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第5章 ~ペイン海賊団編~

主な登場人物紹介 ディラン

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 18才。身長183cm。
 サラサラとした栗色の髪と、栗色の瞳の青年。
 優等生っぽい雰囲気の持ち主で、周りの者に落ち着いた穏やかな印象を与える青年。 

 やや底辺寄りの平民の出自であり、頼るべき親もなく、少年の頃より肉体労働で生計を立ててきた。
 幼き頃よりずっと自身の側にいるルークとは、血のつながりこそないが、兄弟同様の関係である。

 アポストルからの啓示、そしてアドリアナ王国の国王と王子からの宣旨を受け、59年前(もうすぐ60年前となるが)に突如、暗黒に飲まれてしまったユーフェミア国の民たちを救わんと、他6人の「希望の光を運ぶ者たち」とともに出港した。

 行動力は人一倍あるがやや単細胞で無鉄砲なところのあるルークとは対照的に、やや冷静な視線で物事を見つめる役割を作中で果たしている。
 現在は前章にて、ある男にルークとともに酒瓶で殴られたため、彼も頭に痛々しい白い包帯を巻いている。

 そのうえ、数年前にディラン、そしてルークと袂を分かち、今や極悪非道な「ペイン海賊団」の構成員となった青年たちが、出港したディランたちを船で追いかけ……

 本章ではディランとルークの過去にも物語のスポットライトが当てられることとなる。
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