主人公の兄になったなんて知らない

1章

？視点

アーロン視点

ガチャ

「帰ってしまったな」

「もう少し話したかったですね」

「これから関わり合うんだ
　また話せる時間ができるだろ」

「アーロンが会いに行く前に
　自分で会いにいけばよかった」

「そうですね
　私達の所も優秀な人材不足ですからね」

「信頼できる奴が少ないからなー」

「俺の運がよかったという事だな」

まぁ
あれだけ未来の事を考えて
動ける人材を見つけれてよかったな。
これからどれだけ育つか楽しみだ

「話を変えるが
　あの5人全員、美少年だったなー」

「そうだな」

「だがレインさんが
　あの中で飛び抜けて綺麗でしたね」

「全員、違う雰囲気を持っているしな
　大人になるのが楽しみだ」

「私達も仕事がありますから
　また明日話しましょう」

「そうだな」





神視点

あぁ。
やっと愛し子が狭い世界から出てきたな
これから沢山の存在に会いながら
この世界、トワイライトを見てほしいが
愛し子の知識や力を狙う
愚か者が出でくるだろうな

クス

まぁ。
我は愛し子…いやレインが
楽しく幸せに過ごせたらいい
レインの周りには
賢く強い者が集まってくるだろう
その者達に守りは任せばいい
我は神界で見守ろう

もし、レインに危害を与えたら
罰を与えようか、少し呪うぐらいいいよな
他の神々もレインの事が大好きだから
許してくれるだろう

我の…いや我々の愛し子
レインの幸せを我々は願っておる