18 / 28
season7(2021~22) 初の同一チーム二年目
Round10~16 韓国はいつも雨のちグゥ?(マラケシュ~ソウル)
しおりを挟む
前回のジャカルタから、マラケシュに移して迎えた第10戦。2戦連続でプレシャスのデザインが使えないのも地味に辛い。その影響は、計り知れないもので決勝でも6位完走が精一杯な位だった。マジでショボいレースになった。
第11戦と第12戦ニューヨーク・シティは、流石に状況改善が急務な感じになって来ているが、ひとまずドーナツを食べて忘れる事にした。そしてプレシャスを復活させて、その甲斐あってか、前者が8位ポイント獲得という何か報われた感じがして嬉しかった。後者は昨日よりも強くなった俺は、最後まで見せ場を作りに作って、7位とファステストラップポイント獲得という苦労が報われた感が半端ない結果になってくれた。表彰台圏外の順位がこんなにも嬉しいのは初の事だ。
第13戦と第14戦ロンドンは、完全にリズムを取り戻した状態で迎える事が出来た。前者が決勝6位完走で意外と見せ場を作りに作って、観客達を大いに沸かせた。後者は、もう無双して最後まで表彰台を譲ること無く3位を死守してゴール。ベルリン以来の表彰台に俺は涙を流した。今までが良過ぎたので、それのツケ回ってきたと考えれば変に気負うことなんて無かった。
第15戦と最終戦は、日本のお隣さんである韓国の首都ソウルでの開催になった。実は、韓国に来た時に母方の父とおばさんの所に行って久しぶりに顔を合わせる事が出来たのが何よりも嬉しかった。ここに来たからには恥ずかしい事なんて出来たもんじゃないと気を引き締めていたが、まさかの雨。しかも辛うじてレース出来るレベルの。決勝なんてそれのおかげで大荒れもいいところ。もう至る所でハイドロやらかして突っ込んだり、自爆したり、多重クラッシュ起きたりと「デストラクションダービー状態」だった。勿論俺も例に漏れずそれの巻き添えを2戦連続で喰らう羽目になった。前者は後ろからのミサイル喰らって、その慣性で前にもミサイルをお見舞いしてしまうという最悪のレースになった。後者はとにかくハイドロ起きないかヒヤヒヤして走ってた時に集中力が切れてしまい、マシンが滑走して壁ドン。幸い怪我は無いものの、痛かったのは事実。クラッシュした際に「…ッ…痛ってぇ…」とボロが出たのも事実だ。前者に関しては、ミサイルを浴びせてしまったチームの元へと謝罪しに行き、その時に「アレは故意では無いの分かってるし、不可抗力だったのも確認出来たよ。アレでどう回避しろと言われても無理なものは無理だからね。でも無事で良かったよ。次も頑張って!」と励まされたりもした。取り敢えず今シーズンは、3度の表彰台を獲得した内の2回は優勝という結果になった。来季はなんと念願の日産ワークスへの移籍が実現!!遂に日の丸を背負って戦える事になった俺は嬉しくてたまらなかった。
第11戦と第12戦ニューヨーク・シティは、流石に状況改善が急務な感じになって来ているが、ひとまずドーナツを食べて忘れる事にした。そしてプレシャスを復活させて、その甲斐あってか、前者が8位ポイント獲得という何か報われた感じがして嬉しかった。後者は昨日よりも強くなった俺は、最後まで見せ場を作りに作って、7位とファステストラップポイント獲得という苦労が報われた感が半端ない結果になってくれた。表彰台圏外の順位がこんなにも嬉しいのは初の事だ。
第13戦と第14戦ロンドンは、完全にリズムを取り戻した状態で迎える事が出来た。前者が決勝6位完走で意外と見せ場を作りに作って、観客達を大いに沸かせた。後者は、もう無双して最後まで表彰台を譲ること無く3位を死守してゴール。ベルリン以来の表彰台に俺は涙を流した。今までが良過ぎたので、それのツケ回ってきたと考えれば変に気負うことなんて無かった。
第15戦と最終戦は、日本のお隣さんである韓国の首都ソウルでの開催になった。実は、韓国に来た時に母方の父とおばさんの所に行って久しぶりに顔を合わせる事が出来たのが何よりも嬉しかった。ここに来たからには恥ずかしい事なんて出来たもんじゃないと気を引き締めていたが、まさかの雨。しかも辛うじてレース出来るレベルの。決勝なんてそれのおかげで大荒れもいいところ。もう至る所でハイドロやらかして突っ込んだり、自爆したり、多重クラッシュ起きたりと「デストラクションダービー状態」だった。勿論俺も例に漏れずそれの巻き添えを2戦連続で喰らう羽目になった。前者は後ろからのミサイル喰らって、その慣性で前にもミサイルをお見舞いしてしまうという最悪のレースになった。後者はとにかくハイドロ起きないかヒヤヒヤして走ってた時に集中力が切れてしまい、マシンが滑走して壁ドン。幸い怪我は無いものの、痛かったのは事実。クラッシュした際に「…ッ…痛ってぇ…」とボロが出たのも事実だ。前者に関しては、ミサイルを浴びせてしまったチームの元へと謝罪しに行き、その時に「アレは故意では無いの分かってるし、不可抗力だったのも確認出来たよ。アレでどう回避しろと言われても無理なものは無理だからね。でも無事で良かったよ。次も頑張って!」と励まされたりもした。取り敢えず今シーズンは、3度の表彰台を獲得した内の2回は優勝という結果になった。来季はなんと念願の日産ワークスへの移籍が実現!!遂に日の丸を背負って戦える事になった俺は嬉しくてたまらなかった。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
第一機動部隊
桑名 裕輝
歴史・時代
突如アメリカ軍陸上攻撃機によって帝都が壊滅的損害を受けた後に宣戦布告を受けた大日本帝国。
祖国のため、そして愛する者のため大日本帝国の精鋭である第一機動部隊が米国太平洋艦隊重要拠点グアムを叩く。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる