109 / 140
ミニ番外編
エレガントに決めてやったぞ
しおりを挟む
アーバン・マフレインは悦に浸っていた。
父親から借り受けた大賢者印の魔道具を用いていとも簡単にカメリア・ランバートを拉致…コホン連れ去る事ができたのだから。
まずは認識阻害の魔術を発動させる魔道具で存在を隠し、医務室へとエレガントにコソコソと侵入した。
そして下品な下ネタや食べ物トーク、そしてキレのあるツッコミ(を言っているのは先程の美女人妻ではないか)が飛び交う中、それを笑いながら書類仕事をしていたカメリアと転移魔法魔道具にて別室に移動したのだ。
転移にて突然移動させられたカメリアはわけが解らず呆けている。
そしてアーバンはそれらがあまりにもスムーズに、そしてエレガントに行えた事で自画自賛しながら悦に浸っていたのであった。
「ふ、さすがは俺…アーバン・マフレイだ。ルシアン・ワイズや医務室の大魔神の鼻を明かしてやったぞ……」
お前の実力ではなくあくまでも大賢者印の魔道具が凄いのだ、と正論をぶつけられる者はここにはいない。
ここは許可なくして立ち入れない学園内の特別蔵書室。
無論施錠されており、その鍵は学園長室に保管されている。
大賢者印の転移魔道具のおかげでアーバンとカメリアは中に転移できたが、鍵がないと外部からは決して入れない。
貴重な蔵書を守るために湿気を逃れて三階部分にあり、光を遮るために重く分厚いカーテンが掛かっている。
外部から中を窺う事は難しい構造になっているというわけだ。
この部屋に連れ込んで、婚約誓約書にサインさせればいいと隠密の進言に従って正解だった。
ここなら誰にも邪魔されずにカメリアを口説き落とせると、アーバンはほくそ笑んだ。
一瞬の困惑の後、すぐに事態を把握したカメリアが気丈に睨みつけながらアーバンに言う。
「これは……犯罪ですよ、マフレイン侯爵令息」
「アーバンと呼んでくれと何度も言っているだろうカメリア」
「私はファーストネーム呼びを許可していませんが」
静かに怒気を含み、拒絶の意思を色濃く出すカメリアにアーバンは鷹揚なもの言いで告げた。
「無理やり連れて来たのは悪かったと思っているさ。だけど最近はルシアン・ワイズやたかが子爵家の子伜がキミの周りに居座って中々二人になれなかったじゃないか」
「ルシアン様とノア様は私の護衛をしてくれていたのです。貴方と決して二人にならないように。そう、こんな最悪な状況にならないように……!」
「最悪とは酷いな。ボクはキミの将来のために正しい選択へと導いてあげようと心を砕いたというのに」
アーバンはそう言ってエレガントに前髪をかき上げた。
カメリアが目を眇めてアーバンに問う。
「正しい選択?」
「ボクの妻になるという選t「お断りします」
カメリアはアーバンが全てを言い切る前に突っぱねた。
「貴方と結婚する事が私の将来のため?こんな学園内で禁じられた方法を用いて誘拐までして、己の意のままに事を進めようとする人間と結婚して幸せになれるものか!ふざけるな!」
「校則違反である事はボクもわかっているさ。だが我がマフレイン家のような名だたる名家の者なら、優遇されて然るべきじゃないか?」
「……高位貴族であれば何をしても許されると?」
「当然だろ?」
「わが祖国ハイラムではそうではありません。アデリオールもまた然りだと思います」
「まぁこれが問題になっても、後の事は父上が何とかしてくれるさ。それよりもカメリア、早くこの婚約誓約書にサインをするんだ。正式に婚約者となって、誰よりもボクの近くに居る権利をキミにあげるから」
「そんな権利要りません。誰が貴方なんかと。第一、どうして私なんです?どうしてそんなに私に拘るんですか?」
「どうして?決まってるさ、キミは容姿も出自も能力も全て私の隣に立つのに相応しい女性だからだよ」
「本当の私のことなんて何も知らないくせに」
「それはこれから知っていけばいいじゃないか。若いボクたちには無限に時間がある。先ずは伴侶とする条件をクリアする人間を見つけた事を互いに喜ぶべきだろう」
「私は家に縛られない縁談をしてもよいと父に言われています。だから私は条件なんかで決して人を選ばない!」
カメリアの強い拒否を示され、ランバートは若干の苛立ちを感じはじめていた。
そしてそっと制服のポケットに忍ばせてある小さなスプレー瓶に思いを巡せる。
魅了魔法と同じ効果を数時間だけもたらす魔法薬。
できれば自分ほどの男がこんなものに頼りたくはない。
しかし、今のカメリアは突然連れて来られた事へ腹を立てて冷静さを欠いているようだ。
せっかくここまでの状況に持ち込んで、このチャンスをふいにするつもりはアーバンにはない。
『とりあえず魅了スプレーで言う事をきかせて、後からゆっくりと懐柔していけばいいか……』
きっとこれがスマートでエレガントな方法だと思い至ったアーバンはポケットからスプレーの小瓶を取り出した。
そしてカメリアの近くへと足を進める。
「まぁとりあえず、サインだけしといて貰おうか」
アーバンが手にしている物を凝視してカメリアは後退った。
「そ、それはなんですっ?私に何をしようというのですっ……?」
「何もしないさ。キミを素直な気持ちにさせてあげたいだけだよ」
「私は今、充分に素直なので結構ですっ」
恐怖に顔を引き攣らせるカメリアにアーバンはじりじりと近づく。
「まぁそう言わないで。この魔法薬はとてもいい香りがするそうだよ」
手を伸ばして噴射すれば届く距離まで近づき、小瓶の蓋をあけようとしたアーバンの耳に幼い少女の声が届いた。
「いいかおりっておいしいもの?」
「は?」
アーバンが目を大きく見開いて声がした方へと視線を向けた。
するとそこにはトリカラの屋台で会った幼女がワクワクとこちらを見あげて立っていた。
「お前っ……!?一体どこから侵入したっ!?」
「ねぇとりからのにおいのおにいさん、どんなおいしいにおいがするの?」
「食べ物の香りじゃない!なんだこのガキはっ!」
アーバンがそう声を荒らげた瞬間、もの凄い音を立てて蔵書室のドアが蹴破られた。
そして、そのドアを蹴破った張本人と思われる人物が眉間に深いシワを刻んで言った。
「ノエル……お前の魔力が優れているのはわかっているが、勝手に一人で転移で入室するなんて危ないだろう……」
どうやら間一髪のところで、フェリックスたちが間に合ったようだ。
父親から借り受けた大賢者印の魔道具を用いていとも簡単にカメリア・ランバートを拉致…コホン連れ去る事ができたのだから。
まずは認識阻害の魔術を発動させる魔道具で存在を隠し、医務室へとエレガントにコソコソと侵入した。
そして下品な下ネタや食べ物トーク、そしてキレのあるツッコミ(を言っているのは先程の美女人妻ではないか)が飛び交う中、それを笑いながら書類仕事をしていたカメリアと転移魔法魔道具にて別室に移動したのだ。
転移にて突然移動させられたカメリアはわけが解らず呆けている。
そしてアーバンはそれらがあまりにもスムーズに、そしてエレガントに行えた事で自画自賛しながら悦に浸っていたのであった。
「ふ、さすがは俺…アーバン・マフレイだ。ルシアン・ワイズや医務室の大魔神の鼻を明かしてやったぞ……」
お前の実力ではなくあくまでも大賢者印の魔道具が凄いのだ、と正論をぶつけられる者はここにはいない。
ここは許可なくして立ち入れない学園内の特別蔵書室。
無論施錠されており、その鍵は学園長室に保管されている。
大賢者印の転移魔道具のおかげでアーバンとカメリアは中に転移できたが、鍵がないと外部からは決して入れない。
貴重な蔵書を守るために湿気を逃れて三階部分にあり、光を遮るために重く分厚いカーテンが掛かっている。
外部から中を窺う事は難しい構造になっているというわけだ。
この部屋に連れ込んで、婚約誓約書にサインさせればいいと隠密の進言に従って正解だった。
ここなら誰にも邪魔されずにカメリアを口説き落とせると、アーバンはほくそ笑んだ。
一瞬の困惑の後、すぐに事態を把握したカメリアが気丈に睨みつけながらアーバンに言う。
「これは……犯罪ですよ、マフレイン侯爵令息」
「アーバンと呼んでくれと何度も言っているだろうカメリア」
「私はファーストネーム呼びを許可していませんが」
静かに怒気を含み、拒絶の意思を色濃く出すカメリアにアーバンは鷹揚なもの言いで告げた。
「無理やり連れて来たのは悪かったと思っているさ。だけど最近はルシアン・ワイズやたかが子爵家の子伜がキミの周りに居座って中々二人になれなかったじゃないか」
「ルシアン様とノア様は私の護衛をしてくれていたのです。貴方と決して二人にならないように。そう、こんな最悪な状況にならないように……!」
「最悪とは酷いな。ボクはキミの将来のために正しい選択へと導いてあげようと心を砕いたというのに」
アーバンはそう言ってエレガントに前髪をかき上げた。
カメリアが目を眇めてアーバンに問う。
「正しい選択?」
「ボクの妻になるという選t「お断りします」
カメリアはアーバンが全てを言い切る前に突っぱねた。
「貴方と結婚する事が私の将来のため?こんな学園内で禁じられた方法を用いて誘拐までして、己の意のままに事を進めようとする人間と結婚して幸せになれるものか!ふざけるな!」
「校則違反である事はボクもわかっているさ。だが我がマフレイン家のような名だたる名家の者なら、優遇されて然るべきじゃないか?」
「……高位貴族であれば何をしても許されると?」
「当然だろ?」
「わが祖国ハイラムではそうではありません。アデリオールもまた然りだと思います」
「まぁこれが問題になっても、後の事は父上が何とかしてくれるさ。それよりもカメリア、早くこの婚約誓約書にサインをするんだ。正式に婚約者となって、誰よりもボクの近くに居る権利をキミにあげるから」
「そんな権利要りません。誰が貴方なんかと。第一、どうして私なんです?どうしてそんなに私に拘るんですか?」
「どうして?決まってるさ、キミは容姿も出自も能力も全て私の隣に立つのに相応しい女性だからだよ」
「本当の私のことなんて何も知らないくせに」
「それはこれから知っていけばいいじゃないか。若いボクたちには無限に時間がある。先ずは伴侶とする条件をクリアする人間を見つけた事を互いに喜ぶべきだろう」
「私は家に縛られない縁談をしてもよいと父に言われています。だから私は条件なんかで決して人を選ばない!」
カメリアの強い拒否を示され、ランバートは若干の苛立ちを感じはじめていた。
そしてそっと制服のポケットに忍ばせてある小さなスプレー瓶に思いを巡せる。
魅了魔法と同じ効果を数時間だけもたらす魔法薬。
できれば自分ほどの男がこんなものに頼りたくはない。
しかし、今のカメリアは突然連れて来られた事へ腹を立てて冷静さを欠いているようだ。
せっかくここまでの状況に持ち込んで、このチャンスをふいにするつもりはアーバンにはない。
『とりあえず魅了スプレーで言う事をきかせて、後からゆっくりと懐柔していけばいいか……』
きっとこれがスマートでエレガントな方法だと思い至ったアーバンはポケットからスプレーの小瓶を取り出した。
そしてカメリアの近くへと足を進める。
「まぁとりあえず、サインだけしといて貰おうか」
アーバンが手にしている物を凝視してカメリアは後退った。
「そ、それはなんですっ?私に何をしようというのですっ……?」
「何もしないさ。キミを素直な気持ちにさせてあげたいだけだよ」
「私は今、充分に素直なので結構ですっ」
恐怖に顔を引き攣らせるカメリアにアーバンはじりじりと近づく。
「まぁそう言わないで。この魔法薬はとてもいい香りがするそうだよ」
手を伸ばして噴射すれば届く距離まで近づき、小瓶の蓋をあけようとしたアーバンの耳に幼い少女の声が届いた。
「いいかおりっておいしいもの?」
「は?」
アーバンが目を大きく見開いて声がした方へと視線を向けた。
するとそこにはトリカラの屋台で会った幼女がワクワクとこちらを見あげて立っていた。
「お前っ……!?一体どこから侵入したっ!?」
「ねぇとりからのにおいのおにいさん、どんなおいしいにおいがするの?」
「食べ物の香りじゃない!なんだこのガキはっ!」
アーバンがそう声を荒らげた瞬間、もの凄い音を立てて蔵書室のドアが蹴破られた。
そして、そのドアを蹴破った張本人と思われる人物が眉間に深いシワを刻んで言った。
「ノエル……お前の魔力が優れているのはわかっているが、勝手に一人で転移で入室するなんて危ないだろう……」
どうやら間一髪のところで、フェリックスたちが間に合ったようだ。
331
お気に入りに追加
9,693
あなたにおすすめの小説
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。
まさか、こんな事になるとは思ってもいなかった
あとさん♪
恋愛
学園の卒業記念パーティでその断罪は行われた。
王孫殿下自ら婚約者を断罪し、婚約者である公爵令嬢は地下牢へ移されて——
だがその断罪は国王陛下にとって寝耳に水の出来事だった。彼は怒り、孫である王孫を改めて断罪する。関係者を集めた中で。
誰もが思った。『まさか、こんな事になるなんて』と。
この事件をきっかけに歴史は動いた。
無血革命が起こり、国名が変わった。
平和な時代になり、ひとりの女性が70年前の真実に近づく。
※R15は保険。
※設定はゆるんゆるん。
※異世界のなんちゃってだとお心にお留め置き下さいませm(_ _)m
※本編はオマケ込みで全24話
※番外編『フォーサイス公爵の走馬灯』(全5話)
※『ジョン、という人』(全1話)
※『乙女ゲーム“この恋をアナタと”の真実』(全2話)
※↑蛇足回2021,6,23加筆修正
※外伝『真か偽か』(全1話)
※小説家になろうにも投稿しております。
【完結】「心に決めた人がいる」と旦那様は言った
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
「俺にはずっと心に決めた人がいる。俺が貴方を愛することはない。貴女はその人を迎え入れることさえ許してくれればそれで良いのです。」
そう言われて愛のない結婚をしたスーザン。
彼女にはかつて愛した人との思い出があった・・・
産業革命後のイギリスをモデルにした架空の国が舞台です。貴族制度など独自の設定があります。
----
初めて書いた小説で初めての投稿で沢山の方に読んでいただき驚いています。
終わり方が納得できない!という方が多かったのでエピローグを追加します。
お読みいただきありがとうございます。
君は、妾の子だから、次男がちょうどいい
月山 歩
恋愛
侯爵家のマリアは、婚約中だが、彼は王都に住み、マリアは片田舎で遠いため、会ったことはなかった。でも、ある時、マリアは、妾の子であると、知られる。そんな娘は大事な子息とは、結婚させられないと、病気療養中の次男との婚約に一方的に変えさせられる。そして、次の日には、迎えの馬車がやって来た。
元侯爵令嬢は冷遇を満喫する
cyaru
恋愛
第三王子の不貞による婚約解消で王様に拝み倒され、渋々嫁いだ侯爵令嬢のエレイン。
しかし教会で結婚式を挙げた後、夫の口から開口一番に出た言葉は
「王命だから君を娶っただけだ。愛してもらえるとは思わないでくれ」
夫となったパトリックの側には長年の恋人であるリリシア。
自分もだけど、向こうだってわたくしの事は見たくも無いはず!っと早々の別居宣言。
お互いで交わす契約書にほっとするパトリックとエレイン。ほくそ笑む愛人リリシア。
本宅からは屋根すら見えない別邸に引きこもりお1人様生活を満喫する予定が・・。
※専門用語は出来るだけ注釈をつけますが、作者が専門用語だと思ってない専門用語がある場合があります
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
婚約者の浮気相手が子を授かったので
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ファンヌはリヴァス王国王太子クラウスの婚約者である。
ある日、クラウスが想いを寄せている女性――アデラが子を授かったと言う。
アデラと一緒になりたいクラウスは、ファンヌに婚約解消を迫る。
ファンヌはそれを受け入れ、さっさと手続きを済ませてしまった。
自由になった彼女は学校へと戻り、大好きな薬草や茶葉の『研究』に没頭する予定だった。
しかし、師であるエルランドが学校を辞めて自国へ戻ると言い出す。
彼は自然豊かな国ベロテニア王国の出身であった。
ベロテニア王国は、薬草や茶葉の生育に力を入れているし、何よりも獣人の血を引く者も数多くいるという魅力的な国である。
まだまだエルランドと共に茶葉や薬草の『研究』を続けたいファンヌは、エルランドと共にベロテニア王国へと向かうのだが――。
※表紙イラストはタイトルから「お絵描きばりぐっどくん」に作成してもらいました。
※完結しました
わたしの婚約者の好きな人
風見ゆうみ
恋愛
わたし、アザレア・ミノン伯爵令嬢には、2つ年上のビトイ・ノーマン伯爵令息という婚約者がいる。
彼は、昔からわたしのお姉様が好きだった。
お姉様が既婚者になった今でも…。
そんなある日、仕事の出張先で義兄が事故にあい、その地で入院する為、邸にしばらく帰れなくなってしまった。
その間、実家に帰ってきたお姉様を目当てに、ビトイはやって来た。
拒んでいるふりをしながらも、まんざらでもない、お姉様。
そして、わたしは見たくもないものを見てしまう――
※史実とは関係なく、設定もゆるく、ご都合主義です。ご了承ください。
【完結】私の婚約者は、いつも誰かの想い人
キムラましゅろう
恋愛
私の婚約者はとても素敵な人。
だから彼に想いを寄せる女性は沢山いるけど、私はべつに気にしない。
だって婚約者は私なのだから。
いつも通りのご都合主義、ノーリアリティなお話です。
不知の誤字脱字病に罹患しております。ごめんあそばせ。(泣)
小説家になろうさんにも時差投稿します。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。