【R15】人生は彼女の物語のなかに（生真面目JKの魂が異世界の絶世の美人王女の肉体に？！運命の恋？逆ハーレム？それどころじゃありません！）

☆第３章終了時点における登場人物紹介（ファーストネームでの昇順）☆ネタバレ含む

ゲイブ

【名前】
　ゲイブ　※フルネームは不明
【性別】
　男
【年齢】
　６才～８才ぐらい？
【身長】
　１２０cm
【職業ならび身分】
　闇に”包まれているはず”のユーフェミア国の民？
【家族】
　父母、そして優しいお姉ちゃんたちがいるらしい


　クルクルとした蜂蜜色の巻き毛、白くぷっくりとした輪郭のぽっぺたは頬紅をつけたかのような桃色、光輝く黄金色の瞳の、非常に愛くるしい少年。まさに天使のようなこの少年は、アポストルからの使いであり、どこか懐かしく、切なく、そして荘厳な思いを抱かせる光の中より現れるのだ。

　「いっつも怒ったような顔してる、ちょっと怖いお兄ちゃん」からの使いである彼は、レイナやルークたちの前にまばゆい光とともに現れた。
　彼が言う「怖いお兄ちゃん」とは、この世を守る大きな存在＝アポストルであると考えられる。その「怖いお兄ちゃん」は、彼を名前で呼ばす、”クソガキ”と呼んでいるらしい。
　また彼は、その「怖いお兄ちゃん」が喋っていた、ルークたちに対する”いかにも平民で、いかにも貧乏で、いかにも無学な３人の奴ら”という言葉や、四文字の放送禁止用語の意味をよく分かっていないまま悪気なく口にしている。

　アンバーの死後、アリスの町にある城内で行われた２回目の啓示時に、彼がユーフェミア国の民であることは判明した。だが、闇へと消えた国であるユーフェミア国は、彼がいうには闇に包まれてなどおらず、彼も普通に暮らしているらしい。まさか、彼は異なる時間軸よりやって来た者なのか……

　２回目の啓示では、なぜか滞在時間が伸びていたり、まだまだ謎に包まれている人物の１人。