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攻略対象はSクラスに
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「しくしく」
「ローゼいい加減泣き止んで⋯」
『ピンポンパンポーン Sクラスローゼ・アドリック、ミル・ネイエル、ムール・アールイユ、ライ・レオナード、アラン・リークン、カムイ・ワンラーズ以下6名は今すぐ生徒指導室に もう一度繰り返す⋯』
「⋯き、気のせいですよねぇーー 私の名前」
「「「「「「「「「「行ってらっしゃい(ませ)」」」」」」」」」」」」
「Noーーーー!」
「えーんもう終わったよ 私の学園生活てゆうかいま呼ばれた人の名前全員どこかで聞いたことのあるような⋯ゔーん?」
「ねえ、今の声絶対みー君だよねっ」
「ちょっとぉ、ミカサ・スチュワーデス先生でしょ 怒られるよ!」
「あっそうだった」
「「キャッキャウフフ」」
「うん?なんかやっぱり」
「あっ、着いちゃった!はぁー 失礼致します」
「どうぞ」
ガチャ
「お呼びに参りました。ローゼ・アドリックと申しま⋯」
あっ、攻略対象全員揃った……そして詰んだ確実に詰んだし立ったフラグ
悪役令嬢は必ず会わなきゃダメなのかな
「おー、そなた ちと前に叫んでおったものか?」
「な、なんで知って?!」
「そりゃ響いてたからな学園中に」
「嘘っ も、もしかしてそれで私は呼び出されたのですか?」
「ああ、そうだ」
叫ばなかったらよかったなー
「あとミルは寝過ぎだ授業出ろ、ムール女から被害届が出てるいい加減にしろ、ライお前いや悪くないけど怖いらしい、アランハーレム作るな虐めが起きてるめんどくさい、カムイこいつらの指導悪いが頼む」
へーなんかタメ口だし、フレンドリーな人だなー
「あの、先生もう帰っていいですか?」
「いや待て早いわ!全員反省文2枚ずつな」
「工エエェェェェエエ工」
「よしローゼお前は3枚だ」
「すみませんでした許してください」
「分かればよろしい あと、お前もこいつらの指導頼むな」
「はい?嫌です。お断りします」
「10枚プラスな」
「ゔっ!それでもいいです。イケメンは懲り懲りですから」
「ああ、あの悪魔の9人衆でか」
「はい!帰っていいですか」
「お前めっちゃ帰りたがるな。良いけどこいつら6人の指導係な」
「先生僕は何にもしてません」
「悪い」
「嫌です。」
「お前女気ないな、他の女なら泣いて喜ぶってのに」
「先生もですよ、全然先生らしくない。あと私はか弱い美少女の方がよっぽどいいです」
「マジかよwwオッサンじゃねえか」
「先生喋り過ぎて喉が痛いです。皆さんも代わりに喋ってください。弾丸トークになって恥ずかしいです」
「もう手遅れだ…ミル寝るな」
「せんせーいこの女の子連れてデート行くから許してー」
「嫌です。他の女の子からどうぞ」
「え!?マジで」
「じゃあ我と⋯」
「イケメンは懲り懲りですから」
「おい発狂女」
「殴りますよ」
「殴ってみろ⋯」
がスっ!!ボロボロ
「あっ、せ、先生コレは正当防衛です。お母様には⋯」
「よし、お母様にも報告するし、反省文10枚プラスとそこ直せよな ニコ」
「そこの不良さん」
「誰が不良だ」
「手伝ってください…ね?」
「「「「「「「キュンッ」」」」」」」
「ま、まぁ俺のせいでもあるからな」
「「それが終わったら俺と(我)デートをっ」」
「お断りします。Sクラスにウララ・アリエルっていう可愛い女の子がいますよ。誘ってみてはいかがでしょうか?けど、またの機会がございましたら、一緒に遊びましょうね」
「「「「「「「流石は魔性の女 惚れたかもしんない」」」」」」」
「?」
「ローゼいい加減泣き止んで⋯」
『ピンポンパンポーン Sクラスローゼ・アドリック、ミル・ネイエル、ムール・アールイユ、ライ・レオナード、アラン・リークン、カムイ・ワンラーズ以下6名は今すぐ生徒指導室に もう一度繰り返す⋯』
「⋯き、気のせいですよねぇーー 私の名前」
「「「「「「「「「「行ってらっしゃい(ませ)」」」」」」」」」」」」
「Noーーーー!」
「えーんもう終わったよ 私の学園生活てゆうかいま呼ばれた人の名前全員どこかで聞いたことのあるような⋯ゔーん?」
「ねえ、今の声絶対みー君だよねっ」
「ちょっとぉ、ミカサ・スチュワーデス先生でしょ 怒られるよ!」
「あっそうだった」
「「キャッキャウフフ」」
「うん?なんかやっぱり」
「あっ、着いちゃった!はぁー 失礼致します」
「どうぞ」
ガチャ
「お呼びに参りました。ローゼ・アドリックと申しま⋯」
あっ、攻略対象全員揃った……そして詰んだ確実に詰んだし立ったフラグ
悪役令嬢は必ず会わなきゃダメなのかな
「おー、そなた ちと前に叫んでおったものか?」
「な、なんで知って?!」
「そりゃ響いてたからな学園中に」
「嘘っ も、もしかしてそれで私は呼び出されたのですか?」
「ああ、そうだ」
叫ばなかったらよかったなー
「あとミルは寝過ぎだ授業出ろ、ムール女から被害届が出てるいい加減にしろ、ライお前いや悪くないけど怖いらしい、アランハーレム作るな虐めが起きてるめんどくさい、カムイこいつらの指導悪いが頼む」
へーなんかタメ口だし、フレンドリーな人だなー
「あの、先生もう帰っていいですか?」
「いや待て早いわ!全員反省文2枚ずつな」
「工エエェェェェエエ工」
「よしローゼお前は3枚だ」
「すみませんでした許してください」
「分かればよろしい あと、お前もこいつらの指導頼むな」
「はい?嫌です。お断りします」
「10枚プラスな」
「ゔっ!それでもいいです。イケメンは懲り懲りですから」
「ああ、あの悪魔の9人衆でか」
「はい!帰っていいですか」
「お前めっちゃ帰りたがるな。良いけどこいつら6人の指導係な」
「先生僕は何にもしてません」
「悪い」
「嫌です。」
「お前女気ないな、他の女なら泣いて喜ぶってのに」
「先生もですよ、全然先生らしくない。あと私はか弱い美少女の方がよっぽどいいです」
「マジかよwwオッサンじゃねえか」
「先生喋り過ぎて喉が痛いです。皆さんも代わりに喋ってください。弾丸トークになって恥ずかしいです」
「もう手遅れだ…ミル寝るな」
「せんせーいこの女の子連れてデート行くから許してー」
「嫌です。他の女の子からどうぞ」
「え!?マジで」
「じゃあ我と⋯」
「イケメンは懲り懲りですから」
「おい発狂女」
「殴りますよ」
「殴ってみろ⋯」
がスっ!!ボロボロ
「あっ、せ、先生コレは正当防衛です。お母様には⋯」
「よし、お母様にも報告するし、反省文10枚プラスとそこ直せよな ニコ」
「そこの不良さん」
「誰が不良だ」
「手伝ってください…ね?」
「「「「「「「キュンッ」」」」」」」
「ま、まぁ俺のせいでもあるからな」
「「それが終わったら俺と(我)デートをっ」」
「お断りします。Sクラスにウララ・アリエルっていう可愛い女の子がいますよ。誘ってみてはいかがでしょうか?けど、またの機会がございましたら、一緒に遊びましょうね」
「「「「「「「流石は魔性の女 惚れたかもしんない」」」」」」」
「?」
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