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③
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③美月は、弘子の家に寄ると部屋に通された。アイドルの写真と小さい時からの翔の陸上の写真が成長していく順に貼ってあった。
まるで、翔の母親のように成長を追いかけていて、弘子の翔への強い思いが感じられた。
「言われた通り、下着を着けないで下にレオタード着てるわよね、レオタードで私のベットに寝て、その薄いタオルケットかけて!」
「美恵、咲恵、あの二人は、いないの?」
「裏切り者、関わりたくないって帰ちゃった!」
1年生の不良生男二人が入ってきた。二人とも見覚えがある。美月が告白されて、断わった相手だ。
「じゃあ、二人とも打ち合わせ通りやって!」
「本当にいいっすか?」
「美月も承諾してるから」
二人は、なんと美月の寝ている左右に寝た。美月は、天井を見て、二人は体を横にして美月を見ている。
美月は、何をされるのか、怖かったが顔には出さなかった。言うことは聞くけど心は負けたくなかったのだ。
「美月、翔を忘れろ!」
「分かったわ!それで、私を今からどうするの、二人が私を襲うの?」
「あいかわらず、気が強いわね、それもおもしろいけど、美月に裸になってもらうの」
「男達のいる所で、辱しめるの」
「二人が左右から、レオタードを首から下に少しずつ剥ぎ取っていくから、全部
脱がされたら、翔を心の中から完全に忘れなさい!」
二人は、首の部分を手で掴んでひっぱりはじめた。美月の肩が出た!もっとも、タオルケットが掛かっているので少しだけしか見えない。
左右の男達は、目がギンギンに輝いている。
腕を抜いていくと、脇が男達には見えた。毛が生えてないか男達はよく見る。しかし、体操をやっている美月は処理済みだった。
レオタードをタオルケットの下で胸の下まで降ろすと、レオタードで潰されていた大きな胸は解放され、薄いタオルケットを持ち上げた。
「あら、美月、大きな山、これで翔を誘惑してたの」
「翔は、見たことないわ」
男達は腰の所までゆっくりと剝いていく。
弘子がタオルケットを体にぴったり巻いた。
「美月、くびれもあって、いいプロポーションしてるわね、さすが、名のある体操選手ね」
「弘子に誉められてもうれしくないわ!」
「あ、そう~、続けて!」
男達は、お尻の下をずり降ろして股間の所でストップした。
「美月、翔を忘れてきたかしら、最後は自分で脱いで私に渡すのよ」
美月は、タオルケットの下で見られないように脱いで弘子に渡した。
弘子は受け取るとポケットからハサミを取り出した。
「待って弘子! それは、前にハサミで切られたものよりも、もっと大事な大会用のレオタードなのよ、やっぱり、返して!」
弘子はニヤニヤしながら、股の所にハサミを合わせた。
「取り返したいなら裸で取りにきなさい!この男達だけでなく、ビデオもセットしてあるから、大勢が美月の素っ裸を見られて鼻血を出すかも」
大事な大会用のレオタードを切られるんだ。それを見ているだけしかできないことが分かって目にいっぱいの涙をためて弘子に懇願した。
「何でも言うことを聞くって言ったんじゃない、だから、私の宝物を壊さないで、お願いします」
「じゃあ、私の大事な宝物の翔とは、美月の方から関わらないように出きるのかしら」
「はい、翔とは話さない、メールもしない、近くに来たらはなれます、弘子の言うこと、何でも聞くからお願いします。その大会用のレオタード返してください」
「男達、帰って、楽しんだでしょ、また、連絡するから」
男達は、未練はあったが、また、弘子からの連絡に期待して帰った。
「美月、私と一緒に寝よう」
弘子は、ハサミを持ったまま、美月の寝ているベッドに入った。そして・・・・・・。
まるで、翔の母親のように成長を追いかけていて、弘子の翔への強い思いが感じられた。
「言われた通り、下着を着けないで下にレオタード着てるわよね、レオタードで私のベットに寝て、その薄いタオルケットかけて!」
「美恵、咲恵、あの二人は、いないの?」
「裏切り者、関わりたくないって帰ちゃった!」
1年生の不良生男二人が入ってきた。二人とも見覚えがある。美月が告白されて、断わった相手だ。
「じゃあ、二人とも打ち合わせ通りやって!」
「本当にいいっすか?」
「美月も承諾してるから」
二人は、なんと美月の寝ている左右に寝た。美月は、天井を見て、二人は体を横にして美月を見ている。
美月は、何をされるのか、怖かったが顔には出さなかった。言うことは聞くけど心は負けたくなかったのだ。
「美月、翔を忘れろ!」
「分かったわ!それで、私を今からどうするの、二人が私を襲うの?」
「あいかわらず、気が強いわね、それもおもしろいけど、美月に裸になってもらうの」
「男達のいる所で、辱しめるの」
「二人が左右から、レオタードを首から下に少しずつ剥ぎ取っていくから、全部
脱がされたら、翔を心の中から完全に忘れなさい!」
二人は、首の部分を手で掴んでひっぱりはじめた。美月の肩が出た!もっとも、タオルケットが掛かっているので少しだけしか見えない。
左右の男達は、目がギンギンに輝いている。
腕を抜いていくと、脇が男達には見えた。毛が生えてないか男達はよく見る。しかし、体操をやっている美月は処理済みだった。
レオタードをタオルケットの下で胸の下まで降ろすと、レオタードで潰されていた大きな胸は解放され、薄いタオルケットを持ち上げた。
「あら、美月、大きな山、これで翔を誘惑してたの」
「翔は、見たことないわ」
男達は腰の所までゆっくりと剝いていく。
弘子がタオルケットを体にぴったり巻いた。
「美月、くびれもあって、いいプロポーションしてるわね、さすが、名のある体操選手ね」
「弘子に誉められてもうれしくないわ!」
「あ、そう~、続けて!」
男達は、お尻の下をずり降ろして股間の所でストップした。
「美月、翔を忘れてきたかしら、最後は自分で脱いで私に渡すのよ」
美月は、タオルケットの下で見られないように脱いで弘子に渡した。
弘子は受け取るとポケットからハサミを取り出した。
「待って弘子! それは、前にハサミで切られたものよりも、もっと大事な大会用のレオタードなのよ、やっぱり、返して!」
弘子はニヤニヤしながら、股の所にハサミを合わせた。
「取り返したいなら裸で取りにきなさい!この男達だけでなく、ビデオもセットしてあるから、大勢が美月の素っ裸を見られて鼻血を出すかも」
大事な大会用のレオタードを切られるんだ。それを見ているだけしかできないことが分かって目にいっぱいの涙をためて弘子に懇願した。
「何でも言うことを聞くって言ったんじゃない、だから、私の宝物を壊さないで、お願いします」
「じゃあ、私の大事な宝物の翔とは、美月の方から関わらないように出きるのかしら」
「はい、翔とは話さない、メールもしない、近くに来たらはなれます、弘子の言うこと、何でも聞くからお願いします。その大会用のレオタード返してください」
「男達、帰って、楽しんだでしょ、また、連絡するから」
男達は、未練はあったが、また、弘子からの連絡に期待して帰った。
「美月、私と一緒に寝よう」
弘子は、ハサミを持ったまま、美月の寝ているベッドに入った。そして・・・・・・。
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