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⑥昨日は、スライムによって快楽を植え付けられていたが、朝は、普通に戻り、葵はいつもの通学路で学校へ向かう。しかし、歩き出すとスライムももぞもぞと動き出した。どうやら、動きや、その動きによって出る熱に反応するみたいだ。動きを少なくするために仕方ないので変身して学校まで飛ぶことにした。

 新体操のリボンで体を巻く。
「メイクメタモルフォーゼ、魔法美少女戦士シャルム!」

  体は宙に浮き、着てる服は消えて裸になるが、周りからは黒い影の人間体に見える。体が回転しながら身に付けていく。インナー、白のワンピース、腰にはベルト、中央に楕円形の金、ロングの金髪、首の前にマントを留めるリボンに金のブローチ、光沢のある深紅のアイマスク、ピンクのマント、ベレー帽からは、ピンクの羽根、白いブーツの上部に金の縁取り、ロング手袋も袖口は金色である。

 いつもの姿であったが、股には王子によって投げられたスライムが割れ目全体についている。変身によって、どうやら活発化してしまったようだ。

「ぁうっ!」

 スライムが小さな突起となって膣に入った。まだ、このぐらいだったら平気だ。魔法美少女戦士シャルムは、学校の屋上まで飛んで片膝を立て、手を左右に降ろし、かっこ良く着地した。

 知性を備え頭の良い魔法美少女戦士シャルムなら、スライムに刺激を与えないように変身して学校の屋上に来るだろうと、王子は先読みをして屋上に隠れていた。変身解除をすれば、魔法美少女戦士シャルムの正体が分かる!

 立ち上がったシャルムを、王子は物陰から見ていると、シャルムロドを持って何か唱えると消えた。

「ああっ~シャルムめ、瞬間移動をしながら変身解除をしたのか、今頃、どこか、人のいない所で制服姿になって、自分の教室に行ってしまったな、でも、股にスライムがあるから、ぎこちない動きをしているのがシャルムだ!」

 葵が教室に入って着席した後、転校生の王性司も校則違反の服装で自分の前にいる者を腕や足でどかしながら、入ってきた。

「王君、その服装、校則違反、今、クラスメイトにしていること、暴力、何度も言ってるわよね、まあ、言葉の意味も分からない無知、おバカさんでは、言っても無駄でしょうけど、でも、迷惑なの!!!」

 クラスで王性司に逆らうのは、生徒会長の水上葵だけだった。特に、今日はきつく注意をし続けた。先日、ヒロインとして正義の心を持つ大切さと勇気を講和した後の質疑応答で、ヒロインのコスチュームや敵にやられた時のことを質問され、嫌だったからだ。

「クソ生意気な人間の女め、痛い目に合わせてやる!」

 王性司は、葵に気付かれないように真後ろに行き、イスの背もたれを前に倒したのだ。普通は、倒れて頭の後頭部を打ってうなってしまうだろう、または、病院いきだ。しかし、新体操をやっている葵は、だれかがイスを後ろに倒したことを察した時、左右の足を広げ、倒れて目の前にきたイスの足を持って、後ろに投げた。見事、王子の顔面に激突し、痛いおもいをしたのは、結果的に王性司だった。

「あら~、ごめんなさい、イスを後ろに倒したから、その仕返しよ、王性司さん、自分でイスを倒して、倒したイスが顔面に当たるなんて、自業自得ね、あっ、頭の悪い王性司さんには、意味、わからないわね」

 王性司は痛いので、鼻を押さえて何も言い返せずに引き返し、保健室に向かった。クラスから、葵の反撃に拍手が起こった。一方の王性司は、水上葵への憎しみが増幅していた。むしろ、魔法美少女戦士シャルムより憎い相手だった。なぜか、いつも、小馬鹿にされ、女なのに負けてしまうのだ。

 王性司が絆創膏を貼って保健室から戻ると葵の所に来ないで、他の女の子のスカートをめくったりして葵の気を引こうとしていた。葵は、モップを持って床が汚れていると言って清掃を始め、王性司が女の子に目がいっている時に足の間にモップを入れて転ばした。

「あっ、ごめんなさい、王性司君の所が汚れていたから」

「このガキ、調子にのりやがって」

 葵を殴ろうとした瞬間、さっと避けて王性司の力の入った拳は、壁に当たった。そして、股を押さえている。葵のモップの柄が当たったのだ。

「また、何か悪いことをしたら、痛いおもいをするから、わかったわね」

 チャイムが鳴って授業開始となった。王性司は、何をしてもうまくいかないので大人しく静かに席に着いた。心の中では、水上葵をいつか・・・・・。

 葵の股間が、ズキン!!!

「先生、お腹痛いのでトイレ行きます」

 動いて熱をもったので股のスライムが暴れ出したのだ。あわてて、女子トイレに駆け込む。スライムが、膣やお尻の穴に入ってきて、抽送をし始めた。葵は、両手で口を押さえ、声がでないようにする。

「ぁあ~止まって、んんあああ~、ぃや~~感じちゃう~~」
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