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第13話、三期生コラボ(主人公の親視点)①

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「」は、リアルの声です。
『』は、配信の声です。

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仕事は、今日は休んで娘の配信を見る。
しかも今日は、夫の裕翔《ひろと》と一緒に見る。
私は、元有名な歌手で夫と結婚をきっかけに引退した。
私の夫は、演奏家である程度は、どんな楽器でも弾ける。
今は、夫の収入だけで贅沢出来るくらいには、稼いでいる。
しかも夫は、趣味の範囲だが作詞作曲もしている。
こちらは、ネットで上げている。
夫によれば、余り上手く無いと、言っていかが、こっそり調べたら、もの凄っく再生されていて、そっちでも収入が結構入りそうなくらい。

今は、娘の配信がある為、リビングのテレビをミルチューブを見れるようにしている。
飲み物とお菓子は、バッチリ準備している。
そして、十三時になって一分後に配信が始まる。

『皆さん。こん青~リスナーを青色に染めたい。〖クラーン〗所属、三期生の海野 青です。今日は、何とコラボ配信です!それでは挨拶してもらいましょう!』

『はーい皆さんこん白。〖クラーン〗所属、三期生の空野 白です。今日は、今うちで人気な、青さんとコラボだよ!』

『リスナーの皆さんこんにちは。〖クラーン〗所属、三期生の白乃 赤です。』

『と言う事で今日は、同期の二人と配信して行きたいと思います!』

「こんな声出せるのは紗理奈《さりな》に似たね」

と夫は言う。

「あの子は、楽器も弾けるんでしょう?」

「そうだね。私以上に完璧。一流を通り越して超一流レベルの演奏が出来る。しかも、この家にある楽器で試させたが全部完璧だった。」

それを聞いて驚く。
ここは、夫の家な事あって、楽器の種類は、八百種類以上ある。
その全てを超一流レベルで弾けるのは、流石に驚く。
夫は、苦手なものは、一流レベルに落ちるのに、あの子は、それが無いみたい。

「あの子天才すぎないかしら?」

「天才なのはいい事だと思うよ?」

「心配なだけよ。」

「なんで心配なの?」

「今はいいけど、学校が始まったら、その才能を妬ましく思う子が出てくると思って。それが原因でいじめとかなったらと思うとね、」

「確かに、そうなる可能性は、あるが今、あの子が楽しそうにしてるならそれでいいじゃん」

「そうね。今楽しそそうなら、いいか。また、おこった時に考えましょう。」

そう言ってテレビの方を見ると楽しそうに同期と喋ってる娘のvアバターが映ってる。

『二人共にあった感想なんですけど実は、初めてあった訳では無いんですよね~本当の、事言うと二人共美人てますよ』

『は~何しれっと言ってくれてるの?』

『だよね。白さん。この中で一番綺麗な人に言われても嫌味にしか聞こえないよ!』

「本当に楽しそうね。」

「そうだね……」

『何で二人共呆れてるの?私そこまで綺麗じゃないよ?』

『はぁ~何言ってるのこの天然は!』

『本当だよね。白さん普通は、大人っぽいのに何でこういう時に限って天然になるの!』

との会話を聞いて呆れながら夫と話す。

「娘ながら恐ろしいわね。」

「そうだね。」

「普段は、本当に大人っぽい性格なのに、素が恐らく天然だから、こうなってるんじゃないかしら?」

「確かにありそうだな。素は、天然だが恐らく精神年齢が高いのだろう。だから大人っぽく見えるんだと思うよ」

「まぁ。可愛いからいいわね」

「だな、仕事の疲れが飛ぶよ」

『ねぇ?白さん、赤さんさん天然て何?』

『もういいよ純粋のままでいてね青さん』

『それより早く歌おうよせっかくカラオケ来たんだからさ』

「「…………」」

「可愛い……」

「だな……」

手を叩きながら葵が言う。

『ならお二人から先にどうぞ』

『……』

『……』

「「……………………」」

「娘ながら恐ろしい……」

「親の私すらこうなるのか……」

「私達、恐ろしい子を世の中にだしてしまいましたね」

「そうだな」

『どうしたの二人共?コメントの皆も?』

『もーう本当この無自覚天然が!』

『はぁ~可愛い……死人出るレベル……目の前で見た私達の被害デカすぎる』

「分かる!この意見については、他の二人に賛成……」

「確かに死人が出そうだな……可愛すぎて……」

『何言ってるの?』

『もう私達しばらく歌えそうにないので先歌ってて』

『私も賛成』

「天然てここまで恐ろしいんだね……」

「そうだな……」

「貴方さっきからそうだな。しか言ってないわよ?」

「それしか言えないんだ」

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後書き!

今回は、主人公の両親視点です!
因みにですが、主人公の両親は、既に死にかけです。
娘という事で少しは、耐性ができてるおかげです。
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