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出会いは最悪でした

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「アドリック家様入られましたー」
余計なこと言うなーバカッ!
バッ
視線が痛い まぁすましておきましょうねー
「お父様あ、あれに並ぶのですか?」
そこには大行列があった。死ぬなこれは
「そうだ、後からでもいいぞ」
「ほ、本当ですの!?じゃあ料理食べてきますわっ」
「あまり遠くに行くなよ~」
「はわわわ お、おいしそうですわぁーー」
な、何これやばい!めっちゃ美味しそう!!
「来てよかった~♪」
「フフフ~ン♪ よしっこれくらいでいいですわ⋯席はあそこ空いてますわね!」
スー ストンっ
「いただきます」
パクパク ごっくん
「ぅうーん~‪♥︎お、美味しすぎますっ!パクパク」
「ローゼ」
「ふぁい」
「そろそろ並ぼうか」
「…はい」
あーやっぱり並ぶ時間って暇だなぁー
それよりもお父様やっぱりカッコイイですな。さっきからチラチラこちら見られてますもの
「お父様やはりカッコイイですわね」
「!?本当かい 嬉しいな~我が天使よ」
「頭ぐしゃぐしゃになりますからー」
「お次どうぞ~」
「はい」
「⋯」
「はじめましてお嬢さん君とっても綺麗だね~ あっ僕の名前はユーリン・アロンメドラだよ⋯ほんとに綺麗、ねっスイム君」
「あぁ、そうだな 俺の名前はスイム・ファロンでこっちが」
「はじめまして マロン・メルナードだよ♪よろしく」
「サン・ローランです。はじめまして」
「スピカ・ハーレンだ。特に何も言うことは」
「⋯ローゼ・アドリックです。お褒め頂きありがとうございます。」
お辞儀して
「では、失礼致します」
「ローゼ!!もういいのか?まだ時間沢山残ってるぞ」
「ええ、私はりょう⋯他にやらなければならないことがあるのです!ではっ!」
ガシャンっ!!
「な、なにスイムちゃん」
「マロンっちゃんじゃない」
「お、おいお前らァーー 動いたらこ、この女刺すからなーーー」
「いやぁーー!助けてーー」
コツコツ
「お、お前なんでくんだよ!」
コツコツ
「ひっー」
「本当に刺す根性も無いくせによく言いますわ 情けないですね」
コツコツ
「く、くるなぁーーー ほ、他にもいるんだぞ」
ぞろぞろと目の前に数十人の男が出てくる。よくこんなに集められたな~
「オラァーーー」
ゴスっ!
「⋯」
ガンっ!ゴキっ!ゴンッ!ガッ!!
「あと1人でしてよ」
「う、うわぁーーー」
ここまで10秒位で片付いた。あとは
「逃がすもんですかっ」
パァ!!
「蝶々さんアイツら全員縄で縛って頂戴な」
「うわぁー」
「きゃっー!!」
ポスっ
「大丈夫ですか?」
「は、はいー‪♥︎」
「警備員さんこの人たち運んでおいてくださいな」
「「「⋯おおおおぉぉ!!素晴らしい」」」
「流石はローゼ様だわぁー」
ぺこり
コツコツ よし料理を食べよう
「お嬢様あつあつのお料理作らせて頂きます」
「あら、料理長さん?いいの?」
「はい、さっきから美味しそうに食べて頂けて本当に嬉しかったのです。それにさっきの事も含めて」
「ありがとう♪とてもここの料理美味しいのね」
「ありがとうございます!!」
「「「「「マジか⋯ローゼ・アドリック⋯」」」」」
「あいつに決めた」
「「「「賛成です。我がボス」」」」
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