43 / 128
昨日まで
書くねたとぼやき
しおりを挟む
次に何を書こうかと、ネタを考えてみる。
浮かばない。
全く浮かばない。
はじめの頃は適当に夢想したことを羅列していただけなのに、今はそれすら浮かばない。
「書けねえ」とボヤく他ない。
いや、書かないことで何か不利益なことが生じる訳ではない。しかしながら、昔は何となくで思いついたものを書けていたのに今はそれすらストップしている。
「ま、寝る前になんか浮かぶでしょ」
「まぁ、帰り道でなんか思い浮かぶでしょ」
「ま、まぁ……なんか思いつくでしょ多分」
そんな感じではや1年。悲しきかな、投稿済み小説に何年に投稿したかがつきはじめました。
あれ、けっしてこのサイトに長いこと住まわせてもらっているわけではないのですが。
無駄に年を食ったってこういうときの気分を言うんでしょうか。もう年ですな。
ちょっと原因を考察してみよう。
ありうる原因①「あれ、これ書いていて面白いんですかね」
書けども書けども、自分ですら「これ面白いんやろか」と疑問符のつくような文書の大量生産。需要はつくはずもなく、敢え無く供給多寡となった在庫の皆さんは悲しみのPv一桁を叩き出すのみ。某所で白饅頭漫画が流行ったものの、あれはハートがつくので十分満足するべきだったのだ! あの下の方には回転矢印もハートもつかないのが大量に存在している、日の目を浴びない作品がある中でいいねが付いた分歓声を上げるぐらいの慎ましやかがあってもいい! などと雑多な物書きが言ったところで意味もなく。でも、評価してもらえるのとされないのとで確かにやる気switchは違うよねと思いました。他の人が4桁ptsとっているのを見て、スカウターで戦闘力測られた挙句罵られる雑魚の気分をよく味わいます。自分の書きたいものとは何かという主題を持って考えると分かりやすいかもしれないけども、そんなに重たいものを伝えきれるかという別方面の不安が。
「自分の書いたものに何点付けられる?」と、とある作品での問いかけがありました。自分は自分の作品に大量の難点をつけることになります。自分で100点つけられなかったら、他の人から100点もらえるはずも無いよね。……そうはいっても、自分の書きたいもの、読みたいものってなんだろうという思考になると個人レベルで「何が面白い」という話題になる。そこまで突っ込むのは少々、いやかなり難しい。昔の友人に薦められた小説がダレンシャンで、その方の次回作がデモナータだったときに果たして別の友人にデモナータを薦めることができるかはわりと悩みどころである。冗談抜きでダークファンタジでグロ込みだったので、当時のトラウマになりかけました。流石に知人にこれは薦められんわ、と子供ごころにおもいました。でも面白かったのは個人的な趣向なんだろうなぁと。でもこういうのは受け付けない人は絶対に無理だなと思う気分もありまして、人が死ぬだけで拒絶を示す人も居るには居るのです。ただ卑小な書き手である自分には万人に好まれる小説も、ある方面にとても好かれる小説のどちらも書ける気がしないのです。諦めて世の中の誰にも出さない小説を書こうか。僕はヘンリーダーガーにはなれないと思う。
自分に自信が無いだけ? 作り方が欲しいです。出来れば技量が欲しい。ついでに5000兆円はいいので宝くじ当たって欲しい。買い切らないけど。
次。
②「最近の若者の流行りがわからないのう」
流行に全力で乗るか、流行なんざ無視してやるぐらいの気概が足りないですじいさんや。良くあるものとして「なろうでのテンプレに乗るか否か」というのがあるけれども、それはいわゆる「伊勢回転性」であったり「悪役礼状」であったり、「VRゲーム」であったり。恐らくはそのなかで面白い小説があって、皆真似てみて、それが一ジャンルとして形成されていったという感じだと思われる。ここ数年だけの流れかと思いがちだけれども、非現実を体感したいという思いはどの年代にもあったのだろうと思う。
「実は私の前世はエーテル星の戦士だったんだよ!」
「な、なんだってー!?」
「そして2000年に恐怖の大王が舞い降りて地球は滅亡するんだよ!」
真偽はともかくとして、現実をぶっ壊したい、仮想の世界を楽しんでみたいという欲求は少なからずある。きつい現実から逃れたい瞬間はある。学校に強襲犯がやってきて、突如超能力に目覚めた自分がバッタバッタとなぎ倒す妄想は誰だってやったことがある。……え、無い?
流行とは呼ぶものの、根底にあるものは近しいのではないかと思います。根底が同じなら、テンプレでなくても物語を読ませることは出来るはず……きっと……メイビー……うん。
分かりやすいのがきっと利点だとは思います。非現実的な存在を比較的簡単に登場させることが出来るのは面白い。設定が現実世界なら、魔法の1つを使うだけで回りは大騒ぎすることになるし、スライムが出てきたら皆触りたがるか。剣が錆びるタイプの「強いスライム」が出てきたら大被害まったなしではあるのですが。そういう面では「敵でた! 倒すぞ!」や「魔法だ! もっと凄いの撃ってやる!」と素早い応酬が出来るのは利点で、そういう話を書き進めて行きたい場合はとても楽しそうです。
実は最近RPGモノをやっていないのです。ドラクエは石版集めで挫けました。FFはよく分からぬままに死の指輪を最強装備してデス食らってました。これではゲーマーも名乗れぬな。
③「評価もらえぬから」
一寸待てガード。欲しいのは本当のところを言うと読んでもらったときの反応であったり、読んでもらうことソノモノのような気がする。
浮かばない。
全く浮かばない。
はじめの頃は適当に夢想したことを羅列していただけなのに、今はそれすら浮かばない。
「書けねえ」とボヤく他ない。
いや、書かないことで何か不利益なことが生じる訳ではない。しかしながら、昔は何となくで思いついたものを書けていたのに今はそれすらストップしている。
「ま、寝る前になんか浮かぶでしょ」
「まぁ、帰り道でなんか思い浮かぶでしょ」
「ま、まぁ……なんか思いつくでしょ多分」
そんな感じではや1年。悲しきかな、投稿済み小説に何年に投稿したかがつきはじめました。
あれ、けっしてこのサイトに長いこと住まわせてもらっているわけではないのですが。
無駄に年を食ったってこういうときの気分を言うんでしょうか。もう年ですな。
ちょっと原因を考察してみよう。
ありうる原因①「あれ、これ書いていて面白いんですかね」
書けども書けども、自分ですら「これ面白いんやろか」と疑問符のつくような文書の大量生産。需要はつくはずもなく、敢え無く供給多寡となった在庫の皆さんは悲しみのPv一桁を叩き出すのみ。某所で白饅頭漫画が流行ったものの、あれはハートがつくので十分満足するべきだったのだ! あの下の方には回転矢印もハートもつかないのが大量に存在している、日の目を浴びない作品がある中でいいねが付いた分歓声を上げるぐらいの慎ましやかがあってもいい! などと雑多な物書きが言ったところで意味もなく。でも、評価してもらえるのとされないのとで確かにやる気switchは違うよねと思いました。他の人が4桁ptsとっているのを見て、スカウターで戦闘力測られた挙句罵られる雑魚の気分をよく味わいます。自分の書きたいものとは何かという主題を持って考えると分かりやすいかもしれないけども、そんなに重たいものを伝えきれるかという別方面の不安が。
「自分の書いたものに何点付けられる?」と、とある作品での問いかけがありました。自分は自分の作品に大量の難点をつけることになります。自分で100点つけられなかったら、他の人から100点もらえるはずも無いよね。……そうはいっても、自分の書きたいもの、読みたいものってなんだろうという思考になると個人レベルで「何が面白い」という話題になる。そこまで突っ込むのは少々、いやかなり難しい。昔の友人に薦められた小説がダレンシャンで、その方の次回作がデモナータだったときに果たして別の友人にデモナータを薦めることができるかはわりと悩みどころである。冗談抜きでダークファンタジでグロ込みだったので、当時のトラウマになりかけました。流石に知人にこれは薦められんわ、と子供ごころにおもいました。でも面白かったのは個人的な趣向なんだろうなぁと。でもこういうのは受け付けない人は絶対に無理だなと思う気分もありまして、人が死ぬだけで拒絶を示す人も居るには居るのです。ただ卑小な書き手である自分には万人に好まれる小説も、ある方面にとても好かれる小説のどちらも書ける気がしないのです。諦めて世の中の誰にも出さない小説を書こうか。僕はヘンリーダーガーにはなれないと思う。
自分に自信が無いだけ? 作り方が欲しいです。出来れば技量が欲しい。ついでに5000兆円はいいので宝くじ当たって欲しい。買い切らないけど。
次。
②「最近の若者の流行りがわからないのう」
流行に全力で乗るか、流行なんざ無視してやるぐらいの気概が足りないですじいさんや。良くあるものとして「なろうでのテンプレに乗るか否か」というのがあるけれども、それはいわゆる「伊勢回転性」であったり「悪役礼状」であったり、「VRゲーム」であったり。恐らくはそのなかで面白い小説があって、皆真似てみて、それが一ジャンルとして形成されていったという感じだと思われる。ここ数年だけの流れかと思いがちだけれども、非現実を体感したいという思いはどの年代にもあったのだろうと思う。
「実は私の前世はエーテル星の戦士だったんだよ!」
「な、なんだってー!?」
「そして2000年に恐怖の大王が舞い降りて地球は滅亡するんだよ!」
真偽はともかくとして、現実をぶっ壊したい、仮想の世界を楽しんでみたいという欲求は少なからずある。きつい現実から逃れたい瞬間はある。学校に強襲犯がやってきて、突如超能力に目覚めた自分がバッタバッタとなぎ倒す妄想は誰だってやったことがある。……え、無い?
流行とは呼ぶものの、根底にあるものは近しいのではないかと思います。根底が同じなら、テンプレでなくても物語を読ませることは出来るはず……きっと……メイビー……うん。
分かりやすいのがきっと利点だとは思います。非現実的な存在を比較的簡単に登場させることが出来るのは面白い。設定が現実世界なら、魔法の1つを使うだけで回りは大騒ぎすることになるし、スライムが出てきたら皆触りたがるか。剣が錆びるタイプの「強いスライム」が出てきたら大被害まったなしではあるのですが。そういう面では「敵でた! 倒すぞ!」や「魔法だ! もっと凄いの撃ってやる!」と素早い応酬が出来るのは利点で、そういう話を書き進めて行きたい場合はとても楽しそうです。
実は最近RPGモノをやっていないのです。ドラクエは石版集めで挫けました。FFはよく分からぬままに死の指輪を最強装備してデス食らってました。これではゲーマーも名乗れぬな。
③「評価もらえぬから」
一寸待てガード。欲しいのは本当のところを言うと読んでもらったときの反応であったり、読んでもらうことソノモノのような気がする。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
愛されない花嫁は初夜を一人で過ごす
リオール
恋愛
「俺はお前を妻と思わないし愛する事もない」
夫となったバジルはそう言って部屋を出て行った。妻となったアルビナは、初夜を一人で過ごすこととなる。
後に夫から聞かされた衝撃の事実。
アルビナは夫への復讐に、静かに心を燃やすのだった。
※シリアスです。
※ざまあが行き過ぎ・過剰だといったご意見を頂戴しております。年齢制限は設定しておりませんが、お読みになる場合は自己責任でお願い致します。
彼女を妃にした理由
つくも茄子
恋愛
ファブラ王国の若き王が結婚する。
相手はカルーニャ王国のエルビラ王女。
そのエルビラ王女(王妃)付きの侍女「ニラ」は、実は王女の異母姉。本当の名前は「ペトロニラ」。庶子の王女でありながら母親の出自が低いこと、またペトロニラの容貌が他の姉妹に比べて劣っていたことで自国では蔑ろにされてきた。今回も何らかの意図があって異母妹に侍女として付き従ってきていた。
王妃付きの侍女長が彼女に告げる。
「幼い王女様に代わって、王の夜伽をせよ」と。
拒むことは許されない。
かくして「ニラ」は、ファブラ王国で王の夜伽をすることとなった。
伯爵夫人のお気に入り
つくも茄子
ファンタジー
プライド伯爵令嬢、ユースティティアは僅か二歳で大病を患い入院を余儀なくされた。悲しみにくれる伯爵夫人は、遠縁の少女を娘代わりに可愛がっていた。
数年後、全快した娘が屋敷に戻ってきた時。
喜ぶ伯爵夫人。
伯爵夫人を慕う少女。
静観する伯爵。
三者三様の想いが交差する。
歪な家族の形。
「この家族ごっこはいつまで続けるおつもりですか?お父様」
「お人形遊びはいい加減卒業なさってください、お母様」
「家族?いいえ、貴方は他所の子です」
ユースティティアは、そんな家族の形に呆れていた。
「可愛いあの子は、伯爵夫人のお気に入り」から「伯爵夫人のお気に入り」にタイトルを変更します。
私は私で勝手に生きていきますから、どうぞご自由にお捨てになってください。
木山楽斗
恋愛
伯爵令嬢であるアルティリアは、婚約者からある日突然婚約破棄を告げられた。
彼はアルティリアが上から目線だと批判して、自らの妻として相応しくないと判断したのだ。
それに対して不満を述べたアルティリアだったが、婚約者の意思は固かった。こうして彼女は、理不尽に婚約を破棄されてしまったのである。
そのことに関して、アルティリアは実の父親から責められることになった。
公にはなっていないが、彼女は妾の子であり、家での扱いも悪かったのだ。
そのような環境で父親から責められたアルティリアの我慢は限界であった。伯爵家に必要ない。そう言われたアルティリアは父親に告げた。
「私は私で勝手に生きていきますから、どうぞご自由にお捨てになってください。私はそれで構いません」
こうしてアルティリアは、新たなる人生を送ることになった。
彼女は伯爵家のしがらみから解放されて、自由な人生を送ることになったのである。
同時に彼女を虐げていた者達は、その報いを受けることになった。彼らはアルティリアだけではなく様々な人から恨みを買っており、その立場というものは盤石なものではなかったのだ。
お幸せに、婚約者様。私も私で、幸せになりますので。
ごろごろみかん。
恋愛
仕事と私、どっちが大切なの?
……なんて、本気で思う日が来るとは思わなかった。
彼は、王族に仕える近衛騎士だ。そして、婚約者の私より護衛対象である王女を優先する。彼は、「王女殿下とは何も無い」と言うけれど、彼女の方はそうでもないみたいですよ?
婚約を解消しろ、と王女殿下にあまりに迫られるので──全て、手放すことにしました。
お幸せに、婚約者様。
私も私で、幸せになりますので。
ふざけんな!と最後まで読まずに投げ捨てた小説の世界に転生してしまった〜旦那様、あなたは私の夫ではありません
詩海猫
ファンタジー
こちらはリハビリ兼ねた思いつき短編の予定&完結まで書いてから投稿予定でしたがコ⚪︎ナで書ききれませんでした。
苦手なのですが出来るだけ端折って(?)早々に決着というか完結の予定です。
ヒロ回だけだと煮詰まってしまう事もあるので、気軽に突っ込みつつ楽しんでいただけたら嬉しいですm(_ _)m
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
顔をあげると、目の前にラピスラズリの髪の色と瞳をした白人男性がいた。
周囲を見まわせばここは教会のようで、大勢の人間がこちらに注目している。
見たくなかったけど自分の手にはブーケがあるし、着ているものはウエディングドレスっぽい。
脳内??が多過ぎて固まって動かない私に美形が語りかける。
「マリーローズ?」
そう呼ばれた途端、一気に脳内に情報が拡散した。
目の前の男は王女の護衛騎士、基本既婚者でまとめられている護衛騎士に、なぜ彼が入っていたかと言うと以前王女が誘拐された時、救出したのが彼だったから。
だが、外国の王族との縁談の話が上がった時に独身のしかも若い騎士がついているのはまずいと言う話になり、王命で婚約者となったのが伯爵家のマリーローズである___思い出した。
日本で私は社畜だった。
暗黒な日々の中、私の唯一の楽しみだったのは、ロマンス小説。
あらかた読み尽くしたところで、友達から勧められたのがこの『ロゼの幸福』。
「ふざけんな___!!!」
と最後まで読むことなく投げ出した、私が前世の人生最後に読んだ小説の中に、私は転生してしまった。
愛する寵姫と国を捨てて逃げた貴方が何故ここに?
ましゅぺちーの
恋愛
シュベール王国では寵姫にのめり込み、政を疎かにする王がいた。
そんな愚かな王に人々の怒りは限界に達し、反乱が起きた。
反乱がおきると真っ先に王は愛する寵姫を連れ、国を捨てて逃げた。
城に残った王妃は処刑を覚悟していたが今までの功績により無罪放免となり、王妃はその後女王として即位した。
その数年後、女王となった王妃の元へやってきたのは王妃の元夫であり、シュベール王国の元王だった。
愛する寵姫と国を捨てて逃げた貴方が何故ここにいるのですか?
全14話。番外編ありです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる