65 / 120
【三章】技術大国プラセリア
14.魔動人形の不思議
しおりを挟む
「よし、じゃあまずは腕をなんとかしないとだな」
「なんとかするー!」
他の魔動人形があれば差し替えをすれば事が済むのだが、残念ながら今手元には何も無い。
となると、イマジナリークラフターを使うしかないのだが……失敗もあるみたいだし慎重にやらないとな。
「なあリン、イマジナリークラフターは俺でも使えるのか?」
「うーん……わかんない! でもカーちゃんは「オレには無理だ」って言ってたよ」
うーん、人によって適性があるのだろうか。
まあ物は試しだ、まずはやってみよう。
「少しやってみてもいい?」
「うん、いーよ!」
作業場へ移動し、装置の前に座る。
(やっぱり魔動人形のコックピットに似てるな……)
昨日リンがやっていたのを思い出しながら専用のゴーグルを装着し、スフィアに触れる……が、特に何かが起こる様子がなかった。
俺には適性がなかったのだろうか、属性適性もゼロだったし、その可能性も十分あるかもしれない。
「あっ、ごめんねケーくん。リンが触らないと動かないんだった!」
「えっ、そうなの?」
生体認証機能でもあるのかな?
そう思ってゴーグルを外そうとした時、体に衝撃が走った。
「ぐえっ!」
「うんしょっと……」
この暖かい感触……リンが俺の膝の上に乗ってきたのか!?
「ちょ、リン!?」
「いくよー!」
スフィアに置かれた俺の手にリンの手が重なる。
すると装置が起動したのか、真っ暗だった視界が白く染まる。
「おお!? これは凄いな……!」
眼前に広がるのは真っ白で何もない空間。それがずっと続いていた。
何もないと思われた空間だったが、その中央に黒い球体が浮かんでいた。
「この黒いのはなんだ……?」
「えとね、それをコネコネするんだよ!」
コネコネ? 粘土みたいなもんなのか?
というか触れるのかこれ。
そもそも手はスフィアに置かれているので動かせない。いや、スフィアと同じ機能があるならイメージすればいけるのか……?
俺は球体を粘土に見立て、四角くなるようイメージをする。
すると思惑通りに球体は形を変え、立方体へと変形したのだった。
「おおっ! 楽しいなこれ!」
「でしょー? 楽しいよね!」
これをパーツの形に整形していけばいいんだな。
スクラッチビルド……様々な素材を用いて一からプラモデルを自作した経験はあるけど、手間がかかるし完成されたキットに比べたら出来映えも悪い。
でもこれならイメージ通りに好きなパーツを作り出すことができるんじゃないか?
男の子なら誰もが夢見た『俺の考えた最強のロボット』を実現することすら可能に思える。
だが原料も有限だ。今日集めた分だけだと両腕をつくるので精一杯だろう。
失敗しなければの話だが。
「さて、どうしたもんか……。リンはいつもどうやって作ってるんだ?」
「えーとね、コネコネして~、びびっときてみょーんってやるの」
「そ、そっか……」
……うん。まったく参考にならない。
何をすれば失敗するかとかの条件を把握できればよかったんだが、そうもいかないらしい。
こうなればぶっつけ本番でやるしかないか。
大丈夫だ、今までプラモデルは死ぬほど作ってきた。
一つのパーツを想像するなんて朝飯前のはずだ。
「よし、やるぞ……!」
せっかく自分の想像が形になるんだから、何かしらのギミック的なものをつけてみよう。
実際に思い通りになるかは未知数だけど、普通の腕じゃつまらないもんな。
「……ところでリンはいつまで乗ってるんだ?」
「えー? でもリンが触ってないと動かないよ?」
起動時だけじゃなくて、リンが触れていなければいけないのか。この機械は完全にリン専用に作られているんだな。
まあそういうことなら膝に乗ったままでもいいか。
「ごめんごめん、じゃあリンはそのままサポートよろしく! 待ってろよー、凄いの作ってやるからな!」
「わーい! たのしみ!」
意識を黒い立方体へと集中させる。
イメージすることで粘土のように形を変える不思議な物体。それを前腕部の形へと成形する。
(大丈夫……プラモデルの構造は理解している。俺は知っている通りに形を整えるだけでいいんだ)
幸いなことに、頭で思い描くだけで形を変えることができたので、シンプルだがベースとなる形はすぐにできあがった。
よし、これなら可動域もしっかり確保できている……ハンドパーツも想像通りだ。
――――考えてみれば不思議なもんだな。このハンドパーツは握り拳で固定されているのに、実際に戦う時には本物の手のように指を一本一本自在に動かせるんだもんな。
スラスターや武器だってそうだ。プラモデルの状態では当然スラスターを噴かしたり、弾を撃つことはできない。
言ってしまえば機体含め中身はスカスカだ。だけど起動式を唱え巨大化した後は、銃は銃として、スラスターはスラスターとしてちゃんと機能する。
(つまり、デザインを読み取って自動的にその機能が付与される仕組みなのか……?)
――あっ!
いいこと思い付いたぞ。腕のギミックっていったらこれだよな。
さて……上手くいくかわからないけど、やってみる価値はありそうだ。
◇
「――よし、完成したぞ!」
「んー……できた~?」
リンの眠たげな声が聞こえる。
集中していてどれぐらい時間が経ったのかわからなかったが、リンはそのままの体勢で寝てしまっていたようだ。
「ごめんなリン、起こしちゃったか。――お?」
成形を終えたパーツが光り輝き、数瞬後には光りとともにパーツはきれいさっぱり消えていた。
「うっそぉ、消えた!?」
「だいじょぶだよ。できあがるとピカーって光って、あっちから出てくるの」
そうなのか……。データぶっ飛んだかと思ってめっちゃ焦ったわ。
多分俺の『完成した』という思考を読み取って、自動的に出力したんだろう。
期待半分、不安半分の心持ちでゴーグルを外した俺は、例の電子レンジ的な見た目の機械の前で待機する。
「うまいことできてればいいんだが……」
「わくわくなのだ~」
機械がガタガタと揺れ動き、煙を噴出している。
今まさに出力中のようだ。
前にも見たけどこれ結構怖いよな――あ、ていうか失敗したら爆発するんだよな。
わざわざ機械の前で待たないで退避していた方がよかったのでは……?
逃げるタイミングを逸してしまったが、幸運にも今回のパーツ生成は成功したようだ。暴れていた機械が沈黙している。
「リンが開けるのだー!」
リンは俺の膝から飛び降り、機械の蓋を開け完成品を取り出した。
「おおー、これがケーくんの作ったやつ? おっきい腕だね」
「ああ、原料を余すことなく使ったからな」
ギミックを盛り込んだこともあり、前腕部のパーツは平均的なものよりも五割増しぐらいの大きさがある。
「よし、これで機体は五体満足の状態で出られそうだな。あとはいったんバラして補修しつつ組み立てなおそう。あとは武装の選択と塗装と……ああっ、やることが多いな」
時間的猶予があまりないのは毎度のことだけど、今回はいつにも増して時間がない。
果たしてこの程度の改造でトップに立てるのかと、不安になってしまう。
「ケーくん、リンも手伝うよ! あとカーちゃんもいるよ!」
「――ああ、そうだったね。よーし、皆で協力して一等賞目指そう! えいえい、おー!」
「おー!」
その後カティアにも作業を分担し、深夜まで時間をかけてなんとか納得いく完成度まで仕上げることができた。
あとは本番を待つのみ。
俺は重い瞼に逆らうのをやめ、深い眠りに落ちた。
「なんとかするー!」
他の魔動人形があれば差し替えをすれば事が済むのだが、残念ながら今手元には何も無い。
となると、イマジナリークラフターを使うしかないのだが……失敗もあるみたいだし慎重にやらないとな。
「なあリン、イマジナリークラフターは俺でも使えるのか?」
「うーん……わかんない! でもカーちゃんは「オレには無理だ」って言ってたよ」
うーん、人によって適性があるのだろうか。
まあ物は試しだ、まずはやってみよう。
「少しやってみてもいい?」
「うん、いーよ!」
作業場へ移動し、装置の前に座る。
(やっぱり魔動人形のコックピットに似てるな……)
昨日リンがやっていたのを思い出しながら専用のゴーグルを装着し、スフィアに触れる……が、特に何かが起こる様子がなかった。
俺には適性がなかったのだろうか、属性適性もゼロだったし、その可能性も十分あるかもしれない。
「あっ、ごめんねケーくん。リンが触らないと動かないんだった!」
「えっ、そうなの?」
生体認証機能でもあるのかな?
そう思ってゴーグルを外そうとした時、体に衝撃が走った。
「ぐえっ!」
「うんしょっと……」
この暖かい感触……リンが俺の膝の上に乗ってきたのか!?
「ちょ、リン!?」
「いくよー!」
スフィアに置かれた俺の手にリンの手が重なる。
すると装置が起動したのか、真っ暗だった視界が白く染まる。
「おお!? これは凄いな……!」
眼前に広がるのは真っ白で何もない空間。それがずっと続いていた。
何もないと思われた空間だったが、その中央に黒い球体が浮かんでいた。
「この黒いのはなんだ……?」
「えとね、それをコネコネするんだよ!」
コネコネ? 粘土みたいなもんなのか?
というか触れるのかこれ。
そもそも手はスフィアに置かれているので動かせない。いや、スフィアと同じ機能があるならイメージすればいけるのか……?
俺は球体を粘土に見立て、四角くなるようイメージをする。
すると思惑通りに球体は形を変え、立方体へと変形したのだった。
「おおっ! 楽しいなこれ!」
「でしょー? 楽しいよね!」
これをパーツの形に整形していけばいいんだな。
スクラッチビルド……様々な素材を用いて一からプラモデルを自作した経験はあるけど、手間がかかるし完成されたキットに比べたら出来映えも悪い。
でもこれならイメージ通りに好きなパーツを作り出すことができるんじゃないか?
男の子なら誰もが夢見た『俺の考えた最強のロボット』を実現することすら可能に思える。
だが原料も有限だ。今日集めた分だけだと両腕をつくるので精一杯だろう。
失敗しなければの話だが。
「さて、どうしたもんか……。リンはいつもどうやって作ってるんだ?」
「えーとね、コネコネして~、びびっときてみょーんってやるの」
「そ、そっか……」
……うん。まったく参考にならない。
何をすれば失敗するかとかの条件を把握できればよかったんだが、そうもいかないらしい。
こうなればぶっつけ本番でやるしかないか。
大丈夫だ、今までプラモデルは死ぬほど作ってきた。
一つのパーツを想像するなんて朝飯前のはずだ。
「よし、やるぞ……!」
せっかく自分の想像が形になるんだから、何かしらのギミック的なものをつけてみよう。
実際に思い通りになるかは未知数だけど、普通の腕じゃつまらないもんな。
「……ところでリンはいつまで乗ってるんだ?」
「えー? でもリンが触ってないと動かないよ?」
起動時だけじゃなくて、リンが触れていなければいけないのか。この機械は完全にリン専用に作られているんだな。
まあそういうことなら膝に乗ったままでもいいか。
「ごめんごめん、じゃあリンはそのままサポートよろしく! 待ってろよー、凄いの作ってやるからな!」
「わーい! たのしみ!」
意識を黒い立方体へと集中させる。
イメージすることで粘土のように形を変える不思議な物体。それを前腕部の形へと成形する。
(大丈夫……プラモデルの構造は理解している。俺は知っている通りに形を整えるだけでいいんだ)
幸いなことに、頭で思い描くだけで形を変えることができたので、シンプルだがベースとなる形はすぐにできあがった。
よし、これなら可動域もしっかり確保できている……ハンドパーツも想像通りだ。
――――考えてみれば不思議なもんだな。このハンドパーツは握り拳で固定されているのに、実際に戦う時には本物の手のように指を一本一本自在に動かせるんだもんな。
スラスターや武器だってそうだ。プラモデルの状態では当然スラスターを噴かしたり、弾を撃つことはできない。
言ってしまえば機体含め中身はスカスカだ。だけど起動式を唱え巨大化した後は、銃は銃として、スラスターはスラスターとしてちゃんと機能する。
(つまり、デザインを読み取って自動的にその機能が付与される仕組みなのか……?)
――あっ!
いいこと思い付いたぞ。腕のギミックっていったらこれだよな。
さて……上手くいくかわからないけど、やってみる価値はありそうだ。
◇
「――よし、完成したぞ!」
「んー……できた~?」
リンの眠たげな声が聞こえる。
集中していてどれぐらい時間が経ったのかわからなかったが、リンはそのままの体勢で寝てしまっていたようだ。
「ごめんなリン、起こしちゃったか。――お?」
成形を終えたパーツが光り輝き、数瞬後には光りとともにパーツはきれいさっぱり消えていた。
「うっそぉ、消えた!?」
「だいじょぶだよ。できあがるとピカーって光って、あっちから出てくるの」
そうなのか……。データぶっ飛んだかと思ってめっちゃ焦ったわ。
多分俺の『完成した』という思考を読み取って、自動的に出力したんだろう。
期待半分、不安半分の心持ちでゴーグルを外した俺は、例の電子レンジ的な見た目の機械の前で待機する。
「うまいことできてればいいんだが……」
「わくわくなのだ~」
機械がガタガタと揺れ動き、煙を噴出している。
今まさに出力中のようだ。
前にも見たけどこれ結構怖いよな――あ、ていうか失敗したら爆発するんだよな。
わざわざ機械の前で待たないで退避していた方がよかったのでは……?
逃げるタイミングを逸してしまったが、幸運にも今回のパーツ生成は成功したようだ。暴れていた機械が沈黙している。
「リンが開けるのだー!」
リンは俺の膝から飛び降り、機械の蓋を開け完成品を取り出した。
「おおー、これがケーくんの作ったやつ? おっきい腕だね」
「ああ、原料を余すことなく使ったからな」
ギミックを盛り込んだこともあり、前腕部のパーツは平均的なものよりも五割増しぐらいの大きさがある。
「よし、これで機体は五体満足の状態で出られそうだな。あとはいったんバラして補修しつつ組み立てなおそう。あとは武装の選択と塗装と……ああっ、やることが多いな」
時間的猶予があまりないのは毎度のことだけど、今回はいつにも増して時間がない。
果たしてこの程度の改造でトップに立てるのかと、不安になってしまう。
「ケーくん、リンも手伝うよ! あとカーちゃんもいるよ!」
「――ああ、そうだったね。よーし、皆で協力して一等賞目指そう! えいえい、おー!」
「おー!」
その後カティアにも作業を分担し、深夜まで時間をかけてなんとか納得いく完成度まで仕上げることができた。
あとは本番を待つのみ。
俺は重い瞼に逆らうのをやめ、深い眠りに落ちた。
0
お気に入りに追加
31
あなたにおすすめの小説
魔力無し転生者の最強異世界物語 ~なぜ、こうなる!!~
月見酒
ファンタジー
俺の名前は鬼瓦仁(おにがわらじん)。どこにでもある普通の家庭で育ち、漫画、アニメ、ゲームが大好きな会社員。今年で32歳の俺は交通事故で死んだ。
そして気がつくと白い空間に居た。そこで創造の女神と名乗る女を怒らせてしまうが、どうにか幾つかのスキルを貰う事に成功した。
しかし転生した場所は高原でも野原でも森の中でもなく、なにも無い荒野のど真ん中に異世界転生していた。
「ここはどこだよ!」
夢であった異世界転生。無双してハーレム作って大富豪になって一生遊んで暮らせる!って思っていたのに荒野にとばされる始末。
あげくにステータスを見ると魔力は皆無。
仕方なくアイテムボックスを探ると入っていたのは何故か石ころだけ。
「え、なに、俺の所持品石ころだけなの? てか、なんで石ころ?」
それどころか、創造の女神ののせいで武器すら持てない始末。もうこれ詰んでね?最初からゲームオーバーじゃね?
それから五年後。
どうにか化物たちが群雄割拠する無人島から脱出することに成功した俺だったが、空腹で倒れてしまったところを一人の少女に助けてもらう。
魔力無し、チート能力無し、武器も使えない、だけど最強!!!
見た目は青年、中身はおっさんの自由気ままな物語が今、始まる!
「いや、俺はあの最低女神に直で文句を言いたいだけなんだが……」
================================
月見酒です。
正直、タイトルがこれだ!ってのが思い付きません。なにか良いのがあれば感想に下さい。
強制ハーレムな世界で元囚人の彼は今日もマイペースです。
きゅりおす
SF
ハーレム主人公は元囚人?!ハーレム風SFアクション開幕!
突如として男性の殆どが消滅する事件が発生。
そんな人口ピラミッド崩壊な世界で女子生徒が待ち望んでいる中、現れる男子生徒、ハーレムの予感(?)
異色すぎる主人公が周りを巻き込みこの世界を駆ける!
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
異世界に転生をしてバリアとアイテム生成スキルで幸せに生活をしたい。
みみっく
ファンタジー
女神様の手違いで通勤途中に気を失い、気が付くと見知らぬ場所だった。目の前には知らない少女が居て、彼女が言うには・・・手違いで俺は死んでしまったらしい。手違いなので新たな世界に転生をさせてくれると言うがモンスターが居る世界だと言うので、バリアとアイテム生成スキルと無限収納を付けてもらえる事になった。幸せに暮らすために行動をしてみる・・・
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる