短編集・1巻

仙 岳美

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僕の恋人は

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俺の恋人は

登場人物
俺(主人公兼語り)
たけみちゃん(彼女)

 俺は怒られていた……何故かと言うとクリスマスのケーキを頼まれたんだが誘惑に負けてチョコレートケーキを買ってしまった、説得する自信はあったが予想以上に犬歯剥き出して怒っとる、
「毎年、白なんだから、たまには黒でもええやんけ、人生でクリスマスはできたとしても100回はいかないだろうよ、それを全部白のケーキで本当に良いのか?洋菓子屋の効率の為の洗脳だろ!」

「じゃ今日のあなたの晩はお茶漬けね」

「それは極端だろ」

「言ってる事はそう言うことよ」

『クソー……女に口で勝てん』
と思いながら腹が減ってきて思わず
「じゃいらんわ! 俺はケーキ食わん! 早く食事にしてくれ」
とはいえチキンを食ってピザを食った後、やはりケーキを食いたい。
うーん、謝ってみた、
ケーキを食う為なら土下座ぐらい
大した事は無い、
答えはNOだった……
俺は彼女に「別れる」と言った
答えYESキリストだった……
『ぬー手強い』
俺は正攻法は諦めた。
聞いてみた……
「どうすれば食べれるんだ」
奴は黙ってケーキを1人で食っている。
「おい、こら、なんか言え」
「……」
「ケチババア、もう寝るわ」
俺はフテ寝した……
朝、俺の分は残っていた……
食べたが朝ケーキの1人は寂しい……
奴は仕事に行ってしまった……がケーキはやはり美味い。
チョコの方が美味いと思うだけどな、
俺の恋人はこのケーキさ【終】
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