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第二章 キミと生きる
51.あなたと ⭐︎ ※R18でお願いします。。。
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※ご注意。
短いですが、キス以上の描写が比較的マイルドにぼちぼち具体的に入っております。
若い方、苦手な方、求めてない方は今話は飛ばして頂いても支障はありません。。。平伏←
「……は……っ」
灯りを落とした薄暗い部屋。
ビクリと、全身が自分の身体でないような敏感さに翻弄されながら、初音は首筋や胸元に埋められたジークの頭に触れた。
「ぅっ……ジ、ジーク……っ」
ザラリと舐め上げられる自身の肌は異様なほどに鋭敏で、顔を埋めるジークの余裕のなさを感じる度に、初音の身体の奥底の何かが刺激される。
「…………それはそうとして、こんな服アイラは一体どこから……っ」
はぁっと息を吐き出して、珍しく赤らめて余裕のない顔のジークが、初音の乱れた薄い夜着を眉をひそめて見下ろす。
テロテロの素材でいくらかの光沢がありつつも、大きく開いた胸元とワンピースのスリットから覗く初音の蒸気した肢体が生めかしくて、ジークは今さらながらにゴクリと喉を鳴らした。
「た、多分そう言うお店……を、ひとまず引き継いだ人からだと思うんだけど……」
「……着ている姿、誰かに見られてないだろうな……」
「へ?」
あまりに予想外の言葉に初音の目が点になるも、対するジークは少しムッとして眉を寄せて、赤くなった顔でそっぽを向く。
「……え、やだ、可愛い……っ」
「……俺の言ってることをちゃんと聞いているのか……っ」
思わずきゅんと胸を高鳴らせて目をキラキラさせる初音に、ジークがおぃと目を吊り上げる。
あはと赤い顔で尚も喜んでいる様子の初音に、むむむっと眉をしかめたジークは、そろりとその指先を初音のスリットから覗く太ももへと滑らせた。
「ぅっ……っ!」
ピクリと震えて目を見開き、かちんとその身体を固める初音を、ジークは無言で見下ろす。
そんな指先をつつつと夜着のすそごと移動させると、その隙間から入り込んだ空気を察知した初音は顔を赤らめた。
「…………っ」
そのまま少しへこんだくびれまでをなぞり上げれば、されるがままの初音は瞳を強く瞑って唇を噛むと、顔を逸らせてベッドのシーツを握りしめる。
ドクドクとうるさく鳴り止まない自身の心臓の音を耳元で聞きながら、ジークはその滑らかな感触を手のひらで繰り返し楽しんだ。
「ジー……っ」
うむと塞がれた唇と同時にジークの指先が初音の胸に触れたことに、初音の心臓は飛び上がる。
「んぅ……っ」
眉を寄せて口内を滑る舌先に舌を絡み取られながら、その先端を含めて胸全体に優しく触れられることに思考が麻痺していく。
「……ぅ……っ」
唇から漏れる水音と、初音の押し殺した声だけが部屋に響くことに、両者の思考は更に煽られた。
「う……っ!?」
小さな水音と共にそっと秘部に分け入ってきたジークの指先の感触に、初音が目を見張ってその顔を腕で隠す。
「は……っ、……ぁっ……んぅっ……」
恥ずかしさから押し殺す声が殺せずに小さく呻く真っ赤な初音の顔と耳を、ジークが赤い顔で凝視する。
いつの間にか増やされた異物感にただいいようにされて、潤んだ瞳で初音がジークを見上げれば、余裕のない金の瞳がじっと初音を見返していた。
「は……っ、も、もぅ……あっ!?」
ジークの濡れた指先が初音の敏感な部分を撫で上げたことで、その身体がビクリと震えた。
「ジ、ジーク……っ!!」
「…………できるだけ痛い思いはさせたくないから、ゆっくりでいい」
「や、あっ、ちが……っ」
荒い息遣いで、今までで1番強い刺激に目を見張る初音を観察するように、ジークはその手を止めることはない。
「ふぅ……っ、や……っ」
ビクビクとその身体を震わせる初音の唇をそっと塞ぎ、ジークは舌先を絡ませてその口内を撫で上げる。
「ふ……、ぅっ……んぅっ」
ビクリとその身体を逸らすと、はぁはぁと荒い息を吐いて腕で顔を隠し逸らせる初音の滲んだ涙を、ジークはそっと舌先で拭う。
「……痛かったら遠慮なく言ってくれ」
「いや、あの、痛い……訳ではないんですけどですね……っ」
思わずと変な言葉遣いで、恥ずかしさのあまり泳いだ視線で言葉を返す初音に、ジークはふっと笑う。
言うが否や、ジークはぐいと上衣を脱ぎ捨てたーー。
短いですが、キス以上の描写が比較的マイルドにぼちぼち具体的に入っております。
若い方、苦手な方、求めてない方は今話は飛ばして頂いても支障はありません。。。平伏←
「……は……っ」
灯りを落とした薄暗い部屋。
ビクリと、全身が自分の身体でないような敏感さに翻弄されながら、初音は首筋や胸元に埋められたジークの頭に触れた。
「ぅっ……ジ、ジーク……っ」
ザラリと舐め上げられる自身の肌は異様なほどに鋭敏で、顔を埋めるジークの余裕のなさを感じる度に、初音の身体の奥底の何かが刺激される。
「…………それはそうとして、こんな服アイラは一体どこから……っ」
はぁっと息を吐き出して、珍しく赤らめて余裕のない顔のジークが、初音の乱れた薄い夜着を眉をひそめて見下ろす。
テロテロの素材でいくらかの光沢がありつつも、大きく開いた胸元とワンピースのスリットから覗く初音の蒸気した肢体が生めかしくて、ジークは今さらながらにゴクリと喉を鳴らした。
「た、多分そう言うお店……を、ひとまず引き継いだ人からだと思うんだけど……」
「……着ている姿、誰かに見られてないだろうな……」
「へ?」
あまりに予想外の言葉に初音の目が点になるも、対するジークは少しムッとして眉を寄せて、赤くなった顔でそっぽを向く。
「……え、やだ、可愛い……っ」
「……俺の言ってることをちゃんと聞いているのか……っ」
思わずきゅんと胸を高鳴らせて目をキラキラさせる初音に、ジークがおぃと目を吊り上げる。
あはと赤い顔で尚も喜んでいる様子の初音に、むむむっと眉をしかめたジークは、そろりとその指先を初音のスリットから覗く太ももへと滑らせた。
「ぅっ……っ!」
ピクリと震えて目を見開き、かちんとその身体を固める初音を、ジークは無言で見下ろす。
そんな指先をつつつと夜着のすそごと移動させると、その隙間から入り込んだ空気を察知した初音は顔を赤らめた。
「…………っ」
そのまま少しへこんだくびれまでをなぞり上げれば、されるがままの初音は瞳を強く瞑って唇を噛むと、顔を逸らせてベッドのシーツを握りしめる。
ドクドクとうるさく鳴り止まない自身の心臓の音を耳元で聞きながら、ジークはその滑らかな感触を手のひらで繰り返し楽しんだ。
「ジー……っ」
うむと塞がれた唇と同時にジークの指先が初音の胸に触れたことに、初音の心臓は飛び上がる。
「んぅ……っ」
眉を寄せて口内を滑る舌先に舌を絡み取られながら、その先端を含めて胸全体に優しく触れられることに思考が麻痺していく。
「……ぅ……っ」
唇から漏れる水音と、初音の押し殺した声だけが部屋に響くことに、両者の思考は更に煽られた。
「う……っ!?」
小さな水音と共にそっと秘部に分け入ってきたジークの指先の感触に、初音が目を見張ってその顔を腕で隠す。
「は……っ、……ぁっ……んぅっ……」
恥ずかしさから押し殺す声が殺せずに小さく呻く真っ赤な初音の顔と耳を、ジークが赤い顔で凝視する。
いつの間にか増やされた異物感にただいいようにされて、潤んだ瞳で初音がジークを見上げれば、余裕のない金の瞳がじっと初音を見返していた。
「は……っ、も、もぅ……あっ!?」
ジークの濡れた指先が初音の敏感な部分を撫で上げたことで、その身体がビクリと震えた。
「ジ、ジーク……っ!!」
「…………できるだけ痛い思いはさせたくないから、ゆっくりでいい」
「や、あっ、ちが……っ」
荒い息遣いで、今までで1番強い刺激に目を見張る初音を観察するように、ジークはその手を止めることはない。
「ふぅ……っ、や……っ」
ビクビクとその身体を震わせる初音の唇をそっと塞ぎ、ジークは舌先を絡ませてその口内を撫で上げる。
「ふ……、ぅっ……んぅっ」
ビクリとその身体を逸らすと、はぁはぁと荒い息を吐いて腕で顔を隠し逸らせる初音の滲んだ涙を、ジークはそっと舌先で拭う。
「……痛かったら遠慮なく言ってくれ」
「いや、あの、痛い……訳ではないんですけどですね……っ」
思わずと変な言葉遣いで、恥ずかしさのあまり泳いだ視線で言葉を返す初音に、ジークはふっと笑う。
言うが否や、ジークはぐいと上衣を脱ぎ捨てたーー。
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