短編集・１巻

餃子

=餃子=
　今、俺は餃子を食うためだけに【行列】（ぎょうれつ）に並んでいる。
向こうから店員らしき子が何やらメモを取りながら近づいて来る、俺の目の前に手刀を入れ、すみません！ここまでで本日の餃子売り切れです！
まさしく【行裂】！（ぎょうれつ）
俺は餃子割引券200円を貰い、マックに寄ってから帰った、何もない休日だった。

次の日、連休なのに懲りずにまた並んだら餃子は食べれた、噂程……

その夜に出された晩飯は餃子だった……食卓に昼も晩も餃子が並んだ、まさしく【餃列】（ぎょうれつ）
皿の上の焼き結合してる餃子の姿は
まさしく餃子の【行列】（ぎょうれつ）
［終］

※次の話は注意！グロです。
今ならまだ間に合う引き返しなされ。
作者の闇が少し頭を出した話。

=帝都獄長日記=
　罪人の刑執行人兼獄長の僕は趣味で小説を書いてはサイトに投稿しまくっている。
今回のお題は【行列】
そこで昼飯の餃子と焼飯をつまみながら
【行列の刑】を考えてみた。
まず罪人を行列の様に並ばせる、
最初は並ぶ時間は一日１時間その後は一日ごとに並ぶ時間が10分増えていく。
並んでる間はトイレも食事も睡眠も出来ない。
お漏らしした奴、及び列を乱した奴はその場で腰の断頭居合刀でバッサリ切り捨てるぜ。
ちなみに見張りの僕はAndroidなので体力は無限だ。
罪人はジワリジワリと時間に追い詰められて餓死するか睡眠不足で気が狂う。
人を精神的長く苦しめた又苦しめる様な事をしでかした犯罪者に適用しようと思う。復讐は任せとけ僕って優しいだろ。
ヒヒヒ。【終】

※物語は2作共に全てフィクションです。

=後書き=
話がうまく展開できなかった、二つの作品です、弱いのでセットで投稿。