257 / 280
第8章 継母と継子
第257話 なかぬけします
しおりを挟む
アンジュは黙っておばばの指示にしたがってほうきをもって掃除を始めた。
「まぁ、とにかくはじめは掃除と整理が仕事だよ。
魔術はあんたの仕事に取り組む姿勢やら特性を見ながらおいおいだね。」
おばばのそんな言葉にアンジュはほうきを強く握りしめながら強く頷いた。
「いや~( ´_ゝ`)
完全な思い付きだったけど、案外奇跡的に色んなことがうまくいきそうな予感( ´_ゝ`)
神の啓示?
いやはやこの調子だと穴堀の早期再開も夢じゃありませんな( ´_ゝ`)
とりあえず、おばば、しばらくアンジュのことは任せても大丈夫かな??
本当は今日はリアナ様、新しくエレンのかーさまになったひとの検診の日なんだ( ´_ゝ`)
もうこの時間だと検診は終わって、チャージャンも医院にもどっているだろうから、チャージャンのとこにいって、話聞いたらここに戻ってアンジュを連れて帰るよ( ´_ゝ`)」
「ああ、そういやあんた前にそんな話をしていたね。
まぁ、しばらくなら大丈夫じゃないかい?
義理とはいえ、あんたの母親になるなんて、考えただけでも気の毒で気の毒で仕方ないね。
あんたの存在がリアナ様とやらの精神にいい作用をもたらすのか、悪い作用をもたらすのかさっぱりだけど、まぁ、あんたみたいな悪魔でも誰か騒がしいのがいた方が気が紛れるかもしれないしね。」
「悪魔なんて失敬な( ´_ゝ`)
エレンはリアナ様の前ではまだ純粋なお子さまなんだよ( ´_ゝ`)
風評被害はやめてよね( ´_ゝ`)
まぁ、こんなところで不毛な争いをしても時間の無駄だ( ´_ゝ`)
アンジュさんや、しばらくひとりでも大丈夫?
医院はここから結構近いから、そんなには時間はかからないけど、正午は少しすぎるかもしれないから、昼はドードーが作ったこのお弁当先に食べて、なんかあったら自分で警備の人に声をかければ大丈夫だから( ´_ゝ`)」
ほうきを握りしめて真剣に掃除に取り組むアンジュはエレンに向かってコクコクと頷いた。
「ありゃ?( ´_ゝ`)?
てっきり無理って騒ぐかと思ったけど、本当に大丈夫そうだね( ´_ゝ`)
まぁじゃあお言葉に甘えて本当にちょっと出かけてくるよ( ´_ゝ`)
おばば、なんかあったら外にいる警備の人に声をかければどこからともなく人が現れるから( ´_ゝ`)」
おばばは了解と言って、一心不乱に働くアンジュを残してエレンはチャージャンの医院に向かった。
「まぁ、とにかくはじめは掃除と整理が仕事だよ。
魔術はあんたの仕事に取り組む姿勢やら特性を見ながらおいおいだね。」
おばばのそんな言葉にアンジュはほうきを強く握りしめながら強く頷いた。
「いや~( ´_ゝ`)
完全な思い付きだったけど、案外奇跡的に色んなことがうまくいきそうな予感( ´_ゝ`)
神の啓示?
いやはやこの調子だと穴堀の早期再開も夢じゃありませんな( ´_ゝ`)
とりあえず、おばば、しばらくアンジュのことは任せても大丈夫かな??
本当は今日はリアナ様、新しくエレンのかーさまになったひとの検診の日なんだ( ´_ゝ`)
もうこの時間だと検診は終わって、チャージャンも医院にもどっているだろうから、チャージャンのとこにいって、話聞いたらここに戻ってアンジュを連れて帰るよ( ´_ゝ`)」
「ああ、そういやあんた前にそんな話をしていたね。
まぁ、しばらくなら大丈夫じゃないかい?
義理とはいえ、あんたの母親になるなんて、考えただけでも気の毒で気の毒で仕方ないね。
あんたの存在がリアナ様とやらの精神にいい作用をもたらすのか、悪い作用をもたらすのかさっぱりだけど、まぁ、あんたみたいな悪魔でも誰か騒がしいのがいた方が気が紛れるかもしれないしね。」
「悪魔なんて失敬な( ´_ゝ`)
エレンはリアナ様の前ではまだ純粋なお子さまなんだよ( ´_ゝ`)
風評被害はやめてよね( ´_ゝ`)
まぁ、こんなところで不毛な争いをしても時間の無駄だ( ´_ゝ`)
アンジュさんや、しばらくひとりでも大丈夫?
医院はここから結構近いから、そんなには時間はかからないけど、正午は少しすぎるかもしれないから、昼はドードーが作ったこのお弁当先に食べて、なんかあったら自分で警備の人に声をかければ大丈夫だから( ´_ゝ`)」
ほうきを握りしめて真剣に掃除に取り組むアンジュはエレンに向かってコクコクと頷いた。
「ありゃ?( ´_ゝ`)?
てっきり無理って騒ぐかと思ったけど、本当に大丈夫そうだね( ´_ゝ`)
まぁじゃあお言葉に甘えて本当にちょっと出かけてくるよ( ´_ゝ`)
おばば、なんかあったら外にいる警備の人に声をかければどこからともなく人が現れるから( ´_ゝ`)」
おばばは了解と言って、一心不乱に働くアンジュを残してエレンはチャージャンの医院に向かった。
23
お気に入りに追加
7,324
あなたにおすすめの小説
異世界召喚に巻き込まれたおばあちゃん
夏本ゆのす(香柚)
ファンタジー
高校生たちの異世界召喚にまきこまれましたが、関係ないので森に引きこもります。
のんびり余生をすごすつもりでしたが、何故か魔法が使えるようなので少しだけ頑張って生きてみようと思います。
理想とは違うけど魔法の収納庫は稼げるから良しとします
水野忍舞
ファンタジー
英雄になるのを誓い合った幼馴染たちがそれぞれ戦闘向きのスキルを身に付けるなか、俺は魔法の収納庫を手に入れた。
わりと便利なスキルで喜んでいたのだが幼馴染たちは不満だったらしく色々言ってきたのでその場から立ち去った。
お金を稼ぐならとても便利なスキルじゃないかと今は思っています。
*****
ざまぁ要素はないです
転生したら死にそうな孤児だった
佐々木鴻
ファンタジー
過去に四度生まれ変わり、そして五度目の人生に目覚めた少女はある日、生まれたばかりで捨てられたの赤子と出会う。
保護しますか? の選択肢に【はい】と【YES】しかない少女はその子を引き取り妹として育て始める。
やがて美しく育ったその子は、少女と強い因縁があった。
悲劇はありません。難しい人間関係や柵はめんどく(ゲフンゲフン)ありません。
世界は、意外と優しいのです。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
前世持ち公爵令嬢のワクワク領地改革! 私、イイ事思いついちゃったぁ~!
Akila
ファンタジー
旧題:前世持ち貧乏公爵令嬢のワクワク領地改革!私、イイ事思いついちゃったぁ〜!
【第2章スタート】【第1章完結約30万字】
王都から馬車で約10日かかる、東北の超田舎街「ロンテーヌ公爵領」。
主人公の公爵令嬢ジェシカ(14歳)は両親の死をきっかけに『異なる世界の記憶』が頭に流れ込む。
それは、54歳主婦の記憶だった。
その前世?の記憶を頼りに、自分の生活をより便利にするため、みんなを巻き込んであーでもないこーでもないと思いつきを次々と形にしていく。はずが。。。
異なる世界の記憶=前世の知識はどこまで通じるのか?知識チート?なのか、はたまたただの雑学なのか。
領地改革とちょっとラブと、友情と、涙と。。。『脱☆貧乏』をスローガンに奮闘する貧乏公爵令嬢のお話です。
1章「ロンテーヌ兄妹」 妹のジェシカが前世あるある知識チートをして領地経営に奮闘します!
2章「魔法使いとストッカー」 ジェシカは貴族学校へ。癖のある?仲間と学校生活を満喫します。乞うご期待。←イマココ
恐らく長編作になるかと思いますが、最後までよろしくお願いします。
<<おいおい、何番煎じだよ!ってごもっとも。しかし、暖かく見守って下さると嬉しいです。>>
子持ち主婦がメイドイビリ好きの悪役令嬢に転生して育児スキルをフル活用したら、乙女ゲームの世界が変わりました
あさひな
ファンタジー
二児の子供がいるワーキングマザーの私。仕事、家事、育児に忙殺され、すっかりくたびれた中年女になり果てていた私は、ある日事故により異世界転生を果たす。
転生先は、前世とは縁遠い公爵令嬢「イザベル・フォン・アルノー」だったが……まさかの乙女ゲームの悪役令嬢!?
しかも乙女ゲームの内容が全く思い出せないなんて、あんまりでしょ!!
破滅フラグ(攻略対象者)から逃げるために修道院に逃げ込んだら、子供達の扱いに慣れているからと孤児達の世話役を任命されました。
そりゃあ、前世は二児の母親だったので、育児は身に染み付いてますが、まさかそれがチートになるなんて!
しかも育児知識をフル活用していたら、なんだか王太子に気に入られて婚約者に選ばれてしまいました。
攻略対象者から逃げるはずが、こんな事になるなんて……!
「貴女の心は、美しい」
「ベルは、僕だけの義妹」
「この力を、君に捧げる」
王太子や他の攻略対象者から執着されたり溺愛されながら、私は現世の運命に飲み込まれて行くーー。
※なろう(現在非公開)とカクヨムで一部掲載中
世界最強の公爵様は娘が可愛くて仕方ない
猫乃真鶴
ファンタジー
トゥイリアース王国の筆頭公爵家、ヴァーミリオン。その現当主アルベルト・ヴァーミリオンは、王宮のみならず王都ミリールにおいても名の通った人物であった。
まずその美貌。女性のみならず男性であっても、一目見ただけで誰もが目を奪われる。あと、公爵家だけあってお金持ちだ。王家始まって以来の最高の魔法使いなんて呼び名もある。実際、王国中の魔導士を集めても彼に敵う者は存在しなかった。
ただし、彼は持った全ての力を愛娘リリアンの為にしか使わない。
財力も、魔力も、顔の良さも、権力も。
なぜなら彼は、娘命の、究極の娘馬鹿だからだ。
※このお話は、日常系のギャグです。
※小説家になろう様にも掲載しています。
※2024年5月 タイトルとあらすじを変更しました。
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる