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第15話、休みの日
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両親に夜ご飯を作りお風呂上がって寝た。
昨日は、疲れたせいか、目覚めたのが十時だった。
いつもは、遅くても八時には、目が覚めるのに。
目を覚ましたので部屋着のままリビングに向かう。
すると両親がリビングでくつろいでいた。
私の両親は、基本は、家で出来る仕事なので滅多に家から出ない。
「おはよう~葵」
「おはよう。」
「おはよう~お父さん。お母さん。」
と言いながら、リビングに入る。
「朝ごはん出来てるから食べてね。」
と言うお母さんに私は。
「分かったお母さん」
と言い、お母さんから貰った朝ごはんを持って机に座る。
そこでようやく気づく。
何を?て、それは私の配信を家のテレビで見ている両親の姿に。
「ねぇ?何で見てるの?」
「何で?てそれはね~」
とお母さんは、お父さんの方を向く。
「娘の配信見て何が悪い。」
と言う。
家の両親は、本当に仲が良い。
今は、その仲の良さが妬ましい。
「恥ずかしいからせめて私のいない所で見てよ!」
「あら?葵がいなかったら見ていいのね。」
「あぁ。葵が言ったならいない時に見るとするか。」
あ。
後先考えないで言ってしまった。
まぁ言わなくても、家の両親は、こっそり見そうだけど……
そんな事事考えながら朝ごはんを食べ終わり、台所に持って言って、皿を洗う。
皿を洗い終わったら、お母さんが言った。
「そういえば、葵自分のチャンネル登録者数見た?」
とか言ってきたので、私は、見てないので正直に言う。
「見てないけど何?」
と言うと両親が呆れていた。
「だからかそんな冷静でいられるのか。」
とお父さんが言う。
お母さんもこう言う。
「なるほどね。今からでもいいから自分で見てみなさい。」
と言うお母さんになんだろと思いながら、ミルチューブを開き自分のチャンネル登録者の所を見て固まる。
その見えた数字が現実離れしてたからである。
なんと登録者数、十万人を突破してたからである。
私は、思った。
チャンネル登録者て、こんなすぐ増えるものだっけ?
私の前世では、登録者数が伸びなくて姿を消すVtuberは、結構いた。
事務所に所属してたら先輩達のおかげである程度の登録者は、確保出来るにしても凄すぎじゃない?
でも、私が所属してる〖クラーン〗は、一期生が、登録者の平均が、三百万人、二期生が、百万人ぐらいである。
因みに、私の同期は、天音さんが登録者が、七万人、花乃さんが登録者が、五万人だったはず。
私が他の二人よりチャンネル登録者が多い。
この事で事務所から、デェスコードに連絡が来ていて、もう自由に配信やら動画とか出していいよ。とその他に、明日の配信は、凸待ち配信にして。との事。
なんでこんなに登録者増えてるのか本当に理解出来ない。
そんな事を思っていると両親が笑ってた。
「あはは。なんでこんなに登録者増えてる理由が分かんないみたいな顔してるね。」
と言うお母さん。
「あんな凄い配信したのだから増えてるのは当たり前だよ。」
と言うお父さん。
「そんなに凄い配信した覚えないよ?」
と言うとお母さんが言った。
「葵は、少しは、自分の歌が凄いて思って欲しいわね」
「私の歌は、普通じゃないの?」
「葵今すぐその考えは、捨てた方がいいわよ。」
「え?なんでお母さん?」
「そんな事言ってたら、いずれ炎上するわよ?」
「何で炎上するの?お母さん?」
「葵の歌の才能があるからよ。出来ない人からしたら、自慢にしか聞こえないからね」
と言うお母さんの顔には心配してる顔で言ってた。
そこでようやく気づいた。
自分は、天才なんだと。
そう理解した私は言う。
「分かったよ、お母さん。私は、この才能を使ってVtuberとして生きるよ。」
「そう。分かったわ。応援してるからね。」
私は、改めて親のありがたさを知った。
昨日は、疲れたせいか、目覚めたのが十時だった。
いつもは、遅くても八時には、目が覚めるのに。
目を覚ましたので部屋着のままリビングに向かう。
すると両親がリビングでくつろいでいた。
私の両親は、基本は、家で出来る仕事なので滅多に家から出ない。
「おはよう~葵」
「おはよう。」
「おはよう~お父さん。お母さん。」
と言いながら、リビングに入る。
「朝ごはん出来てるから食べてね。」
と言うお母さんに私は。
「分かったお母さん」
と言い、お母さんから貰った朝ごはんを持って机に座る。
そこでようやく気づく。
何を?て、それは私の配信を家のテレビで見ている両親の姿に。
「ねぇ?何で見てるの?」
「何で?てそれはね~」
とお母さんは、お父さんの方を向く。
「娘の配信見て何が悪い。」
と言う。
家の両親は、本当に仲が良い。
今は、その仲の良さが妬ましい。
「恥ずかしいからせめて私のいない所で見てよ!」
「あら?葵がいなかったら見ていいのね。」
「あぁ。葵が言ったならいない時に見るとするか。」
あ。
後先考えないで言ってしまった。
まぁ言わなくても、家の両親は、こっそり見そうだけど……
そんな事事考えながら朝ごはんを食べ終わり、台所に持って言って、皿を洗う。
皿を洗い終わったら、お母さんが言った。
「そういえば、葵自分のチャンネル登録者数見た?」
とか言ってきたので、私は、見てないので正直に言う。
「見てないけど何?」
と言うと両親が呆れていた。
「だからかそんな冷静でいられるのか。」
とお父さんが言う。
お母さんもこう言う。
「なるほどね。今からでもいいから自分で見てみなさい。」
と言うお母さんになんだろと思いながら、ミルチューブを開き自分のチャンネル登録者の所を見て固まる。
その見えた数字が現実離れしてたからである。
なんと登録者数、十万人を突破してたからである。
私は、思った。
チャンネル登録者て、こんなすぐ増えるものだっけ?
私の前世では、登録者数が伸びなくて姿を消すVtuberは、結構いた。
事務所に所属してたら先輩達のおかげである程度の登録者は、確保出来るにしても凄すぎじゃない?
でも、私が所属してる〖クラーン〗は、一期生が、登録者の平均が、三百万人、二期生が、百万人ぐらいである。
因みに、私の同期は、天音さんが登録者が、七万人、花乃さんが登録者が、五万人だったはず。
私が他の二人よりチャンネル登録者が多い。
この事で事務所から、デェスコードに連絡が来ていて、もう自由に配信やら動画とか出していいよ。とその他に、明日の配信は、凸待ち配信にして。との事。
なんでこんなに登録者増えてるのか本当に理解出来ない。
そんな事を思っていると両親が笑ってた。
「あはは。なんでこんなに登録者増えてる理由が分かんないみたいな顔してるね。」
と言うお母さん。
「あんな凄い配信したのだから増えてるのは当たり前だよ。」
と言うお父さん。
「そんなに凄い配信した覚えないよ?」
と言うとお母さんが言った。
「葵は、少しは、自分の歌が凄いて思って欲しいわね」
「私の歌は、普通じゃないの?」
「葵今すぐその考えは、捨てた方がいいわよ。」
「え?なんでお母さん?」
「そんな事言ってたら、いずれ炎上するわよ?」
「何で炎上するの?お母さん?」
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そこでようやく気づいた。
自分は、天才なんだと。
そう理解した私は言う。
「分かったよ、お母さん。私は、この才能を使ってVtuberとして生きるよ。」
「そう。分かったわ。応援してるからね。」
私は、改めて親のありがたさを知った。
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