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12. 初めてのダンジョン
難度はB
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「久々に存分に楽しめた。そのうち父上に呼ばれるだろう。屋敷で待っている」そう言って伯父上は帰っていった。「とりあえずギルドに行こうか」5階からも丹念に探索してヒカリの地図は書き込みだらけや。せやけどホンマに分かりやすい。「意外な才能やな」「俺すごい?偉い?」「ん、可愛ええ」俺たちのやりとりを横で聞いていた父ちゃんが笑う。「本当に仲が良くて僕も嬉しいよ」はにかむヒカリはホンマに可愛ええ。
ギルド長も地図に大喜びや。「これを参考にギルドでも探索させてもらいます。もうダンジョンが形を変えないと確認できたら再開ですよ。出現する獣たちからすると…Bランクダンジョンになりそうだ。冒険者が増えれば街にも活気が出ますね」俺たちはいったん家に帰って待ち構えとった母ちゃんを連れ教会へ。ダンジョンから出てすぐロールさんに連絡を入れ経緯を説明。「わかりました。2人ともよくがんばりましたね。アインネートの教会に連絡を入れておきます」教会では神父さんが待っとって墓地に案内してくれた。道々話を聞かされた母ちゃんも目を閉じて天還を祝った。「ヒカリ君ありがとう。あなたがリューを選んでくれて本当に嬉しい。…さ、帰ってご馳走だよ」
「ちゃんと俺の部屋に帰ってこれたなぁ」「うん。シキくんがいてくれたからだよ。いつもありがとう」抱きついてきたヒカリが俺を見上げる。あのとき凛々しく決意を宿していた瞳が隠しきれない欲情に揺れている。「俺がんばったよ」「わかっとる。俺が誰よりも知っとるよ」「ご褒美くれる?」「俺にもくれや…」ヒカリからもらったキスはそのまま深くなった。
ギルド長も地図に大喜びや。「これを参考にギルドでも探索させてもらいます。もうダンジョンが形を変えないと確認できたら再開ですよ。出現する獣たちからすると…Bランクダンジョンになりそうだ。冒険者が増えれば街にも活気が出ますね」俺たちはいったん家に帰って待ち構えとった母ちゃんを連れ教会へ。ダンジョンから出てすぐロールさんに連絡を入れ経緯を説明。「わかりました。2人ともよくがんばりましたね。アインネートの教会に連絡を入れておきます」教会では神父さんが待っとって墓地に案内してくれた。道々話を聞かされた母ちゃんも目を閉じて天還を祝った。「ヒカリ君ありがとう。あなたがリューを選んでくれて本当に嬉しい。…さ、帰ってご馳走だよ」
「ちゃんと俺の部屋に帰ってこれたなぁ」「うん。シキくんがいてくれたからだよ。いつもありがとう」抱きついてきたヒカリが俺を見上げる。あのとき凛々しく決意を宿していた瞳が隠しきれない欲情に揺れている。「俺がんばったよ」「わかっとる。俺が誰よりも知っとるよ」「ご褒美くれる?」「俺にもくれや…」ヒカリからもらったキスはそのまま深くなった。
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