運命の相手 〜 確率は100 if story 〜

9. プレゼント

9-7 変になっちゃった※

side ヒカリ

どうしよう、俺、シキくんの舐めたくなっちゃった。やり方もわかんないのに…えっと、シキくんがしてくれるみたいに……これって苦いんだ…それに大きくて苦しい。でも離したくない。シキくんが俺のを舐めながら指を入れてきた。これが俺に入っちゃうんだよね。信じられない。これで突かれて掻き回されて…どうしよう。挿れてほしい。早く。早く挿れて。

「ヒカリ、もうええよ」俺、下手だったよね。他の人ならきっともっとシキくんを気持ちよくしてあげられるんだよね。泣きそうだ。そんな俺にシキくんは優しいキスをくれた。シキくんがゆっくり入ってきて鳥肌がたつ。シキくんはちゃんとわかってくれててギュッと抱きしめていてくれる。「ふぁ…シキくんとひとつ…？」「ひとつやで。あんまり可愛ええこと言わんといて。壊してまうよ」そんなこと言ってるくせに俺のこと大事に抱いてくれてるのがわかる。「ん、あ、あっ、もっと、もっとして」壊れるくらいして。「そないエロいこと言う口は塞いでまお」唇が重なってシキくんの動きが速くなった。いい、気持ちいい、なんで、なんでこんなとこ気持ちいいの？俺がシキくんを好きだからだ。舌に奪われて出せない声。好き、気持ちいい、あれ…俺なんか変…


side シキ

ヒカリを夢中で揺さぶる。喘ぎ声は俺の口に吸い込まれる。突然のキツイ締め付けに驚いてヒカリを見ると痙攣しとる。「ぅあ…シキくん、気持ちいい、やだ、怖い、やだぁ…イイっ！」まさかドライ…！「大丈夫、怖ないよ」ヒカリを抱きしめながらも腰を止められない。あかん、出そうや…「いいぃ！出ちゃう、もう出ちゃう！」足の指を丸めてドライでイキまくるヒカリの中に注ぎ込んだ。腹に当たるヒカリはまだ硬いまま。弾む息を整えながら少し弄ってやるとトロトロと吐き出した。

とんでもうたわ…。ヒカリの頭を撫でる。まだ挿れられることに慣れとらんやろうにドライするやなんて、どうなっとんねん。ホンマに相性がええんちゃう。俺がヒカリを作り変えとる。とんでもないこっちゃ。ふと時計をみれば12時をまわったところ。最高のプレゼントもらってもうたわ…