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③美少女仮面エスポワールとプチットの上に大きな魔方陣が発生し、二人は魔方陣からの雷に狙われた。二人は落雷から素早く逃れ続けた。
「逃れられることは、出来ない!」
雷の数は増えて二人の息が上がってきた。その時、エスポワールプチットを集中攻撃され、左右前後から狙われた。二人もバトンで魔方陣を消そうと魔法を使うが、大きな魔方陣は、びくともしなかった。
エスポワールプチットの頭上に雷が当たりそうになった時、美少女仮面エスポワールは、プチットを飛んで押して、自ら雷に打たれた。
「わぁーぁああ~」
美少女仮面エスポワールは、バタリと倒れた。
「美少女仮面エスポワール、私のために!」
「エスポワールプチット、お前もだ!」
地面から、手が出てきてエスポワールプチットの足首を捕まれた。エスポワールプチットはバトンを地面に刺して、呪文を言って、足首を掴んでいる怪人を地上に出して、そのまま逆立ちをして勢いで怪人を魔方陣に飛ばし、刺したバトンを持つと怪人を爆破した。そして、魔方陣も消えた。美少女仮面エスポワールを見ると、他の怪人によって捕まっていた。
「エスポワールプチット、抵抗したら、美少女仮面エスポワールの命はないそぞ!バトンを置け!」
「ぅう~」
エスポワールプチットは、バトンを前に投げた。すぐに怪人がやって来て、エスポワールプチットの左右のかわいいほほを、張り倒した。
「ぁあ~」
二人の美少女仮面は、十字架に強く縛りつけられた。エスポワールプチットは、意識がしっかりしていたが、美少女仮面エスポワールは、失神したままだ。
「人々よ、見るんだ、おまえたちの希望、エスポワール達は、明日、処刑する」
二人の繋がれた十字架が、夕日に照らされていた。
④処刑される朝となった。魔王デビルは、多くのTVが見ている中、登場した。
プチっとはデビルが出て来た時に問いただした。
「魔王デビル、あなたは世界を制服せきません」
「このチビ何を言う、死ぬのが怖くて抵抗するのか」
「私、プチっとは子どもです、その子どもを虐待する者に付いて行く人間はおりますん」
「はっははは~、力がすべて、必ず、言うことを聞かせるわ!」
「魔王デビル、間違っています。これは、児童虐待、児童福祉法を知らない魔王デビルに付いていく人間などおりません、魔王デビルは、アホですか」
「な、なんだと・・・」
「子どもをこのような扱いをする者は、例え王様であってもだれも信じて付いて行きません、だから、これは、無意味ということです」
「だから、力で言うことを聞かすと言っておろう」
「人間は、頭で理解しないと、その人の言うことを聞くどころか信じないです」
「うるさい! 処刑されるまえにごちゃごちゃと言うでない!!」
「あなたは、何をしたいのですか」
「もちろん、悪の世界にして、私が君臨するのじゃ」
「はははは~、みんなにバカにされますよ、魔王デビル! 児童福祉法、児童虐待もわからない者なんて、だれも相手にしません、かわいそうに、魔王デビルは妄想にふけっていますね、プチットはかわいそうだとおもいます」
「ええい、プチットと、もう、話したくない! 解放しろ! エスポワールだけ処刑する!!」
プチットは、解放されたが、牢に入れられた。
「さあ、美少女仮面エスポワール処刑の時間だ!!」
美少女仮面エスポワールは、まだ、雷に打たれて眠ったままだった。自宅のメインスイッチを切って入れると地上波で意識を取り戻すことができるが、だれもそのことを知らない。
その頃、美少女仮面エスポワールのことを気にしながらも、それよりも、希望お姉ちゃんが姿を現わさないことを心配した健一たちは部屋の前に来ていた。
「希望お姉ちゃん、いるの?心配だからきちゃった」
当然、声は聞こえない。心配のあまり、健一達は悪いことだとは知りながら、部屋で倒れているかもと心配して、窓枠をドライバーで外して中に侵入した。希望は、AIロボットのスイッチも切ってあたので無反応であった。
「ねえ、どこかで倒れているの、希望おねえちゃん~~」
部屋はうす暗かった。そこで、電気のメインスイッチを入れた。すぐに、AIロボットが反応して、3人組を部屋の外に出した。そして、美少女仮面エスポワールは、意識を取り戻せたのだった。
十字架に縛られながらも、いつもの言葉は述べた。
「みんなの夢守るため戦いましょう、美少女仮面エスポワール参上!」
デビルが笑いながら、
「十字架に縛られていて、どうやってたたかうと言うんだ!」
美少女仮面エスポワールは、現状を理解した。でも、プチっとが捕まっていないので安心した。
「美少女仮面エスポワールは、処刑の時間だ!! あの世で、閻魔様に宜しくな」
朝日に照らされて、美少女仮面エスポワールは最後の時を悟った。
「逃れられることは、出来ない!」
雷の数は増えて二人の息が上がってきた。その時、エスポワールプチットを集中攻撃され、左右前後から狙われた。二人もバトンで魔方陣を消そうと魔法を使うが、大きな魔方陣は、びくともしなかった。
エスポワールプチットの頭上に雷が当たりそうになった時、美少女仮面エスポワールは、プチットを飛んで押して、自ら雷に打たれた。
「わぁーぁああ~」
美少女仮面エスポワールは、バタリと倒れた。
「美少女仮面エスポワール、私のために!」
「エスポワールプチット、お前もだ!」
地面から、手が出てきてエスポワールプチットの足首を捕まれた。エスポワールプチットはバトンを地面に刺して、呪文を言って、足首を掴んでいる怪人を地上に出して、そのまま逆立ちをして勢いで怪人を魔方陣に飛ばし、刺したバトンを持つと怪人を爆破した。そして、魔方陣も消えた。美少女仮面エスポワールを見ると、他の怪人によって捕まっていた。
「エスポワールプチット、抵抗したら、美少女仮面エスポワールの命はないそぞ!バトンを置け!」
「ぅう~」
エスポワールプチットは、バトンを前に投げた。すぐに怪人がやって来て、エスポワールプチットの左右のかわいいほほを、張り倒した。
「ぁあ~」
二人の美少女仮面は、十字架に強く縛りつけられた。エスポワールプチットは、意識がしっかりしていたが、美少女仮面エスポワールは、失神したままだ。
「人々よ、見るんだ、おまえたちの希望、エスポワール達は、明日、処刑する」
二人の繋がれた十字架が、夕日に照らされていた。
④処刑される朝となった。魔王デビルは、多くのTVが見ている中、登場した。
プチっとはデビルが出て来た時に問いただした。
「魔王デビル、あなたは世界を制服せきません」
「このチビ何を言う、死ぬのが怖くて抵抗するのか」
「私、プチっとは子どもです、その子どもを虐待する者に付いて行く人間はおりますん」
「はっははは~、力がすべて、必ず、言うことを聞かせるわ!」
「魔王デビル、間違っています。これは、児童虐待、児童福祉法を知らない魔王デビルに付いていく人間などおりません、魔王デビルは、アホですか」
「な、なんだと・・・」
「子どもをこのような扱いをする者は、例え王様であってもだれも信じて付いて行きません、だから、これは、無意味ということです」
「だから、力で言うことを聞かすと言っておろう」
「人間は、頭で理解しないと、その人の言うことを聞くどころか信じないです」
「うるさい! 処刑されるまえにごちゃごちゃと言うでない!!」
「あなたは、何をしたいのですか」
「もちろん、悪の世界にして、私が君臨するのじゃ」
「はははは~、みんなにバカにされますよ、魔王デビル! 児童福祉法、児童虐待もわからない者なんて、だれも相手にしません、かわいそうに、魔王デビルは妄想にふけっていますね、プチットはかわいそうだとおもいます」
「ええい、プチットと、もう、話したくない! 解放しろ! エスポワールだけ処刑する!!」
プチットは、解放されたが、牢に入れられた。
「さあ、美少女仮面エスポワール処刑の時間だ!!」
美少女仮面エスポワールは、まだ、雷に打たれて眠ったままだった。自宅のメインスイッチを切って入れると地上波で意識を取り戻すことができるが、だれもそのことを知らない。
その頃、美少女仮面エスポワールのことを気にしながらも、それよりも、希望お姉ちゃんが姿を現わさないことを心配した健一たちは部屋の前に来ていた。
「希望お姉ちゃん、いるの?心配だからきちゃった」
当然、声は聞こえない。心配のあまり、健一達は悪いことだとは知りながら、部屋で倒れているかもと心配して、窓枠をドライバーで外して中に侵入した。希望は、AIロボットのスイッチも切ってあたので無反応であった。
「ねえ、どこかで倒れているの、希望おねえちゃん~~」
部屋はうす暗かった。そこで、電気のメインスイッチを入れた。すぐに、AIロボットが反応して、3人組を部屋の外に出した。そして、美少女仮面エスポワールは、意識を取り戻せたのだった。
十字架に縛られながらも、いつもの言葉は述べた。
「みんなの夢守るため戦いましょう、美少女仮面エスポワール参上!」
デビルが笑いながら、
「十字架に縛られていて、どうやってたたかうと言うんだ!」
美少女仮面エスポワールは、現状を理解した。でも、プチっとが捕まっていないので安心した。
「美少女仮面エスポワールは、処刑の時間だ!! あの世で、閻魔様に宜しくな」
朝日に照らされて、美少女仮面エスポワールは最後の時を悟った。
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