FIA FormulaE World Championship Electronic Runner

season4(2018~19) 全てが「第2世代」へ。

Round1~6 まさかの超短期所属！？(ディルイーヤ~三亜)

昨シーズンは、ヴェンチュリーから参戦して結構変則的なシーズンを送ったけど、今シーズンは、エンビジョン・ヴァージンへの移籍が実現。マシンカラーはHUGっと!プリキュアをイメージしたデザインになった。昨シーズンは、何度もキュアエールに励まされまくって走り抜けたから、思い入れが強いキャラである。Gen2の見た目も「ミニ四駆」みたいな見た目でお気に入りだ。こうして迎えた開幕戦は、初開催のサウジアラビア・ディルイーヤ。遂にこれもアラビア半島へと進出。日本に来るのも時間の問題になってきた。あと5~6年もすればやるであろうけど、場所は立地的にもビックサイト付近が最適なんだろうけどね。ディルイーヤは、かなり荒れたレースになった。なんとマヒンドラのローゼンクヴィストが横転して滑走してしまうというクラッシュが発生。結構ヒヤヒヤしたよ。そんな俺は何とか12位で完走。

続く第2戦マラケシュは、何故か歯車が噛み合ってくれてフリー走行から好調なペースで進んでくれた。決勝もダンブロシオとのデッドヒートを演じて2位でフィニッシュして、今シーズン初表彰台を掴み取った。マジで苦労が報われた感が半端ない感じだった。

第3戦サンティアゴは、最後の最後までトップ争いを演じて5位でのフィニッシュ。かなり楽しいレースに俺も思わず笑顔が溢れた。

第4戦メキシコは、ジャガーのピケjrが宙を舞う大クラッシュをしてしまい、赤旗になるという大波乱が起きた。結果は11位完走というなんかショボいレースになってしまった。

第5戦香港は、ヴェンチュリーとアウディ(ヴァージンもアウディ)の一騎打ちを展開して3位を獲得して、今季2度目の表彰台を掴み取った。なんか前があまりにもショボかったのか、かなり大満足なレースになってくれて俺もすごく嬉しかったし、チームの為にも少しでも貢献出来たと自信が持てるレースになってくれた。そんな中、俺の元にとある話が舞い込んできたのであった…。

第6戦は、中国でも北京では無くて、初開催の三亜でのレースになった。なんかこのレースに関してはしょっぱいレースになってしまった。というよりどう足掻いてもこうなるのは目に見えていた。それはレース終盤のことだった。俺は、突然のスローダウンに「マシンがいきなり遅くなったんだけど！？システムも完全にシャットダウン。ごめん、終わったは。」と無線でチームに伝えてマシンを降りた。多分攻めに攻めたのがあだとなってしまい、オーバーヒートでフェイルセーフが作動してシステムシャットダウンを引き起こしたのであろう。だけど90%以上走ってたので14位でレースを終えた。そしてレース後にジャガーの所へとお呼ばれして「ウチのピケとお前さんを交換したい。どうだい？次回から走ってみないか？」というとんでもオファーを頂いてしまい、俺は「分かりました。そのオファー受けましょう。」と快諾して次回からジャガーからのエントリーになった。