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さて、場所が変わって陛下の執務室です。
「——あら、懐かしいですわねコレ」
「グリモワールとウーアシュプルング!?お前、二大禁書を持ち出してきたのか!?」
「陛下と大司書様に許可は頂いておりますのよ。それに持ち主がいるから、問題にはなりませんでしょう?」
父と母が揃い、私と殿下が並んで座ったところで、母様が小脇から出してきた大判の本二冊を見てお父様は目をひん剝きました。
えぇ、お父様。そのお気持ち、痛いほど分かりますわ。禁書にカテゴライズされたこの二冊をよくあの場から出しましたね、母様。
陛下は穏やかな目をして我が両親を見ています。父とは親友で家族ぐるみで仲が良いんですの。
陛下は殿下がお年を召したらこうなるんだろうな、という美丈夫なのです。顔が良い。
元々騎士団でお勤めをされていた御方なので、体格がとてもよく今でも時間を見つけては殿下と鍛錬をしているそうです。そのうえ、気前よく厳ついお顔の割に穏やかな性格で。
えぇ、このエデルガルトの初恋の人なのですよ。誰にも言いませんけど。
「本当にエデルが魔導書の魔女なのかい?」
「えぇ。確か、この辺りに記載が…ありますわね」
手袋をはめて、グリモワールをパラパラ開いて探していると、今日までの情報が色々と書かれている頁を見つけました。なかなかに個人情報だらけですが、どのみち当代以外は死んでいますし、所詮過去は過去です。気にせずいきましょうか。
「…確かに、“ベールマー伯爵家の長女として誕生”と記載があるな」
「な、んと」
私が指さした先を、陛下と殿下が覗き込んで目を大きく見開いています。皆様、驚き方が本当に同じですわね。お父様は口が閉まらなくなったようで、母様は私を信じると言葉通り表情に変化はありません。
これ、何代分の記録でしたっけ。そろそろ紙が足りなくなりそうな予感がします。継ぎ足しているわけでもなく、元々この分厚さがあればいいだろうと勝手に決めてしまったので、紙を足すとすれば二代目グリモワールを作らねばなりません。
この辺りは追々、陛下とでも相談いたしましょうか。急いでする必要はないものですから、後回しにしても問題ありませんし。
それから、何代か遡ってみると懐かしいものを見つけました。そうですね、これは私のろくでもない記憶の中で、一位二位を争うほどのろくでもない時代でした。
「魔導書の魔女の人生すべて記載されてるので、あぁ、ほら此処見てくださいませ」
「“ヴォーヴェライト家三女として誕生”って、これ、あのヴォーヴェライト?」
「そうですわ、この国史上稀にみる愚者として語り継がれているヴォーヴェライトの妹です」
「…魔導書の魔女って本当に色んな所に生まれてるんだな」
「ちなみに、そのヴォーヴェライトの妹の時は南の大陸に連れ去られて、私の血を取り込みたいと言って、好色爺のもとに売られましたわ」
「待って。爺?」
「ええ。おいくつだったかしら…七十は確かに超えていたと思うのですが」
グリモワールを捲っていると、結婚という言葉がいくつか見当たります。私、そんなに結婚していましたっけ?あまり記憶にないのです…。記憶がないということは、どれも幸せな記憶ではないということですね。忘れていて結構。
「魔導書の魔女でも結婚をするのだな」
「えぇ。といっても、どれもこれも自分から望んでのものではありませんわ。魔導書の魔女の血が欲しかっただけの、身勝手な結婚ですのよ」
「何故、今まで」
「あらお父様。お分かりにならないの?自分から魔導書の魔女と名乗った場合、歴史書にもある通り監禁軟禁果ては拷問とか、まあ色々ありましたもの。性懲りもなく人間を信じて、自らを明かせばろくでもないことばかりで」
「…親でもか」
「親でも子でも、それは関係ありません。人間という括りではすべて同じ生き物でしょう?といいますか、まず爵位持ちに生まれたのが今回初めてなもので、この喋り方どうしても苦手なんですけど、やめてもよろしいでしょうか?」
父様は顔を顰めてしまいましたが、宰相ですからそれも一瞬のことです。動揺しても顔に出さないように教育された賜物でしょう。文官って表情筋を殺さないととやってけない業種だと私は思っております。
「許して下さるなら、普通に喋りたいのですが」
「…喋りやすいもので構わないじゃないか、ヨルダン」
「そう、ですね」
なぜか悲痛な顔をしているお父様。陛下の許可が出たので、普通に喋らせていただきましょう。
「ベールマー家の長女がこんな様でお父様には申し訳ないと思うのですが、仕方ないものは仕方ないじゃないですか。魔導書の魔女は、世界の秘宝のひとかけらが潰えるその時まで転生を繰り返すものです。グリモワールにもあるように、魔導書の魔女は過去に幾度か結婚をしていますが、それは魔女の血を望む殿方が多かっただけで、そこには大した意味はありません。どんなに取り込んだとしても、それはただの普通の女の血です」
「なぜ?」
「魔導書の魔女は、秘宝たちと違い血で受け継ぐものではないのです。魂の継承と言えば分かりやすいでしょうか?魔導書の魔女の魂を継いだ者が、当代の魔導書の魔女というわけです」
「魂の継承か。しかし、普通に見破ることは出来ないだろう。騙る者はどうして出て来ない?」
私は陛下の言葉に、そこまで公にしてなかったかなと首を傾げてしまいました。魔導書の魔女は良い印象を持つこともあれば、悪い印象を持つこともあります。
特に、三代目時代は酷かったもので。二代目が魔封じなんか作るから、魔力を持つ者の奴隷化が進み、恨みの果てで三代目は殺されてしまったのです。
「騙った時点で、世界から排除されるのです。偽物は不要ですからね。恐らく、このヴォーヴェライトの妹の子は兎も角、その孫にあたる女児は消えてますね」
「排除、消える」
「世界から存在そのものが消えます。一応、結婚した後は死ぬ前に遺言を残すのです。この血からは魔女は生まれぬと。流石に、血を引く子が消えるのは後味が悪いですしね」
ぎょっとした顔の陛下と殿下。多分、この国でも消えた女性は居ると思いますよ。まあ存在ごと消えているので、探りようはないですけど。
「私はありとあらゆる魔術を網羅しています。古代魔術、近代魔術、現代魔術、それから遊びで生まれた小さな魔術、独語を利用した個人魔術なんかも私の手中にあります。この世界で生れ落ちる魔術は、すべて私のもとに集約されます。その意味を込めて私は魔導書の魔女と呼ばれているのです」
「だから、魔導書の魔女か」
「はい。誰か一人は世界で生まれ続ける魔術について知らなければなりませんから。それが原初の魔女の願いで、初代魔導書の魔女がその意思を継いだのです」
「これは学者が聞いたら群がりそうだな…」
「もちろん、これは王族にだけ話すようにしています。その反応を見て、国を出るか判断してることもありますし」
「…それは、随分と恐ろしい話だな」
苦笑いする殿下に、そらそうだろうよと私は頷きました。魔導書の魔女について話し出せばキリがないのです。途方もないほどの歴史を積み重ね続けてきた魔導書の魔女。
公になっていることは、殆どありません。学者は探求心だけであらゆることを訊いて、すべてを暴こうとしてくるのが苦手でもありましたから、特に学者には関りは持たないように気を付けているのです。
「けれど、王族にも私を監禁する人たちが居ました。言ってしまえば、私は人間兵器にもなりえますからね。先ほどの殿方のように、魔女の血を狙って結婚を狙う特殊な人間もいます。私はそれを是としないために、魂の継承を基準として色々な国に生れ落ちるようにしているのです」
「エデルガルトは、いつからそのことを?」
「生まれた時点から魔女の自覚はありますよ。うっかり力加減を失敗して、死ぬようなことがないためにも。そういう制約を己に架しているのです。何度も何度も転生を果たしてきて、今生でようやく私は盾の子と再会することができた」
一息吐きます。
母の視線も父の物言いたげな表情も気付かぬふりをして。
「盾の子とは、ユシュル嬢が?」
「あの子が正真正銘の盾の子です。今まで、私のあずかり知らぬところで生まれ死んでいった盾の子を、私は今代で漸くこの手で受け止めることが出来た。私を呼んでくださった殿下には感謝しきれません。だから、私はこの身を何者であるか明かしたんです」
沈黙が舞い降りて、ふわりと香る甘い花の匂いに首を傾げていた、私はあぁと納得しました。これはユシュル様の魔力の匂いです。魔力の匂いがつくのは秘宝だけなので、恐らく、あの部屋で香った匂いも花ではなく、ユシュル様の魔力の匂いだったのでしょう。
「——あら、懐かしいですわねコレ」
「グリモワールとウーアシュプルング!?お前、二大禁書を持ち出してきたのか!?」
「陛下と大司書様に許可は頂いておりますのよ。それに持ち主がいるから、問題にはなりませんでしょう?」
父と母が揃い、私と殿下が並んで座ったところで、母様が小脇から出してきた大判の本二冊を見てお父様は目をひん剝きました。
えぇ、お父様。そのお気持ち、痛いほど分かりますわ。禁書にカテゴライズされたこの二冊をよくあの場から出しましたね、母様。
陛下は穏やかな目をして我が両親を見ています。父とは親友で家族ぐるみで仲が良いんですの。
陛下は殿下がお年を召したらこうなるんだろうな、という美丈夫なのです。顔が良い。
元々騎士団でお勤めをされていた御方なので、体格がとてもよく今でも時間を見つけては殿下と鍛錬をしているそうです。そのうえ、気前よく厳ついお顔の割に穏やかな性格で。
えぇ、このエデルガルトの初恋の人なのですよ。誰にも言いませんけど。
「本当にエデルが魔導書の魔女なのかい?」
「えぇ。確か、この辺りに記載が…ありますわね」
手袋をはめて、グリモワールをパラパラ開いて探していると、今日までの情報が色々と書かれている頁を見つけました。なかなかに個人情報だらけですが、どのみち当代以外は死んでいますし、所詮過去は過去です。気にせずいきましょうか。
「…確かに、“ベールマー伯爵家の長女として誕生”と記載があるな」
「な、んと」
私が指さした先を、陛下と殿下が覗き込んで目を大きく見開いています。皆様、驚き方が本当に同じですわね。お父様は口が閉まらなくなったようで、母様は私を信じると言葉通り表情に変化はありません。
これ、何代分の記録でしたっけ。そろそろ紙が足りなくなりそうな予感がします。継ぎ足しているわけでもなく、元々この分厚さがあればいいだろうと勝手に決めてしまったので、紙を足すとすれば二代目グリモワールを作らねばなりません。
この辺りは追々、陛下とでも相談いたしましょうか。急いでする必要はないものですから、後回しにしても問題ありませんし。
それから、何代か遡ってみると懐かしいものを見つけました。そうですね、これは私のろくでもない記憶の中で、一位二位を争うほどのろくでもない時代でした。
「魔導書の魔女の人生すべて記載されてるので、あぁ、ほら此処見てくださいませ」
「“ヴォーヴェライト家三女として誕生”って、これ、あのヴォーヴェライト?」
「そうですわ、この国史上稀にみる愚者として語り継がれているヴォーヴェライトの妹です」
「…魔導書の魔女って本当に色んな所に生まれてるんだな」
「ちなみに、そのヴォーヴェライトの妹の時は南の大陸に連れ去られて、私の血を取り込みたいと言って、好色爺のもとに売られましたわ」
「待って。爺?」
「ええ。おいくつだったかしら…七十は確かに超えていたと思うのですが」
グリモワールを捲っていると、結婚という言葉がいくつか見当たります。私、そんなに結婚していましたっけ?あまり記憶にないのです…。記憶がないということは、どれも幸せな記憶ではないということですね。忘れていて結構。
「魔導書の魔女でも結婚をするのだな」
「えぇ。といっても、どれもこれも自分から望んでのものではありませんわ。魔導書の魔女の血が欲しかっただけの、身勝手な結婚ですのよ」
「何故、今まで」
「あらお父様。お分かりにならないの?自分から魔導書の魔女と名乗った場合、歴史書にもある通り監禁軟禁果ては拷問とか、まあ色々ありましたもの。性懲りもなく人間を信じて、自らを明かせばろくでもないことばかりで」
「…親でもか」
「親でも子でも、それは関係ありません。人間という括りではすべて同じ生き物でしょう?といいますか、まず爵位持ちに生まれたのが今回初めてなもので、この喋り方どうしても苦手なんですけど、やめてもよろしいでしょうか?」
父様は顔を顰めてしまいましたが、宰相ですからそれも一瞬のことです。動揺しても顔に出さないように教育された賜物でしょう。文官って表情筋を殺さないととやってけない業種だと私は思っております。
「許して下さるなら、普通に喋りたいのですが」
「…喋りやすいもので構わないじゃないか、ヨルダン」
「そう、ですね」
なぜか悲痛な顔をしているお父様。陛下の許可が出たので、普通に喋らせていただきましょう。
「ベールマー家の長女がこんな様でお父様には申し訳ないと思うのですが、仕方ないものは仕方ないじゃないですか。魔導書の魔女は、世界の秘宝のひとかけらが潰えるその時まで転生を繰り返すものです。グリモワールにもあるように、魔導書の魔女は過去に幾度か結婚をしていますが、それは魔女の血を望む殿方が多かっただけで、そこには大した意味はありません。どんなに取り込んだとしても、それはただの普通の女の血です」
「なぜ?」
「魔導書の魔女は、秘宝たちと違い血で受け継ぐものではないのです。魂の継承と言えば分かりやすいでしょうか?魔導書の魔女の魂を継いだ者が、当代の魔導書の魔女というわけです」
「魂の継承か。しかし、普通に見破ることは出来ないだろう。騙る者はどうして出て来ない?」
私は陛下の言葉に、そこまで公にしてなかったかなと首を傾げてしまいました。魔導書の魔女は良い印象を持つこともあれば、悪い印象を持つこともあります。
特に、三代目時代は酷かったもので。二代目が魔封じなんか作るから、魔力を持つ者の奴隷化が進み、恨みの果てで三代目は殺されてしまったのです。
「騙った時点で、世界から排除されるのです。偽物は不要ですからね。恐らく、このヴォーヴェライトの妹の子は兎も角、その孫にあたる女児は消えてますね」
「排除、消える」
「世界から存在そのものが消えます。一応、結婚した後は死ぬ前に遺言を残すのです。この血からは魔女は生まれぬと。流石に、血を引く子が消えるのは後味が悪いですしね」
ぎょっとした顔の陛下と殿下。多分、この国でも消えた女性は居ると思いますよ。まあ存在ごと消えているので、探りようはないですけど。
「私はありとあらゆる魔術を網羅しています。古代魔術、近代魔術、現代魔術、それから遊びで生まれた小さな魔術、独語を利用した個人魔術なんかも私の手中にあります。この世界で生れ落ちる魔術は、すべて私のもとに集約されます。その意味を込めて私は魔導書の魔女と呼ばれているのです」
「だから、魔導書の魔女か」
「はい。誰か一人は世界で生まれ続ける魔術について知らなければなりませんから。それが原初の魔女の願いで、初代魔導書の魔女がその意思を継いだのです」
「これは学者が聞いたら群がりそうだな…」
「もちろん、これは王族にだけ話すようにしています。その反応を見て、国を出るか判断してることもありますし」
「…それは、随分と恐ろしい話だな」
苦笑いする殿下に、そらそうだろうよと私は頷きました。魔導書の魔女について話し出せばキリがないのです。途方もないほどの歴史を積み重ね続けてきた魔導書の魔女。
公になっていることは、殆どありません。学者は探求心だけであらゆることを訊いて、すべてを暴こうとしてくるのが苦手でもありましたから、特に学者には関りは持たないように気を付けているのです。
「けれど、王族にも私を監禁する人たちが居ました。言ってしまえば、私は人間兵器にもなりえますからね。先ほどの殿方のように、魔女の血を狙って結婚を狙う特殊な人間もいます。私はそれを是としないために、魂の継承を基準として色々な国に生れ落ちるようにしているのです」
「エデルガルトは、いつからそのことを?」
「生まれた時点から魔女の自覚はありますよ。うっかり力加減を失敗して、死ぬようなことがないためにも。そういう制約を己に架しているのです。何度も何度も転生を果たしてきて、今生でようやく私は盾の子と再会することができた」
一息吐きます。
母の視線も父の物言いたげな表情も気付かぬふりをして。
「盾の子とは、ユシュル嬢が?」
「あの子が正真正銘の盾の子です。今まで、私のあずかり知らぬところで生まれ死んでいった盾の子を、私は今代で漸くこの手で受け止めることが出来た。私を呼んでくださった殿下には感謝しきれません。だから、私はこの身を何者であるか明かしたんです」
沈黙が舞い降りて、ふわりと香る甘い花の匂いに首を傾げていた、私はあぁと納得しました。これはユシュル様の魔力の匂いです。魔力の匂いがつくのは秘宝だけなので、恐らく、あの部屋で香った匂いも花ではなく、ユシュル様の魔力の匂いだったのでしょう。
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