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25、腐女子あるある→どこからどこまでがR-18なのか分からない
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R-18が通りまーす。
**********
「むりむりむりむりむりむりむりむり!!絶対痛い!!俺痛いの嫌い!!」
超特急で風呂から上がった2人は手にとんでもないものを持って俺を壁に追い詰めてきた。
「大丈夫。噛む力弱いやつだから。」
「絶対嘘!!無理!昨日のっ…なんかよく分かんない機械がいいっ!!」
「大丈夫だって。明日ちょっと乳首が腫れるだけだから。ちょっと。」
ちょっとじゃねぇだろ!!
ちょっとを強調する時は絶対ちょっとじゃない時なんだよ!!
「無理!俺明日体育なの!!透けるだろ!」
「絆創膏貼ってあげる」
「そっちの方が透けるわ!!」
2人は持っている洗濯ばさみをパチパチ鳴らしながら困ったように頭を掻いた。
困ってんのはこっちだ!!
「……今日、スポールバン付けててどうだった?ムズムズした?」
いきなりなんだ。
スポールバン?痒かったに決まってんだろ!
ずぅっとチクチクしてんだから!
「っ………見れば分かんだろ!」
「じゃあ見まーす」
「うぇ?!ちょっ?!」
ガバッと覆い被さられて捲られたTシャツの下には昨日から触っていないMy乳首。
スポールバンはお風呂の時に剥がした。
それについて何も言われなかったけど。逆にそれが怖い。
俺の乳首は昨日、こんな馬鹿げたことが始まる前よりもジンジンしてて心なしか赤い気がする。
……泣きたい。
「うーん……もうちょっとかなぁ。でも変化アリってことは素質あるね」
「いらねーよそんな素質」
どんな素質だよ。乳首の素質って何?!
「まぁ…1週間くらいかかるらしいし。仕方ないだろ」
仕方なくねぇよ。お嫁にいけないわ。
違う。お婿?いや、嫁を貰えないのか。
「ちょっと待って!ほんとに!俺無理だから!勘弁し…ヒッ?!」
「ん。感度はいいかなぁ。やっぱ素質あるね」
ギュッと乳首をつままれてヒュッと喉が鳴った。
痛い。
けどピリピリと電流のような細かい刺激が背中を走った。
「いたっ…むりっ、ほんとっ………」
「……でもさ、勃ってるよ?」
そう言われて初めて自分のブツがズボンを持ち上げているのを知った。
カァっと顔に熱が集まる。
家族に、しかも歳の近い兄貴に見られるなんてとてつもなく恥ずかしい。
「やっ……見んなっ!!」
「だいじょーぶ。恭もオトコノコだもんね。生理現象だから」
「大丈夫だから泣くな。……虐めたくなる…」
おいっ!聞こえてんだよ!!
こっちは羞恥心とかもろもろでいっぱいいっぱいなのに!!
「わかっ…手ぇ離せっっ!乳首さわんなっ」
俺の乳首を摘む2人の手を払い除けようとするものの、上手くいくはずもない。
「責任とったげる」
「ぁっ?!やっ、まって、!ほんとにっむり!!」
服の上から俺の息子を擦られて悲鳴に似た声が漏れる。
それも羞恥心が煽られて俺の頭はパンクしそうだった。
「むりっ!っ…イっ……くからっ…………はな…してっ!ひぁっ」
ビクッと射精独特の腰の反り方をしてパンツの中でイってしまった俺はしばらくチカチカする天井を息を切らしながら眺めていた。
「あーあ…服ん中でイっちゃったか。お風呂もっかい入る?」
無言で頷く。
やばい…なんも考えられない…。
悠にぃがひょいと俺を持ち上げてベッドから風呂まで運んだ。
ダメになった寝巻きとパンツを自分で脱いで、シャワーで流す。
途中で意識が覚醒してきて2人を追い出したのは言うまでもないだろう。
「…………………………はぁぁぁぁぁぁ………」
マジで…何やってんだ…
いや、でも兄弟って、抜きあいっこするってサクヤが言ってた気がする。
その範囲内って言っちゃ範囲内なのか?
でもダメだろ。乳首開発されてる時点でダメだ。
あー、違う。彼氏になるって言う契約書書かされた時点でもうアウトだわ。
いやでもあれは悪戯だって思えばセーフ?
いやいや、洸にぃの部屋に額縁に入れられて飾ってあるけどセーフ?…アウトだろ。
額縁ってなんだよ。
あれ一回2人の不在中に破り捨てたらまさかのコピーだったし。
いやいやいやいやでも…
考えれば考えるほど良く分からなくて、最終的に仲が良ければいっか…とかいう意味不明な結論を出して俺の意識は途切れた。
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「むりむりむりむりむりむりむりむり!!絶対痛い!!俺痛いの嫌い!!」
超特急で風呂から上がった2人は手にとんでもないものを持って俺を壁に追い詰めてきた。
「大丈夫。噛む力弱いやつだから。」
「絶対嘘!!無理!昨日のっ…なんかよく分かんない機械がいいっ!!」
「大丈夫だって。明日ちょっと乳首が腫れるだけだから。ちょっと。」
ちょっとじゃねぇだろ!!
ちょっとを強調する時は絶対ちょっとじゃない時なんだよ!!
「無理!俺明日体育なの!!透けるだろ!」
「絆創膏貼ってあげる」
「そっちの方が透けるわ!!」
2人は持っている洗濯ばさみをパチパチ鳴らしながら困ったように頭を掻いた。
困ってんのはこっちだ!!
「……今日、スポールバン付けててどうだった?ムズムズした?」
いきなりなんだ。
スポールバン?痒かったに決まってんだろ!
ずぅっとチクチクしてんだから!
「っ………見れば分かんだろ!」
「じゃあ見まーす」
「うぇ?!ちょっ?!」
ガバッと覆い被さられて捲られたTシャツの下には昨日から触っていないMy乳首。
スポールバンはお風呂の時に剥がした。
それについて何も言われなかったけど。逆にそれが怖い。
俺の乳首は昨日、こんな馬鹿げたことが始まる前よりもジンジンしてて心なしか赤い気がする。
……泣きたい。
「うーん……もうちょっとかなぁ。でも変化アリってことは素質あるね」
「いらねーよそんな素質」
どんな素質だよ。乳首の素質って何?!
「まぁ…1週間くらいかかるらしいし。仕方ないだろ」
仕方なくねぇよ。お嫁にいけないわ。
違う。お婿?いや、嫁を貰えないのか。
「ちょっと待って!ほんとに!俺無理だから!勘弁し…ヒッ?!」
「ん。感度はいいかなぁ。やっぱ素質あるね」
ギュッと乳首をつままれてヒュッと喉が鳴った。
痛い。
けどピリピリと電流のような細かい刺激が背中を走った。
「いたっ…むりっ、ほんとっ………」
「……でもさ、勃ってるよ?」
そう言われて初めて自分のブツがズボンを持ち上げているのを知った。
カァっと顔に熱が集まる。
家族に、しかも歳の近い兄貴に見られるなんてとてつもなく恥ずかしい。
「やっ……見んなっ!!」
「だいじょーぶ。恭もオトコノコだもんね。生理現象だから」
「大丈夫だから泣くな。……虐めたくなる…」
おいっ!聞こえてんだよ!!
こっちは羞恥心とかもろもろでいっぱいいっぱいなのに!!
「わかっ…手ぇ離せっっ!乳首さわんなっ」
俺の乳首を摘む2人の手を払い除けようとするものの、上手くいくはずもない。
「責任とったげる」
「ぁっ?!やっ、まって、!ほんとにっむり!!」
服の上から俺の息子を擦られて悲鳴に似た声が漏れる。
それも羞恥心が煽られて俺の頭はパンクしそうだった。
「むりっ!っ…イっ……くからっ…………はな…してっ!ひぁっ」
ビクッと射精独特の腰の反り方をしてパンツの中でイってしまった俺はしばらくチカチカする天井を息を切らしながら眺めていた。
「あーあ…服ん中でイっちゃったか。お風呂もっかい入る?」
無言で頷く。
やばい…なんも考えられない…。
悠にぃがひょいと俺を持ち上げてベッドから風呂まで運んだ。
ダメになった寝巻きとパンツを自分で脱いで、シャワーで流す。
途中で意識が覚醒してきて2人を追い出したのは言うまでもないだろう。
「…………………………はぁぁぁぁぁぁ………」
マジで…何やってんだ…
いや、でも兄弟って、抜きあいっこするってサクヤが言ってた気がする。
その範囲内って言っちゃ範囲内なのか?
でもダメだろ。乳首開発されてる時点でダメだ。
あー、違う。彼氏になるって言う契約書書かされた時点でもうアウトだわ。
いやでもあれは悪戯だって思えばセーフ?
いやいや、洸にぃの部屋に額縁に入れられて飾ってあるけどセーフ?…アウトだろ。
額縁ってなんだよ。
あれ一回2人の不在中に破り捨てたらまさかのコピーだったし。
いやいやいやいやでも…
考えれば考えるほど良く分からなくて、最終的に仲が良ければいっか…とかいう意味不明な結論を出して俺の意識は途切れた。
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