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ディアリスの話3
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俺があそこを使ったのは顧問の提案からだった。
毎日毎日、恋愛に巻き込まれてうんざりしていた。
俺ははっきりと断っていても、しつこい奴が多すぎる。
気のある素振りなんてした事はないが、無自覚でしているのなら俺にはどうする事も出来ない。
人に優しくするのも、倒れそうな相手を支えるのも、誰にだってそうする。
それがいけない事だというのなら、俺は誰も信用出来ない。
部活動に入らないといけないから、少しの間ちゃんとした部活動に入っていた。
そこで、とある先輩と恋愛の事でトラブルになり、数日で辞めた。
誰もいない部活動がいいけど、そんな部活動があるわけがない。
自分で部活を立ち上げるやる気もない。
その時、前の部活動の顧問が俺の疲れた顔色を見て、空き教室の事を教えてくれた。
保健室という手もあるが、俺があの保健医を信用出来ないのを知っているから、昔は教師の仮眠室だった場所で休むように言われた。
俺の家まで遠いし、家に帰るまで倒れるかもしれないからありがたくそうさせてもらう事にした。
空き教室にはロフトベッドと机しかなくて、長年誰も使っていないみたいだった。
埃まみれの中で眠るのは嫌だから、寝られる程度に掃除してから横になった。
あんなに騒がしかった学園で、こんなに安らげる場所があるなんて知らなかった。
それから疲れたら空き教室のベッドを使わせてもらっていた。
部活動に入らないといけないけど、俺はもう何処にも入るつもりはない。
空き教室を教えてくれた顧問に、半分冗談で「昼寝部作りました」と言ったら、部活動登録してくれた。
一人しかいないし、顧問だっていないのにいいのか?
「フーリンが何処の部活動に入ってもトラブルになりそうだし、部員は適当な奴を書いて顧問は俺が兼任する、年々新しい部活動が出てくるんだからいちいち架空生徒の事を調べないだろ」
顧問はそう言って、俺に部活動申請の紙を渡した。
言う通りに書くだけでいいと言われて、紙に書いていく。
俺がいるだけでトラブルか、なにかしたつもりはないのに問題児のような扱いだ。
顧問の言う通り、申請はすんなりと通って昼寝部が誕生した。
顧問は元々の部活動に集中しているから、滅多に顔を出さない。
昼寝しているだけだから、顧問は必要ないから困りもしない。
部活動だけど、他の部活動の行事には参加しない。
一人しか部員がいない事がバレるし、単純に面倒だからだ。
他の部活動の生徒達は新入生を勧誘するのに必死になって、俺は勧誘なんて一度もしない。
誰も知らない部活動として、ひっそりとしていればそれでいい。
一人で良かったのに、フレンが来たのは一年後だった。
「あのー、ここって魔術研究部ですか?」
誰も来なかった空き教室のドアを開けて入ってきた。
なんでそんな勘違いをしているのか理解出来なかった。
「ここは昼寝部だ」とフレンに言うと、フレンは廊下の方を指差していた。
慌てて廊下の方を見ると、ドアの上の方に札が貼ってあるのに今更気付いた。
昼寝するためだけに利用していたから、そこまで気にしていなかった。
この空き教室は教師の仮眠室としか聞いていない。
その前は、魔術研究部が使っていた部室だったのか。
これ以上フレンのような勘違いした人が来ないように札を外した。
フレンは落ち込んでいたが、魔術を使いたいならいくらでも部活動はある。
そっちの方がちゃんと機能しているから、ここよりいい筈だ。
そう言っても、フレンはこの部活動の事を聞いてきた。
部室に俺しかいないから不思議に思うのは当然か。
言いふらされると面倒だから、今日は皆風邪で休みだと誤魔化した。
それで納得してもらって、二度と会う事はないと思っていた。
なのにフレンという男は魔術研究部を諦めていないのか、しつこかった。
毎日他の部員に会いたいと顔を出してきて、もう風邪や怪我で休んでいるという言い訳が苦しくなっていった。
フレンに言いふらさない事を条件に本当の事を話した。
まだ出会ったばかりで、信用なんてしていない。
だから、フレンも巻き込めば言いふらせなくなると考えた。
そんなに魔術研究部に入りたいなら、やればいい。
ただし、俺は昼寝部のままでいるけどな。
フレン一人だけなら、昼寝の邪魔はしないだろう。
フレンに魔術研究部の部活を貸す事を条件に出した。
最初は驚いていたが、本気でやりたいならやればいい。
フレンは魔術研究部、俺は昼寝部として部活動を始めた。
正式に部活動として昼寝部は登録されている。
表向きは睡眠について学び、疲れを癒すとか適当な理由で無理矢理通したものだ。
そんな部活動を認めない人達が出てくるのは当然だ。
学生会、風紀委員会の奴らがこの部活動を許さず、昼寝部を部活動から消した。
無許可の部活動になってしまい、俺はフレンに別のところに行くように言った。
でも、フレンは再び部活動が出来るように他の人を勧誘したりして頑張ってくれた。
俺のせいでこんな事になったのに、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
学生会も風紀委員会もトラブルになった事がある。
俺が気に入らないからこんな事をするんだろう。
沢山ある部活動の中で、ここだけが目を付けられていた。
俺はただ、好きでもない奴の告白を断っただけなのに…
フレンには悪いが、もう一人増えたら昼寝が出来なくなるから部員を増やすなと言った。
新しい部活動を俺も探さないといけないけど、未だに探していない。
面倒だというのもあるが、他の部活動に入るともっと面倒になる。
俺とフレンは周りの教師達に早く新しい部活動を探せと毎日のように言われていたが聞いていなかった。
顧問は部員が四人になったら顧問を再び引き受けると言っていた。
もういいと思う俺とは真逆でフレンはやる気に溢れていた。
そしてあの日、フレンは部員を一人連れてきた。
嫌だと言ったのに、フレンには全く届いていなかった。
久々に、俺を恋愛目線で話す相手じゃなくて楽だったのに、新しい奴がどんなのか分からない。
これは自信過剰や自意識過剰ではない、今まで生きてきた中での経験だ。
フレンと昔会ったナギだけが、俺が恋愛の目に嫌な気持ちにならずに安らげる場所だった。
その中でもナギは俺の全てを受け入れてくれたから特別な存在だ。
それ以外の奴らなんて、俺には必要ない。
そう思って、新しい部員を見つめて驚いた。
昔のまま大きくなったかのように、その姿は全く変わっていなかった。
久々に口にする名前は、もしかしたら震えていたのかもしれない。
ナギがそこにいる、触れ合える、それだけで嬉しかった。
人に触れる事に拒否反応を起こすからこそ、久々に他人の体温を感じられた。
フレンと一緒にいるのは、嫌な気分にはならないから楽ではあるが触れられる事に抵抗がある。
ナギが、ナギだけが俺の心の中に入ってきたようだ。
まさか魔術研究部……いや、今は部活動ではないから同好会とフレンが言っていたな。
ナギが興味あるとは思わなかったが、ナギならいい。
でも、部活動になるかも分からない場所にナギを巻き込んでいいのか不安になる。
フレンは俺とナギを見て、恋人同士だと勘違いしていた。
そんな風に見えるのか?どういうのが恋人と呼ぶのかは分からない。
恋人ではない、そういう話をした事はない。
今の俺にとって、愛だの恋だのはいらない。
なにがいいのかすら分からない。
毎日毎日、恋愛に巻き込まれてうんざりしていた。
俺ははっきりと断っていても、しつこい奴が多すぎる。
気のある素振りなんてした事はないが、無自覚でしているのなら俺にはどうする事も出来ない。
人に優しくするのも、倒れそうな相手を支えるのも、誰にだってそうする。
それがいけない事だというのなら、俺は誰も信用出来ない。
部活動に入らないといけないから、少しの間ちゃんとした部活動に入っていた。
そこで、とある先輩と恋愛の事でトラブルになり、数日で辞めた。
誰もいない部活動がいいけど、そんな部活動があるわけがない。
自分で部活を立ち上げるやる気もない。
その時、前の部活動の顧問が俺の疲れた顔色を見て、空き教室の事を教えてくれた。
保健室という手もあるが、俺があの保健医を信用出来ないのを知っているから、昔は教師の仮眠室だった場所で休むように言われた。
俺の家まで遠いし、家に帰るまで倒れるかもしれないからありがたくそうさせてもらう事にした。
空き教室にはロフトベッドと机しかなくて、長年誰も使っていないみたいだった。
埃まみれの中で眠るのは嫌だから、寝られる程度に掃除してから横になった。
あんなに騒がしかった学園で、こんなに安らげる場所があるなんて知らなかった。
それから疲れたら空き教室のベッドを使わせてもらっていた。
部活動に入らないといけないけど、俺はもう何処にも入るつもりはない。
空き教室を教えてくれた顧問に、半分冗談で「昼寝部作りました」と言ったら、部活動登録してくれた。
一人しかいないし、顧問だっていないのにいいのか?
「フーリンが何処の部活動に入ってもトラブルになりそうだし、部員は適当な奴を書いて顧問は俺が兼任する、年々新しい部活動が出てくるんだからいちいち架空生徒の事を調べないだろ」
顧問はそう言って、俺に部活動申請の紙を渡した。
言う通りに書くだけでいいと言われて、紙に書いていく。
俺がいるだけでトラブルか、なにかしたつもりはないのに問題児のような扱いだ。
顧問の言う通り、申請はすんなりと通って昼寝部が誕生した。
顧問は元々の部活動に集中しているから、滅多に顔を出さない。
昼寝しているだけだから、顧問は必要ないから困りもしない。
部活動だけど、他の部活動の行事には参加しない。
一人しか部員がいない事がバレるし、単純に面倒だからだ。
他の部活動の生徒達は新入生を勧誘するのに必死になって、俺は勧誘なんて一度もしない。
誰も知らない部活動として、ひっそりとしていればそれでいい。
一人で良かったのに、フレンが来たのは一年後だった。
「あのー、ここって魔術研究部ですか?」
誰も来なかった空き教室のドアを開けて入ってきた。
なんでそんな勘違いをしているのか理解出来なかった。
「ここは昼寝部だ」とフレンに言うと、フレンは廊下の方を指差していた。
慌てて廊下の方を見ると、ドアの上の方に札が貼ってあるのに今更気付いた。
昼寝するためだけに利用していたから、そこまで気にしていなかった。
この空き教室は教師の仮眠室としか聞いていない。
その前は、魔術研究部が使っていた部室だったのか。
これ以上フレンのような勘違いした人が来ないように札を外した。
フレンは落ち込んでいたが、魔術を使いたいならいくらでも部活動はある。
そっちの方がちゃんと機能しているから、ここよりいい筈だ。
そう言っても、フレンはこの部活動の事を聞いてきた。
部室に俺しかいないから不思議に思うのは当然か。
言いふらされると面倒だから、今日は皆風邪で休みだと誤魔化した。
それで納得してもらって、二度と会う事はないと思っていた。
なのにフレンという男は魔術研究部を諦めていないのか、しつこかった。
毎日他の部員に会いたいと顔を出してきて、もう風邪や怪我で休んでいるという言い訳が苦しくなっていった。
フレンに言いふらさない事を条件に本当の事を話した。
まだ出会ったばかりで、信用なんてしていない。
だから、フレンも巻き込めば言いふらせなくなると考えた。
そんなに魔術研究部に入りたいなら、やればいい。
ただし、俺は昼寝部のままでいるけどな。
フレン一人だけなら、昼寝の邪魔はしないだろう。
フレンに魔術研究部の部活を貸す事を条件に出した。
最初は驚いていたが、本気でやりたいならやればいい。
フレンは魔術研究部、俺は昼寝部として部活動を始めた。
正式に部活動として昼寝部は登録されている。
表向きは睡眠について学び、疲れを癒すとか適当な理由で無理矢理通したものだ。
そんな部活動を認めない人達が出てくるのは当然だ。
学生会、風紀委員会の奴らがこの部活動を許さず、昼寝部を部活動から消した。
無許可の部活動になってしまい、俺はフレンに別のところに行くように言った。
でも、フレンは再び部活動が出来るように他の人を勧誘したりして頑張ってくれた。
俺のせいでこんな事になったのに、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
学生会も風紀委員会もトラブルになった事がある。
俺が気に入らないからこんな事をするんだろう。
沢山ある部活動の中で、ここだけが目を付けられていた。
俺はただ、好きでもない奴の告白を断っただけなのに…
フレンには悪いが、もう一人増えたら昼寝が出来なくなるから部員を増やすなと言った。
新しい部活動を俺も探さないといけないけど、未だに探していない。
面倒だというのもあるが、他の部活動に入るともっと面倒になる。
俺とフレンは周りの教師達に早く新しい部活動を探せと毎日のように言われていたが聞いていなかった。
顧問は部員が四人になったら顧問を再び引き受けると言っていた。
もういいと思う俺とは真逆でフレンはやる気に溢れていた。
そしてあの日、フレンは部員を一人連れてきた。
嫌だと言ったのに、フレンには全く届いていなかった。
久々に、俺を恋愛目線で話す相手じゃなくて楽だったのに、新しい奴がどんなのか分からない。
これは自信過剰や自意識過剰ではない、今まで生きてきた中での経験だ。
フレンと昔会ったナギだけが、俺が恋愛の目に嫌な気持ちにならずに安らげる場所だった。
その中でもナギは俺の全てを受け入れてくれたから特別な存在だ。
それ以外の奴らなんて、俺には必要ない。
そう思って、新しい部員を見つめて驚いた。
昔のまま大きくなったかのように、その姿は全く変わっていなかった。
久々に口にする名前は、もしかしたら震えていたのかもしれない。
ナギがそこにいる、触れ合える、それだけで嬉しかった。
人に触れる事に拒否反応を起こすからこそ、久々に他人の体温を感じられた。
フレンと一緒にいるのは、嫌な気分にはならないから楽ではあるが触れられる事に抵抗がある。
ナギが、ナギだけが俺の心の中に入ってきたようだ。
まさか魔術研究部……いや、今は部活動ではないから同好会とフレンが言っていたな。
ナギが興味あるとは思わなかったが、ナギならいい。
でも、部活動になるかも分からない場所にナギを巻き込んでいいのか不安になる。
フレンは俺とナギを見て、恋人同士だと勘違いしていた。
そんな風に見えるのか?どういうのが恋人と呼ぶのかは分からない。
恋人ではない、そういう話をした事はない。
今の俺にとって、愛だの恋だのはいらない。
なにがいいのかすら分からない。
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