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長かった第5章終了記念★特別付録
付録12 戦闘における各自の動きならび功績 ~ペイン海賊団の奴ら~編
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正直、平均的な顔面レベルならび清潔感は、”希望の光を運ぶ者たち”含むアドリアナ王国兵士たちの方が高いです。
気性の激しい者たちが圧倒的多数なため、一見まとまりがないように見えますが、一応きちんと統率は取れている集団です。
※ 現時点では、作中に名前が出てきた人物のみ取り上げております。( )内は年齢です。
● セシル・ペイン・マイルズ(48才)
獲物への襲撃は斧を使ってのものらしく、”一応”ペイン海賊団の大将でもあるらしいが、今回の甲板での襲撃に加わることはなかった。
黒くて臭い鳥の背に乗ってやってきた、第二軍の海賊たちの話では「酒飲んで寝てらあ!」とのことであった。
加齢もあり、おそらく昔よりもたるんだ体つきになっているであろう。おそらく子供たち(今は青年たちであるも)を働かせて、監督者ポジションの名目で甘い汁を吸っているのは昔と変わらずといったところか?
昔は親方の方が圧倒的に体力もあり、”いろいろと”強かっただろうが、徐々に力関係は逆転しつつあると思われる。
● ジェームス・ハーヴェイ・アトキンス(21才)
通称・ジム。ペイン海賊団の”実質的な”リーダー格。そのうえ、いかにもな凶悪面ではあるも、結構なイケメン。よって、神人の船の”覗き見のさざ波”の前にいたマリア王女にも、雄として目をつけられてしまい、オカズにされてしまう一幕もある。
甲板への襲撃においては、真っ先に因縁の野郎のうちの1人であるディランとやりあう。その最中、空から襲撃の助太刀にきた海賊たちに、操舵室への襲撃を指示。
ルイージが”一時的に”劣勢に近づいた(対戦相手のトレヴァーに背負い投げされた)のを見て、エルドレッドにトレヴァーの殺害を指示するも、ルークがエルドレッドの弓矢を妨害する。
ついにディランとは肉弾戦に突入。卑怯な目潰し攻撃を行い、ディランの睾丸を潰そうとしたが、フレディに体当たりを食らわせられ、完遂できなかった。その後は、フレディとやりあう。(戦の経験はそれほどないはずなのに)この戦いの結末が見えていたフレディの言葉、そして仲間のロジャーの死体を見て、退却を決意した。
しかし、やはり”初めての退却”ならびに”初めての引き分け”は、相当に悔しかったらしく、去り際にディランとフレディの頭部に(死にかけの海賊の)臭い靴を投げつけた。
● ルイージ・ビル・オルコット(21才)
ジムと並ぶ、ペイン海賊団のツートップ。笑うべきところではないところで笑ったりする一面あり。面白がって火に油を注ぐ奴か? 一見、ジムの方が凶悪で凶暴なようにも思えるが、ルイージも負けず劣らずといったとこだ。
襲撃前に船のバルコニーにいた航海士ドミニク・ハーマン・アリンガムを”肩慣らし”で殺害。甲板の戦いにおいては、真っ先に因縁の野郎のうちの1人であるルークへと向かっていったが、別の海賊に横からルークをかっさらわれたため、獲物を近くにいたムッキムキの筋肉野郎――トレヴァーにシフトチェンジ。あまり褒められたことではないが、2対1でルークを嬲ろうとはしなかったことは、まあ彼なりの戦いのポリシーなのかもしれない。
戦闘中に、トレヴァーから”垂らされた綻びの糸”(話の切り口)に、つい口を開いて喋りまくっていたら、彼に背負い投げをされる始末。獲物に背負い投げされるなど初体験であった。
引き続き、トレヴァーとやりあうも、エルドレッドの力によって飛んできたルークとともに甲板に転がる。クリスティーナに剣を取り上げられたりいろいろあり、その後はルークとガチで激しい殴り合い。
● エルドレッド・デレク・スパイアーズ(18才)
素晴らしい絵の才能に恵まれた、独特の雰囲気を持つ青年。やる気を前面には出さないが(ペイン海賊団側から見れば)今回の襲撃では一番の功労者かもしれない。(アドリアナ王国側から見れば)嫌な功労者だ。卓越した弓矢の腕前だけでなく、何やら魔導士の息がかかっているような不思議な力を保有している描写が視られた。
襲撃初頭において、罪なき航海士2人を殺害。
何か不思議な力で視界を暗くし、後方の”囚われの船”のジムたちを獲物の船の甲板へと乗り込ませた。つまりは挟み撃ち。
ジムの指示を受け、トレヴァーを射ようとするも、ルークに妨害されたうえ、彼に殴られる。
背後より、エクスタシー海賊(ボールドウィン・ニール・アッカーソン)が自分をルークから救おうと駆け付けてきていたため、”ルークを守ろうとして”彼を飛ばした。しかし、丸腰のままのルークを飛ばした先にいたのは、よりにもよってルイージであった。
退却の時も、口笛を吹き、キャリーバードである黒い鳥を呼んだ。
ルークとディランが知っている彼は、魔導士としての力は保有していなかった。そもそも、ルークとディランが知っている”数年前までの彼”は、平気で人を殺せるような奴じゃなかったはずだ。
● ランディー・デレク・モット(17才)
神がかり的な視力を持つ、ペイン海賊団の見張りボーイ。
彼は幼いころに馬車の事故で負った怪我により左脚を引きずっており、走ったり飛んだりといったことができないため、非戦闘員である。そもそも、性格的に戦闘向きではない。今回の襲撃時においても、最初から最後まで”囚われの船”にて震え続けることしかできなかった。
今回の襲撃は、いつものようにペイン海賊団の勝利とはいかなかったとこを感じ取り、”囚われの船”の一室の長持ちの中に身を隠していたも、ディランとパトリックによって発見された。
ちなみには、次章は彼のソロパートにて始まる予定である。
● ロジャー・ダグラス・クィルター(23才)
ギョロギョロとした目、ガサガサに荒れた肌理の粗い肌、黄ばんだ歯といった具合に、”いかにも”といった海賊っぽい風貌の男。ちなみに、アドリアナ王国の西部の町にいた”元・兵士”であるドロップアウト組。襲撃は鉈を使う。
自分の腕に相当な自信をもっていたらしく、初登場時も自分の存在をルーク含む兵士たちに猛アピール。そして、獲物の中で一番強そうな”おっさん”――兵士隊長パトリックをマーキングしていることも皆の前で公言。
しかし、開戦直後にパトリックによって瞬殺。その後、甲板に転がるロジャーの死体を見たジムの”退却の意”を後押しすることになった。元々の戦闘能力は相当に高かったのだろう。今回は対戦相手が悪過ぎた。
● レナート・ヴァンニ・ムーロ(23才)
エマヌエーレ国出身の海賊。元・軽業師。浅黒い肌に、それほど高くない身長に不釣り合いなほどに盛り上がった両肩の筋肉という特徴を有している。襲撃は、両手両足に装着している鉤爪を使う。
ジム、ルイージたちとともに”囚われの船”にいたが、奴だけは甲板への襲撃には参加せずに、船の窓を打ち破り船内へと侵入し、獲物である女たちの居場所を把握する”はずであった”。
侵入の途中で、ヒョロヒョロ野郎――ダニエルに鉢合せし、楽勝とばかりに、鉤爪を光らせて彼へと襲い掛かるも、なんと”一時的にではあるにせよ”彼に取り押さえられてしまう。その後、駆け付けてきた女性たちによって完全に取り押さえられ、辱めを受けた悔しさに「ババア―!!!」と大絶叫。
今回の彼の敗因は、今までの侵入成功による慢心によって1人で船内に忍び込んだこと、そして彼自身の”思考の奥行が浅い”――つまりはパッと目に入る状況の観察力や洞察力などにおいては、少し心もとなかったことであるだろう。
● ボールドウィン・ニール・アッカーソン(22才)
通称・エクスタシー海賊。由来は、まさに性交中の絶頂を思わせるような掛け声にある。エクスタシー海賊と呼んでいるのは作者だけであり、作中の人物は誰一人としてそういった呼び方はしていない。しかし、仲間であるジムも、口には出していないが”気色の悪い掛け声をする野郎”と心の中では思っていた。
剣を手にトレヴァーに飛びかかっていった時、そして肉弾戦へと突入となりトレヴァーに取り押さえられた時も、なかなかになまめかしい声を甲板に響きわたらせた。
掛け声はともかく、奴は襲撃終盤まで生き残り続け、なおルイージやエルドレッドの助太刀ができるぐらいだから、戦闘能力は相当に高く、奴もまた固定されたペイン海賊団上位メンバーの1人であるだろう。
● ピート(?)
ペイン海賊団のギャグ担当。けばけばしい色合いの、”伏線チラ見せ”オウム。オウムとしては規格外なほどに大きく、羽根並みも大変に艶やかな美貌(?)のオウム。ちなみに性別は雄。
鳥であるため、剣で戦ったりはしない。嘴は肉をたやすく裂けそうなほどに尖っているも、単にオウムの仕様として尖っているだけである。
海賊たちはピートの可愛さ(?)を愛でるわけでもなく、メッセンジャーバードとして、彼を海賊船内で飼っているのだろう。元々の飼い主は、クリスティーナという魔導士。しかし、今の海賊船での世話係はランディーもしくはエルドレッドであるらしき描写が見られる。ピートもエルドレッドの言うことはきちんと聞いている。
襲撃開始前、エルドレッドの肩に乗ったまま、何かの口上のような芝居じみた台詞を得意気に口にし、自分たちがペイン海賊団であるとご丁寧に名乗りをあげた。
気性の激しい者たちが圧倒的多数なため、一見まとまりがないように見えますが、一応きちんと統率は取れている集団です。
※ 現時点では、作中に名前が出てきた人物のみ取り上げております。( )内は年齢です。
● セシル・ペイン・マイルズ(48才)
獲物への襲撃は斧を使ってのものらしく、”一応”ペイン海賊団の大将でもあるらしいが、今回の甲板での襲撃に加わることはなかった。
黒くて臭い鳥の背に乗ってやってきた、第二軍の海賊たちの話では「酒飲んで寝てらあ!」とのことであった。
加齢もあり、おそらく昔よりもたるんだ体つきになっているであろう。おそらく子供たち(今は青年たちであるも)を働かせて、監督者ポジションの名目で甘い汁を吸っているのは昔と変わらずといったところか?
昔は親方の方が圧倒的に体力もあり、”いろいろと”強かっただろうが、徐々に力関係は逆転しつつあると思われる。
● ジェームス・ハーヴェイ・アトキンス(21才)
通称・ジム。ペイン海賊団の”実質的な”リーダー格。そのうえ、いかにもな凶悪面ではあるも、結構なイケメン。よって、神人の船の”覗き見のさざ波”の前にいたマリア王女にも、雄として目をつけられてしまい、オカズにされてしまう一幕もある。
甲板への襲撃においては、真っ先に因縁の野郎のうちの1人であるディランとやりあう。その最中、空から襲撃の助太刀にきた海賊たちに、操舵室への襲撃を指示。
ルイージが”一時的に”劣勢に近づいた(対戦相手のトレヴァーに背負い投げされた)のを見て、エルドレッドにトレヴァーの殺害を指示するも、ルークがエルドレッドの弓矢を妨害する。
ついにディランとは肉弾戦に突入。卑怯な目潰し攻撃を行い、ディランの睾丸を潰そうとしたが、フレディに体当たりを食らわせられ、完遂できなかった。その後は、フレディとやりあう。(戦の経験はそれほどないはずなのに)この戦いの結末が見えていたフレディの言葉、そして仲間のロジャーの死体を見て、退却を決意した。
しかし、やはり”初めての退却”ならびに”初めての引き分け”は、相当に悔しかったらしく、去り際にディランとフレディの頭部に(死にかけの海賊の)臭い靴を投げつけた。
● ルイージ・ビル・オルコット(21才)
ジムと並ぶ、ペイン海賊団のツートップ。笑うべきところではないところで笑ったりする一面あり。面白がって火に油を注ぐ奴か? 一見、ジムの方が凶悪で凶暴なようにも思えるが、ルイージも負けず劣らずといったとこだ。
襲撃前に船のバルコニーにいた航海士ドミニク・ハーマン・アリンガムを”肩慣らし”で殺害。甲板の戦いにおいては、真っ先に因縁の野郎のうちの1人であるルークへと向かっていったが、別の海賊に横からルークをかっさらわれたため、獲物を近くにいたムッキムキの筋肉野郎――トレヴァーにシフトチェンジ。あまり褒められたことではないが、2対1でルークを嬲ろうとはしなかったことは、まあ彼なりの戦いのポリシーなのかもしれない。
戦闘中に、トレヴァーから”垂らされた綻びの糸”(話の切り口)に、つい口を開いて喋りまくっていたら、彼に背負い投げをされる始末。獲物に背負い投げされるなど初体験であった。
引き続き、トレヴァーとやりあうも、エルドレッドの力によって飛んできたルークとともに甲板に転がる。クリスティーナに剣を取り上げられたりいろいろあり、その後はルークとガチで激しい殴り合い。
● エルドレッド・デレク・スパイアーズ(18才)
素晴らしい絵の才能に恵まれた、独特の雰囲気を持つ青年。やる気を前面には出さないが(ペイン海賊団側から見れば)今回の襲撃では一番の功労者かもしれない。(アドリアナ王国側から見れば)嫌な功労者だ。卓越した弓矢の腕前だけでなく、何やら魔導士の息がかかっているような不思議な力を保有している描写が視られた。
襲撃初頭において、罪なき航海士2人を殺害。
何か不思議な力で視界を暗くし、後方の”囚われの船”のジムたちを獲物の船の甲板へと乗り込ませた。つまりは挟み撃ち。
ジムの指示を受け、トレヴァーを射ようとするも、ルークに妨害されたうえ、彼に殴られる。
背後より、エクスタシー海賊(ボールドウィン・ニール・アッカーソン)が自分をルークから救おうと駆け付けてきていたため、”ルークを守ろうとして”彼を飛ばした。しかし、丸腰のままのルークを飛ばした先にいたのは、よりにもよってルイージであった。
退却の時も、口笛を吹き、キャリーバードである黒い鳥を呼んだ。
ルークとディランが知っている彼は、魔導士としての力は保有していなかった。そもそも、ルークとディランが知っている”数年前までの彼”は、平気で人を殺せるような奴じゃなかったはずだ。
● ランディー・デレク・モット(17才)
神がかり的な視力を持つ、ペイン海賊団の見張りボーイ。
彼は幼いころに馬車の事故で負った怪我により左脚を引きずっており、走ったり飛んだりといったことができないため、非戦闘員である。そもそも、性格的に戦闘向きではない。今回の襲撃時においても、最初から最後まで”囚われの船”にて震え続けることしかできなかった。
今回の襲撃は、いつものようにペイン海賊団の勝利とはいかなかったとこを感じ取り、”囚われの船”の一室の長持ちの中に身を隠していたも、ディランとパトリックによって発見された。
ちなみには、次章は彼のソロパートにて始まる予定である。
● ロジャー・ダグラス・クィルター(23才)
ギョロギョロとした目、ガサガサに荒れた肌理の粗い肌、黄ばんだ歯といった具合に、”いかにも”といった海賊っぽい風貌の男。ちなみに、アドリアナ王国の西部の町にいた”元・兵士”であるドロップアウト組。襲撃は鉈を使う。
自分の腕に相当な自信をもっていたらしく、初登場時も自分の存在をルーク含む兵士たちに猛アピール。そして、獲物の中で一番強そうな”おっさん”――兵士隊長パトリックをマーキングしていることも皆の前で公言。
しかし、開戦直後にパトリックによって瞬殺。その後、甲板に転がるロジャーの死体を見たジムの”退却の意”を後押しすることになった。元々の戦闘能力は相当に高かったのだろう。今回は対戦相手が悪過ぎた。
● レナート・ヴァンニ・ムーロ(23才)
エマヌエーレ国出身の海賊。元・軽業師。浅黒い肌に、それほど高くない身長に不釣り合いなほどに盛り上がった両肩の筋肉という特徴を有している。襲撃は、両手両足に装着している鉤爪を使う。
ジム、ルイージたちとともに”囚われの船”にいたが、奴だけは甲板への襲撃には参加せずに、船の窓を打ち破り船内へと侵入し、獲物である女たちの居場所を把握する”はずであった”。
侵入の途中で、ヒョロヒョロ野郎――ダニエルに鉢合せし、楽勝とばかりに、鉤爪を光らせて彼へと襲い掛かるも、なんと”一時的にではあるにせよ”彼に取り押さえられてしまう。その後、駆け付けてきた女性たちによって完全に取り押さえられ、辱めを受けた悔しさに「ババア―!!!」と大絶叫。
今回の彼の敗因は、今までの侵入成功による慢心によって1人で船内に忍び込んだこと、そして彼自身の”思考の奥行が浅い”――つまりはパッと目に入る状況の観察力や洞察力などにおいては、少し心もとなかったことであるだろう。
● ボールドウィン・ニール・アッカーソン(22才)
通称・エクスタシー海賊。由来は、まさに性交中の絶頂を思わせるような掛け声にある。エクスタシー海賊と呼んでいるのは作者だけであり、作中の人物は誰一人としてそういった呼び方はしていない。しかし、仲間であるジムも、口には出していないが”気色の悪い掛け声をする野郎”と心の中では思っていた。
剣を手にトレヴァーに飛びかかっていった時、そして肉弾戦へと突入となりトレヴァーに取り押さえられた時も、なかなかになまめかしい声を甲板に響きわたらせた。
掛け声はともかく、奴は襲撃終盤まで生き残り続け、なおルイージやエルドレッドの助太刀ができるぐらいだから、戦闘能力は相当に高く、奴もまた固定されたペイン海賊団上位メンバーの1人であるだろう。
● ピート(?)
ペイン海賊団のギャグ担当。けばけばしい色合いの、”伏線チラ見せ”オウム。オウムとしては規格外なほどに大きく、羽根並みも大変に艶やかな美貌(?)のオウム。ちなみに性別は雄。
鳥であるため、剣で戦ったりはしない。嘴は肉をたやすく裂けそうなほどに尖っているも、単にオウムの仕様として尖っているだけである。
海賊たちはピートの可愛さ(?)を愛でるわけでもなく、メッセンジャーバードとして、彼を海賊船内で飼っているのだろう。元々の飼い主は、クリスティーナという魔導士。しかし、今の海賊船での世話係はランディーもしくはエルドレッドであるらしき描写が見られる。ピートもエルドレッドの言うことはきちんと聞いている。
襲撃開始前、エルドレッドの肩に乗ったまま、何かの口上のような芝居じみた台詞を得意気に口にし、自分たちがペイン海賊団であるとご丁寧に名乗りをあげた。
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