惑星屋

直哉

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男の誇りとは大きさではなく気持ちだ

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いやあ。それにしても本当によかったな。
姿が元に戻って。

うむ。長年あの姿でいたからな。
戻ったというより、生まれ変わった気分だ。

それもそうだな、、
まあ、あれだ。これかは遊びたい放題だろその面じゃ。
今度気晴らしに、サービスがすんごい聖女様のとこにも連れてってやるよ。

貴様！！いくら若の恩人の仲間だと言っても、若を邪の道へ連れていこうとするなら容赦せぬぞ。

落ち着け爺や。
サービス？というのがよく分からないが、紫縁殿のような聖女が他にもいるのか。
世は広いのだな。

おいおい。なんだこのピュアっピュアの小僧は。
王子なんて、息をするようにチンコだしてる生き物だろう？

貴様！！若を他の王子と一緒にするでない！
若のピュアこそ我らの癒しであるぞ。

おい。何を言っているさっきからお前たちは

もう。ジョンさん。心が綺麗ってことじゃないですか。あんまり虐めてはだめですよ。

おいおい。気づいてないのか。トオル
そこそこイケメンな童貞っていうキャラで通ってたお前に、かつてないライバルが現れたんだぞ。
顔は、断然向こうの方がイケメンだし。それに変に擦れてないピュアっピュアだぞ。
どっちが人気出るかなんて火を見るより明らかじゃねえか。

な！！！！！
気づかないでおこうとしていたことを言いやがりましたね。
そうですよ。確かにこの王子とはキャラが被ってます。
ええ、心優しき青年という所まで全く同じですよ。

いやいや、自分で言うかね普通。

おいいいい。誰が負けだ！
そもそも勝ち負けじゃないでしょうが！

お、おい。トオル殿。
そ、その。見たところ歳も近いようだ。
よ、よかったら友達とやらになってくれぬだろうか。。

グッ。。男の僕が、こんな初級攻撃に。。

なっ。嫌なのか。
それは失礼した。
確かに元がアレだったのだ。そんなやつと関わりたくないだろう。

！！！
そんなことないです。いや！むしろ友達になってください。僕なんかでよければ

よ、！！よいのか？
初めての友だ、、、、、。

よかったですね。若。
いまの武勇。しかと画面に残しておきましたぞ。
これで、若の成長動画vol.1万5001に、新たな1ページが。。

おい、こいつ大丈夫か？
変態だぞあれわ。

な！！！何を言うか！！
私は断じて変態ではない！
ただ若の成長を見届けたいだけであるぞ。
あわよくば若の初体験の際には、この爺やも同席したい、、、、。

うっわ。きっしょっ
こいつ本物のヤバいやつだ

おいおい。爺や
初体験なら今同席してたではないか。
その、、私の初めての友達づくりに

ぐはっ。
もうダメです。若
可愛すぎます

おい。トオル
諦めはついたか。

はい。ジョンさん。
適う気がしません。。

まあ、なんだ。茶でも一緒に飲むか

はい、、、。

そういえば紫縁は？

ああ、あいつならともじいの飯をかっくらってるよ。

まあ、王子の面を治したんだ。そりゃ腹は減るだろうよ。

ですね、、、、。

若！こっちを向いてください！！

おい、恥ずかしいぞ爺や。
なぜ下着1枚にならないと行けないのだ。

いいからいいから！私しか見ませんから、ほらほ
バコンッ

何晒しとんじゃ我ぃ。
ったく。油断も隙もありゃしねえ。
そんな何でもかんでもジジイの言うこと聞くんじゃねえぞお前も。

む。そうか。これは断っても良かったのか。

はあ。先が思いやられるぜ

それより風呂でも行くか。
ここの風呂は大浴場だからな。

な！風呂！！

おい。どうした。

いや、風呂など久方ぶりに入るのでな。

おいおい。じゃあ今までどうしてたんだ。

うむ。宇宙船では水は貴重であるからな。
みな我慢していた。

なんですと！若！お風呂ですか！私がお背中をお流しに

おーい。だれかこいつを縛っとけ。
きつくだ。亀甲縛りだとこいつを喜ばせるから、ガチのヤツな

それにしても、風呂とは贅沢だな。私は最後でいいから。先に入ってこい

はあ？何言ってんだお前は。
裸の付き合いこそ、友情を深め合うための1つだろうが。

む。そうなのか？
今までは、私の事を気味悪がるものも多かったのでな。
皆が寝静まった後に静かに入っておった。

おいおい。空気重くなるだろう。
まあ、そんなことは忘れろ。
別にお前の元の姿の時でも、俺はなんにも気にならないがな。

お主は優しい男だな。
よし！！では風呂にいこうではないか。

トオルも行くぞ。

はいはい。お湯はともじいが準備してくれてますから、もう行きますか。

流石はともじい。タイミングが完璧だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

はああああ。生き返るう。

ほんとですね。まだ旅立って1日しか経ってないなんて信じられないです。

なんとそなたたちは、旅立ったばっかであったか。
それは本当にすまぬ事をした。

もういいって。
気にすんな。

いや、しかし。

そんなに詫びるならほら。
おれの頭でも洗え

うむ。任された。

おお、なかなか上手いな。

そうであろう。城にいる時は、あのゴワゴワの髪を洗ってたからな。
上手くなるのは当然だ。

よし。トオル殿も洗ってしんぜよう。

ええ。ほんとですか。でもその前に、
逆に僕が王子の洗ってあげますね。

むむ。私のをか？
では、その後は私が洗おう。

はい。

どうですか？痒いところはないですか？？

うむ。大丈夫だ。
人に洗って貰うというのは格別であるな。

ははは。泡が顎について髭みたいになってますよ。

うむ。髭か。それわそれでいいな。

なに男同士でイチャついてんだお前らは。
さっさと流して風呂に入らねえと、風邪ひくぞ。

うむ。そうであるな。
トオル殿。ありがとう。
最後に私がトオル殿を洗ってしんぜよう。

はい。ありがとうございます。

おう。終わったかお前ら。
それじゃあ、100数えたら上がるぞ。
100数えるまでは上がっちゃダメだからな。

もう。子供じゃないんですから。僕達は。

うむ。100数えればいいのか？
1.2.3、、、

ほらみろ。ピュアっ子は数えてるぞ。

くっ。じゃあ僕も数えます！！
1.2.3.4.5.6

よし、100数えたぞ。
上がろうぞ！

おお。そうだなぁ。
お前らの部下たちも入りたいだろうしな。

何から何まですまぬな。

いいいい。マニアについたらこき使うからな。

うむ。任せろ。
私はヒョロヒョロだが、他のものたちは鍛えているからな。

確かにお前はヒョロヒョロだな。
トオルの方があるんじゃねえか、、、、、

ん？どうしたんですか？ジョンさん
そんなまじまじとジョアン王子の下を見つめ、、、、
くっっ。人は、、不公平だ、、、、、

おいおい。随分とご立派な聖剣エクスカリバーを携えてるじゃねえの王子様は。

む。何を言っておるのだ。
聖剣？エクスなんだ？

ジョンさん。
王というのは器だけではなく棒もご立派なんですね。。

まあ、なんだ。
王になるための必要な要素の一つだからな。

なるほど。そーなんですね。
じゃあ納得です。。

おい。お前たちはさっきから何を話しておるのだ。
はやく服を着らねば風を引くぞ？

ああ、そうだな。
うん。大丈夫だトオル。
男はエクスカリバーが全てではない。
気にするな、、、

明らかに気にしている人が何言ってるんですか。

ほほほ。皆様、お召し物でございます。

お、ありがとう。ともじい。

いえ。皆様があがられる頃かと思いましたので。

それと、ジョン様。
男の魅力とは、大きさではなく持続力でございますぞ。
それと硬さでございます。
気にするとこはございません。

そ、そうか。ともじい。
確かに、ともじいの下半身はベルトコンベアだもんな。あんたが1番魅力高いよ。

お褒め頂き光栄でございます。
宜しければお風呂上がりの牛乳なんてどうです？

ああ。気が利くな。頼む

かしこまりました。
ガガガガ。、ウィーーーーン
うぇっえ。、、

はあ、いつ見ても大変そうだな。

いえいえ、そんな事はごさいませんぞ。
さぁどうぞ。

おう。
ごくっごくっごく
ぷはぁ。
うめえなぁ

ほんとにおいしいですよね。

うむ。とても美味しいぞこれは。
皆にも飲ましてやりたい

お任せください。

だ、だがあの人数では牛乳は足りないのではないか？

ご安心くださいませ。
皆様がおかわりされても足りる量ございますので。
毎日でも大丈夫ですぞ。

すごいな。いったいどうなってるのだ

これはともじいの七不思議の1つだからな。
探るだけむだだ。

うむ。そうなのか。。

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