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第26話 実家へ挨拶
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実家へ到着。オレの父母は温かく迎えてくれた。麗を。
「おー。べっぴんさんだなぁ」
「ホント。お人形さんみたい」
「ああああの、初めまして。すすす須藤麗と申します」
目の玉がまるでグルグルと回っているよう。
真っ赤な顔をしてガチガチな麗。
「挨拶なんてやだよお。こんなくらーい泰志と付き合ってくれてありがとね~」
「ほんとだよ。ところで泰志はどこ?」
「目の前にいるだろ」
「あー。これが大きくなって~」
「高校の時からかわんねーよ」
「うるさいねぇ。無理やり専門学校に入ってからろくに連絡もよこさない、帰省もしない。やっと来たと思ったら、可愛い子連れちゃって。調子に乗るな!」
「のってねーよ」
「あのあの、タイちゃん? ケンカはダメだよ?」
一同静寂のあと大爆笑。家族の会話が荒っぽいのでケンカかと思ったらしい。
「ふふ。面白いねレイちゃん」
「いえ、スイマセン。ケンカかと思っちゃいまして」
麗を茶の間に上げて歓談。
程なく、母が手料理を出してきた。
カマボコの入った雑煮とお刺身、そして寿司。
麗が刺身が好きだと言っておいたら用意していたらしい。
麗は最初遠慮していたが、いつものようにニャゴニャゴ言いながら食べ出した。
「タイちゃん」
「なに?」
「はい。なーん」
「あーん」
麗はまた寿司の刺身だけ食べて、オレにシャリを食わせてきた。
いつもの感覚。
しかし彼女は気付いた。目の前にオレの両親がいることを。
真っ赤な顔をしてうつむいてしまった。
オレはオレで面白くて仕方がない。
猫かぶりしない、いつもの可愛い麗を見せたかったのだ。
「レイちゃんは、いつもの泰志とそんなに仲がいいの?」
「ああん。失敗した。もう! タイちゃんのバカ! お義父さんとお義母さんにいいとこ見せたかったのに!」
「オレのせいかよ。いいじゃないか。いつものレイで」
両親も微笑んでいる。
一人麗だけパニクっているのがまた愉快で、家族で笑ってしまった。
「もう、もう、もう、レイはぁ、レイはぁ」
「パニクるなよ。なんだよ。どうした?」
「タイちゃんのご両親と仲良くしたいのにぃ。バカなとこ見られちゃったぁ!」
自分でやっといて。愉快で仕方がない。
親たちも同じで、笑っていた。
「父ちゃん、母ちゃん。麗とは結婚の約束をしてるんだよ」
「はははは。そうかい。こんなに可愛らしい子なら大歓迎だよ。母ちゃんは娘が欲しかったんだから」
「おいおい。実の息子目の前にして」
「いいじゃない。須藤さんのご両親にも挨拶に行かないとなぁ」
麗の動きが止まる。
麗にはすでに両親がいない。
「あの。あの、レイにはもう両親ともいないんです。火事で失ってしまって……」
「へー。じゃあどうやって暮らしたの?」
「あの……父方の叔父に引き取られて」
「へぇ。じゃ、親代わり?」
「あの。今は疎遠になってて……」
初めて聞く、麗の火事の後の行く末。
叔父に引き取られたのか……。
でも、ポーチ一つでオレのところに来て、一緒に暮らして──。
麗は下を向いてオレの服の端を握っていた。
それに力がこもっていることがわかる。
これは聞かれたくない過去。
おそらく叔父のところで何かあったのだろう。
オレは親の言葉の流れを止めた。
「でも金がなくて、すぐには結婚出来ない。早く貯めて子どもが出来てもいい基盤を作らないとなぁ」
麗の方を見てみると、小さく頷いていた。
「なんだい。金なんか。父ちゃんと母ちゃんは何のためにいるんだい」
「え?」
「こんなことがあろうかと、少しずつ貯めてたんだよ」
「は、はぁ? いつも金ないって。仕送りしろって言ってたじゃん」
「それは、アンタが自分ではお金貯めれないと思って、代わりに貯めてやろうと思ってたんだよ」
母が立ち上がり、取り出したのは一冊の預金通帳。
中には80万入っていた。
「これ、あんたたちのこれからの生活の足しにしなさい」
「ま、マジかよ。母ちゃん」
「早く孫の顔が見たいもんだねぇ」
「そうだなぁ。母ちゃん」
父と母が顔を見合わせて微笑むと、麗も顔を上げて笑った。
「あの、あの、レイ、たくさん産みます。タイちゃんの子ども。いっぱいの家族を作りたいです!」
「ほんとかい。レイちゃん。泰志が頼りなかったら、いつでも私を頼って来なよ。ここはレイちゃんの第二の家だよ。アンタは私の娘。いいね?」
普通の嫁さんにとっては、社交辞令として微笑んで受け取る言葉かも知れない。
しかし麗は笑顔で。ホントに笑顔でそれを受け取り、泣きながら母の言葉に頷いた。
「はい。お義母さんのこと、ホントのお母さんと思いたいです。嬉しいです。ありがとうございます」
「ふふ。妊娠して里帰りできる場所がないならここに来てよ。一緒に子育てしよう」
「はい! そうさせて頂きます!」
「おいおい、レイ。ウチの母ちゃん、ガサツだし、人使い荒いぞ? 母ちゃん。レイは火事のトラウマで火が使えないんだよ。それで料理が出来ないとかあるんだ。理解してやってくれよ」
「いーよ。いーよ。だったら母ちゃんに料理任せときな。離乳食だって作っちゃうんだから」
「あの、あの。レイも頑張ります」
ウチの両親も、この可愛らしい麗を好きになってくれたようで嬉しかった。
夜は久々に実家のオレの部屋。
そこに母ちゃんが布団を並べてひいてくれた。
実家だから、その日はするまいと思っていたが、深夜に目を覚ますと、オレンジ色の常夜灯の下で裸の麗が甘く腰を振っているのが分かった。
快楽が押し寄せる。麗は狂おしく愛しい顔のまま必死だった。
キシキシと、実家のきしむ音が聞こえる。
「レイ。何してるんだ……?」
見りゃわかるだろう。だが寝ぼけて動けなかったんだ。
わずかに手を動かして、麗の腰を持っていたのだが。
「お義母さんと……お義母さんと子育てする。レイはタイちゃんの赤ちゃん、いっぱい産みたいのぉ」
そう言って甘く動く。もう限界が来ていた。
ましてや眠い。
「レイ……着けてないの?」
麗は無言でうなずき、ラストスパートのように腰を早く揺さぶった。
自分自身でも、両親が貯めていてくれた金のこともあり、麗との子作りに躊躇がなくなっていたこともあった。
何とかなるだろう。その気持ちのまま、麗の望み通りに果ててしまった。
「おー。べっぴんさんだなぁ」
「ホント。お人形さんみたい」
「ああああの、初めまして。すすす須藤麗と申します」
目の玉がまるでグルグルと回っているよう。
真っ赤な顔をしてガチガチな麗。
「挨拶なんてやだよお。こんなくらーい泰志と付き合ってくれてありがとね~」
「ほんとだよ。ところで泰志はどこ?」
「目の前にいるだろ」
「あー。これが大きくなって~」
「高校の時からかわんねーよ」
「うるさいねぇ。無理やり専門学校に入ってからろくに連絡もよこさない、帰省もしない。やっと来たと思ったら、可愛い子連れちゃって。調子に乗るな!」
「のってねーよ」
「あのあの、タイちゃん? ケンカはダメだよ?」
一同静寂のあと大爆笑。家族の会話が荒っぽいのでケンカかと思ったらしい。
「ふふ。面白いねレイちゃん」
「いえ、スイマセン。ケンカかと思っちゃいまして」
麗を茶の間に上げて歓談。
程なく、母が手料理を出してきた。
カマボコの入った雑煮とお刺身、そして寿司。
麗が刺身が好きだと言っておいたら用意していたらしい。
麗は最初遠慮していたが、いつものようにニャゴニャゴ言いながら食べ出した。
「タイちゃん」
「なに?」
「はい。なーん」
「あーん」
麗はまた寿司の刺身だけ食べて、オレにシャリを食わせてきた。
いつもの感覚。
しかし彼女は気付いた。目の前にオレの両親がいることを。
真っ赤な顔をしてうつむいてしまった。
オレはオレで面白くて仕方がない。
猫かぶりしない、いつもの可愛い麗を見せたかったのだ。
「レイちゃんは、いつもの泰志とそんなに仲がいいの?」
「ああん。失敗した。もう! タイちゃんのバカ! お義父さんとお義母さんにいいとこ見せたかったのに!」
「オレのせいかよ。いいじゃないか。いつものレイで」
両親も微笑んでいる。
一人麗だけパニクっているのがまた愉快で、家族で笑ってしまった。
「もう、もう、もう、レイはぁ、レイはぁ」
「パニクるなよ。なんだよ。どうした?」
「タイちゃんのご両親と仲良くしたいのにぃ。バカなとこ見られちゃったぁ!」
自分でやっといて。愉快で仕方がない。
親たちも同じで、笑っていた。
「父ちゃん、母ちゃん。麗とは結婚の約束をしてるんだよ」
「はははは。そうかい。こんなに可愛らしい子なら大歓迎だよ。母ちゃんは娘が欲しかったんだから」
「おいおい。実の息子目の前にして」
「いいじゃない。須藤さんのご両親にも挨拶に行かないとなぁ」
麗の動きが止まる。
麗にはすでに両親がいない。
「あの。あの、レイにはもう両親ともいないんです。火事で失ってしまって……」
「へー。じゃあどうやって暮らしたの?」
「あの……父方の叔父に引き取られて」
「へぇ。じゃ、親代わり?」
「あの。今は疎遠になってて……」
初めて聞く、麗の火事の後の行く末。
叔父に引き取られたのか……。
でも、ポーチ一つでオレのところに来て、一緒に暮らして──。
麗は下を向いてオレの服の端を握っていた。
それに力がこもっていることがわかる。
これは聞かれたくない過去。
おそらく叔父のところで何かあったのだろう。
オレは親の言葉の流れを止めた。
「でも金がなくて、すぐには結婚出来ない。早く貯めて子どもが出来てもいい基盤を作らないとなぁ」
麗の方を見てみると、小さく頷いていた。
「なんだい。金なんか。父ちゃんと母ちゃんは何のためにいるんだい」
「え?」
「こんなことがあろうかと、少しずつ貯めてたんだよ」
「は、はぁ? いつも金ないって。仕送りしろって言ってたじゃん」
「それは、アンタが自分ではお金貯めれないと思って、代わりに貯めてやろうと思ってたんだよ」
母が立ち上がり、取り出したのは一冊の預金通帳。
中には80万入っていた。
「これ、あんたたちのこれからの生活の足しにしなさい」
「ま、マジかよ。母ちゃん」
「早く孫の顔が見たいもんだねぇ」
「そうだなぁ。母ちゃん」
父と母が顔を見合わせて微笑むと、麗も顔を上げて笑った。
「あの、あの、レイ、たくさん産みます。タイちゃんの子ども。いっぱいの家族を作りたいです!」
「ほんとかい。レイちゃん。泰志が頼りなかったら、いつでも私を頼って来なよ。ここはレイちゃんの第二の家だよ。アンタは私の娘。いいね?」
普通の嫁さんにとっては、社交辞令として微笑んで受け取る言葉かも知れない。
しかし麗は笑顔で。ホントに笑顔でそれを受け取り、泣きながら母の言葉に頷いた。
「はい。お義母さんのこと、ホントのお母さんと思いたいです。嬉しいです。ありがとうございます」
「ふふ。妊娠して里帰りできる場所がないならここに来てよ。一緒に子育てしよう」
「はい! そうさせて頂きます!」
「おいおい、レイ。ウチの母ちゃん、ガサツだし、人使い荒いぞ? 母ちゃん。レイは火事のトラウマで火が使えないんだよ。それで料理が出来ないとかあるんだ。理解してやってくれよ」
「いーよ。いーよ。だったら母ちゃんに料理任せときな。離乳食だって作っちゃうんだから」
「あの、あの。レイも頑張ります」
ウチの両親も、この可愛らしい麗を好きになってくれたようで嬉しかった。
夜は久々に実家のオレの部屋。
そこに母ちゃんが布団を並べてひいてくれた。
実家だから、その日はするまいと思っていたが、深夜に目を覚ますと、オレンジ色の常夜灯の下で裸の麗が甘く腰を振っているのが分かった。
快楽が押し寄せる。麗は狂おしく愛しい顔のまま必死だった。
キシキシと、実家のきしむ音が聞こえる。
「レイ。何してるんだ……?」
見りゃわかるだろう。だが寝ぼけて動けなかったんだ。
わずかに手を動かして、麗の腰を持っていたのだが。
「お義母さんと……お義母さんと子育てする。レイはタイちゃんの赤ちゃん、いっぱい産みたいのぉ」
そう言って甘く動く。もう限界が来ていた。
ましてや眠い。
「レイ……着けてないの?」
麗は無言でうなずき、ラストスパートのように腰を早く揺さぶった。
自分自身でも、両親が貯めていてくれた金のこともあり、麗との子作りに躊躇がなくなっていたこともあった。
何とかなるだろう。その気持ちのまま、麗の望み通りに果ててしまった。
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