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第26話、学校二日目
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「はぁ~」
と長いため息が出る。
何故?て学校行きたくないからである。
今年も、ぼっちの三年間を。
今日まで午前授業である。
嫌だな~と思うが結局行かないと行けない。
そして、学校が終わったらクラスの陽の者…つまり陽キャのグループが私に、話しかけてくる。
「ねぇ?神無月さん今日暇?」
と何で私なんかの陰キャに話しかけて来るの?怖いけど言わないと相手に迷惑がかかるので私は言う。
「えーと今日は、予定あるかな…」
これで陽キャ組は、私から離れるだろうと思ったら。
「あ~葵。嘘は良くないよ~」
と言う声が聞こえたので声のする方を向くとそこには。
「う…何でここにいるの?黒亞《くろあ》?」
そうそこには、幼なじみの睦月《むつき》 黒亞《くろあ》がいた。
黒亞は、幼なじみと言う事もあり私のお母さんから情報を仕入れたのだろう。
「どういう事?睦月さん?」
「どういう事て?葵は、今日予定無いよ?つまりカラオケ行けるよ」
と言う黒亞が言ったら周りの人達が喜んでいる。
私は、得意技の気配消しをしようとしたが黒亞に腕を掴まれた。
黒亞が笑顔で言う。
「何処に行くの?」
「え…と、家に……」
「え?逃がさないよ?」
と言う黒亞に手を引っ張っられてそのままカラオケに連れて来られる。
そして、カラオケについて陽キャ達が歌うのを見ながら私は、どうにかして家に帰れないか考えていると、黒亞が言う。
「逃がさないからね?葵?」
「何言ってるの!」
「それよりそろそろかな?」
「何が?」
と言う黒亞に違和感を感じたが特に誰もいれてない曲が流れた。
これて、私の得意な歌うだなと思っていると、黒亞にマイクを持たされる。
「はい。マイク。」
「え?マイク?何故?」
「え?葵が歌うんだよ?」
「え?」
「ほら、始まるよ。」
と言われて困るので歌わない事にしたら、周りからの視線に当てられて仕方無く歌う。
「~♪ ~♬?」
「~~~~~~♬?」
「~♪ ~~♪ ~~~~~~~~~♬」
と一先ず歌い何とかラストまで持ちこたえた。
「~~~~~~♬」
「~~~~~~~~♬」
「~~~~~~~~~~~♬」
「~~~~~~~~~♬」
「ふぅ。終わった。」
と言い周りを見ると全驚いた顔で固まっていた。
ただ一人だけ大丈夫だった人がいた。
「いや~いつ聞いたって葵の歌はいいね」
「皆が固まってるから私帰るね。」
「ちょ待って。」
と声が聞こえたが私は、無視して帰る、手前で手を掴まれる。
「いや。皆葵の歌が凄すぎて固まってるだけだよ?」
「そんな事ないよ?」
「いや~流石だな~天才《・・》音楽家《・・・》の娘は。」
と言う黒亞に私は言う。
「それを言うなら黒亞もでしょう?そうでしょう?理数系《・・・》の天才《・・》の家《・》の娘さん?」
と言い一瞬手が緩んだ隙に家に帰る。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(クラスメート視点)
今日は、何としてでも神無月さんとカラオケに行く為に幼なじみの睦月さんの協力をして貰って一緒にカラオケに行く事が出来た。
何故て?それは、今や二日目にして神無月さんは、学校の美少女認定された人だからである。
そんな人と一緒に遊びたいのはあたり前である。
そうして神無月さんと一緒にカラオケに来たのである。
そして睦月さんの策略で神無月さんが歌う事になった。
『~♪ ~♬?』
『~~~~~~♬?』
『~♪ ~~♪ ~~~~~~~~~♬』
「え?上手い…」
「上手すぎ」
『~~~~~~♬』
『~~~~~~~~♬』
『~~~~~~~~~~~♬』
『~~~~~~~~~♬』
「ふぅ。終わった。」
と言う神無月さんを前にして僕達は、固まる。
「いや~いつ聞いたって葵の歌はいいね」
「皆が固まってるから私帰るね。」
「ちょ待って。」
「いや。皆葵の歌が凄すぎて固まってるだけだよ?」
「そんな事ないよ?」
「いや~流石だな~音楽家《・・・》の娘は。」
「それを言うなら黒亞もでしょう?そうでしょう?理数系《・・・》の天才《・・》の家《・》の娘さん?」
と言う神無月さんと睦月さん。
天才音楽家は、今は一人しかいない。
名前は、神無月 裕翔。
そこで気づく。
神無月、苗字が一緒である事。
そして、理数系の天才の家は確か、睦月家。
なるほど、二人共美少女だと思ってたけど、二人共裕福な、家の産まれなんだな。
納得した。
神無月さんは、帰ったが睦月さんがいるので聞いてみる。
「ねぇ?睦月さんさっきの事は、本当?」
と言うと睦月さんは、答える。
「本当の事よ。私は、睦月家産まれで葵は、神無月家産まれ。」
「そうなんだ。」
「私は、理数系しか出来ないけど葵は、凄い才能を持っているのよ…」
睦月さんも凄い才能を持っているのにその睦月さんに凄い才能を持ってる葵さんの事が気になり聞いてみる。
「具体的には、何?」
「葵はね。今日は、地声だったけど歌に合わせて声を変えられるの。その歌に合う歌声にね。そして、楽器の演奏は、超一流レベル。プロ顔負けの演奏が出来るわ。それに、最近は、作詞作曲もして音楽を私に送ってきたから聞いたら、何回でも聞きたくなるような、曲を作ってたわ。葵はね、音楽の才能も凄いけど家事も全部出来て料理は、洋、日、中の料理が出来るのよ。葵が出来ないのは、コミュニケーションと、運動だけ、それ以外は、最低でも一流レベル、ほとんどは、超一流レベル二こなす天才。」
彼女がそこまで言う何て、どんだけの才能だよ。
と思っていると睦月さんは、言う。
「しかもね。葵は、音楽の才能は、自覚してるけどそれ以外は、自覚無しなんだよ。」
「音楽以外は、才能ないと神無月さんは、思ってると言う事?」
「その認識であってるわ。」
「神無月さんの作詞作曲した、曲気になる。」
「今私の携帯から流すわね。」
と言って携帯から音楽を流す睦月さん。
それを聞いて思った。
なるほどこれはすごいな。
そしてふと疑問に思ったので聞いてみる。
「ねぇ?睦月さん?この歌ってる人て神無月さん?」
「そうよよく気づいたわね」
やっぱりだ声は、違うが少しだけ面影を感じたので聞いてみたがやっぱりそうなのか。
そうして、葵の才能がクラスメートの全員に知られたのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後書き
と言う事で、クラスメートに葵の才能が
知られて終わりました!
と長いため息が出る。
何故?て学校行きたくないからである。
今年も、ぼっちの三年間を。
今日まで午前授業である。
嫌だな~と思うが結局行かないと行けない。
そして、学校が終わったらクラスの陽の者…つまり陽キャのグループが私に、話しかけてくる。
「ねぇ?神無月さん今日暇?」
と何で私なんかの陰キャに話しかけて来るの?怖いけど言わないと相手に迷惑がかかるので私は言う。
「えーと今日は、予定あるかな…」
これで陽キャ組は、私から離れるだろうと思ったら。
「あ~葵。嘘は良くないよ~」
と言う声が聞こえたので声のする方を向くとそこには。
「う…何でここにいるの?黒亞《くろあ》?」
そうそこには、幼なじみの睦月《むつき》 黒亞《くろあ》がいた。
黒亞は、幼なじみと言う事もあり私のお母さんから情報を仕入れたのだろう。
「どういう事?睦月さん?」
「どういう事て?葵は、今日予定無いよ?つまりカラオケ行けるよ」
と言う黒亞が言ったら周りの人達が喜んでいる。
私は、得意技の気配消しをしようとしたが黒亞に腕を掴まれた。
黒亞が笑顔で言う。
「何処に行くの?」
「え…と、家に……」
「え?逃がさないよ?」
と言う黒亞に手を引っ張っられてそのままカラオケに連れて来られる。
そして、カラオケについて陽キャ達が歌うのを見ながら私は、どうにかして家に帰れないか考えていると、黒亞が言う。
「逃がさないからね?葵?」
「何言ってるの!」
「それよりそろそろかな?」
「何が?」
と言う黒亞に違和感を感じたが特に誰もいれてない曲が流れた。
これて、私の得意な歌うだなと思っていると、黒亞にマイクを持たされる。
「はい。マイク。」
「え?マイク?何故?」
「え?葵が歌うんだよ?」
「え?」
「ほら、始まるよ。」
と言われて困るので歌わない事にしたら、周りからの視線に当てられて仕方無く歌う。
「~♪ ~♬?」
「~~~~~~♬?」
「~♪ ~~♪ ~~~~~~~~~♬」
と一先ず歌い何とかラストまで持ちこたえた。
「~~~~~~♬」
「~~~~~~~~♬」
「~~~~~~~~~~~♬」
「~~~~~~~~~♬」
「ふぅ。終わった。」
と言い周りを見ると全驚いた顔で固まっていた。
ただ一人だけ大丈夫だった人がいた。
「いや~いつ聞いたって葵の歌はいいね」
「皆が固まってるから私帰るね。」
「ちょ待って。」
と声が聞こえたが私は、無視して帰る、手前で手を掴まれる。
「いや。皆葵の歌が凄すぎて固まってるだけだよ?」
「そんな事ないよ?」
「いや~流石だな~天才《・・》音楽家《・・・》の娘は。」
と言う黒亞に私は言う。
「それを言うなら黒亞もでしょう?そうでしょう?理数系《・・・》の天才《・・》の家《・》の娘さん?」
と言い一瞬手が緩んだ隙に家に帰る。
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(クラスメート視点)
今日は、何としてでも神無月さんとカラオケに行く為に幼なじみの睦月さんの協力をして貰って一緒にカラオケに行く事が出来た。
何故て?それは、今や二日目にして神無月さんは、学校の美少女認定された人だからである。
そんな人と一緒に遊びたいのはあたり前である。
そうして神無月さんと一緒にカラオケに来たのである。
そして睦月さんの策略で神無月さんが歌う事になった。
『~♪ ~♬?』
『~~~~~~♬?』
『~♪ ~~♪ ~~~~~~~~~♬』
「え?上手い…」
「上手すぎ」
『~~~~~~♬』
『~~~~~~~~♬』
『~~~~~~~~~~~♬』
『~~~~~~~~~♬』
「ふぅ。終わった。」
と言う神無月さんを前にして僕達は、固まる。
「いや~いつ聞いたって葵の歌はいいね」
「皆が固まってるから私帰るね。」
「ちょ待って。」
「いや。皆葵の歌が凄すぎて固まってるだけだよ?」
「そんな事ないよ?」
「いや~流石だな~音楽家《・・・》の娘は。」
「それを言うなら黒亞もでしょう?そうでしょう?理数系《・・・》の天才《・・》の家《・》の娘さん?」
と言う神無月さんと睦月さん。
天才音楽家は、今は一人しかいない。
名前は、神無月 裕翔。
そこで気づく。
神無月、苗字が一緒である事。
そして、理数系の天才の家は確か、睦月家。
なるほど、二人共美少女だと思ってたけど、二人共裕福な、家の産まれなんだな。
納得した。
神無月さんは、帰ったが睦月さんがいるので聞いてみる。
「ねぇ?睦月さんさっきの事は、本当?」
と言うと睦月さんは、答える。
「本当の事よ。私は、睦月家産まれで葵は、神無月家産まれ。」
「そうなんだ。」
「私は、理数系しか出来ないけど葵は、凄い才能を持っているのよ…」
睦月さんも凄い才能を持っているのにその睦月さんに凄い才能を持ってる葵さんの事が気になり聞いてみる。
「具体的には、何?」
「葵はね。今日は、地声だったけど歌に合わせて声を変えられるの。その歌に合う歌声にね。そして、楽器の演奏は、超一流レベル。プロ顔負けの演奏が出来るわ。それに、最近は、作詞作曲もして音楽を私に送ってきたから聞いたら、何回でも聞きたくなるような、曲を作ってたわ。葵はね、音楽の才能も凄いけど家事も全部出来て料理は、洋、日、中の料理が出来るのよ。葵が出来ないのは、コミュニケーションと、運動だけ、それ以外は、最低でも一流レベル、ほとんどは、超一流レベル二こなす天才。」
彼女がそこまで言う何て、どんだけの才能だよ。
と思っていると睦月さんは、言う。
「しかもね。葵は、音楽の才能は、自覚してるけどそれ以外は、自覚無しなんだよ。」
「音楽以外は、才能ないと神無月さんは、思ってると言う事?」
「その認識であってるわ。」
「神無月さんの作詞作曲した、曲気になる。」
「今私の携帯から流すわね。」
と言って携帯から音楽を流す睦月さん。
それを聞いて思った。
なるほどこれはすごいな。
そしてふと疑問に思ったので聞いてみる。
「ねぇ?睦月さん?この歌ってる人て神無月さん?」
「そうよよく気づいたわね」
やっぱりだ声は、違うが少しだけ面影を感じたので聞いてみたがやっぱりそうなのか。
そうして、葵の才能がクラスメートの全員に知られたのであった。
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後書き
と言う事で、クラスメートに葵の才能が
知られて終わりました!
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