確率は100

春夏

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9. Aランクになりたい

みんなが来てました

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「父さん!母さんも…なんで王都に」「リューが手紙をくれただろう?義父さんが『王都に行くぞ!ついでに仕入れだ!』ってすぐ手配を初めたのさ。昨日到着したんだ。ちょうど父上たちも所用で僕らよりも先に王都に向かっていたから、皆で王都の屋敷に滞在しているよ」「そんなことより、リュー!おめでとう!」おぅ…ちょい驚きすぎて忘れとった。「ヒカリ、俺の両親や」「…えっと…ヒカリです。はじめまして」「もうっ!手紙に書いてあったとおり!可愛いくてしかたないって」「…シキくん…そんなこと書いたの…恥ずかしい…」「そない言わんと。可愛ええんやからそら書くやろ」「ハハハ、とにかく皆のところに行こう。何か用事があるのかな?」様子を伺っていたキールさんが、ロールに伝えておくよ、と引き受けてくれたので「ヒカリもええかな?」と聞くと小さく頷く。

馬車で屋敷へ。この辺りは来たことがあらへん。要するに高級住宅街やな。「俺、馬車初めて!」ニコニコのヒカリを見て父さんたちもデレデレや。わかるわ、笑顔がたまらんのよ。俺もデレデレしながら馬車に揺られ屋敷に到着。「リュー!大きくなった!自慢の孫だ!」「待てい!ここは私の屋敷だ!なぜお前が先に!」じいちゃん2人が相変わらずの仲の良さで迎えに出てきよった。「お久しぶりです」とヒカリを引き寄せ「会うことができました」「あの…ヒカリです。よろしくお願いします」「よくやった!さすがは私の孫!」「俺の孫だ!」「…父上も義父さんもそのくらいで。ヒカリ君が驚いていますよ」「!すまない。さあ入ってくれ」やっと屋敷の中へ。「うわぁ…大きな家…シキくん知ってた?」「いや全く知らん。初めて来たわ」「リューは小さかったから覚えていないのでしょう。1度連れて来ましたよ」「お祖母様まで!」「久しぶりね。成長したわねぇ」ヒカリも慣れてきたのか挨拶を交わす。「母上、立ち話もなんです、お茶にしましょう」伯父上まで!
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