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 神様、多すぎない?

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 朝起きて教会を楽しみに起きるとお父様は居なかった。なぜ!

「あぁ、おはようございます。旦那様は昼から帰ってこられるらしいですよ。どうしても午前は行かなくてはならないみたいですよ。」

たまたま通りかかったメイドの一人が教えてくれた。
そらそうか。突然教会へ行きたいと言ってもお父様にも仕事があるもんね。


 私は朝食を食べた後、読書をして午前を過ごした。昼食を食べ終えるとお父様が帰ってきた。

「おかえりなさい、お父様。と.....」

何故か後ろに見覚えのある人が二人いた。

「な、なぜ陛下と王妃様が....」

「すまない。昼で帰る理由を話したらついてくると言って仕方なかったのだ。」

「仕方なかったとはなんだ。
ルーナ、久しぶりだな。最近は全然来てくれないではないか。」

「わたくしもいつか娘になる姪を見に来るのはふしぎなことではないと思うのよ。」

王様はともかく王妃様がとんでもないことを言い出した。

「義母上、ルーは王家へは行かないと....」

そうだよ。私は断ったはず。....だよね?

「あら?そうだったかしら?
でもアスは何にも言ってこないわよ?」

「伝わってないのですか.....」

「そうね。でも来てしまったし行きましょう。」

帰ってはくれないらしい....

「お父様、行きましょう。」

「そうだな。」

「「「「「ちょっと待ったー!!!」」」」」

「「「「!!!!」」」」

「私達も行きますよ!」

「えっ....」

「「僕達のお姫様のことなら逃せないしね」」

「暇でよかったよ」

「姉様に何かあったらいけないと思うので僕も行きますよ!」

「子供たちが行くなら私も行くわー」

(えー。めんどくさ!)

ラル兄様とガル兄様、リーゼ姉様、リードも来るらしい。しかもサフィーお母様まで。

うるさいからもう行きたい....

「お父様、もうそろそろ行きましょう。」

「あ、あぁ...そうだな。」


 馬車に乗ってやっと教会に出発できた...

(長かった。というか、なんで教会に馬車三つで行かいと行けないんだろ...)



───三十分後───



 「つきました」

教会についた。が、なんで神官長達が並んでるんだろう。スゴく申し訳ない。

「よくいらしてくださいました。国王陛下ならびに王妃様。ローゼ公爵家の皆さま。
本日はローゼ公爵家のご息女、ルーナ様のお祈りとステータスチェックと伺っております。ではルーナ様はこちらで陛下たちはあちらにいらしてくださいました。」


 案内されるまま教会の中へ入っていった。

「では祈りはこちらでお願いします。」

「ありがとうございます。」



 (私を使わした神達よその姿を見せてください。)

そう目をつぶって願った途端何かに包まれているような感覚になつた。

(何だか暖かい.....神様の力かな)

暖かさに気をとられていたら何か聞こえてきた。

『目を開けて。大丈夫だから。』

言われた通りに目を開けるとそこは白い世界だった。

 上を見ると白くどこまでも続いていそうな空に、地面から今居る場所を囲むように丸い細かな細工のしてある柱がそびえ立っている。地面は細工のしてある石が綺麗に並んでいる。そして前を見ると......

『はぁ~い♪
ルーちゃんいらっしゃーい。』

七人の人?が並んでいた。

「えっと....神様、達?」

『そうよ~。
来てくれてありがとね~。』





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