクって言ったか?」
「ええ、そうです」
彼女はネックレスを引っ張り出して見せる。
まだ真新しい鉄の冒険者証にランプの光が反射する。
この子は純粋すぎる。
ここまで騙されずに冒険者として生きてきたのが不思議なくらいだ。
きっといい仲間に出会えたんだろう。
「よし、わかった。Dランクのライラ。俺はもうダンジョンで遺品をあさったりしない。な? これでいいだろ。帰れ」
「そんなの絶対嘘です!」
俺だってこんなことで帰るとは思ってないけどさ。
「んじゃあどうしたら帰ってくれる? いつまでもついてこられるのは困る」
「アタシが納得するまで帰りません! 今からだってダンジョンに向かうつもりでしょう!? こんな夜遅くに行くなんてやましいと思っている証拠です」
純粋で強情な子だった。
たちが悪い。
「なあ、俺がこれから向かう場所知ってんのか?」
「知りません!」
「俺は今から【荒れ地】に向かうんだ。な、知ってるだろ、【荒れ地】」
ライラはぎゅっと両手を握りしめて俺を睨み、
「そんなとこに行く人なんていません! また嘘をつくんですね! 嘘ばっかりです!」
はあ。
どうすっかな。
まあ確かに嘘はついた。
俺が行くのは【荒れ地】じゃなくて、準荒れ地。
気象や気温の変化はないが、何らかの災害があって人がほとんど住んでいない場所へと変わった土地。
と言って、準荒れ地も危険なんだけど。
俺はライラが胸に抱いた剣を見る。
ん?
ああそうかと気づく。
やっとこの剣をどこで拾ったのかを思い出して、俺はクツクツと笑った。
ライラは俺の様子が気に入らないようで、
「何がおかしいんですか」
「いやあ、うん、嘘ばっかりってのは正しい。俺はこれからもダンジョンで遺品をあさるし、これから行くのは【荒れ地】じゃなくて準荒れ地だ」
「全然反省してないじゃ――」
「それに、……その高価そうな剣はゴブリンが持っていたわけじゃねえ」
ライラは一瞬固まって、
「……え? これはゴブリンから奪ったんでしょう!? また嘘を……」
「よく考えてみろ。なんでゴブリンが折れた剣を持ってんだ? 思い出したよ、その剣は確かに俺が売ったってこと。で、その剣、鞘の中で折れてるだろ。しかも、先端までそろってる」
「それは……ゴブリンが折れてても使えると思って拾って……」
そこでライラが気づいたのがはっきりわかった。
「どうして、先端が鞘の中に入ってるの?」
「それだ。ゴブリンが拾った状況を思い浮かべればおかしいことにすぐ気づいたはずだ。その冒険者は魔物に負けた。戦闘中にとどめを刺されて死んだんだろうが、じゃあ、死の瞬間、剣を鞘にもどすと思うか?」
「……思いません」
「そうだよな。折れた剣は倒れた冒険者の手に握られているか、もしくはどこかに転がっていたはずだが、……戦って負けたんだ、剣が鞘に入っていたわけがない。まして、先端が鞘に入っているなんておかしい。戦闘中に折れた先端はどこか遠くに落ちていたはずだ」
ライラは見るからに動揺している。
下唇を噛んで、それから顔を上げる。
「きっと、……きっとゴブリンは剣を直せるって思ったんです。だから拾って……」
「まあそう考えてもいいが、もう一つ嘘がある。ゴブリンはあのダンジョンの最下層にまで潜らない。そこまで潜ったことのない奴は知らないだろうが、あいつらは巣から二つ下の階層にまでしか潜らない」
「そんな……嘘です……。嘘です! タイロンさんはゴブリンが持ってきたって……」
「ああそうだな。嘘かもしれない。嘘だって思っていた方が幸せなこともある。嘘が嘘であるうちに帰るんだ、ライラ」
これでもうついてこないだろう。
ついてくれば純粋な彼女にとって不都合な真実がゴロゴロ転がっている、なんて、かっこいいこと言ってるけど、ついてこなくたって嘘だらけなのは確実で、きっといつか彼女は気づいてしまうだろう。
今はそのときじゃないというだけだ。
彼女が成長して孵化する時は今じゃない。
今じゃないからついてくんな!
俺はライラを置き去りにして先を急いだ。
が、後ろから足音がついてくる。
ずんずん進んできて、ついに彼女は俺の服の裾を掴んだ。
俺は歩き続けるがライラはしがみついて離さない。
地面に彼女が引きずられた足跡がまっすぐにつく。
「帰れ!」
「嫌です! アタシは……アタシは知りたいんです! あの人もアタシに嘘をついていたんですか!? 何が真実なんですか!? 教えてくれるまで帰りません!!」
本当に強情な娘だな!
「じゃあ金だ。金を払うから帰ってくれ!」
「何考えてんですか!!」
金があれば何でも帰る、もとい、買えると師匠は言ってたのに!
しばらく歩いていたが本当に離すつもりがないらしい。
靴が土に汚れるのも構わず彼女は俺の体に半ば抱きつくような姿勢に変化してくっついている。
さっきので追い返せないのか?
罵倒しようと思ったがそれでは逆効果。
元々俺は嫌われている。
嫌っているからついてきているのにもっと嫌われるようなことをしても意味がない。
かといって納得させる言葉を俺は持たない。
そもそも俺にコミュニケーション能力がないのは明らかで、誰かを納得させる力があれば現状、冒険者ギルドでこんなに嫌われていないし、タイロンにだって止めさせるように説得しているはずだ。
さっきの「嘘が嘘であるうちに」ってのは俺のなかで最高点の説得だったのに、それですら及第点にならないとなるともうどうしようもない。
打つ手がねえ。
俺は立ち止まり、持っていた発光石のランプをライラの顔に押しつけた。
「まぶしっ」
「本当に知りたいんだな?」
「はい! あの、まぶしいです!」
「絶対後悔するからな」
俺はランプをライラの顔から離した。
彼女は目を瞬かせて、それから、俺についてきた。
まあいい。
後悔すればいいさ。
真実を教えるのと、嘘にまみれさせるのと、どっちが彼女のためになるのか俺にはもうわからなくなっていた。
どこからかあふれた夕食の匂いが街に充満して、帰宅を促しているけれど、俺は『依頼』を受けた場所に向かおうと決めた。
街の外れにある持ち家に戻って、布の袋を準備し、五日分の食料を嫌な顔をされながら買って、街を出る。
この頃にはすでにあたりは暗く、こんな時間に出歩く奴は、命知らずか、命がいらない奴しかいない。
夜は魔物やら盗賊やらが活発になる。
思わぬ場所から飛び出してきた奴らに殺されることもある。
【荒れ地】よりは全然良いから、俺は発光石のランプを頼りに歩き続けるけど。
あたりは暗いが、今日は満月で、いつもより道は見やすい。
前も、後ろも。
誰がついてきているのかも、見やすい。
立ち止まる。
振り返る。
「いつまでついてくるつもりだ」
木の陰に隠れたつもりだろうが、その人物の持つランプから光が漏れている。
尾行をするにしては下手すぎる。
俺を殺すつもりじゃないのは最初からわかっていたから泳がせていたけれど、勝手についてきて勝手に襲われて殺されるのも夢見が悪い。
声をかけた瞬間その光がカタンと揺れて、そして、光を隠す蓋を外したのか煌々と明るくなった。
陰から出てきたのは一人の女性冒険者。
ウェーブがかった栗毛が肩まで伸びている。
腰には二本の剣がぶら下がっていて、一本は高価そうなのに、もう一本は安価なもの。
俺より少し若いくらいの彼女は見つかった当初は慌てていたが、今はキッとこちらを睨んでいる。
両手が震えてそれがランプの光を同時に揺らしている。
「あの……アタシ……」
そこまで言って、腰に下げた高価そうな方の剣を掴んで、
「Dランク冒険者のライラ・マリーです! あなたに聞きたいことがあってついてきました! この剣、あなたが売ったんですよね!?」
ったく今日は突っかかってくる奴が二人もいるのかよ。
突き出された剣をじっと眺める。
よく覚えていない。
「ああ……かもなあ。それで追いかけてきたのか? 文句を言うために?」
「ちがっ……、ううん。そうです! それに、あの、あなたがまた同じように誰かの遺品を売ろうとするなら止めようと思って」
「ほう」
俺は感心してしまった。
そこまでしようとする奴は珍しい。
俺に文句を言う奴は基本口だけ。
殴ろうとする奴はいたが、止めようとする奴は今までいなかった。
彼女は高価そうな剣を胸に抱いて、
「あなただって冒険者でしょう!? 魔物を倒して人を守るのが仕事のはずです! みんなそのために必死になって戦ってるんです! なのに……あなたが倒すのはゴブリンだけ! それもこの剣を持っていたような、武器を持ってるゴブリンだけです。とにかく、もうこんなこと止めてください!」
「お前、Dランクって言ったか?」
「ええ、そうです」
彼女はネックレスを引っ張り出して見せる。
まだ真新しい鉄の冒険者証にランプの光が反射する。
この子は純粋すぎる。
ここまで騙されずに冒険者として生きてきたのが不思議なくらいだ。
きっといい仲間に出会えたんだろう。
「よし、わかった。Dランクのライラ。俺はもうダンジョンで遺品をあさったりしない。な? これでいいだろ。帰れ」
「そんなの絶対嘘です!」
俺だってこんなことで帰るとは思ってないけどさ。
「んじゃあどうしたら帰ってくれる? いつまでもついてこられるのは困る」
「アタシが納得するまで帰りません! 今からだってダンジョンに向かうつもりでしょう!? こんな夜遅くに行くなんてやましいと思っている証拠です」
純粋で強情な子だった。
たちが悪い。
「なあ、俺がこれから向かう場所知ってんのか?」
「知りません!」
「俺は今から【荒れ地】に向かうんだ。な、知ってるだろ、【荒れ地】」
ライラはぎゅっと両手を握りしめて俺を睨み、
「そんなとこに行く人なんていません! また嘘をつくんですね! 嘘ばっかりです!」
はあ。
どうすっかな。
まあ確かに嘘はついた。
俺が行くのは【荒れ地】じゃなくて、準荒れ地。
気象や気温の変化はないが、何らかの災害があって人がほとんど住んでいない場所へと変わった土地。
と言って、準荒れ地も危険なんだけど。
俺はライラが胸に抱いた剣を見る。
ん?
ああそうかと気づく。
やっとこの剣をどこで拾ったのかを思い出して、俺はクツクツと笑った。
ライラは俺の様子が気に入らないようで、
「何がおかしいんですか」
「いやあ、うん、嘘ばっかりってのは正しい。俺はこれからもダンジョンで遺品をあさるし、これから行くのは【荒れ地】じゃなくて準荒れ地だ」
「全然反省してないじゃ――」
「それに、……その高価そうな剣はゴブリンが持っていたわけじゃねえ」
ライラは一瞬固まって、
「……え? これはゴブリンから奪ったんでしょう!? また嘘を……」
「よく考えてみろ。なんでゴブリンが折れた剣を持ってんだ? 思い出したよ、その剣は確かに俺が売ったってこと。で、その剣、鞘の中で折れてるだろ。しかも、先端までそろってる」
「それは……ゴブリンが折れてても使えると思って拾って……」
そこでライラが気づいたのがはっきりわかった。
「どうして、先端が鞘の中に入ってるの?」
「それだ。ゴブリンが拾った状況を思い浮かべればおかしいことにすぐ気づいたはずだ。その冒険者は魔物に負けた。戦闘中にとどめを刺されて死んだんだろうが、じゃあ、死の瞬間、剣を鞘にもどすと思うか?」
「……思いません」
「そうだよな。折れた剣は倒れた冒険者の手に握られているか、もしくはどこかに転がっていたはずだが、……戦って負けたんだ、剣が鞘に入っていたわけがない。まして、先端が鞘に入っているなんておかしい。戦闘中に折れた先端はどこか遠くに落ちていたはずだ」
ライラは見るからに動揺している。
下唇を噛んで、それから顔を上げる。
「きっと、……きっとゴブリンは剣を直せるって思ったんです。だから拾って……」
「まあそう考えてもいいが、もう一つ嘘がある。ゴブリンはあのダンジョンの最下層にまで潜らない。そこまで潜ったことのない奴は知らないだろうが、あいつらは巣から二つ下の階層にまでしか潜らない」
「そんな……嘘です……。嘘です! タイロンさんはゴブリンが持ってきたって……」
「ああそうだな。嘘かもしれない。嘘だって思っていた方が幸せなこともある。嘘が嘘であるうちに帰るんだ、ライラ」
これでもうついてこないだろう。
ついてくれば純粋な彼女にとって不都合な真実がゴロゴロ転がっている、なんて、かっこいいこと言ってるけど、ついてこなくたって嘘だらけなのは確実で、きっといつか彼女は気づいてしまうだろう。
今はそのときじゃないというだけだ。
彼女が成長して孵化する時は今じゃない。
今じゃないからついてくんな!
俺はライラを置き去りにして先を急いだ。
が、後ろから足音がついてくる。
ずんずん進んできて、ついに彼女は俺の服の裾を掴んだ。
俺は歩き続けるがライラはしがみついて離さない。
地面に彼女が引きずられた足跡がまっすぐにつく。
「帰れ!」
「嫌です! アタシは……アタシは知りたいんです! あの人もアタシに嘘をついていたんですか!? 何が真実なんですか!? 教えてくれるまで帰りません!!」
本当に強情な娘だな!
「じゃあ金だ。金を払うから帰ってくれ!」
「何考えてんですか!!」
金があれば何でも帰る、もとい、買えると師匠は言ってたのに!
しばらく歩いていたが本当に離すつもりがないらしい。
靴が土に汚れるのも構わず彼女は俺の体に半ば抱きつくような姿勢に変化してくっついている。
さっきので追い返せないのか?
罵倒しようと思ったがそれでは逆効果。
元々俺は嫌われている。
嫌っているからついてきているのにもっと嫌われるようなことをしても意味がない。
かといって納得させる言葉を俺は持たない。
そもそも俺にコミュニケーション能力がないのは明らかで、誰かを納得させる力があれば現状、冒険者ギルドでこんなに嫌われていないし、タイロンにだって止めさせるように説得しているはずだ。
さっきの「嘘が嘘であるうちに」ってのは俺のなかで最高点の説得だったのに、それですら及第点にならないとなるともうどうしようもない。
打つ手がねえ。
俺は立ち止まり、持っていた発光石のランプをライラの顔に押しつけた。
「まぶしっ」
「本当に知りたいんだな?」
「はい! あの、まぶしいです!」
「絶対後悔するからな」
俺はランプをライラの顔から離した。
彼女は目を瞬かせて、それから、俺についてきた。
まあいい。
後悔すればいいさ。
真実を教えるのと、嘘にまみれさせるのと、どっちが彼女のためになるのか俺にはもうわからなくなっていた。
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