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ドライパイン

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昨日まで

Youはどうしてものを書く

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コーヒー一杯で長編小説を書いたことで逸話になっているj.k.ローリングとその作品ハリー・ポッター。携帯電話の予想変換にも出てくるレベルにも有名な作品が喫茶店で数時間粘って出てくるというのもとんでもない話である。
 実際にやってみて思う。とてもやりずらい。環境の違いもあるし、店ごとの違いもあるのかも知れないが、若いJKとかがメチャクチャ話したり、macでなにやら難しい文章を書いているなかで、実用とは程遠い文章を打っているのである。流石にノートパソコンは封印した。スマートフォンなら目立たないだろう。
 書き続けていつのまにやら何万文字となって、果たして一読者として読む気が起きるのだろうか。そもそも書いている文章は面白いのか。わからなくなって、本日書店をぶらつく。作家の書くエッセイというのはもっと世に出回って欲しい、できることならどんなきっかけで書き始めることになったのかを知りたい。
 上手な作家の文章は、その誤字や脱字如何に関わらず、読んでいて引き込まれる。自分のもそうでありたいと思いつつ、書き上がった文章をよく見てみるになんじゃあこりゃとなってしまうのである。悲しい。
 もうひとつ思うのは、自分のなかにどれだけの人格やキャラクターを住まわせるかも問題かもしれない。作品の中に様々な人物がいたとして、その思考回路は他の人物と全く異なるものでなければ個性は確立できない。その事をふと漫画で思い知らされる。,,,この人、エッセイストの方でもやっていけるんじゃないかとか無用な心配を思いつつ読み終わる。
 最近、自分の問題として積ん読が増えた。もっと色々な人の文章が読みたい。真っ先には星新一か。
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