継母ができました。弟もできました。弟は父の子ではなくクズ国王の子らしいですが気にしないでください( ´_ゝ`)

第５章 これから

第140話 とあるエレンの方程式

「やれやれ( ´_ゝ`)

サブロウ、明日からお仕事だよ( ´_ゝ`)」

クッションに八つ当りもできず、

人手不足で忙しくしている家人に迷惑をかけることもできず、

エレンはグダグダ自分の部屋にひきあげた。

部屋に入ってベッドに寝ていた熊のサブロウを起こして話しかけてみた。

「サブロウ、ゼノのお供は大変だろうけど気を付けてね( ´_ゝ`)」

エレンはサブロウの頭をなでなでしながら言ってみた。

そのとき、電撃的にエレンの脳内でとある方程式が成立した。


ユーリからの手紙が来た今日、

①レオンは留学準備が忙しくてテオドアール家に来ていなかった。

②ウィルは具合が悪くて寝込みはじめた。

③サーヤは遠方に住む甥の結婚式に出るため留守にしていた。

④領内では風邪が流行っていたためテオドアール家は人手不足でヨハンはエレンに構っている暇がなかった。

⑤エレンに異常なまでに甘いゼノは明日から急ぎの用事で王都に行く。

⑥テオドアール家から王都に行くには数日かかり、

荷物もあるので馬車で行くのが常だった。

⑦エレンはユーリからの手紙に非常にムカついていた。

⑧ゼノと一緒に王都に行くジンの弱味をエレンは握っていた。

⑨ゼノが王都に連れていく熊のサブロウはエレンよりも二回り大きかった。

以上の奇跡的な条件から導きだされた答えは、











『そうだ！〇〇に行こう( *・ω・)ノｷﾘ』





どっかで聞いたことのあるようなないような答えだった。