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ドライパイン

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昨日まで

焦り

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 締め切りに追われ続けるのはやっぱりしんどいものだ。締め切りを1つ終えればまた次、その次、またその次。給水区間だけあってひたすらマラソンを続けているような感覚である。どこかの給水区間に間に合わなければ時間切れでリタイア。いや、社会で生きるというのはそういうものかもしれないが、どこかで歩みを止めてしまいたいと思うことが何度だってある。……参加権を失いたいとまでは思えないのだが。
 ドロップアウトできない、あるいはドロップアウトしたら復帰できないのは常に恐怖に付きまとう。一度落伍しかけた身としては、もう二度と後ろには引けない感覚もある。だが、それでもしんどいものはしんどいし、体が痛いものは痛いのだ。できればいつだって、楽な道に行きたいのだ。それに魅力を感じつつ、そちらにいけないと理解して、それでも迷ってしまう自分の腑抜けなさにイライラするのである。
 考えすぎと思いたいが。世の中全ての人間が、自分よりも優れているような感覚に陥るのだ。自分がどうしようもない存在だと思えることがある。誰かより優れて優越感を得たいというわけでもない、それはそれであるべきでないと自分で思う自尊心のあり方だ。……矛盾だらけか?
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