主人公の兄になったなんて知らない

1章

アーロン視点

レイン達に会った日

桜華に会いに行ったのは正解だった

見た目はただの子供だが
賢く、未来を予想して動いている
それに情報を集めれる程の力を持っている
ギルドに呼んでみたが
仕事を少しでも
減らしてくれると嬉しいが

まずはあいつらを呼ぶか

俺は、執務机の上に
置いている通信機を使った

[おい、今いいか？]

[どうかしました？
　貴方は今日は桜華に会いに
　行ったのではなかったのですか？]

[会いに行って
　今、俺の執務室に連れて来た]

[連れて来たのかよ]

[アーロンお前、
　桜華の事が気に入ったのか？]

[気になるのならば
　早く俺の執務室に来い]

これからどうなっていくか
楽しみだ